JPH0539899A - ボンベバルブ用配管接続装置 - Google Patents

ボンベバルブ用配管接続装置

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JPH0539899A
JPH0539899A JP3315450A JP31545091A JPH0539899A JP H0539899 A JPH0539899 A JP H0539899A JP 3315450 A JP3315450 A JP 3315450A JP 31545091 A JP31545091 A JP 31545091A JP H0539899 A JPH0539899 A JP H0539899A
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JP
Japan
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gas
nozzle
wall
fitting
locking
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Application number
JP3315450A
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English (en)
Inventor
Masakatsu Kawahara
雅克 河原
Mitsunori Sakai
光則 酒井
Teruo Hatori
輝夫 羽鳥
Mitsumasa Kagomoto
光正 籠本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Neriki KK
Original Assignee
Neriki KK
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Filing date
Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボンベバルブのノズルにガス充填用配管やガ
ス取出し用配管を長期間にわたって確実に接続する。 【構成】 ボンベバルブ3のノズル9の先端部に、周方
向に所定の間隔を空けて係止壁68を径方向の外側へ突
設し、隣合う係止壁68・68の間に挿通溝67を形成
する。接続金具34のケーシング38の先端部に、上記
の挿通溝67に挿通される複数の凸部分61を設ける。
この凸部分61を、上記の係止壁68よりもノズル奥側
へ突出される被係止壁63と、同上の係止壁68の外周
面よりも径方向の外側へ退入された旋回許容溝64とで
構成する。上記ケーシング38にロック具付き操作具7
1を外嵌し、その操作具71を上記ノズル9側へ弾圧す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガスボンベに固定し
たボンベバルブのノズルにガス充填用配管やガス取出し
用配管を接続する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ボンベバルブではノズルの先端
に接続用ネジ部を設けている。そのノズルにガス充填用
配管やガス取出し用配管を接続するときには、その配管
の先端部に固定した接続金具を上記ノズルにネジ嵌合し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記ネジ接続
構造では、接続又は分離のために接続金具を数回転させ
る必要があるので、その接続又は分離の操作に手間がか
かるという問題がある。上記の問題を解決するため、本
発明者たちは、本出願人の提案に係わる実公昭49−4
3951号公報に記載の技術を利用することを先に考え
た。この技術とは、ガス受入用ノズルの先端の雄ネジ部
に、市販の急速継手のプラグをネジ止め固定し、その急
速継手のソケットをガス充填用金具の先端部に固定した
ものである。
【0004】上記の金具をボンベバルブに接続する時に
は、プラグに対してソケットを軸心方向へ嵌合させてい
く。すると、ソケット側のロック用鋼球がプラグ側の係
止溝にボール係合し、その係合状態がソケット側のスリ
ーブによって自動的に保持される。そして、急速継手に
ガスを供給した状態では、そのガス圧力によってソケッ
トがプラグから分離されようとするが、その分離力を上
記のボール係合によって阻止するのである。
【0005】上記の接続構造は、バルブ側のプラグに金
具側のソケットを軸心方向へ嵌合操作するだけで接続又
は分離でき、その金具を数回転させる必要がないので、
その接続又は分離の操作が容易である点で優れる。しか
し、上記ボール係合は、鋼球が係止溝に点接触する構造
であるため、ガス供給時に受ける面圧が大きい。このた
