JPH0539541U - 浴用マツサージ器 - Google Patents
浴用マツサージ器Info
- Publication number
- JPH0539541U JPH0539541U JP9805291U JP9805291U JPH0539541U JP H0539541 U JPH0539541 U JP H0539541U JP 9805291 U JP9805291 U JP 9805291U JP 9805291 U JP9805291 U JP 9805291U JP H0539541 U JPH0539541 U JP H0539541U
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- Japan
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- massager
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- bath
- bathtub
- massage
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 浴槽内で使用される浴用マッサージ器の浴槽
への取り付け形態改良することにより、首、肩、背中、
腰などの必要とする身体部位を入浴姿勢のままでマッサ
ージできるようにし、併わせてマッサージ器および浴槽
の清掃を容易化する。 【構成】 マッサージ器本体1と、マッサージ器本体
1を浴槽Tに取り付けるための上下に長い取付具2とを
備えている。取付具2は複数個の吸盤28を介して浴槽
Tに取り外し可能に取り付けられる。この取付具2に対
してマッサージ器本体1を上下位置変更自在に取り付け
る。
への取り付け形態改良することにより、首、肩、背中、
腰などの必要とする身体部位を入浴姿勢のままでマッサ
ージできるようにし、併わせてマッサージ器および浴槽
の清掃を容易化する。 【構成】 マッサージ器本体1と、マッサージ器本体
1を浴槽Tに取り付けるための上下に長い取付具2とを
備えている。取付具2は複数個の吸盤28を介して浴槽
Tに取り外し可能に取り付けられる。この取付具2に対
してマッサージ器本体1を上下位置変更自在に取り付け
る。
Description
【0001】
この考案は浴槽内に浸漬した状態で使用する浴用マッサージ器に関し、浴槽へ のマッサージ器の取り付け形態に改良を加えたものである。
【0002】
この考案に係るマッサージ器の基本形態は実公昭61−15878号公報の携 帯用マッサージ器に公知である。さらに、浴槽内に浸漬した状態で使用するマッ サージ器は実開昭50−26688号公報や、実公平3−183号公報に公知で ある。これらは、マッサージ器を定置状態で使用するが、浴槽に対して着脱でき る形態のマッサージ具が別に実開昭58−64332号公報に公知である。この マッサージ具はモータ駆動方式のマッサージ具ではないが、浴槽の上部周縁に掛 け止められる鉤形の一対の側枠を有し、両側枠間に遊転自在なマッサージボール を多段状に設けたものである。
【0003】
上記の従来装置では、マッサージ器あるいはマッサージ具を浴槽内に定置して 使用する。そのため、使用者はマッサージユニットの位置に合わせて身体を当て がう必要があり、使い勝手が悪い。さらに首や肩などのマッサージを行えず、施 療部位が限られる。 とくに、マッサージ器を浴槽に定置固定する形態では、マッサージ器が長時間 浸漬状態のまま放置されるため、マッサージの必要がない場合に入浴の邪魔にな り、湯あか等も付着しやすい。衛生的な状態を維持するには、頻繁に清掃を行う 必要があるが、浴槽に取り付けた状態のままでは簡単に洗浄できない。
【0004】 本考案の目的は、マッサージ器の浴槽に対する取り付け形態を改良することに より、上記の問題点を一掃して使い勝手を良くし、日常の維持管理も容易になる 浴用のマッサージ器を得るにある。
【0005】
本考案の浴用マッサージ器は、マッサージ器本体1と、マッサージ器本体1を 浴槽Tに取り付けるための上下に長い取付具2とを備えていること、取付具2は 複数個の吸盤28を介して浴槽Tに取り外し可能に取り付けられていること、こ の取付具2に対してマッサージ器本体1が上下位置変更自在に取り付けてあるこ とを要件とする。 さらに具体的には、マッサージ器本体1の外面に掛止部29が突設されており 、この掛止部29と係合してマッサージ器本体1を支持する受具26が、取付具 2側に上下多段状に設けられており、さらに取付具2に、上下に長い左右一対の ガイド枠32が設けられており、両ガイド枠32でマッサージ器本体1を上下動 自在に案内支持する。
【0006】
マッサージ器本体1は上下に長い取付具2を介して浴槽Tに間接的に取り付け 、そのうえでマッサージ器本体1を取付具2に対して上下位置変更自在に取り付 けるので、マッサージしたい身体部位に応じた高さ位置にマッサージ器本体1を 移動させることができる。マッサージの必要がない場合には、マッサージ器本体 1を取付具2から外し、あるいは取付具2ごと浴槽Tから取り外して浴槽外へ移 すことができる。
【0007】
本考案のマッサージ器では、浴槽Tに対するマッサージ器本体1の上下方向の 取り付け位置を変更できるので、マッサージ部位に合わせてマッサージ器本体1 を上下移動させて自然な入浴姿勢でマッサージを行え、首や肩などの高い身体部 位でも入浴した状態のままでマッサージを行えるなど、全体としてマッサージ器 の使い勝手を向上できる。
