JPH0538606Y2 - - Google Patents

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JPH0538606Y2
JPH0538606Y2 JP1987198832U JP19883287U JPH0538606Y2 JP H0538606 Y2 JPH0538606 Y2 JP H0538606Y2 JP 1987198832 U JP1987198832 U JP 1987198832U JP 19883287 U JP19883287 U JP 19883287U JP H0538606 Y2 JPH0538606 Y2 JP H0538606Y2
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tea leaves
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endless transport
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、中小規模の製茶工場において、茶生
葉に冷風を通気させてこれを冷却しつつ貯蔵・保
管し、加工時には次工程である蒸機に向けて保管
されていた茶生葉を自動的に少量づつ供給するの
に好適な茶生葉管理装置に関するものである。
[従来の技術] 中小規模の製茶工場向けの茶生葉管理装置とし
て従来より実公昭62−9791号公報にて開示された
考案がある。
上記の考案は、貯槽の底面を通気性コンベヤで
形成し、茶生葉の供給時には前記のコンベヤを駆
動させ底面上に保管されている茶生葉を自動的に
搬出するとともに、駆動装置を茶生葉管理装置に
対して着脱自在として1台の駆動装置を多数の茶
生葉管理装置に共通して利用可能ならしめたもの
である。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、前記の開示された考案は、次工
程である蒸熱工程へ茶生葉を少量づつ確実に定量
的に供給し得る装置を有していないため、茶生葉
の供給時には前壁を開口して通気性コンベヤを駆
動しそのままの状態で茶生葉を搬出することにな
り、1m程に積層した茶生葉が崩れ落ちて供給さ
れる状態となり、この茶生葉量が多いため、次工
程へ搬送するコンベヤは崩れ落ちてくる全ての茶
生葉を許容し得る幅広のものを必要とし、更に、
この幅広のコンベヤから搬出される茶生葉を集め
蒸機に向つて搬送する中間コンベヤまで必要とな
ることもあり、駆動装置を共通化して価格の低廉
化を計つても却つて高価なものとなることが避け
られない状態になつている。
また、前記の従来の考案の駆動装置は、モータ
及び減速機等からなるユニツトをクラツチを介し
てコンベヤの駆動軸に接続するものであるから、
その機構は複雑であるばかりでなく重量もあり作
業者が扱いにくく、高価なものになる等の問題点
を有している。
そこで、本考案は、前記した問題点を解決し、
作業者が扱いやすく安価な茶生葉管理装置の提供
を目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案に係る茶生葉管理装置は、前記の目的を
達成するために、通気性の無端輸送帯上に茶生葉
を収容し、該無端輸送帯下面より送風して茶生葉
を保管する複数の移動型管理手段からなる茶生葉
管理装置において、次工程へ茶生葉を搬送する搬
送機上に駆動部を固設した設置枠に茶生葉の掻き
落し装置を配設し、前記複数の移動型管理手段の
それぞれに無端輸送帯の駆動軸を間欠的に回動せ
しめるラチエツト機構を設け、茶生葉の取出時に
所要の移動型管理手段の取出部を前記掻き落し装
置に臨ませ、前記の駆動部の駆動により往復動す
る連結杆を前記ラチエツト機構の駆動用レバーの
先端部に係脱自在に構成したことをその特徴とす
るものである。
[作用] 本考案に係る茶生葉管理装置は、茶生葉をその
上部に収容した通気性の無端輸送帯の下面より通
風して茶生葉を保管する移動型管理手段を複数用
意し、前記それぞれの移動型管理手段の通気性無
端輸送帯の駆動軸にラチエツト歯車を軸止し、該
歯車を駆動する爪を枢着した駆動用レバーを前記
駆動軸に遊嵌してラチエツト機構を構成し、茶生
葉の取出時には、茶生葉が積載保管されるている
複数の移動型管理手段のうちの所要の一つの移動
型管理手段の取出部を、次工程へ茶生葉を搬送す
る搬送機上に駆動部を固設した設置枠に配設した
茶生葉掻き落し装置に臨ませて、前記の駆動部の
駆動により往復動する連結杆を前記のラチエツト
