JPH0539119U - 多心ケーブルの心線配列治具 - Google Patents

多心ケーブルの心線配列治具

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JPH0539119U
JPH0539119U JP6415391U JP6415391U JPH0539119U JP H0539119 U JPH0539119 U JP H0539119U JP 6415391 U JP6415391 U JP 6415391U JP 6415391 U JP6415391 U JP 6415391U JP H0539119 U JPH0539119 U JP H0539119U
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JP
Japan
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core
core wire
block
cable
grooves
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Application number
JP6415391U
Other languages
English (en)
Inventor
光雄 飯島
浩 前屋敷
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 心線配列治具において、多心ケーブルの心線
を溝内から浮き上がらないようすること、及び心線の損
傷、断線事故を防止すること。 【構成】 配列ブロック13の前後に浮き防止用ブロッ
ク15,16を配置し、さらに、一方の浮き防止用ブロ
ック15の前段に櫛歯状ブロック18を配置することに
より、溝14,17内に配列した心線6の浮き上がりを
防止するとともに、櫛歯状ブロック18により心線6を
裕度をもって案内し、特に、最外側の心線6の突っ張り
が防止され、心線6の損傷、断線事故が防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、多心ケーブルの心線を横一列に並べ端末加工を施すために用いる多 心ケーブルの心線配列治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
多心ケーブルの端部にコネクタ等を接続する場合、あるいは、多心ケーブルを 機器間の内部配線等として用いる場合、多心ケーブルの心線を同一ピッチで横一 列に並べ、当該心線の端末加工を施す必要がある。このため、従来では、例えば 、特公平2−61205号公報に示されているような心線配列治具を使用してい た。この心線配列治具の概要を図2を参照して説明する。 図2において、心線配列治具1は、基台2と、この基台2上の長手方向の一端 と一致させて固定した配列ブロック3とから構成されている。配列ブロック3の 上面には、その幅方向に等間隔の複数の溝4が形成されている。この溝4の溝幅 は、2点鎖線で示した多心ケーブル5の心線6の線径と略等しく、若しくは当該 心線6の線径よりも若干小さく形成されている。 上記の心線配列治具1の配列ブロック3に対して、多心ケーブル5の心線6が 各溝4内に挿入され、同一ピッチで横一列に心線6が配置される。 次いで、心線6の外被が剥ぎ取られ、所定のコネクタ等に接続される工程に移 される。 あるいは、図示を省略した固着テープが心線6上に配置され、熱融着装置によ り、心線6の外被と固着テープとが熱融着される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のような心線配列治具1を使用した場合、次のような解決すべ き課題があった。 (1) 配列ブロック3の溝4の溝幅は、多心ケーブル5の心線6の線径と略等し く、若しくは若干小さく形成されているが、心線6の配列中に、心線6自体の外 被の弾性により、心線6が溝4から浮き出てしまうことがしばしばあり、配列作 業のやり直しにより作業能率を低下させていたこと。 (2) 配列ブロック3の両端に近づく心線6ほど強制的に外方に広げられて溝4 に挿入されるため、配列ブロック3のエッジ部等で心線6に損傷を与えたり、断 線させたりするおそれがあること。 本考案は、上記のような課題を解決するためになされたもので、心線の配列中 の浮き上がりを防止し、かつ、特に、外側の心線に対して損傷や断線事故を生じ させるおそれのない多心ケーブルの心線配列治具を提供することを目的とするも のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の多心ケーブルの心線配列治具は、基台上に、多心ケーブルの心線径d と略等しい溝幅Dを有する等間隔の複数の溝を形成した配列ブロックと、該配列 ブロックの前後に隣接して設けられ、該配列ブロックに形成した溝の溝幅Dより も狭い溝幅d1を有する等間隔の複数の溝を形成した浮き防止用ブロックと、該 浮き防止用ブロックの一方の前段に配置され、多心ケーブル心線を案内する心線 径dよりも広い間隔d2を有する櫛歯状ブロックとを設けたことを特徴するもの である。
【0005】
【作用】
本考案の多心ケーブルの心線配列治具は、配列ブロックの前後に浮き防止用ブ ロックを配置し、さらに、一方の浮き防止用ブロック15の前段に櫛歯状ブロッ ク18を配置したので、溝内に配列した心線の浮き上がりが防止されるとともに 、櫛歯状ブロックにより心線を裕度をもって案内し、特に、最外側の心線の突っ 張りを防止することにより、心線6の損傷、断線事故が防止できる。
【0006】
【実施例】
以下に、本考案の実施例を図を参照して詳細に説明する。 図1は本考案の多心ケーブルの心線配列治具の斜視図である。 図において、11は、心線配列治具全体を示す。この心線配列治具11の基台 12上に配列ブロック13が固定されている。この配列ブロック13の上面には 、多心ケーブル5の心線6の線径をdとすると、この線径dと略等しい溝幅Dを 有する等間隔の複数の溝14が形成されている。この配列ブロック13の前後に 浮き防止用ブロック15,16が設けられている。この浮き防止用ブロック15 ,16の上面には、配列ブロック13の溝14の溝幅Dよりも狭い溝幅d1を有 する溝17が等間隔でそれぞれ形成されている。
【0007】 上記の一方の浮き防止用ブロック15の一端に隣接して櫛歯状ブロック18が 設けられている。この櫛歯状ブロック18は、多心ケーブル5の心線6を裕度を もって案内するためのもので、心線6の心線径dよりも広い間隔d2を有するよ うに形成されている。 次に、上記のように構成の心線配列治具11を使用して多心ケーブル5の心線 6を配列する場合について説明する。 まず、多心ケーブル5の端部の外被を剥いで心線6を露出させたものを心線配 列治具11の基台12上に載せる。
【0008】 次いで、心線6の束をばらばらにして、櫛歯状ブロック18の間隙、浮き防止 用ブロック15の溝17、配列ブロック13の幅Dの溝14及び基台12の先端 部に配置した浮き防止用ブロック15の溝17に、それぞれ各心線6の各部分を 上方から挿入する。この場合、配列ブロック13の前後に隣接し配置した浮き防 止用ブロック15,16の溝17の溝幅d1は、各心線6の心線径dよりも狭い 幅d1に形成されているので、各心線6の外被の弾性に抗して圧入することによ り各心線6が前後で固定され、配列ブロック13の溝14からの心線6の浮き上 がりが効果的に防止される。さらに、浮き防止用ブロック15の前段に心線径d よりも広い間隔d2の櫛歯状ブロック18が設けられているので、この櫛歯状ブ ロック18の間隙に各心線6を挿通することにより、各心線6が裕度をもって案 内され、特に、外側に位置する心線6の突っ張りが緩和される。このため、次の 浮き防止用ブロック15の溝17のエッジ部等による心線6の損傷や断線が防止 できる。 なお、その後の工程は、従来と同様にして心線6の端末加工が施される。
【0009】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、配列ブロックの前後に浮き防止用ブロックを配 置し、さらに、一方の浮き防止用ブロックの前段に櫛歯状ブロックを配置したの で、溝内に配列した心線の浮き上がりが防止され、再配列作業を招来させないた め、作業能率を向上させることができるとともに、櫛歯状ブロックにより心線が 裕度をもって案内されるために、特に、最外側の心線の突っ張りが防止され、心 線の損傷、断線事故が防止できる効果ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の多心ケーブルの心線配列治具の斜視図
である。
【図2】従来の多心ケーブルの心線配列治具の斜視図で
ある。
【符号の説明】
5 多心ケーブル 6 心線 11 心線配列治具 12 基台 13 配列ブロック 14 溝 15,16 浮き防止用ブロック 17 溝 18 櫛歯状ブロック

