JPH0539787A - 冷凍装置 - Google Patents
冷凍装置Info
- Publication number
- JPH0539787A JPH0539787A JP3193872A JP19387291A JPH0539787A JP H0539787 A JPH0539787 A JP H0539787A JP 3193872 A JP3193872 A JP 3193872A JP 19387291 A JP19387291 A JP 19387291A JP H0539787 A JPH0539787 A JP H0539787A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- scroll
- pressure
- crankshaft
- closed container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】冷凍機,空調機での冷凍装置に関する発明で油
分離器を用いた場合で冷凍容量を少なくすることなく安
定した給油を具現化する。 【構成】吐出圧力と背圧室の圧力差により摺動部へ給油
するスクロール圧縮機において油分離器で分離した油を
給油管30により回転軸端に導き、軸端面にシール部材
27,28を設けて安定給油する。 【効果】吸入ガスの過熱がなく冷凍容量の低下を防ぎ、
温度上昇をおさえることができる。また一つの配管で複
数台の圧縮機を運転することが可能になる。
分離器を用いた場合で冷凍容量を少なくすることなく安
定した給油を具現化する。 【構成】吐出圧力と背圧室の圧力差により摺動部へ給油
するスクロール圧縮機において油分離器で分離した油を
給油管30により回転軸端に導き、軸端面にシール部材
27,28を設けて安定給油する。 【効果】吸入ガスの過熱がなく冷凍容量の低下を防ぎ、
温度上昇をおさえることができる。また一つの配管で複
数台の圧縮機を運転することが可能になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビル空調用と配管長等が
長く、油上り量を少なくおさえるため圧縮機の吐出側に
油分離器を設けた場合の冷凍装置にかかわる。
長く、油上り量を少なくおさえるため圧縮機の吐出側に
油分離器を設けた場合の冷凍装置にかかわる。
【0002】
【従来の技術】従来は例えば特開昭62−52855 号のよう
に吐出側に油分離器を設けた場合、分離器より分離した
油を吸入管へ戻していたため、高圧の油中に溶解してい
る冷媒が吸入され、冷凍容量が減少したり温度が上昇し
たりする問題があった。
に吐出側に油分離器を設けた場合、分離器より分離した
油を吸入管へ戻していたため、高圧の油中に溶解してい
る冷媒が吸入され、冷凍容量が減少したり温度が上昇し
たりする問題があった。
【0003】また同一サイクルで複数台の圧縮機を並列
に運転する場合には各々の圧縮機の油面を確保するため
均油管を設ける等特別の配慮が必要になっていた。
に運転する場合には各々の圧縮機の油面を確保するため
均油管を設ける等特別の配慮が必要になっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】油分離器で分離した高
圧の油を冷凍容量の低下や、温度上昇が発生しないよう
に圧縮機に戻す方式に関わる。また本方式により1つの
サイクルで圧縮機を安定して並列運転を可能にする。
圧の油を冷凍容量の低下や、温度上昇が発生しないよう
に圧縮機に戻す方式に関わる。また本方式により1つの
サイクルで圧縮機を安定して並列運転を可能にする。
【0005】
【課題を解決するための手段】ケーシング内を高圧にし
て、旋回スクロールの背面を背圧室とし吐出側の高圧と
背圧室の圧力との圧力差でクランク軸内の油通路を介し
て摺動部へ給油する構造で油分離器の油だめから圧縮機
のクランク軸端部へ給油管を導入し、この給油管と回転
するクランク軸端部との間にシール部材を介在させて、
ケーシング内の吐出ガスと、給油管内の油とをシールし
て、分離器で分離された油をクランク軸内の油通路へ油
を安定して給油する。
て、旋回スクロールの背面を背圧室とし吐出側の高圧と
背圧室の圧力との圧力差でクランク軸内の油通路を介し
て摺動部へ給油する構造で油分離器の油だめから圧縮機
のクランク軸端部へ給油管を導入し、この給油管と回転
するクランク軸端部との間にシール部材を介在させて、
ケーシング内の吐出ガスと、給油管内の油とをシールし
て、分離器で分離された油をクランク軸内の油通路へ油
を安定して給油する。
【0006】
【作用】圧縮機から吐出されたガスはケーシング内に吐
出された後、油分離器へ導かれ、ガスと油に分離する。
この油を圧縮機のクランク軸端部に導き、軸受,摺動部
等へ給油する。
出された後、油分離器へ導かれ、ガスと油に分離する。
この油を圧縮機のクランク軸端部に導き、軸受,摺動部
等へ給油する。
【0007】ケージング内の圧力とこの給油する油の圧
力は配管損分だけ、油の圧力が低いため、その接合部の
シール部材により、ケーシング内のガスを油へ混入しな
いようにでき安定した給油が可能となる。
力は配管損分だけ、油の圧力が低いため、その接合部の
シール部材により、ケーシング内のガスを油へ混入しな
いようにでき安定した給油が可能となる。
【0008】
【実施例】図1は本実施例を採用した全体の冷凍サイク
ルの構成図を示す。スクロール圧縮機1より吐出された
