JPH0539349Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0539349Y2 JPH0539349Y2 JP15130287U JP15130287U JPH0539349Y2 JP H0539349 Y2 JPH0539349 Y2 JP H0539349Y2 JP 15130287 U JP15130287 U JP 15130287U JP 15130287 U JP15130287 U JP 15130287U JP H0539349 Y2 JPH0539349 Y2 JP H0539349Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- flat
- liquid
- heat exchanger
- assembly
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 15
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 15
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 5
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は自動車用熱交換器として用いられるエ
ンジン冷却水用ラジエータやインタークーラー或
いはカーエアコン用のエバポレーター又はコンデ
ンサ等に使用できる熱交換器に関する。
ンジン冷却水用ラジエータやインタークーラー或
いはカーエアコン用のエバポレーター又はコンデ
ンサ等に使用できる熱交換器に関する。
従来のエンジン冷却水冷却用ラジエータは、各
種エンジンの容量に応じてチユーブの数及びタン
クの大きさを設計していた。そしてタンクを構成
するチユーブプレートは外周に溝を形成すると共
に、多数のチユーブ挿通孔を穿設していた。この
ようなチユーブプレート製作用金型は特にチユー
ブ挿通孔の精度を厳密に要求され、しかもそれが
数多く穿設されているため比較的面倒であり、そ
の分だけ熱交換器自体のコストが高くならざるを
えなかつた。
種エンジンの容量に応じてチユーブの数及びタン
クの大きさを設計していた。そしてタンクを構成
するチユーブプレートは外周に溝を形成すると共
に、多数のチユーブ挿通孔を穿設していた。この
ようなチユーブプレート製作用金型は特にチユー
ブ挿通孔の精度を厳密に要求され、しかもそれが
数多く穿設されているため比較的面倒であり、そ
の分だけ熱交換器自体のコストが高くならざるを
えなかつた。
そこで本考案は以上の問題点を取り除き、少な
くとも従来のチユーブプレートを不要とし、製造
上の自由度を大きくとれると共に、チユーブとチ
ユーブ挿通孔との精度を高くすることができる熱
交換器を提供することを目的とし、その構成は次
の通りである。
くとも従来のチユーブプレートを不要とし、製造
上の自由度を大きくとれると共に、チユーブとチ
ユーブ挿通孔との精度を高くすることができる熱
交換器を提供することを目的とし、その構成は次
の通りである。
即ち、並列した多数の偏平チユーブ１の端部が
タンクに液密に連通すると共に、各偏平チユーブ
１の外面にフイン２が接触固定されたものであ
る。ここにおいて本考案の特徴とするところは、
夫々短い偏平な筒状で一端にその筒状より幅の縮
小したチユーブ挿通孔３が形成された多数の同一
形状のコネクタ４を有する。そして夫々のコネク
タ４の外側面同志が互いに液密にろう付け接合さ
れて集合体を構成する。それと共に、該集合体の
外周面にタンク本体５の開口端を整合して互いに
液密にろう付け固定し、各チユーブ挿通孔３に偏
平チユーブ１の端部を液密にろう付け固定したも
のである。
タンクに液密に連通すると共に、各偏平チユーブ
１の外面にフイン２が接触固定されたものであ
る。ここにおいて本考案の特徴とするところは、
夫々短い偏平な筒状で一端にその筒状より幅の縮
小したチユーブ挿通孔３が形成された多数の同一
形状のコネクタ４を有する。そして夫々のコネク
タ４の外側面同志が互いに液密にろう付け接合さ
れて集合体を構成する。それと共に、該集合体の
外周面にタンク本体５の開口端を整合して互いに
液密にろう付け固定し、各チユーブ挿通孔３に偏
平チユーブ１の端部を液密にろう付け固定したも
のである。
次に図面に基づいて本考案の実施例につき説明
する。
する。
第１図は本熱交換器の組み立て説明図であり、
第２図はその要部縦断面図、第３図は同熱交換器
に用いられるコネクタ４の斜視略図、第４図はそ
の偏平チユーブ１の一例を示す横断面図である。
本考案の熱交換器は多数のコネクタ４を用い、そ
の集合体により従来のチユーブプレートを構成す
るものである。即ち、第３図に示す如く横断面が
矩形で夫々短い偏平な筒状に形成された多数の同
一形状をコネクタ４を有する。そして該コネクタ
４はその一端に幅の縮小したチユーブ挿通孔３が
形成されている。このチユーブ挿通孔３は偏平チ
ユーブ１の外周に整合するように形成される。し
かして横断面が第４図に示すような多穴管からな
る偏平チユーブ１又は内部に仕切りが存在しない
通常の偏平チユーブ１の端部を第１図に示す如く
夫々のコネクタ４に嵌着すると共に、コネクタ４
の側壁同志を互いに接触させる。そして、各偏平
チユーブ１，１間にコルゲート型又はプレート型
のフイン２を接触する。そしてコネクタ４の集合
体外周に整合するタンク本体５の開口縁を該集合
体に被嵌する。このような作業を偏平チユーブ１
の上下両端部で行い、全体を適宜治具で固定し、
高温の炉内に挿入する。そして予め、偏平チユー
ブ１の外面、コネクタ４の内外面、タンク本体５
等に被覆されたろう材を炉内に溶融させ、それら
の接触部間を液密にろう付け固定する。なお、タ
ンク本体５の内周面は夫々のコネクタ４集合体外
周の凹凸縁部に合わせて形成されている。そのた
め各接触部間にろう材が保持されタンク本体５と
コネクタ４との間及びコネクタ４と偏平チユーブ
１との間が夫々液密に形成される。
第２図はその要部縦断面図、第３図は同熱交換器
に用いられるコネクタ４の斜視略図、第４図はそ
の偏平チユーブ１の一例を示す横断面図である。
本考案の熱交換器は多数のコネクタ４を用い、そ
の集合体により従来のチユーブプレートを構成す