め、急速継手は、長期間の使用によって鋼球又は係止溝
が次第に塑性変形していき、ついには、ガス圧力による
分離力を受け止めることができなくなる。
【0006】この問題は、ガスボンベの充填圧力が大き
くなるほど、ガス圧力による分離力も大きくなるので、
著しい弊害となって現れる。本発明の目的は、長期間に
わたって確実に使用できる接続装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、配管接続装置を次のように構成した。例
えば、図1から図5、又は図8に示すように、ボンベバ
ルブ3のノズル9の先端部に支持部Aを設けるととも
に、接続金具34の先端部に被支持部Bを設け、上記ノ
ズル9内のノズル流路10の周壁と上記の接続金具34
内の金具流路39の周壁とを保密状に連結し、上記の支
持部Aを、周方向に所定の間隔を空けて径方向の外側へ
突設した係止壁68と、これら隣合う係止壁68・68の
間に形成した挿通溝67とで構成し、上記の被支持部B
を、金具先端側へ突設されて上記の挿通溝67に挿通さ
れる複数の凸部分61と、これら隣合う凸部分61・6
1の間に形成されて上記の係止壁68を受け入れる凹部
分62とで構成し、上記の凸部分61を、前記の係止壁
68よりもノズル奥側へ突出される被係止壁63と、同
上の係止壁68の外周面よりも径方向の外側へ退入させ
た旋回許容溝64とで構成し、上記凹部分62にロック
具77を上記ノズル9に対して進退移動自在に設け、こ
のロック具77を上記ノズル9へ向けて進出させるロッ
ク用バネ78を設けるとともに、同上ロック具77を上
記ロック用バネ78に抗して退入操作する操作具71を
設けた。
【0008】
【作用】上記の配管接続装置は、例えば、図1から図5
に示すように、次のように作用する。ボンベバルブ3に
接続金具34を接続する時には、まず、その接続金具3
4の被係止壁63をノズル9の挿通溝67を通してノズ
ル奥側へ突入させる。すると、ロック具77が係止壁68
に接当して右側へ退入される(図4の二点鎖線図を参
照)。
【0009】次いで、接続金具34を旋回させる。する
と、被係止壁63が係止壁68によって右側から受け止
められるとともに、ロック具77が挿通溝67に対面す
る。これと同時に、そのロック具77がロック用バネ7
8の弾圧力によって挿通溝67内に突入する。これによ
り、接続金具34は、旋回がロックされて、ノズル9か
ら脱落することが防止される。
【0010】ボンベバルブ3のノズル流路10と接続金
具34の金具流路39にガスを供給すると、そのガス圧
力によって接続金具34がノズル9から右向きに分離さ
れようとする。しかし、接続金具34側の複数の被係止
壁63をノズル9側の複数の係止壁68が右側から受け
止めることにより、その接続金具34を接続状態に保持
する。
【0011】上記の接続金具34をボンベバルブ3から
取り外す時には、まず、操作具71を右向き押圧して
(図4中の二点鎖線図を参照)、挿通溝67からロック具
77を抜き取る。この状態で、接続金具34を所定の角
度だけ旋回させて、被係止壁63を挿通溝67を通して
右側へ抜取るのである。
【0012】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成され作用す
ることから次の効果を奏する。ボンベバルブに対して接
続金具を軸心方向へ嵌合すると共にわずかに旋回するだ
けで金具を接続又は分離でき、ネジ嵌合の場合とは異な
り金具を数回転させる必要がないので、その接続又は分
離の操作が容易である。
【0013】ノズル流路及び金具流路から作用するガス
圧力を複数の係止壁と被係止壁との面当たりによって受
け止めるので、ボール係合による点接触とは異なり、面
圧が小さい。このため、上記の両壁は塑性変形が少なく
なり、接続金具を長期間にわたって確実に使用できる。
【0014】さらに、接続金具をボンベバルブに接続す
る時には、金具側のロック具がロック用バネによってバ
ルブ側の挿通溝に係合して、その接続金具の旋回を自動
的にロックするので、金具の接続状態を確実に保持でき
る。
【0015】
【実施例】図1から図5は一実施例を示している。ま
ず、ボンベバルブの構造を図2と図3とで説明する。図
2は縦断面図で、図3は図2のIII−III線矢視図であ
る。
【0016】ガスボンベ1の首部2にボンベバルブ3の
弁箱4の脚部5がネジ止め固定される。その脚部5の下
面5aにガス入口穴6が下向きに開口され、弁箱4の上
寄り部から左向きに突設したガス出口ノズル7にガス出
口穴8が開口される。また、その弁箱4の中間高さ部か
ら右向きに突設したガス受入ノズル9に、ノズル流路で
あるガス受入穴10が開口される。
【0017】なお、上記ガスボンベ1及びボンベバルブ