機構の駆動用レバーに係合するようにしたので、
駆動部の駆動により連結杆を介して駆動用レバー
を揺動せしめ該レバーに枢着の爪によりラチエツ
ト歯車を間欠的に回動させ、これにより無端輸送
帯を低速に回転させることができ、1/10〜1/20の
減速比が得ることができるものであり、また、多
数の移動型管理手段に対して1個の共通の駆動部
を備えれば良く、その係脱についても駆動部の連
結杆をそれぞれの移動型管理手段のラチエツト機
構の駆動用レバーに係合あるいは離脱させるのみ
で良く操作が簡単となる。
[実施例] 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図において、1は移動型管理手段であり、該移
動型管理手段1は、貯槽Aの底面を通気性の無端
輸送帯2で構成し、その下面には風洞3が配設さ
れており、フアン4を作動させることにより前記
の風洞3を介して通気性の無端輸送帯2上に積載
される茶生葉を通風冷却する。
5は前記した移動型管理手段1の木枠であり、
該木枠5の下面部には走行車輪6を回転自在に軸
支し、該走行車輪6によつて移動型管理手段1を
所望の位置に移動させるものである。
前記した無端輸送帯2の送出端側の駆動軸7に
ラチエツト歯車8を軸止し、該ラチエツト歯車8
を駆動する爪10を枢着した駆動用レバー9を前
記の駆動軸7に遊嵌させ、これらラチエツト歯車
8、爪10及び駆動用レバー9にてラチエツト機
構Bを構成している。そして、前記した駆動用レ
バー9の先端は略コ字状に形成されている。
13は、茶生葉を次工程へ搬送する搬送コンベ
ヤ16上に設置される掻き落し装置であり、該掻
き落し装置13は設置枠14に回転自在に架設さ
れるとともに、前記設置枠14には前記の通気性
無端輸送帯2を駆動する減速モータ(駆動部)1
5が配設され、該減速モータ15にはその作動に
よつて往復運動する先端にコロ12が設けられた
連結杆11が接続され、前記したコロ12は前記
したラチエツト機構Bの駆動用レバー9の先端の
コ字状部に着脱自在とされている。
なお、図中17は、移動型管理手段1の送出端
に設けられた巻き取り自在のシヤツタであり、ま
た18は掻き落し装置13の駆動モータである。
本実施例は、以上のように構成されているの
で、茶生葉を移動型管理手段1の貯槽A内に貯蔵
するときには、前記管理手段1の送出端のシヤツ
タ17を降ろし茶生葉の投入を行うものであり、
投入され保管されていた茶生葉を取出して次工程
へ搬出するときには、複数の移動型管理手段の中
から所要の一の移動型管理手段1を次工程への搬
送手段である搬送コンベヤ16の上部に設けられ
ている設置枠14の位置に移動させ、その取出部
を掻き落し装置13に臨ませ、シヤツタ17を巻
上げ、前記した設置枠14に固設される減速モー
タ(駆動部)15に接続された連結杆11の先端
部のコロ12を移動型管理手段1のラチエツト機
構Bの駆動用レバー9のコ字状部に係合させ、そ
して、減速モータ15と掻き落し装置13の駆動
モータ18を駆動することによつて茶生葉の取出
しを行う。
前記した減速モータ15の駆動により該減速モ
ータ15に取付けられる連結杆11の取付け部が
第1図に一点破線aで示すように円運動を行い、
この円運動により連結杆11の先端部のコロ12
は往復運動し、前記のコロ12と係合しているラ
チエツト機構Bの駆動用レバー9は、該駆動用レ
バー9が遊嵌される通気性無端輸送帯2の駆動軸
7を中心として揺動され、この揺動運動にて駆動
用レバー9に枢着される爪10がラチエツト歯車
8の歯を1個づつ確実に送り、前記歯車8を回転
させ、通気性無端輸送帯2をゆつくり前進させる
ものである。
そして、上記したように、ラチエツト機構Bの
作動によつて通気性無端輸送帯2をゆつくり移動
させ該無端輸送帯2上に積載されている茶生葉を
掻き落し装置13によつて崩し少量ずつ搬送コン
ベヤ16上に落下させて次工程に搬送される。
ところで、移動型の茶生葉管理手段は、茶生葉
の収容量が200〜500Kg程度で少ないことから、比
較的中小規模の工場向けのものであり、小型で安
価に製作する必要があるばかりでなく、これらの
工場は、茶生葉の処理能力が少ないので茶生葉の
供給量も少量ずつであり、茶生葉の取出時には無
端輸送帯2の送りを極く遅くする必要がある。し
たがつて、駆動部の減速比は約1/500〜1/1000を
必要とし、そのような減速機等を利用すると駆動
部が他に比して高価なものになつてしまうが、本
実施例によるとラチエツト機構Bで無端輸送帯2
を低速に回転させることにより、簡単に1/10〜1/
20の減速比を得ることができるので、その減速機
