JPH044710B2 - - Google Patents

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JPH044710B2
JPH044710B2 JP61210271A JP21027186A JPH044710B2 JP H044710 B2 JPH044710 B2 JP H044710B2 JP 61210271 A JP61210271 A JP 61210271A JP 21027186 A JP21027186 A JP 21027186A JP H044710 B2 JPH044710 B2 JP H044710B2
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Japan
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flat cable
ground
signal line
pair
wire
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JP61210271A
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 フラツトケーブルの終端部を端子に接続するた
めの前加工処理方法であり、 フラツトケーブルの終端近傍の絶縁被覆を剥離
し、隣接する一対の接地線をフラツトケーブルの
厚さ方向に重なるように整形することにより、 信号線および接地線と端子との接続を容易なら
しめたものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明はフラツトケーブルの接続終端処理方
法、特にコネクタの端子等との接続を容易にする
方法に関する。
高速信号伝送用フラツトケーブルは、1本の信
号線の両側に各1本の接地線を有する複数本のケ
ーブルを並列に接続し構成したフラツトケーブル
であり、一般に1.27mmピツチの信号線の間に2本
の接地線が配設されている。
このように構成されたフラツトケーブルは、高
性能化および小型化された電子機器の実装および
配線用に出現し、接続終端部の絶縁被覆を剥離し
露出せしめた信号線および接地線は、コネクタの
絶縁体に収容したコンタクト、接地板(接地用コ
ンタクト)に接続される。
〔従来の技術〕
第7図と第8図はそれぞれ、高速信号伝送用フ
ラツトケーブルの接続終端処理の従来例を示す斜
視図である。
第7図において、高速信号伝送用フラツトケー
ブル1は、複数本の信号線2と、各信号線2の左
右に配設された複数本の接地線3と、信号線2お
よび接地線3を覆う絶縁被覆4にてなり、コネク
タ5に接続するフラツトケーブル1は、先端部分
の絶縁被覆を剥離し、各信号線2と接地線3の先
端部分を露出させる接続終端処理が行われる。
なお、露出した信号線2および接地線3の配設
間隔を保つため、絶縁被覆を剥離するに際し絶縁
被覆4の最先端部分を残す方法もある。
コネクタ5は絶縁体6と、複数本のコンタクト
7および接地板8とを具えてなり、各信号線2は
対向するコンタクト7に半田接続し、各接地線3
は基部から折り返し曲げして接地板8に半田接続
される。
第8図において、圧接方式のコネクタ9は、絶
縁体10と各複数本の信号線接続用コンタクト1
1、接地線接続用コンタクト12を具えてなり、
絶縁被覆4の一部を除去し露出させた前方または
後方に折り曲げした信号線2と接地線3は、対向
するコンタクト11または12の圧接溝に圧入し
接続させる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
半田を利用した従来のフラツトケーブル接続用
コネクタは、信号線コンタクトを1.27mmピツチに
配設する構成が容易であるが、フラツトケーブル
の接続作業に加熱体を使用する煩わしさがあり、
作業効率の向上が困難であつた。
そこで、半田を使用せず信号線と接地線をコン
タクトに圧入する等の接続方式のコネクタが出現
し、フラツトケーブルの接続が効率化された。し
かし、従来のフラツトケーブルの接続終端処理
は、絶縁被覆の一部を除去するだけであり、信号
線と接地線を接続するコネクタのコンタクトは、
各信号線および接地線と1対1で対応するように
配設していた。従つて、信号線のピツチが1.27mm
であるとき、接地線接続用コンタクトは1.27mmの
間に2個配設する必要があるため、接地線接続部
の強度を十分にすることが困難であり、電気的に
安定な接続の得られないことがあつた。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明によるフラツトケーブル接続終
端処理の実施例の基本工程説明図である。
第1図イにおいてフラツトケーブル1は信号線
2と、信号線2の両側に位置する一対の接地線3
とが規則的に同一平面内に配設されるように、絶
縁被覆4で覆われてなる。
第1図ロにおいて、各信号線2と接地線3の終
端に被覆4の一部4aを残し所定長さ部分の被覆
中間部4bを除去する。
次いで第1図ハに示すように、被覆4bの除去