3は、最高使用圧力が約300kgf/cm2の圧縮ガスを貯蔵可
能に構成してある。また、上記のボンベ首部2に設けた
雄ネジ部2aに保護キャップ(図示せず)を上側からネジ
止め固定することにより、ガスボンベ1の転倒時や他物
の衝突時にボンベバルブ3を保護できるようになってい
る。
【0018】上記ガス入口穴6が、ガス入口路11・止
め弁15の止め弁座12と止め弁室13・ガス出口路1
4を順に介してガス出口穴8に連通される。止め弁室1
3に挿入した止め弁体16は、弁蓋17に挿入した弁棒
18とハンドル車19とからなる開閉操作手段20によ
って止め弁座12に開閉操作される。
【0019】また、前記ガス受入穴は10は、ガス入口
路11の途中部に直交するガス受入路22を介してガス
入口穴6に連通される。このガス受入路22に逆止弁2
3が装着される。即ち、ガス受入路22に保密状に固定
したカセット筒25内に、逆止弁座27と逆止弁室28
とが上記ガス受入穴10に対して直線状に順に設けられ
る。その逆止弁室28は、上記のガス入口路11とガス
受入路22との交差部分に形成されている。上記の逆止
弁室28に装着した逆止弁体30を逆止バネ31によっ
て逆止弁座27に閉弁弾圧してある。上記ガス受入穴1
0の周壁であるガス受入ノズル9には、接続金具である
ガス充填金具34の前端(図2上で左端)の被支持部Bを
係脱自在に支持する支持部Aを設けてある。上記ガス充
填金具34の開弁具35を上記ガス受入穴10を通って
上記の逆止弁体30に対面可能に構成してある。
【0020】上記ボンベバルブ3は次のように作動す
る。ガスボンベ1内にガスを貯蔵した状態では、ハンド
ル車19によって止め弁体16を止め弁座12に閉止接
当させてある。また、ガス入口路11内のガス圧力と逆
止バネ31の弾圧力とによって逆止弁体30が逆止弁座
27に閉止接当することにより、ガス入口路11内のガ
スがガス受入穴10へ漏れ出ることを防止してある。ガ
スボンベ1からのガス取出し時には、ハンドル車19に
よって止め弁体16を止め弁座12から離間させる。す
ると、図2中の二点鎖線矢印で示すように、ガスボンベ
1内のガスが、ガス入口穴6からガス入口路11・止め
弁室13・ガス出口路14とを順に経てガス出口穴8か
ら取り出される。
【0021】次に、前記のガス充填金具34を図1及び
図4と図5で説明する。図1は、上記ボンベバルブ3に
ガス充填金具34を固定した状態を示す縦断面図であ
る。図4は上記ガス充填金具34の別の断面図を示し、
図5は図4のV−V線矢視図である。
【0022】ケーシング38の中心部には、金具流路で
あるガス充填路39が左右へ延びるように形成される。
そのガス充填路39の一端がケーシング周面40のガス
充填穴41に連通され、ガス充填路39の他端がケーシ
ング左端面に開口される。そのガス充填路39の左部分
に設けた係合操作用シリンダ穴43に、係合操作用ピス
トンである筒状の第1ピストン44をOリング製の第1
封止部材45を介して左右方向へ保密移動自在に挿入し
てある。上記の第1ピストン44の右外側に第1駆動室
46を形成するとともに、その第1駆動室46に上記第
1ピストン44を左向きに弾圧する前進バネ47を装着
し、その第1ピストン44の前進移動を止め輪48によ
って阻止してある。
【0023】また、上記の第1ピストン44の左端面に
は、Oリング製の第2封止部材50を嵌着して、その第
2封止部材50を前記ボンベバルブ3のカセット筒25
の封止用外端面25aに封止接当させるように構成して
ある。さらに、図4に示すように、前記の第1封止部材
45の封止用外径寸法Dを上記の第2封止部材50の封
止用外径寸法dよりも大きい値に設定してある。
【0024】上記第1ピストン44の筒孔44a内にロ
ッド状の開弁具35の左部を左右方向へ移動自在に挿入
するとともに、その開弁具35の右部を押えボルト52
及びOリング53とによって上記ケーシング38に左右
方向へ保密移動自在に支持してある。上記の開弁具35
は、上記ケーシング38の右部に固定した空気圧式操作
手段55によって左右方向へ操作される。この操作手段
55は、ケーシング38の右部に固定したシリンダバレ
ル56に第2ピストン57を挿入してなる。その第2ピ
ストン57の右側に第2駆動室58を形成するとともに
第2ピストン57の左側に復帰バネ59を装着してあ
る。その第2ピストン57に開弁具35の右端部をネジ
止め固定してある。
【0025】前記シリンダ穴43の周壁の左部に、前記
ボンベバルブ3の支持部Aに支持される被支持部Bが設
けられる。上記の支持部Aは、前記の図1と図3に示す
ように、ガス受入ノズル9の先端部に形成されており、
周方向に所定の間隔をあけて径方向の外側へ突設した4
つの係止壁68と、これら隣合う係止壁68・68の間
に形成した挿通溝67とで構成される。これら挿通溝6