は比較的安価な減速比1/50以下のものでよいこと
になる。
更に、本実施例においては、それぞれの移動型
茶生葉管理手段1の通気性無端輸送帯2の駆動手
段としてラチエツト機構Bを採用し、該ラチエツ
ト機構Bを駆動せしめるのに掻き落し装置13の
設置枠14に配設した減速機(駆動部)15に接
続した連結杆11を前記のラチエツト機構Bの駆
動用レバー9に係合させるようにしたので、複数
の移動型管理手段1に対してそれを駆動せしめる
駆動源は1個でよく、モータや減速機等全体を係
脱する必要はなく、前記連結杆11を駆動用レバ
ー9に係合するのみでよく、その係脱は簡単であ
り、その操作性も良好である。
なお、ラチエツト機構は、前記した構成に限定
するものでなく、従来より知られているワンウエ
イクラツチ、フリーホイル、コースターカツプリ
ング等一方向回転するものであればどのようなも
のでもよい。
[考案の効果] 本考案に係る茶生葉管理装置は、次工程へ茶生
葉を搬送する搬送機上に茶生葉の掻き落し装置を
配設し、該掻き落し装置の設置枠に通気性無端輸
送帯の駆動部を配設したことにより、複数の移動
型茶生葉管理手段が共通して前記の一の駆動部を
使用することができるので非常に安価に製作でき
るものである。
また、茶生葉が積載され保管されている通気性
無端輸送帯はラチエツト機構によつて駆動される
ので、その回転は極めて低速で行われるので、掻
き落し装置によつて崩されて搬送機上に落下する
茶生葉は少量づつであり、中小規模の製茶工場の
搬送機でも十分搬送できる量となるものである。
更に、前記したように通気性無端輸送帯の駆動
はラチエツト機構によつて行われるので減速比の
小さい減速機が利用が可能になるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
右側面一部切欠図、第2図は正面図、第3図及び
第4図はラチエツト機構の説明図で、第3図は正
面図、第4図は側面図を示す。 1……移動型の茶生葉管理手段、2……通気性
無端輸送帯、8……ラチエツト機構、9……駆動
用レバー、11……連結杆、13……掻き落し装
置、14……設置枠、15……減速モータ(無端
輸送帯の駆動部)、16……搬送コンベヤ(搬送
機)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通気性の無端輸送帯上に茶生葉を収容し、該無
    端輸送帯下面より送風して茶生葉を保管する複数
    の移動型管理手段からなる茶生葉管理装置におい
    て、次工程へ茶生葉を搬送する搬送機上に駆動部
    を固設した設置枠に茶生葉の掻き落し装置を配設
    し、前記複数の移動型管理手段のそれぞれに無端
    輸送帯の駆動軸を間欠的に回動せしめるラチエツ
    ト機構を設け、茶生葉の取出時に所要の移動型管
    理手段の取出部を前記掻き落し装置に臨ませ、前
    記の駆動部の駆動により往復動する連結杆を前記
    ラチエツト機構の駆動用レバーの先端部に係脱自
    在に構成したことを特徴とする茶生葉管理装置。
JP1987198832U 1987-12-28 1987-12-28 Expired - Lifetime JPH0538606Y2 (ja)

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JP1987198832U JPH0538606Y2 (ja) 1987-12-28 1987-12-28

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JPH01101324U JPH01101324U (ja) 1989-07-07
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS629791U (ja) * 1985-07-04 1987-01-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58100541U (ja) * 1981-12-28 1983-07-08 株式会社 寺田製作所 コンベヤ型生葉管理装置
JPS61120367U (ja) * 1985-01-14 1986-07-29

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JPS629791U (ja) * 1985-07-04 1987-01-21

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