JPH0539268U - スピニングリール - Google Patents

スピニングリール

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JPH0539268U
JPH0539268U JP8941391U JP8941391U JPH0539268U JP H0539268 U JPH0539268 U JP H0539268U JP 8941391 U JP8941391 U JP 8941391U JP 8941391 U JP8941391 U JP 8941391U JP H0539268 U JPH0539268 U JP H0539268U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 銘版等、カバーする部材の合理的な配設によ
り、必要とする表記内容の印象を高め、リール本体の美
観も向上させる。 【構成】 リール本体2の上部に上方に向かう姿勢のア
ーム部2Aを介して該リール本体2を釣り竿に装着する
脚部を備え、リール本体2の後面からアーム部2Aの後
面に亘って、リール本体2の左右方向の全幅に亘る幅の
カバー体31を備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スプール、ロータ、ハンドル夫々を備えたリール本体の上部に、上 方に向かう姿勢のアーム部を介して該リール本体を釣り竿に装着する脚部を備え て成るスピニングリールに関し、詳しくは、リール本体に備えられる銘版等の外 装材の取り付け技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、スピニングリールにおける外装材として銘版を挙げると、現在市販され ているものでは、この銘版をアルミニューム合金等の金属で製作し、リール本体 の後面にビス等で取り付けることにより、オシレーティング機構の螺軸の軸受け 部のカバーに兼用したものが存在する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ここで、スピニングリールのリール本体の構造について考えるに、従来、この 種のリールではナイロン系等、比較的高強度の樹脂の金型成形により製作されて いるものの、このナイロン系の樹脂は印刷性があまり優れないことから、従来、 このリール本体には微細な文字等の印刷を行うことは少なく、メーカ名、ブラン ド名等、比較的微細な文字等を表す場合には、前述した銘版に対する印刷により 表記を行っているのが現状である。
【0004】 しかし、前述したようにオシレーティング機構の軸受けに兼用されている銘版 は本来、大きい面積を確保できるものでは無く、メーカ名、ブランド名等の表記 が小さくなって、この表記内容の印象が低下するばかりで無く、表記の判別さえ 困難になることもあり改善の余地がある。
【0005】 又、リール本体の外面形状について考えるに、このリール本体は前述したよう に樹脂の金型成形によって形成されていることから、成形後の本体には金型の割 面に沿って、所謂、パーティングラインが形成されるものとなっており、美観の 点で改善の余地がある。 本考案の目的は、銘版等、カバーする部材の合理的な配設により、必要とする 表記内容の印象を高め、しかも、リール本体の美観も向上させ得るスピニングを 構成する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の特徴は、冒頭に記したようにリール本体の上部に、上方に向かう姿勢 のアーム部を介して該リール本体を釣り竿に装着する脚部を備えて成るスピニン グリールにおいて、 前記リール本体の後面から前記アーム部の後面に亘って、リール本体の左右方 向の全幅に亘る幅のカバー体を備えて成る点にあり、その作用、及び、効果は次 の通りである。
【0007】
【作用】
上記特徴を例えば図1乃至図3に示すように構成すると、カバー体31がリー ル本体2の後面からアーム部2Aに亘る比較的広い面積に亘って形成されるので 、このカバー体31に印刷を行った場合には印刷内容の視認性が向上すると共に 、このカバー体31は強度部材ではないので、このカバー体31に印刷性の良好 な素材を用い得るものとなり、しかも、このカバー体31がリール本体2の左右 方向の全幅を覆うことになるので、パーティングラインを隠すものとなる。
【0008】 つまり、この考案では、カバー体31の形状設定により、このカバー体31に 印刷されるメーカ名、ブランド名等を大きく表示して見る者の読み取り性を向上 させることが可能になると共に、リール本体2に形成されるパーティングライン を研削する等の特別の処理を行わずに、このラインを目に触れないようにできる のである。
【0009】
【考案の効果】 従って、銘版等、カバーする部材の合理的な配設により、必要とする表現の印 象を高め、しかも、リール本体の美観も向上させ得るスピニングリールが構成さ れたのである。 特に、この考案を図1及び図2に示すように、カバー体をリール本体の側部の 蓋体の分離防止材に兼用した場合には、蓋体を締め付けるビス等に緩みを生じて も、この蓋体の解放方向へのガタツキを抑制して、密封性を高く維持するという 効果も奏する。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図3及び図4に示すように、ハンドル1を備えたリール本体2の前部にスプー ル3、及び、ベール4を有したロータ5夫々を備えると共に、ハンドル軸6から の動力を駆動ギヤ7、ピニオンギヤ8、筒軸9夫々を介して前記ロータ5に伝え る巻き取り伝動系、及び、ハンドル軸6からの動力を出力ギヤ10、従動ギヤ1 1、ピン12、摺動子13夫々により往復作動力に変換してスプール軸14に伝 えるオシレーティング機構夫々を備えてスピニングリールを構成する。