により露出し隣接する一対の接地線3をフラツト
ケーブル1の厚さt方向に重なるように整形、即
ち第1図ニに示すように各信号線2間に配設され
隣接する一対の接地線3の一方が他方の下に重な
るように整形する。
〔作用〕
上記手段によれば、露出し隣接する一対の接地
線をフラツトケーブルの厚さ方向に重ね整形処理
することで、2本の接地線を1つのコンタクトと
接続可能になる。従つて、信号線の2倍の本数の
接地線を有するフラツトケーブル接続用コネクタ
は、接地線接続用コンタクトのピツチが、信号線
接続用コンタクトと同じピツチに配設可能とな
り、フラツトケーブルとコネクタとの接続が簡易
となり、しかもコネクタの構成部品数が大幅に減
少し、かつ、接地線接続用コンタクトの機械的強
度を改善できた。
〔実施例〕
以下に、図面を用いて本発明の実施例によるフ
ラツトケーブルの終端処理方法を説明する。
第2図は本発明の一実施例によるフラツトケー
ブル接続終端処理の工程説明図、第3図は第2図
の整形板と信号線、接地線との関係説明図、第4
図は整形板を使用した整形装置の模式斜視図、第
5図は本発明によるフラツトケーブルを接続した
コネクタの側断面図、第6図は第5図のロケータ
の構成図である。
第2図イ〜ホにおいて、フラツトケーブル1の
終端面1aから所定量だけ離れた位置に、上下動
する一対の切刃21と22を食い込ませたのち、
切刃21,22をケーブル終端面1a方向(また
はフラツトケーブル1をその反対方向)に、切り
離し被覆4cの切り離し端がケーブル終端面1a
を越えない範囲で移動させる。すると、各信号線
2と接地線3の終端近傍が露出する。
次いで、該切り離し端に近い一部4aを残し切
り離し被覆4cを切断する。
次いで、信号線2と接地線3の露出部の一方
(図は右方)の端部近傍を一対の整形板23と2
3で挟んだのち、整形板23と24を信号線2と
接地線3の露出部の他方(図は左方)の端部近傍
に向けて移動させる。または整形板23と24が
信号線2と接地線3の露出部の他方(図は左方)
の端部近傍に位置するようにフラツトケーブル1
を移動させると、隣接する接地線3の一方が他方
の下に重なるようになる。
第3図イにおいて、整形板23は各隣接接地線
3の一方(図は左方)の上方に対向する角形突起
25を設け、整形板24は各信号線2に対向する
凹所26と各隣接接地線3の双方に対向する凹所
27を設けてなる。信号線2に対向する凹所26
および、両側に位置する1本の接地線3に対向す
る凹所28は、信号線2または接地線3の挿入可
能な幅寸法の直状である。他方、凹所27は一対
の隣接接地線3の双方が挿入可能な開口部27a
と段違いに対向する一対の斜辺27b,27cに
て1本の接地線3が挿入可能な狭幅部27dにて
なる。そして、一対の斜辺27b,27cは突起
25の下方に対向する斜辺27bが斜辺27cよ
りも下方に位置している。
そこで、整形板24を上昇させる等によつて露
出する信号線2と接地線3が挿入するようにする
と第3図ロに示すように、各凹所26,28にそ
れぞれ1本の信号線2、接地線3が嵌合し、各凹
所27には隣接する2本の接地線3が上下に重な
つて嵌合、即ち斜辺27cに当接し挿入の遅れた
接地線3が他方の接地線3の上に位置する重なり
で嵌合する。その際、凹所挟幅部27dに嵌合す
べき一対の接地線3は、斜辺27b,27cのコ
ーナ部分に引つ掛かつて完全に嵌合しないことが
あるため、整形板23を降下させると第3図ハに
示すように、各突起25が重なるべき一対の接地
線3を押下し凹所狭幅部27dと確実に嵌合する
ようになる。
第4図において、フラツトケーブル固着台28
は複数対のガイドローラ29を介し支持されてお
り、矢印方向に往復動する。そして、固着台28
の前方には整形板24が装着してあり、整形板2
4の上方に上下動可能な整形板23が設けてあ
る。
一部の被覆4aを残し信号線2と接地線3の一
部分を露出させたフラツトケーブル1は、露出信
号線2、接地線3が前方から突出するようにして
固着台28に搭載し、押さえ金具30で固定す
る。すると、被覆4aに近い露出信号線2、接地
線3は整形板24の凹所に嵌合する。
そこで、整形板23を降下動させ露出信号線
2、接地線3を整形板24の凹所に確実に嵌合せ
しめたのち、固着台28を前方に向けて移動させ
ると、隣接する露出接地線3は上下に重なるよう
に整形される。
第5図において、コネクタ31はばね性を有す
る金属よりなる信号線接続用コンタクト32と接
地線接続用コンタクト33、プラスチツクをモー
ルド形成し各複数個のコンタクト32と33を交
互に植設した絶縁体34、プラスチツクをモール
ド形成しフラツトケーブル1の露出信号線2およ
び信号線3をコ字状に添着させるロケータ35、
プラスチツクをモールド形成したカバー36、金
属板よりなる接地用ターミナル37からなり、信
号線2および信号線3はばね弾性を有する各コン
タクト32,33のコ字形接続部とロケータ35
との間に挟持される。
第6図において、ロケータ35は側面視コ字形
をした信号線挿入溝38と接地線挿入溝39が交
互に形成してなる。隣接する一対の接地線3が重
なつて挿入される溝39の深さd2は、接地線3と
