JPH0539149Y2 - - Google Patents

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JPH0539149Y2
JPH0539149Y2 JP1995887U JP1995887U JPH0539149Y2 JP H0539149 Y2 JPH0539149 Y2 JP H0539149Y2 JP 1995887 U JP1995887 U JP 1995887U JP 1995887 U JP1995887 U JP 1995887U JP H0539149 Y2 JPH0539149 Y2 JP H0539149Y2
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seat plate
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cylindrical
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、コンクリート建築物を施工する際
に使用するコンクリート建築物躯体墨出し用埋込
型枠に関するものである。
〔従来技術〕
従来、コンクリート建築物を施工する際に、上
階と下階との間で墨出し(水平方向の位置合わ
せ)を行なう場合に使用する墨出し孔の型枠とし
ては、実公昭59−18025号公報により公表されて
いるものが知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
台形の型枠10をコンクリート型枠2に固定
し、次に前記型枠10の外側に床コンクリート3
を打設し、かつ前記型枠10内に埋栓12を構成
するコンクリートを充填し、次に前記型枠10を
床コンクリート3から抜き取つたのち、前記埋栓
12を床コンクリート3のテーパー孔に嵌挿する
と共に、そのテーパー孔の上部に仕上げコンクリ
ート20を充填するので、工程が煩雑である。
〔考案の目的、構成〕
この考案は前述の問題を有利に解決できるコン
クリート建築物躯体墨出し用埋込型枠を提供する
ことを目的とするものであつて、この考案の要旨
とするところは、墨出し糸挿通孔1を中央部に備
えている座板2の周囲に複数の釘孔3が設けら
れ、その座板2には、周壁に凹凸を有する筒状埋
込型枠4の下端部が、前記墨出し糸挿通孔1を囲
むように配置されて前記座板2に固定され、前記
座板2には、前記墨出し糸挿通孔1を塞ぐ蓋5が
着脱自在に設けられ、前記筒状埋込型枠4内に充
填コンクリート21を充填するように構成したこ
とを特徴とするコンクリート建築物躯体墨出し用
埋込型枠にある。
〔実施例〕
次にこの考案を図示の例によつて詳細に説明す
る。
第1図ないし第3図はこの考案の実施例に係る
コンクリート建築物躯体墨出し用埋込型枠を示す
ものであつて、中央に円形の墨出し糸挿通孔1を
備えている4角形の金属製座板2における各隅部
に釘孔3が設けられ、周壁に螺旋状の凹凸を有し
かつ前記墨出し糸挿通孔1の直径よりも大きい直
径を有する金属製スパイラルシースからなる筒状
埋込型枠4の下端部は、前記墨出し糸挿通孔1を
囲むように配置されて、座板2の上面に点溶接6
により固定され、前記墨出し糸挿通孔1と筒状埋
込型枠4とにより座板付き筒状埋込型枠7が構成
されている。
前記墨出し糸挿通孔1に嵌入される円形の金属
製蓋本体8の周囲に、前記座板2の上面に載置さ
れる複数の支持片9が、蓋本体周囲方向に等角度
間隔で一体に設けられて、蓋5が構成され、かつ
前記蓋本体8の中央上面に係合孔10を有する支
持金具11が溶接により固着され、前記蓋5にお
ける蓋本体8は墨出し糸挿通孔1内に上方から嵌
入され、蓋5における支持片9は座板2の上面に
載置されている。蓋5を座板2に嵌合する場合、
蓋5における支持金具11を手で把持して嵌合
し、また筒状埋込型枠4が小径でその中に手が入
らない場合は、先端のフツクを備えている棒状の
吊下工具におけるフツクを支持金具11の係合孔
10に係合し、その工具により蓋5を吊下支持し
ながら下降して座板2に嵌合する。
前記実施例のコンクリート建築物躯体墨出し用
埋込型枠を使用してコンクリート建築物躯体の墨
出しを行なう場合は、まず第4図および第5図に
示すように、木製合板からなる上階スラブ型枠1
2に墨出し糸挿通用開口部13を設け、かつその
開口部13を囲むように座板付き筒状埋込型枠7
の座板2を上階スラブ型枠12に載置し、その座
板付き筒状埋込型枠7における座板2を上階スラ
ブ型枠12に対してステンレス鋼製またはプラス
チツク被覆鋼製の釘19により固定する。
しかる後に、墨出し糸14の上端部を連結した
支持杆15を、筒状埋込型枠4の上縁部に載置
し、前記墨出し糸14を、筒状埋込型枠4の中心
部と墨出し糸挿通用開口部13内とを通つて垂下
させ、墨出し糸14の下端に連結された重錘16
が下階スラブ面上に接した点(親墨)と下階スラ
ブ面に予め表示しておいた点(返り墨)18との
距離Lを測定する。
次に前記墨出し糸14、支持杆15、重錘16
を撤去したのち、第6図に鎖線で示すように、筒
状埋込型枠4内に発泡スチロール製円柱状蓋22
