JPH0539589Y2 - - Google Patents

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JPH0539589Y2
JPH0539589Y2 JP1985073051U JP7305185U JPH0539589Y2 JP H0539589 Y2 JPH0539589 Y2 JP H0539589Y2 JP 1985073051 U JP1985073051 U JP 1985073051U JP 7305185 U JP7305185 U JP 7305185U JP H0539589 Y2 JPH0539589 Y2 JP H0539589Y2
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detent
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は電気計器等の端子取付構造に関する
ものである。
〔従来の技術〕
この種の端子取付構造として縁形指示電気計器
を例として第7図(特開昭55−83809号公報参照)
に示すものであつた。
図において、50はケース、60は端子部、6
3は接続端子、64は端子止めナツトである。5
1は前記ケース50に設けた前記端子部60の回
り止め用穴、52は前記端子部60を取付けるた
めの取付穴、14は前記ケース50の開口部、2
5は前記端子部60に設けた縁形計器に入力を与
えるための導線を固定および接続に要すねじ部、
61は前記ケース50に設けた前記回り止め穴6
1と同一形状をし、前記回り止め穴61にはめ込
まれて前記端子部60の回り止め効果を得る端子
本体、62は前記端子部60を前記ケース50へ
固定する端子取付ねじである。65は前記ケース
50の開口部14を塞ぐ上面カバーである。
次に端子部60の取付方法について説明する。
前記端子部60は端子取付ねじ62側を前記ケー
ス50の回り止め穴51側から前記ケース50の
端子取付穴52へ取付け、この時前記端子部60
の端子本体61を前記ケース50の回り止め穴5
1にはめ込み、前記端部60の端子取付ねじ62
へ前記接続端子63を取付け、前記端子止めナツ
ト64を用いて前記端子部60を固定する。その
後、計器内部での組立、調整作業等が完了後、前
記上面カバー65を取付け、前記ケース50の開
口部14を塞ぐ。
なお前述の通り、この種の電気計器等の端子取
付構造において、回り止めは必らず設けなければ
ならない。仮りに回り止めを設けない状態で端子
を固定したならば、前記導線等の固定において、
前記端子の締付トルク以上のトルクで固定しよう
とした時、前記端子が回動する。この状態では前
記導線の固定が難しいうえに、前記端子と計器内
部の電気回路とを接ぐ導線がねじれ、その後導線
が切断されることがあるため前記端子取付構造に
は回り止めが必要である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の電気計器等の端子取付構造は以上のよう
に構成されているが、この種のケース50は合成
樹脂による成形加工品を用いることが多く、第7
図に示すケース50は、上面を開口部14とした
箱状になるので、前記ケース50の回り止め穴5
1および取付穴62の方向は、前記ケース50の
開口部14とは異なる。このため、前記成形金型
において、金型の抜き方向を2方向のみで製作す
ることができず、前記ケース50の回り止め穴5
1と取付穴52部はスライドコアを用いた特殊な
成形方法になるほど成形金型が複雑となる点およ
び前記端子部60に端子取付ねじ62のねじ加工
を要する点、また端子部60の固定に前記接続端
子63および端子止めナツト64を必要とする点
など高価になるという問題があつた。
また、この種の端子は前記ケースの成形時にケ
ース自体へ埋込んで成形し、抜け止めおよび回り
止め効果を得る方法もある。しかし、前記方法に
おいても成形時に異種の端子を埋め込む等特殊な
方法となり、高価になることは免れない。
この考案は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、端子部の取付ねじのねじ加工
および端子取付ナツトを必要とせず、端子部を保