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台上に、多心ケーブルの心線径dと略
    等しい溝幅Dを有する等間隔の複数の溝を形成した配列
    ブロックと、該配列ブロックの前後に隣接して設けら
    れ、該配列ブロックに形成した溝の溝幅Dよりも狭い溝
    幅d1を有する等間隔の複数の溝を形成した浮き防止用
    ブロックと、該浮き防止用ブロックの一方の前段に配置
    され、多心ケーブル心線を案内する心線径dよりも広い
    間隔d2を有する櫛歯状ブロックとを設けたことを特徴
    する多心ケーブルの心線配列治具。
JP6415391U 1991-07-19 1991-07-19 多心ケーブルの心線配列治具 Pending JPH0539119U (ja)

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JP6415391U JPH0539119U (ja) 1991-07-19 1991-07-19 多心ケーブルの心線配列治具

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JP6415391U JPH0539119U (ja) 1991-07-19 1991-07-19 多心ケーブルの心線配列治具

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JP6415391U Pending JPH0539119U (ja) 1991-07-19 1991-07-19 多心ケーブルの心線配列治具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005328696A (ja) * 2005-06-23 2005-11-24 Hitachi Cable Fine Tech Ltd 電線の端末加工方法及び電線加工品の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63166108A (ja) * 1986-12-18 1988-07-09 マイエフエール ソシエテ アノニム ケーブルおよびその製造方法と製造装置

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