【0011】 このリールではリール本体2の後部にドラグ機構Dを備え、又、前記スプール 3は、スプール軸14の先端部に回り止め状態で外嵌し、ビス15で抜け止めさ れたスリーブ16の6角状の鍔部16Aに嵌合する形態で支持され、前面のボタ ン17の操作によって着脱されるよう構成されている(スプール3の着脱構造は 詳述せず)。 尚、このスプール3のスカート部3Aには、図7に示すように、厚肉部3Bの 開口に挿通固定する状態で糸止具18が備えられている。
【0012】 図4乃至図6に示すようにロータ5の内部には、リール本体2の下面のレバー 19で切り替え操作される音出し機構が備えられ、この機構はレバー19と連結 する軸体20の端部に偏心する状態で枢支連結されたフレーム21と、このフレ ーム21に対して、軸22回りで揺動自在に支持された音出し用の爪体23と、 この爪体23を所定の姿勢に維持するバネ24で成り、前記レバー19を音出し 側に設定してロータ5を巻取り駆動したた場合には、この爪体23がロータ5に 形成されたギヤ状の音出し面5Aとの係脱により間歇音を発生させるように構成 されている。
【0013】 因みに、このフレーム21はリール本体2の前面のボス部25に対して長孔2 1Aを介して支持されると共に、この部位においてビス26により脱落が阻止さ れる。
【0014】 又、このロータ5の内部には、ロータ5の逆転阻止用のストッパー27が備え られ、このストッパー27は前記レバー19の操作で、音出し機構が機能する状 態(音を発生させる状態)においてのみ、ロータ5の内周面に形成された複数の 歯部5Aとの係合が許され、ロータ5の逆転作動をストッパー27と歯部5Bと の係合により阻止するよう構成されている。
【0015】 このリールでは図1乃至図3に示すように、リール本体2の上部に上方に向か う姿勢のアーム部2Aを介して該リール本体2を釣り竿に装着する脚部28を備 え、又、リール本体2の側面に蓋体29を備えるものであり、この蓋体29は複 数のビス30‥の締め付けによって固定される。
【0016】 又、リール本体2の内面には前記摺動子13を案内する上下一対のガイド部2 G,2Gが一体的に形成され、又、蓋体29の内面にも摺動子13を案内するガ イド部29Gが一体的に形成されている。
【0017】 又、このリールでは、リール本体2の後面から前記アーム部2Aの後面に亘っ て、リール本体2の左右方向の全幅に亘る銘版31(カバー体の一例)が取付け られ、この銘版31は下端部にリール本体2、蓋体29夫々の孔部32,32に 係入する係合片31A,31Aを形成すると共に、上部位置においてアーム部2 Aに前方側から挿入したビス33により固定されるように構成されている。 尚、この銘版31はABS樹脂、アルミニューム合金等、印刷性の良好な素材 が用いられ、この外面側にはメーカ名等が印刷され、又、装着によって一部のビ ス33の頭部を覆うようになっている。
【0018】 〔別実施例〕 本考案は上記実施例以外に、例えば、図8に示すように、リール本体2の後端 部にドラグ機構Dを備えない構造のリールに適用することも可能であり、この例 では、カバー体31のがリール本体2と滑らかに連なる形状に成形されると共に 、この下縁から更に下方に突出する係合片31A,31Aを形成してリール本体 2、蓋体29夫々に形成された孔部32,32と係合可能に構成してある。
【0019】 又、本考案はカバー体の下端をリール本体の下面に至るよう上下寸法を設定し て実施して良く、接着により固定するよう実施しても良い。
【0020】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】カバー体、蓋体を分離した状態の縦断面図
【図2】カバー体、蓋体を装着した状態の縦断面図
【図3】リールの全体側面図
【図4】リールの縦断側面図
【図5】ロータの縦断正面図
【図6】音出し機構の側面図
【図7】糸止具の構造等を示す断面図
【図8】別実施例の側面図
【符号の説明】
1 ハンドル 2 リール本体 2A アーム部 3 スプール 5 ロータ 28 脚部 29 蓋体 31 カバー体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプール(3)、ロータ(5)、ハンド
    ル(1)夫々を備えたリール本体(2)の上部に、上方
    に向かう姿勢のアーム部(2A)を介して該リール本体
    (2)を釣り竿に装着する脚部(28)を備えて成るス
    ピニングリールであって、 前記リール本体(2)の後面から前記アーム部(2A)
    の後面に亘って、リール本体(2)の左右方向の全幅に
    亘る幅のカバー体(31)を備えて成るスピニングリー
    ル。
  2. 【請求項2】 前記カバー体(31)が取り付けられて
    いる状態で、該カバー体(31)がリール本体(2)の
    側部に着脱自在に備えられる蓋体(29)の分離防止材
    に兼用されて成るスピニングリール。
JP8941391U 1991-10-31 1991-10-31 スピニングリール Expired - Fee Related JP2550410Y2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7070138B2 (en) 2003-08-20 2006-07-04 Shimano Inc. Spinning reel
KR101408082B1 (ko) * 2007-09-14 2014-06-16 가부시키가이샤 시마노 스피닝 릴의 릴 본체
JP2014131491A (ja) * 2013-01-07 2014-07-17 Shimano Inc スピニングリール

Cited By (4)

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