持できる端子構造を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る電子計器等の端子取付構造は、
端子部に断面、正方形状の回り止め部と、前記回
り止め部の前後に隣接して前記回り止め部の1辺
の長さ以下の断面、円形状の抜け止め部とを備え
た端子部と、前記端子部を保持するケースに前記
端子部の回り止め部と同一の正方形状の回り止め
用溝と、前記回り止め用溝の前後に隣接して、前
記正方形状の溝の1辺の長さ以下の幅で前記ケー
スの開口部と反対側が半円のU字状抜け止め用溝
を設け、前記ケースの回り止め用溝に前記端子部
の回り止め部が位置するように、前記端子部を取
付け、上面カバーを前記ケースの開口部側に取付
け、前記ケースの開口部を塞ぐとともに前記端子
部を保持したものである。
〔作用〕
この考案における端子部は、正方形状の回り止
め部と、前記回り止め部より小さくした抜け止め
部を構成し、ケースは開口部と同一方向に前記端
子部と同一形状の回り止め用溝と前記回り止め用
溝に隣接して前後に前記端子部の抜け止め部を保
持する抜け止め用溝を設け、前記回り止め用溝、
抜け止め用溝部へ前記端子部が保持される。
〔実施例〕
以下この考案の一実施例を電気計器の一種であ
る縁形指示電気計器を例に第1図から第5図につ
いて説明する。第1図は端子取付を示す分解斜視
図、第2図は端子部を取付けた機器の背面斜視
図、第3図から第5図は端子部をケースに取付け
た状態の各断面図を示すが、特に第3図に端子部
を長手方向に断面した図、第4図は回り止め部を
示す断面図、第5図は抜け止め部を示す断面図で
ある。
図において、1はこの考案の一実施例のケース
で、特に端子取付付近のみを示す。2はこの考案
の一実施例の端子部、3は端子部2の脱落防止を
兼ねた上面カバーである。
前記端子部2の21は断面、正方形状の回り止
め部、22a,22bは前記回り止め部21の前
後に隣接して設けた断面円形状の抜け止め部、2
4は縁形計器の内部回路と前記端子部2とを電気
的に接続する接続ピン、23は縁形計器に入力を
与えるための導線と電気的に接触する接触面、2
5は前記導線を前記端子部2へ固定するためのね
じ部である。なお前記端子部2は、多角形の金属
棒(銅または黄銅)を切削加工し、一体物として
構成している。
前記ケース1の14は前記ケース1の開口部、
11は前記開口部14と同一方向に開口し、前記
端子部2の回り止め部21と同一形状の断面正方
形状の回り止め用溝、12a,12bは前記回り
止め用溝11の前後に隣接して、前記ケース1の
開口部14と同一方向に開口し、前記回り止め用
溝11の一辺の長さ以下の幅15a,15bで前
記開口部14の反対側に半円13a,13bを持
つU字状の抜け止め用溝であり、前記回り止め用
溝11および抜け止め用溝12a,12bはケー
ス1を形成するための金型の抜き方向と同一の抜
き方向で形成されている。上面カバー3の31は
前記端子部2の端子部の回り止め部21の上面に
接合し保持する平滑面である。
第2図の26は前記導線の固定用端子ねじ、4
3は前記上面カバー3を固定する上面カバー取付
ねじである。なお、41は縁形指示電気計器の前
面カバー、42は透明カバー、44は前面カバー
41の取付ねじである。
次に端子部2の取付けを第3図から第5図につ
いて説明する。第3図に示す通り、端子部2の回
り止め部21とケース1の回り止め用溝11およ
び前記端子部2の回り止め部21の前後の抜け止
め部22a,22bとケース1の抜け止め用溝1
2a,12bとが合致するように、前記端子部2
を前記ケース1に取付ける。また、第4図、第5
図に示す通り前記端子部2の上面に上面カバー3
を取付け、前記端子部2が前記ケース1から脱落
することを防止している。
以上のように取付けられた端子部は第4図に示
す通り、端子部2の回り止め部21とケース1の
回り止め用溝11は同一形状で正方形のため端子
部2は前述の導線を前記端子ねじ26で固定する
際回動することはない(第4図参照)。また、端
子部2の抜け止め部22a,22bは回り止め部
21の一辺の長さ以下であり、またケース1の抜
け止め用溝12a,12bの幅15a,15bも
前記回り止め用溝11の一辺の長さ以下であるた
め、前記端子部2は接触面23側および接続ピン
24側いずれから押しても前記ケース1から抜け
ることはない(第5図参照)。