7及び係止壁68の左側に周溝69を全周にわたって形
成してある。
【0026】上記の被支持部Bは、左向きに突出する4
つのL字状凸部分61と右向きに退入する4つの凹部分
62とを周方向へ交互に設けてなる。そのL字状凸部分
61は、径方向の内側へ突出する被係止壁63と、径方
向の外側へ退入する旋回許容溝64とを左右に連ねて構
成してある。
【0027】前記ケーシング周面40には、係合ロック
用の筒状操作具71が、2つのガイドピン72及びガイ
ド溝73を介して、左右方向へ摺動自在に外嵌される。
上記の操作筒71の左部から2つのロック具77が前記
ケーシング凹部分62に嵌入する位置へ突設される。こ
のロック具77をロック用バネ78によってケーシング
38から左向きに弾圧してある。上記ケーシング凹部分
62には、ロック具77の右向き移動を許容する退入溝
79を設けてある。
【0028】上記のガス充填金具34は、ガスボンベ1
へのガス充填作業時に次のように使用される。ガス充填
に先立って、ガス充填金具34をガスボンベ1のガス受
入ノズル9に連結する。即ち、図1に示すように、ケー
シング38の被係止壁63をガス受入ノズル9の挿通溝
67に挿通して周溝69内に突入させると、図4の二点
鎖線図に示すように操作具71及びロック具77が係止
壁68によって右側へ退入される。
【0029】次いで、ケーシング38を約45度だけ旋
回させると、被係止壁63が係止壁68によって右側か
ら受け止められるとともに、ロック具77が挿通溝67
に対面する。これと同時に、そのロック具77がロック
用バネ78の弾圧力によって挿通溝67内に突入する。
これにより、ケーシング38の旋回がロックされて、ガ
ス充填金具34がノズル9から脱落することを防止でき
る。
【0030】次に、ガスボンベ1へのガス充填作業を図
1で説明する。まず、操作手段55の第2駆動室58へ
圧縮空気を供給する。すると、第2ピストン57を介し
て開弁具35が左向きに駆動されて、その開弁具35が
ガスボンベ1内の残圧と逆止バネ31の弾圧力とに抗し
て逆止弁体30を逆止弁座27から離間させる。する
と、ボンベ1内の残ガスが、ガス入口路11及びガス受
入路22とガス充填金具34のガス充填路39とを経て
ガス充填穴41から排出される。引き続いて、ガス充填
金具34のガス充填穴41から真空引き作業を行う。す
ると、ガスボンベ1内に残留している不純ガスが上記と
同じ経路で排出される。
【0031】その後、ガス充填金具34のガス充填穴4
1からガス充填路39へフレッシュガスを供給してい
く。すると、第1封止部材45の封止用外径寸法Dに対
応する受圧力と第2封止部材50の封止用外径寸法dに
対応する受圧力との差力によって、第1ピストン44が
左向きに押圧され、その第1ピストン44が第2封止部
材50を介してカセット筒25の封止用外端面25aに
封止接当する。そして、ガス充填路39に流入してきた
フレッシュガスは、逆止弁室28からガス入口路11を
経てガスボンベ1へ充填される。
【0032】上記ガス充填が終了すると、第2駆動室5
8から圧縮空気を排出する。すると、復帰バネ59によっ
て開弁具35が後退し、逆止弁体30が逆止バネ31に
よって閉弁する。この状態でガス充填路39内のガスを
充填穴41から逃して、ガスボンベ1からガス充填金具
34を取り外すのである。
【0033】上記の取外し操作は次のようになされる。
まず、図4中の二点鎖線図に示すように操作具71の操
作部分81を右向き押圧して、挿通溝67からロック具
77を抜き取る。この状態で、ケーシング38を約45
度だけ旋回させ、被係止壁63を挿通溝67を通して右
側へ抜取るのである。
【0034】上記構成のボンベバルブ用接続装置は次の
長所を備える。バルブ3のノズル9とガス充填金具34
との接続構造は、係止壁68の外形寸法や左右の幅寸法
及びその係止壁68の設置数などを組み合せることによ
って、多種の接続形状を選択することが可能となる。こ
のため、ガスボンベ1に貯蔵するガスの種類に応じて接
続形状を変更でき、誤って異種のガスを充填したり取出
したりすることをに防止できる。
【0035】また、ボンベバルブ3にガス充填金具34
を保密状に接続するにあたり、ガス受入ノズル9の封止
用外端面25aに第1ピストン44の先端面を軸心方向
へ接当させるだけでよいので、周面嵌合式シール構造の
場合と比べると接続操作時の封止部材50の傷みが起こ
りにくい。
【0036】さらに、フレッシュガスの充填前には、前
進バネ47の弾圧力によって第1ピストン44を介して
第2封止部材50をボンベバルブ3の外端面25aに押
圧するとともに、その前進バネ47の弾圧力によって第
1ピストン44を介してケーシング38の取付け姿勢を
真っすぐに保持できるので、ガス充填時の初期シールが
