JPH0539655U - 空調装置のフイルタ - Google Patents

空調装置のフイルタ

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JPH0539655U
JPH0539655U JP097788U JP9778891U JPH0539655U JP H0539655 U JPH0539655 U JP H0539655U JP 097788 U JP097788 U JP 097788U JP 9778891 U JP9778891 U JP 9778891U JP H0539655 U JPH0539655 U JP H0539655U
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JP
Japan
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filter
dust collecting
collecting electrode
air conditioner
air
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Withdrawn
Application number
JP097788U
Other languages
English (en)
Inventor
富士夫 松本
Original Assignee
三菱自動車工業株式会社
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Publication date
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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Electrostatic Separation (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両用空調装置の電気集塵式フィルタの集塵
性能を向上させる。 【構成】 電気集塵式フィルタ10において、角形枠体
12の中央に集塵電極11が設置され、集塵電極11の
四方と角形枠体12との間に、ハニカム状活性炭または
触媒層14をそなえた略三角形の消臭フィルタ15が配
設されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、とくに車両用空調装置のフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用空調装置においては、エバポレータの外形が4角形であるためそれを収 納するケースの断面も4角形に構成されているが、同ケース内に設置する電気集 塵式角形フィルタの集塵電極は特公昭43ー29789号公報に記載されている ように渦巻状に巻回されていて、外形の四方が弧状となっている。 このため、従来の電気集塵式角形フィルタは集塵電極の四方の空間が壁で仕切 られていて、フィルタの四隅で空気の流通が悪く、集塵性能を十分に発揮するこ とが難しいと共に、壁の部分に霜がつきやすい不具合があり、また、角形フィル タの四隅を開けておけば空気が集塵電極を通らずに四隅を素通りして、やはり集 塵性能が低下する欠点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、電気集塵式フィルタにおいて集塵電極が設けられていない隅部にも 集塵機能を発揮させようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本考案にかかる空調装置のフィルタは、エバポレー タケース内に配置され、同エバポレータケースのほぼ中央に設置される集塵電極 と同集塵電極の四方の少なくともいずれかの空間をうめるように配設された略三 角形の消臭フィルタとを有している。
【0005】
【作用】
すなわち、集塵電極の四方の少なくともいずれかの空間に配設された消臭フィ ルタが、調温空気から臭気物質を吸着、または、酸化あるいは還元して消臭する ので、集塵電極による電気集塵と相まって調温空気を一層清浄化することができ 、全体としてのフィルタ効率を容易に上げることができる。
【0006】
【実施例】
以下、図面に示す本考案の実施例について具体的に説明する。 車両の空調装置1において、ドア2及びドア3が開閉されてブロワ4の駆動に より吸入された内気または外気が、図2のようにエバポレータケース5内に出し 入れ自由に配置されたフィルタケース6のイオン化機7を通るとき、空気中に含 まれているダスト、花粉、煤煙、煙草の煙等の微粒子がイオン化機7のコロナ放 電によって帯電する。
【0007】 一方、フィルタケース6に下流側からはめ込まれた角形フィルタ10は、渦巻 状に巻回された集塵電極11が角形枠体12の中央部分に設置され、集塵電極1 1の外周面と角形枠体12の四隅との間の空間をうめるように、それぞれ略三角 形の枠13にハニカム状活性炭、または触媒層14が収容された消臭フィルタ1 5が配設されて、フィルタケース6の流路面積いっぱいに配置されている。
【0008】 従って、集塵電極11を流過する空気中の帯電微粒子は集塵電極11に吸着さ れると共に、消臭フィルタ15を流過する空気中からは上記帯電微粒子より粒径 が小さく集塵電極11では吸着できない臭気物質が消臭フィルタ15の活性炭に 吸着され、または触媒により酸化あるいは還元されるので、吸入空気は清浄な空 気となってエバポレータ16へ流入し、さらに下流のヒータ17、もしくは、こ れをバイパスする図示しない流路を通り、エバポレータ16及びまたはヒータ1 7により適当な温度に調節されて車内に供給される。
【0009】 上記のように、角形フィルタ10は角形枠体12内をうめる集塵電極11及び 消臭フィルタ15によって、それら全体を流過する車室内調温空気からそれぞれ 異なった性質の汚染物質を除去するので、車室内の空気を量的にも質的にも効果 的に清浄化することができる。 なお、上記実施例では角形枠体12の四隅にそれぞれ消臭フィルタ15を配設 しているが、エバポレータケース5内の形状、その他の状況に応じて消臭フィル タ15の数を適宜減少させても、それに対応した作用効果がえられるのはいうま でもない。
【0010】
【考案の効果】
本考案にかかる空調装置のフィルタにおいては、集塵電極の四方の少なくとも いずれかの空間に配設された消臭フィルタが調温空気から臭気物質を除去するこ とにより、集塵電極による電気集塵と相まって調温空気を一層効果的に清浄化す ることができ、全体としてのフィルタ効率を容易に上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例における概略縦断面図。
【図2】上記実施例の要部分解斜視図。
【図3】上記実施例の要部拡大斜視図。
【符号の説明】 1 空調装置 5 エバポレータケース 6 フィルタケース 7 イオン化機 10 フィルタ 11 集塵電極 12 四角形枠体 14 ハニカム状活性炭 15 消臭フィルタ 16 エバポレータ 17 ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F24F 1/00 C 6803−3L

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エバポレータケース内に配置され、同エ
    バポレータケースのほぼ中央に設置される集塵電極と同
    集塵電極の四方の少なくともいずれかの空間をうめるよ
    うに配設された略三角形の消臭フィルタとを有する空調
    装置のフィルタ。
JP097788U 1991-11-01 1991-11-01 空調装置のフイルタ Withdrawn JPH0539655U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006305436A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Koken Ltd ガス吸着用フィルタ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006305436A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Koken Ltd ガス吸着用フィルタ
JP4510690B2 (ja) * 2005-04-27 2010-07-28 興研株式会社 ガス吸着用フィルタ

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