JPH065978U - 公営遊技場におけるマークシート式投票カードの記入台兼用カ ードホルダー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マークシート式投票カードを取り入れた公営
遊技場においては、勝ち馬投票券の購入希望者がカード
に各自で記入しなければならないが、その為の記入台が
絶対的に少ない。またそのままで持ち歩いたりするとカ
ードを傷めたり汚したりしやすく、それでは機械が読み
取るのが困難になる。本考案はその両方を解決する。 【構成】 カードよりも一回り大きい厚さ１ミリメート
ルの板にカードを十五枚程度差し込めるように縁を三方
にめぐらせ、残る一辺に小さな穴を開け、そこに紐を通
すことで首からさげられるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、マークシート式投票カードを採用している公営の遊技場に於いて不 足している記入台に代るものである。

【０００２】

【従来の技術】

遊技場に設置されている記入台、もしくは本来別の目的の為に使用されるべき バインダー式の紙挟みを臨時に使用するのみである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

他に先がけてマークシート式投票カードを採用した日本中央競馬会主催の競馬 場及び場外馬券売り場で勝ち馬投票券を購入するためには、来場した市民が各自 で投票カードに記入しなければならないが、そのための記入台が絶対的に不足し ているという点を考慮した。

【０００４】 また、投票カードは直接コンピューターに読み取らせるが、カードが汚れてい たり傷んでいたりすると機械は読み取れないのに、バラのまま手に持って移動し たりするのは煩わしいばかりでなく、そもそもカードを傷めるもとであるという 点も考慮した。

【０００５】 以上のことにより、普通の時でも勝ち馬投票券を買いそこねるおそれがあるの に重賞レースの時のように購入希望者が二倍にも三倍にも増えるときなどは、容 易に購入することがいよいよ難しくなる。本考案は好きな場所で、好きなときに 書き込むことができ、同時にカードの保護もできるパーソナルでハンディな記入 台兼用のカードホルダーを提供するものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

縦９０ミリメートル×横１２７ミリメートル×厚さ１ミリメートルの台に投票 カードを差し込む為の幅３ミリメートルの空間を設けた厚さ１ミリメートル幅５ ミリメートルの縁を、上下および左側にめぐらせ、右側よりカードを差し込める ようにする。右側中央に直径３ミリメートルの穴を開ける。

【０００７】

【実施例】

右側中央に開けた穴に紐を通すことで、不使用時には首から下げることができ 、それによりいつでもハンディでパーソナルな記入台と、何枚か（十五枚程度） の投票カードを傷めることなく持ち運ぶことができる。

【０００８】

【考案の効果】

パドックで馬を見ながら、オッズを見ながら、新聞を見ながら、電車や車の中 でラジオ等をききながら、ベンチに腰掛けながらなど好きな時に好きな場所で書 き込むことができ、順番待ちする必要もないので投票券発売締め切り直前まで情 報収集に専念できる。

【０００９】 １レースにつき何枚も書き込まなければならないとき、すでに書き込んだもの を引き抜くことによって次のカードが準備され、続けてすばやく確実に書き込む ことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案を実物大で示した平面図である。

【図２】本考案を解りやすく示した斜視図である。

【符号の説明】

１ 紐を通すための穴。 ２ 投票カードを差し込むための縁。 ３ 上下の縁の部分と同様に壁がある。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 使用しないときは首から下げることがで
   きるマークシート式投票カードのパーソナル記入台兼カ
   ードホルダー