るものである。即ち、第３図に示す如く横断面が
矩形で夫々短い偏平な筒状に形成された多数の同
一形状をコネクタ４を有する。そして該コネクタ
４はその一端に幅の縮小したチユーブ挿通孔３が
形成されている。このチユーブ挿通孔３は偏平チ
ユーブ１の外周に整合するように形成される。し
かして横断面が第４図に示すような多穴管からな
る偏平チユーブ１又は内部に仕切りが存在しない
通常の偏平チユーブ１の端部を第１図に示す如く
夫々のコネクタ４に嵌着すると共に、コネクタ４
の側壁同志を互いに接触させる。そして、各偏平
チユーブ１，１間にコルゲート型又はプレート型
のフイン２を接触する。そしてコネクタ４の集合
体外周に整合するタンク本体５の開口縁を該集合
体に被嵌する。このような作業を偏平チユーブ１
の上下両端部で行い、全体を適宜治具で固定し、
高温の炉内に挿入する。そして予め、偏平チユー
ブ１の外面、コネクタ４の内外面、タンク本体５
等に被覆されたろう材を炉内に溶融させ、それら
の接触部間を液密にろう付け固定する。なお、タ
ンク本体５の内周面は夫々のコネクタ４集合体外
周の凹凸縁部に合わせて形成されている。そのた
め各接触部間にろう材が保持されタンク本体５と
コネクタ４との間及びコネクタ４と偏平チユーブ
１との間が夫々液密に形成される。
このようにしてなる熱交換器はエンジン冷却水
冷却用のラジエータとして或いはカーエアコンの
エバポレーター或いはコンデンサその他として使
用することができる。
冷却用のラジエータとして或いはカーエアコンの
エバポレーター或いはコンデンサその他として使
用することができる。
なお、本考案は上記実施例に限定されるもので
は勿論なく例えばコネクタ４のチユーブ挿通孔３
を実施例では下方に突設したが、これに替えて箱
状に形成されたコネクタ４の底面にその内面側へ
バーリング加工したチユーブ挿通孔を設けてもよ
い。
は勿論なく例えばコネクタ４のチユーブ挿通孔３
を実施例では下方に突設したが、これに替えて箱
状に形成されたコネクタ４の底面にその内面側へ
バーリング加工したチユーブ挿通孔を設けてもよ
い。
本考案の熱交換器は以上のような構成からな
り、次の効果を有する。
り、次の効果を有する。
本熱交換器は、短い偏平な筒状でその一端にそ
の筒状の幅より縮小した幅のチユーブ挿通孔３が
形成された多数の同一形状のコネクタ４の集合体
を用いるから、コネクタ４の数により各種大きさ
のチユーブプレートを構成することができる。従
つて、従来の熱交換器の如く夫々の大きさに合わ
せたチユーブプレート製造用の金型を必要としな
い。そのため製造コストの安い熱交換器を提供し
得る。又、同一形状で単体のコネクタは、夫々チ
ユーブ挿通孔３の精度を容易に高めることがで
き、結果として信頼性の高い熱交換器を提供でき
る。
の筒状の幅より縮小した幅のチユーブ挿通孔３が
形成された多数の同一形状のコネクタ４の集合体
を用いるから、コネクタ４の数により各種大きさ
のチユーブプレートを構成することができる。従
つて、従来の熱交換器の如く夫々の大きさに合わ
せたチユーブプレート製造用の金型を必要としな
い。そのため製造コストの安い熱交換器を提供し
得る。又、同一形状で単体のコネクタは、夫々チ
ユーブ挿通孔３の精度を容易に高めることがで
き、結果として信頼性の高い熱交換器を提供でき
る。
第１図は本熱交換器の組み立て説明図であり、
第２図はその要部縦断面図、第３図は同熱交換器
に用いられるコネクタ４の斜視略図、第４図はそ
の偏平チユーブ１の一例を示す横断面図である。 １……偏平チユーブ、２……フイン、３……チ
ユーブ挿通孔、４……コネクタ、５……タンク本
体、６……ろう材。
第２図はその要部縦断面図、第３図は同熱交換器
に用いられるコネクタ４の斜視略図、第４図はそ
の偏平チユーブ１の一例を示す横断面図である。 １……偏平チユーブ、２……フイン、３……チ
ユーブ挿通孔、４……コネクタ、５……タンク本
体、６……ろう材。
Claims (1)
- 並列した多数の偏平チユーブ１の端部がタンク
に液密に連通すると共に、各偏平チユーブ１の外
面にフイン２が接触固定された熱交換器におい
て、夫々短い偏平な筒状で一端にその筒状より幅
の縮小したチユーブ挿通孔３が形成された多数の
同一形状のコネクタ４を有し、夫々の前記コネク
タ４の外側面同志が互いに液密にろう付け接合さ
れて集合体を構成すると共に、該集合体の外周面
にタンク本体５の開口端を整合して互いに液密に
ろう付けし且つ、前記チユーブ挿通孔３に前記偏
平チユーブ１の端部を液密にろう付け固定した熱
交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15130287U JPH0539349Y2 (ja) | 1987-10-01 | 1987-10-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15130287U JPH0539349Y2 (ja) | 1987-10-01 | 1987-10-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0161586U JPH0161586U (ja) | 1989-04-19 |
| JPH0539349Y2 true JPH0539349Y2 (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=31425222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15130287U Expired - Lifetime JPH0539349Y2 (ja) | 1987-10-01 | 1987-10-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0539349Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-01 JP JP15130287U patent/JPH0539349Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0161586U (ja) | 1989-04-19 |
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