同じ太さの信号線2が1本挿入される溝38の深
さd1よりも1本の接地線3の直径だけ深く形成さ
れている。
なお、前記実施例で整形板23の突起25は、
信号線2の表面を傷付けない配慮に基づくもので
あつて、本発明方法の基本構成として不要であ
る。
また、第5図は本発明方法で処理したフラツト
ケーブルを接続するコネクタの一例であり、他の
構成になるコネクタ、例えば隣接する一対の接地
線を圧入する圧接コンタクトを植設したコネクタ
にも使用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明方法によれば、隣接
する接地線を1個の端子(コンタクト)に接続で
きるため、該端子の配設を高密度化または端子の
機械的強度の改善ができると共に、端子の所要本
数を減少し得た効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるフラツトケーブル接続終
端処理の実施例の基本工程説明図、第2図は本発
明の一実施例による工程説明図、第3図は第2図
の整形板と信号線、接地線との関係説明図、第4
図は本発明方法に係わる処理装置の模式図、第5
図は本発明によるフラツトケーブルを接続したコ
ネクタの側断面図、第6図は第5図のロケータの
構成図、第7図と第8図はそれぞれ従来のフラツ
トケーブル接続終端処理を示す斜視図、である。 図中において、1はフラツトケーブル、2は信
号線、3は接地線、4は絶縁被覆、4aは被覆の
一部、4bは除去被覆、23、24は整形板、2
5は突起、27は凹所、27aは開口部、27
b,27cは凹所内斜辺、27dは狭幅部、tは
厚さ、を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 信号線2と一対の隣接する接地線3とを交互
    且つ規則的に同一平面内に平行せしめ被覆4を形
    成してなるフラツトケーブル1の終端部を、信号
    線接続用端子と接地線接続用端子とが等間隔ピツ
    チで交互に配設されているコネクタの各対応する
    端子に接続するための該終端部の処理方法であつ
    て、 上記フラツトケーブル1をコネクタに接続する
    前に、信号線2、接地線3の終端に被覆4の一部
    4aが残るように所定長さ部分の被覆中間部4b
    を除去し、 該被覆除去により露出する上記一対の接地線3
    を該フラツトケーブル1の厚さt方向に重ねて整
    形することを特徴としたフラツトケーブルの接続
    終端処理方法。 2 前記整形が、前記フラツトケーブル1の表裏
    面近傍の幅方向に対向して配置され少なくとも一
    方が該フラツトケーブル1の厚さt方向に往復動
    可能な一対の櫛歯形状の整形板23,24を利用
    し、 信号線2および対をなさない接地線3のそれぞ
    れと対向する位置には該信号線2および1個の接
    地線3が挿入し得る幅の第1の凹所が形成され、
    一対の前記接地線3と対向する位置には接地線太
    さの2倍より大きい幅の開口から段違いの中間部
    斜辺を経て1個の接地線が挿入し得る幅の狭幅部
    に到る第2の凹所が形成されている一方の整形板
    24と、 該第2の凹所と対向する位置に突起25が形成
    されている他方の整形板23とを、櫛歯形成辺が
    対向するように接近係合させた後上記フラツトケ
    ーブル1の長手方向にスライドさせて行なうこと
    を特徴とした前記特許請求の範囲第1項記載のフ
    ラツトケーブルの接続終端処理方法。
JP61210271A 1986-09-05 1986-09-05 フラツトケ−ブルの接続終端処理方法 Granted JPS6366874A (ja)

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JP61210271A JPS6366874A (ja) 1986-09-05 1986-09-05 フラツトケ−ブルの接続終端処理方法

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JPS6366874A JPS6366874A (ja) 1988-03-25
JPH044710B2 true JPH044710B2 (ja) 1992-01-29

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5713671A (en) * 1980-06-30 1982-01-23 Japan Aviation Electron Pressure contact type connector

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Patent Citations (1)

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JPS6366874A (ja) 1988-03-25

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