【0008】 浴槽Tに対して取付具2は取り外し自在であるから、必要に応じてマッサージ 器の全体ないしはマッサージ器本体1を浴槽Tから取り外せる。従って、マッサ ージの必要がない場合には、マッサージ器本体1および取付具2を浴槽外へ移し て、これらが入浴の邪魔になることを解消できる。さらに、浴槽Tから取り外し てマッサージ器本体1の清掃を容易に行うことができる。必要があれば、浴室以 外の居室でマッサージ器を使用することもできる。
【0009】
(第1実施例) 図1ないし図6はこの考案に係る浴用マッサージ器の第1実施例を示す。 図1において本案マッサージ器は、マッサージ器本体1と、マッサージ器本体 1を浴槽Tに取り付けるための取付具2と、浴室外に設置される電源ボックス( 図示略)などからなる。 図3および図4において、マッサージ器本体1は銀杏葉形の外装ケース3の内 部に、モータ4と減速機構5とを収容し、減速機構5の左右一対の出力軸6・6 にそれぞれ傾斜旋回軸7・7を介してマッサージボール8・8を装着する。外装 ケース3の外周面の左右には、手持ち使用に備えて一対のハンドル9・9を設け る。マッサージボール8は釣鐘状に形成した硬質プラスチック成形品である。
【0010】 減速機構5は、密封されたギヤボックス11の内部中央に、モータ4の出力軸 に直結されたウォーム軸12を配置し、ウォーム軸12と噛み合う一対のウォー ムギヤ13・13をその左右に配置し、ウォームギヤ13・13を前記出力軸6 ・6を介して回転可能にギヤボックス11で支持する。 図4に示すように、傾斜旋回軸7は出力軸6に対して斜めに取り付けてあり、 その先端のボール継手14を介してマッサージボール8を支持している。左右の 出力軸6・6は互いに逆向きに回転駆動される。出力軸6が回転すると、ボール 継手14の中心は出力軸6を中心として円弧運動を行い、これにマッサージボー ル8が同行移動する。
【0011】 外装ケース1は前後に分割されたシェル状の前ケース3aと後ケース3bを蓋 合わせ状に接合して形成する。前ケース3aの前壁には、前記マッサージボール 8をケース外へ露出させるためのボール窓15が左右に長い長円状に開口してあ る(図5参照)。このボール窓15を内側に含む状態で外装ケース3の内面に内 周壁16を設け、これで外装ケース3の内部に機室17を区画することにより、 その内部にモータ4および減速機構5を収容する。内周壁16は後ケース3bと 一体に形成されており、前ケース3aと協同して後述するシール体23を挟み固 定する。
【0012】 上記ボール窓15を塞ぎ、併わせてマッサージボール8へのタオル等の巻き込 みを防ぐために保護カバー20をボール窓15にケース内方から装着する。保護 カバー20はシリコンゴムを素材とするゴム成形品であり、その上部寄りにボー ル窓15から外面に膨出する主カバー部22を設け、周縁に沿ってシール体23 を一体に設けたものである。図4に示すように主カバー部22はマッサージボー ル8に弾性変形した状態で外接する。
【0013】 浴槽内へ浸漬した状態におけるマッサージ器の取扱いを容易化するために、図 3に示すように機室17を囲む空室の後面壁の上下端寄りに複数個の通口24を 開口し、風呂水が通口24を介して空室へ入り込めるようにする。上方の通口2 4は、風呂水が空室へ充満するとき、内部空気を排気するのに役立ち、さらに排 水に要する時間を短縮する。
【0014】 図1および図2において、取付具2はステンレスパイプ製の上下に長い主枠2 5と、主枠25の左右の側枠部間に上下多段状に固定された受具26とではしご 構造に構成する。主枠25の上端は下向き反転状に折り曲げてあり、この反転部 27の下端の左右2個所と、各側枠部の下端寄り合計4個所に吸盤28を装着す る。これら4個の吸盤28によって取付具2を浴槽Tに取り外し可能に取り付け る。図2に示すように、上方の吸盤28は浴槽Tの開口周縁壁に上方から押し当 てられ、下方の吸盤28は浴槽Tの内周壁に押し当てられる。最上段の受具26 は上方の吸盤28より高い位置に設けてある。
【0015】 マッサージ器本体1は取付具2に対して着脱自在に掛け止め装着する。そのた めに外装ケース3の後面にフック状の掛止部29を突設する。掛止部29を前記 受具26に上方から掛け止めると、マッサージ器本体1を浴槽Tに取り付けるこ とができる。この掛け止め状態において、斜め上向きの外力がマッサージ器本体 1に加わると、掛止め部29が受具26から外れるおそれがある。こうした掛止 部29の抜け外れを防ぐために、図6に示すごとくその下端にケース前方へ折れ 曲がる爪部30を設けてある。また、爪部30と対向するケース外面壁に凹部3 1を形成して、掛け止め操作時に受具26が爪部30を迂回できるようにした。
【0016】 以上のように構成したマッサージ器によれば、マッサージしたい身体部位に応 じてマッサージ器本体1の掛け止め高さ位置を変更できるので、自然な入浴姿勢 のままでマッサージを行える。マッサージ器本体1を最上段の受具26に掛け止 めると、マッサージボール8が浴槽Tの開口面より上方に位置するので、入浴姿 勢のままで首や肩のマッサージを行える。 マッサージ器本体1を取付具2から取り外すと、その分だけ浴槽Tを広く使え 、必要があれば取付具2も取り外せる。マッサージ器本体1および取付具2を取 り外した状態では、これらが取り付けられていた浴槽部分の清掃を容易に行うこ とができるのはちろんのこと、マッサージ器本体1および取付具2の清掃も容易 に行える。日光による乾燥や消毒等も行える。