良好である。
【0037】図6と図7とは、それぞれ、ボンベバルブ
の変形例を示し、前記の図2のバルブを次のように変更
したものである。なお、これらの変形例では、上記の第
1実施例と同じ構成の部材には同一の符号を付けてあ
る。
【0038】図6のボンベバルブでは、止め弁体16と
弁棒18とハンドル車19とを横向きに設けるとともに
ガス出口穴8も横向きに設け、ガス受入穴10及びガス
受入路22を上向きに設けてある。これにより、ガスボ
ンベ及びボンベバルブ3の中心軸に沿ってガス充填金具
を接続でき、その接続操作を自動化することが容易とな
る。
【0039】図7のボンベバルブでは、ガス受入路22
をガス入口路11と直交状に貫通させて、ガス受入路2
2の左開口端側から逆止弁体30と逆止バネ31とバネ
受け99を順に挿入してある。符号8はガス出口穴であ
る。逆止弁室28は、ガス入口路11とガス受入路22
との交差部分に形成してある。
【0040】図8は、配管接続装置の変形例を示してい
る。なお、この変形例においても、前記の図1と同じ構
成の部材には同一の符号を付けてある。ボンベバルブ3
は、上記の図7のものと同様に構成してある。また、ケ
ーシング38の左端部に封止筒42をネジ止め固定し、
その封止筒42の外周面に装着した封止部材50をガス
受入穴10の内周面に封止接当させてある。上記のよう
にボンベバルブ3側の封止面をノズル9の内部に設けた
ので、ガスボンベを手荒く扱った場合でもボンベバルブ
3側の封止面が傷むのを防止でき、その封止寿命を長期
間にわたって良好に保てる。
【0041】なお、係止壁68や被係止壁63の設置数
は、4つに限定されるものではなく、2つ以上であればよ
い。また、本発明に係わる接続金具は、ボンベバルブの
ノズルに着脱するものであればよく、ガス出口ノズル7
に着脱することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボンベバルブにガス充填金具を接続した状態を
示す縦断面図である。
【図2】上記ボンベバルブの縦断面図である。
【図3】図2のIII−III線矢視図である。
【図4】上記ガス充填金具の別の断面を示す図である。
【図5】図4のV−V線矢視図である。
【図6】ボンベバルブの変形例を示し、図2に相当する
図である。
【図7】ボンベバルブの別の変形例を示し、図2に相当
する図である。
【図8】配管接続装置の変形例を示し、図1に相当する
図である。
【符号の説明】
3…ボンベバルブ、9…ノズル(ガス受入ノズル)、10
…ノズル流路(ガス受入穴)、34…接続金具(ガス充填
金具)、39…金具流路(ガス充填路)、61…凸部分、
62…凹部分、63…被係止壁、64…旋回許容溝、6
7…挿通溝、68…係止壁、71…操作具、77…ロッ
ク具、78…ロック用バネ、A…支持部、B…被支持
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 籠本 光正 兵庫県尼崎市下坂部4丁目6番1号 株式 会社ネリキ内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボンベバルブ(3)のノズル(9)の先端部
    に支持部(A)を設けるとともに、接続金具(34)の先端
    部に被支持部(B)を設け、上記ノズル(9)内のノズル流
    路(10)の周壁と上記の接続金具(34)内の金具流路
    (39)の周壁とを保密状に連結した、ボンベバルブ用配
    管接続装置において、上記の支持部(A)を、周方向に所
    定の間隔を空けて径方向の外側へ突設した係止壁(68)
    と、これら隣合う係止壁(68)(68)の間に形成した挿
    通溝(67)とで構成し、 上記の被支持部(B)を、金具先端側へ突設されて上記の
    挿通溝(67)に挿通される複数の凸部分(61)と、これ
    ら隣合う凸部分(61)(61)の間に形成されて上記の係
    止壁(68)を受け入れる凹部分(62)とで構成し、 上記の凸部分(61)を、前記の係止壁(68)よりもノズ
    ル奥側へ突出される被係止壁(63)と、同上の係止壁
    (68)の外周面よりも径方向の外側へ退入させた旋回許
    容溝(64)とで構成し、 上記の凹部分(62)にロック具(77)を上記ノズル(9)
    に対して進退移動自在に設け、このロック具(77)を上
    記ノズル(9)へ向けて進出させるロック用バネ(78)を
    設けるとともに、同上ロック具(77)を上記ロック用バ
    ネ(78)に抗して退入操作する操作具(71)を設けた、
    ことを特徴とするボンベバルブ用配管接続装置。
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