ガスは吐出配管8より油分離器2に吐出され、ここで分
離された油は給油配管9により圧縮機へ戻され、一方吐
出ガスは凝縮器3,減圧機構4,蒸発器5,アキューム
レータ6をへて吸入配管7より圧縮機1に戻される。
ルの構成図を示す。スクロール圧縮機1より吐出された
ガスは吐出配管8より油分離器2に吐出され、ここで分
離された油は給油配管9により圧縮機へ戻され、一方吐
出ガスは凝縮器3,減圧機構4,蒸発器5,アキューム
レータ6をへて吸入配管7より圧縮機1に戻される。
【0009】図2は本実施例のスクロール圧縮機断面図
を示す。
を示す。
【0010】圧縮機構部は上部に電動機は下部に構成さ
れ、圧縮機構部は固定スクロール11と旋回スクロール
13とで形成され、各々鏡板部とこれに直立したインボ
リュート曲線あるいはこれに近似の曲線に形成されたラ
ップ14,12とからなりその中心部に吐出口23,外
周部に吸入口22を備えている。フレーム16は中央部
に軸受18,20を形成しこの軸受部に回転軸17が支
承され、回転軸先端の偏心軸は旋回スクロールの旋回軸
受19に挿入されている。またフレーム16には固定ス
クロール11が複数本のボルトによって固定され、旋回
スクロール13はオルダムリング15によってフレーム
16に支承され、固定スクロール11に対して自転しな
いで旋回運動するように形成されている。
れ、圧縮機構部は固定スクロール11と旋回スクロール
13とで形成され、各々鏡板部とこれに直立したインボ
リュート曲線あるいはこれに近似の曲線に形成されたラ
ップ14,12とからなりその中心部に吐出口23,外
周部に吸入口22を備えている。フレーム16は中央部
に軸受18,20を形成しこの軸受部に回転軸17が支
承され、回転軸先端の偏心軸は旋回スクロールの旋回軸
受19に挿入されている。またフレーム16には固定ス
クロール11が複数本のボルトによって固定され、旋回
スクロール13はオルダムリング15によってフレーム
16に支承され、固定スクロール11に対して自転しな
いで旋回運動するように形成されている。
【0011】回転軸17には下部にロータ25aを一体
に連設しており、軸内に給油通路32を形成している。
に連設しており、軸内に給油通路32を形成している。
【0012】軸端にはシール部材a26が取付けられ回
転軸と一体に回転し、一方その端面にシール部材b27
がバネ29により押圧され、支持板31により、支持さ
れた給油管30との間にOリングによりチャンバ内空間
とシールされて弾性的に支持されている。
転軸と一体に回転し、一方その端面にシール部材b27
がバネ29により押圧され、支持板31により、支持さ
れた給油管30との間にOリングによりチャンバ内空間
とシールされて弾性的に支持されている。
【0013】給油管30の先端はシール部材a26の内
径空間にギャップをもたせて挿入されている。給油管3
0の他端は油分離器に接続された給油配管8に接続され
ている。
径空間にギャップをもたせて挿入されている。給油管3
0の他端は油分離器に接続された給油配管8に接続され
ている。
【0014】旋回スクロールの背面空間は吐出圧力より
も低い背圧室となっており油分離器で油離した油はその
圧力と背圧室の圧力の差圧により給油配管8,給油管3
0,シール部材a26,給油通路32をへて軸受18,
20,19へ給油した後圧縮室へ導入される。
も低い背圧室となっており油分離器で油離した油はその
圧力と背圧室の圧力の差圧により給油配管8,給油管3
0,シール部材a26,給油通路32をへて軸受18,
20,19へ給油した後圧縮室へ導入される。
【0015】一方、ガスは吸入管21より吸入後圧縮さ
れ、吐出口23よりチャンバ内に吐出され、吐出通路2
4を通り、電動機26の周囲をへ、吐出管23よりサイ
クルへ吐出される。
れ、吐出口23よりチャンバ内に吐出され、吐出通路2
4を通り、電動機26の周囲をへ、吐出管23よりサイ
クルへ吐出される。
【0016】シール部材のチャンバ内圧力と油の圧力は
各々油分離器への吐出配管および給油配管での圧力損失
分だけ圧力差がつくがOリング28とシール部材b27
のシールによりガスが油通路へ漏洩することはない。
各々油分離器への吐出配管および給油配管での圧力損失
分だけ圧力差がつくがOリング28とシール部材b27
のシールによりガスが油通路へ漏洩することはない。
【0017】図3は別の実施例で、回転軸端に、径方向
にフレキシブルにした弾性給油管37を固着せして他の
一端の外周を微少ギャップをもたせてシール部材38,
39に挿入されている。
にフレキシブルにした弾性給油管37を固着せして他の
一端の外周を微少ギャップをもたせてシール部材38,
39に挿入されている。
【0018】シール部材a38は支持板31に固定さ
れ、その内周にシール部材b39を圧入し、弾性給油管
37の外周とで給油通路を回転シールしている。給油管
30はシール部材aの一端にOリングで弾性シールして
いる。
れ、その内周にシール部材b39を圧入し、弾性給油管
37の外周とで給油通路を回転シールしている。給油管
30はシール部材aの一端にOリングで弾性シールして
いる。
【0019】図4は別の実施例で回転軸20をシール部
材40,41まで延長せしめシール部材b41の内周と
で直接回転シールするもので、シール部材を正確に軸心
に組立てられることにより可能となる。
材40,41まで延長せしめシール部材b41の内周と
で直接回転シールするもので、シール部材を正確に軸心
に組立てられることにより可能となる。