なお上記実施例では、端子部2の回り止め部2
1の形状を正方形として示したが、例えば第6図
に示す六角状のもの、または長方形状のものでも
よく、要はケース1と組合せて回り止めの効果を
得るものならば何でもよい。
また、端子部2の抜け止め部22a,22bの
形状を円形として示したが、前記回り止め部21
の形状と同一としてもよく、また円形を含む異形
としてもよい。これは端子部2の抜け止めを目的
とするので、要は前記回り止め部21の1辺の長
さ以下つまり断面積が小さければよい。
また前記接続導線の固定方法を実施例では、端
子部2側をめねじとしたが、前記参照公報(特開
昭55−83809号公報)に示された端子部側をおね
じとし、ナツトを用いて接続導線を固定する方法
の端子であつても、上記実施例の端子取付構造に
することは可能であり、前述の方法の端子も前述
の端子取付構造とすれば当然含まれる。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、端子部2に回
り止め部21と抜け止め部22a,22bを構成
し、また端子部2の保持側のケース1も前記端子
部2と同一形状の溝等を開口部14と同一方向に
設けて端子部2を保持するように構成したので、
端子部2は端子本体の固定用のねじ加工が不要に
なる点、またケース1の開口部14と抜き方向が
異なる端子取付穴62、回り止め穴51がなくな
る点、また端子部固定用の取付ケツト64等が不
要となる点更にこの考案によれば、上面カバーの
平滑面を端子部の回り止め部の上面に当接して保
持するので、上面カバーの構造が簡素化される。
また本考案の対象である縁形指示計器は、計器の
中では特殊品で生産数量が少ない。したがつて部
品数が少なく、また部品加工が容易であるものが
要求されるが、本考案の端子部およびケース、上
面カバーはこのような少数生産に適し、取付けも
極めて簡単である。など安価で信頼性の高い端子
部が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による端子取付構
造を示す分解斜視図、第2図はこの考案の一実施
例による端子を取付けた縁形指示電気計器の背面
斜視図、第3図はこの考案の一実施例による端子
取付状態を示す断面図、第4図はこの考案の一実
施例による端子の回り止め部の断面図、第5図は
この考案の一実施例による端子の抜け止め部の断
面図、第6図はこの考案の他の実施例による断面
六角形状の端子回り止め部の断面図、第7図は従
来の端子取付構造を示す分解斜視図である。 図において、1はケース、2は端子部、3は上
面カバー、11は回り止め用溝、12a,12b
は抜け止め用溝、13a,13bは半円状部、1
4は開口部、21は端子回り止め部、22a,2
2bは端子抜け止め部、23は端子接続面であ
る。尚、図中同一符号は同一または相当部分を示
す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 導線との接触面部と、多角形状の回り止め部
    と、この回り止め部の前後に回り止め部より小
    径の断面円形状の抜け止め部とを備えた端子
    部、上面を開口部とし、前記端子部の回り止め
    部と同一形状であつて回り止め部が嵌接して収
    容される回り止め用溝と、この回り止め用溝の
    前後に回り止め部の溝より小径の幅を有し前記
    開口部と反対側を前記端子部の抜け止め部と同
    一形状としたU字状に形成した抜け止め用溝と
    を備えたケース、及び前記ケースに対応する面
    を平滑面とした上面カバーを備え、前記端子部
    を前記ケースの溝に嵌め込み、端子部の回り止
    め部の上面に前記上面カバーの平滑面を当接し
    保持したことを特徴とする端子取付構造。 (2) 前記回り止め部の形状を断面六角形としたこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の端子取付構造。 (3) 前記回り止め部の形状を断面長方形としたこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の端子取付構造。
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