の下部を嵌合し、筒状埋込型枠4の外側におい
て、その筒状埋込型枠4の上縁よりも若干高レベ
ルの位置まで上階スラブ型枠12上に上階のスラ
ブコンクリート20を打設する。
次に前記筒状埋込型枠4の上端中心および前記
距離Lを基準にして、下階に対応させて上階スラ
ブ面に順次墨出しを行なつたのち、前記座板2に
蓋5をセツトし、次いで筒状埋込型枠4内に充填
コンクリート21を打設し、スラブコンクリート
20および充填コンクリート21の養生期間を経
過したのち、前記上階スラブ型枠12を脱型す
る。
前記実施例のように座板2と同一厚さの蓋本体
8を墨出し糸挿通孔1内に嵌入しておけば、蓋本
体8の下面が座板2の下面と同一平面上に配置さ
れるので、脱型後の天井仕上がり面をフラツトに
することができる。
この考案を実施する場合、前記座板2および蓋
5を構成する材料としてはステンレス鋼を使用し
てもよく、あるいは鋼製座板2および鋼製蓋5に
プラスチツク被覆を施してもよい。また筒状埋込
型枠4としては、螺旋状の凹凸を有する金属製ス
パイラルシースに代えて、周壁に任意形状の凹凸
を有する金属製筒体を使用してもよい。
〔考案の効果〕
この考案によれば、墨出し糸挿通孔1を中央部
に備えている座板2の周囲に複数の釘孔3が設け
られ、その座板2には、周壁に凹凸を有する筒状
埋込型枠4の下端部が、前記墨出し糸挿通孔1を
囲むように配置されて前記座板2に固定され、前
記座板2には、前記墨出し糸挿通孔1を塞ぐ蓋5
が着脱自在に設けられ、前記筒状埋込型枠4内に
充填コンクリート21を充填するように構成した
ので、上階スラブ型枠12上で、座板2および筒
状埋込型枠4からなる座板付き筒状埋込型枠7を
移動して墨出しを行なつたのち、座板付き筒状埋
込型枠7における座板2を前記上階スラブ型枠1
2に対し釘19により固定し、次いで直ちに筒状
埋込型枠4の外側において上階スラブ型枠12の
上にスラブコンクリート20を打設すると共に、
座板付き筒状埋込型枠7における座板2に蓋5を
施して筒状埋込型枠4内に充填コンクリート21
を打設することができるので、スラブの施工能率
を向上させることができ、かつ従来施工現場で行
なつていた筒状型枠の組立作業、解体撤去作業お
よびスラブコンクリートの孔のはつり作業等の煩
雑な作業が不要であり、さらに筒状埋込型枠4の
周壁には凹凸が設けられているので、筒状埋込型
枠4をスラブコンクリート20から脱落しないよ
うに強固に固定することできると共に、充填コン
クリート21を筒状埋込型枠4に対し強固に固定
することができ、しかも筒状埋込型枠4とスラブ
コンクリート20との間から漏水する恐れはない
等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例に係
るコンクリート建築物躯体墨出し用埋込型枠を示
すものであつて、第1図は縦断側面図、第2図は
平面図、第3図は側面図である。第4図は墨出し
を行なつた状態を示す縦断側面図、第5図はその
一部を示す縦断斜視図、第6図はスラブコンクリ
ートおよび充填コンクリートを打設した状態を示
す縦断側面図である。 図において、1は墨出し糸挿通孔、2は座板、
3は釘孔、4は筒状埋込型枠、5は蓋、7は座板
付き筒状埋込型枠、8は蓋本体、9は支持片、1
2は上階スラブ型枠、13は墨出し糸挿通用開口
部、14は墨出し糸、15は支持杆、16は重
錘、17はスラブコンクリート、19は釘、20
はスラブコンクリート、21は充填コンクリート
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 墨出し糸挿通孔1を中央部に備えている座板2
    の周囲に複数の釘孔3が設けられ、その座板2に
    は、周壁に凹凸を有する筒状埋込型枠4の下端部
    が、前記墨出し糸挿通孔1を囲むように配置され
    て前記座板2に固定され、前記座板2には、前記
    墨出し糸挿通孔1を塞ぐ蓋5が着脱自在に設けら
    れ、前記筒状埋込型枠4内に充填コンクリート2
    1を充填するように構成したことを特徴とするコ
    ンクリート建築物躯体墨出し用埋込型枠。
JP1995887U 1987-02-16 1987-02-16 Expired - Lifetime JPH0539149Y2 (ja)

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JP1995887U JPH0539149Y2 (ja) 1987-02-16 1987-02-16

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JP1995887U JPH0539149Y2 (ja) 1987-02-16 1987-02-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63129045U JPS63129045U (ja) 1988-08-24
JPH0539149Y2 true JPH0539149Y2 (ja) 1993-10-04

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