【0020】なおこれらの実施例は縦形構造で示したが
横形でも同様適用できるものである。
横形でも同様適用できるものである。
【0021】
【発明の効果】(1)油分離器の油を吸入側に戻さず摺
動部へ給油した後圧縮室へ戻するで冷凍容量が低下しな
い。
動部へ給油した後圧縮室へ戻するで冷凍容量が低下しな
い。
【0022】(2)温度上昇が少ない。
【0023】(3)圧縮機を複数台1つの配管で並行に
運転しても安定して給油が可能となる。
運転しても安定して給油が可能となる。
【図1】本実施例の冷凍サイクルを示す図である。
【図2】本実施例の断面構造図である。
【図3】本実施例の断面構造図である。
【図4】本実施例の断面構造図である。
1…スクロール圧縮機、11…固定スクロール、13…
旋回スクロール、16…フレーム、17…クランク軸、
25…電動機、34,35,36…チャンバ。
旋回スクロール、16…フレーム、17…クランク軸、
25…電動機、34,35,36…チャンバ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尼田 敦士 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所清水工場内 (72)発明者 今村 浩幸 静岡県清水市村松390番地 日立清水エン ジニアリング株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】鏡板と、この鏡板に直立しているうず巻き
状のラップからなる旋回スクロールおよび固定スクロー
ルを有し、両スクロールを互にラップを内側に向けて組
み合わせ、各々のラップと鏡板により形成される空間が
スクロールの中心方向に移動するに従って、その容積を
減少するように両スクロールの相対運動を行なうスクロ
ール圧縮機構を有し、当該圧縮機構を構成する機器を密
閉状の容器内に納めるとともに密閉容器内を吐出口に連
通して密閉容器内圧力を吐出圧力に維持する一方、旋回
スクロールの反ラップ側の背圧室を逮閉容器内と圧力的
に遮断された状態にし、通常運転時は背圧室の圧力を吐
出圧力よりも少なくし、その差圧を利用し、クランク軸
内の油通路を介して、旋回軸受、主軸受に給油するスク
ロール圧縮機において、油分離器で分離した油を給油管
を密閉容器内のクランク軸端面に導びきシール部材を介
して、クランク軸給油通路に接続し、軸受部へ給油して
なることを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項2】密閉容器外より導入した給油管と接続した
導入管をクランク軸の給油通路内にギャップをもたせて
挿入し、当該導入管の外周にリング状のシール板を設
け、シール板と導入管とはOリング等でシールし、シー
ル板の端面とシャフト端面とを弾性体で押圧しシールす
るシール部材を用いたことを特徴とする請求項1記載の
冷凍装置。 - 【請求項3】クランク軸端面の外周に微少ギャップをも
たせて、組込まれた円筒カップ状のシールキャップをフ
レーム,ステータ、又は密閉容器に固定し、シールキャ
ップ端面に密閉容器外より導入した給油管と接続し、当
該シールキャップ内周面とシャフト外周又はシャフトに
直結した回転部材の外周とでシールするシール部材を用
いたことを特徴とする請求項1記載の冷凍装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3193872A JPH0539787A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3193872A JPH0539787A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 冷凍装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0539787A true JPH0539787A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=16315157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3193872A Pending JPH0539787A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 冷凍装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0539787A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10035227B2 (en) | 2013-04-15 | 2018-07-31 | Pascal Engineering Corporation | Positioning device |
-
1991
- 1991-08-02 JP JP3193872A patent/JPH0539787A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10035227B2 (en) | 2013-04-15 | 2018-07-31 | Pascal Engineering Corporation | Positioning device |
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