【0017】 (第2実施例) 図7および図8は取付具2を変更した第2実施例を示しており、第1実施例に おける反転部を省略し、主枠25を角枠状に形成する。そして上方の吸盤28を 上段の受具26寄りの側枠部に装着し、下方の吸盤28は主枠25の下端中央の 1個所に装着した。主枠25の上枠部は受具26として利用する。 これでは、マッサージ器本体1の取付具2に対する掛け止め位置の変更と、取 付具2の浴槽Tに対する吸着位置の変更とによってマッサージ器本体1の取り付 け高さを種々に変更できる。
【0018】 (第3実施例) 図9および図10は取付具2およびマッサージ器本体1の支持形態をそれぞれ 変更した第3実施例を示しており、第1実施例における主枠25のみで取付具2 を形成し、その左右のガイド枠32でマッサージ器本体1を上下摺動自在に案内 支持した。詳しくは、外装ケース3とは別にスライドブロック33を設け、これ と外装ケース3とでガイド枠32を挟み、スライドブロック33を外装ケース3 にビス34で固定して、マッサージ器本体1がガイド枠32に沿って上下動でき るようにした。必要があればスライドブロック33に止めねじを設け、これをガ イド枠32に向かってねじ込むことにより、マッサージ器本体1を任意の高さ位 置で固定することができる。
【図1】浴用マッサージ器の背面図である。
【図2】浴用マッサージ器の使用状態を示す縦断側面図
である。
である。
【図3】マッサージ器本体の内部正面図である。
【図4】図3におけるA−A線断面図である。
【図5】マッサージ器本体の外観斜視図である。
【図6】図1におけるB−B線断面図である。
【図7】取付具の第2実施例を示す正面図である。
【図8】取付具の第2実施例を示す使用状態での側面図
である。
である。
【図9】浴用マッサージ器の第3実施例を示す正面図で
ある。
ある。
【図10】図9におけるC−C線断面図である。
1 マッサージ器本体 2 取付具 26 受具 28 吸盤 29 掛止部 T 浴槽
Claims (3)
- 【請求項1】 マッサージ器本体1と、マッサージ器本
体1を浴槽Tに取り付けるための上下に長い取付具2と
を備えており、 取付具2は複数個の吸盤28を介して浴槽Tに取り外し
可能に取り付けられており、 この取付具2に対してマッサージ器本体1が上下位置変
更自在に取り付けてある浴用マッサージ器。 - 【請求項2】 マッサージ器本体1の外面に掛止部29
が突設されており、 この掛止部29と係合してマッサージ器本体1を支持す
る受具26が、取付具2側に上下多段状に設けられてい
る請求項1記載の浴用マッサージ器。 - 【請求項3】 取付具2に、上下に長い左右一対のガイ
ド枠32が設けられており、 両ガイド枠32でマッサージ器本体1を上下動自在に案
内支持した請求項1記載の浴用マッサージ器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9805291U JPH0539541U (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 浴用マツサージ器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9805291U JPH0539541U (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 浴用マツサージ器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0539541U true JPH0539541U (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=14209467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9805291U Pending JPH0539541U (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 浴用マツサージ器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0539541U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006212144A (ja) * | 2005-02-02 | 2006-08-17 | Osaka Gas Co Ltd | マッサージ装置 |
JP2015519977A (ja) * | 2012-12-28 | 2015-07-16 | 深▲せん▼市倍軽松科技股▲ふん▼有限公司 | 頸部マッサージ器 |
-
1991
- 1991-10-30 JP JP9805291U patent/JPH0539541U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006212144A (ja) * | 2005-02-02 | 2006-08-17 | Osaka Gas Co Ltd | マッサージ装置 |
JP4683942B2 (ja) * | 2005-02-02 | 2011-05-18 | 大阪瓦斯株式会社 | マッサージ装置 |
JP2015519977A (ja) * | 2012-12-28 | 2015-07-16 | 深▲せん▼市倍軽松科技股▲ふん▼有限公司 | 頸部マッサージ器 |
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