JPH0537834U - ケーブル収納装置 - Google Patents

ケーブル収納装置

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JPH0537834U
JPH0537834U JP9539391U JP9539391U JPH0537834U JP H0537834 U JPH0537834 U JP H0537834U JP 9539391 U JP9539391 U JP 9539391U JP 9539391 U JP9539391 U JP 9539391U JP H0537834 U JPH0537834 U JP H0537834U
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cable reel
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肇 井上
秀雄 高橋
茂雄 久保
啓輔 赤羽
博 海老
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば耐圧試験作業位置での、ケーブルリー
ルに対する耐圧リードケーブルの気中終端部の取外し或
は再取り付け作業をなくし、極めて作業効率よく耐圧リ
ードケーブルの終端部の他所への接続を達成し得るケー
ブル収納装置を提供する。 【構成】 ケーブルリール1は、支持軸2と同中心にて
巻き胴28を有し、且つ巻き胴28に対して離接可能に
設けられた揺動ホルダ30が設けられる。揺動ホルダ3
0には気中終端部104が保持され、この気中終端部1
04は、ケーブルの引出し終了時に、揺動ホルダ30を
巻き胴28に対して離間する方向へと揺動することによ
り、課電状態位置へと設定される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば電気機器の現地耐電圧試験を行なう際に高圧印加用リードケ ーブルとして使用したり、或は応急時にバイパスケーブルとして使用されるケー ブルを収納するケーブルリールを備えたケーブル収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、電気機器の現地耐電圧試験を行なう際に高圧印加用リードケーブルと して使用される耐圧リードケーブルは、布設現場において即時接続を行ない得る ように、被試験側に接続される終端部と、耐電圧試験機に接続される気中終端部 とを備えており、ケーブルリールに巻装して収納されている。図7及び図8に、 このためのケーブル収納装置の従来例が示される。
【0003】 ケーブル収納装置は、1個或は複数個の、本例では3個のケーブルリール1( 1A、1B、1C)を備え、ケーブルリール1は、支持軸2に回転自在に担持さ れている。又、支持軸2は、支持板4を介して架台6に取り付けられている。架 台6は、通常、移動自在とするためにキャスター8が設けられ、ハンドル10を 操作することにより、所定の位置へと移動することができる。所定の作業位置で は、ストッパー12を降下させ、架台6を、即ち、ケーブル収納装置を固定する ようにされる。
【0004】 作業位置でケーブル収納装置を固定した後、図9に図示するように、ケーブル リール1を回転させてこのリール1に巻き付けたリードケーブル100の被試験 側終端部102を引出し、そして電気機器の接続部200に接続する。一方、ケ ーブルの他端側終端部104は、図7に一点鎖線にて示すように、ケーブルリー ル1より引出してボルトなどの適当な固定手段で該ケーブルリール1の固定部材 14に固定される。次いで、図9に図示するように、この終端部104は、課電 のための気中終端部として、一端が耐電圧試験機の接続端300に連結されてい る印加線302の他端に接続される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成の従来装置では、作業位置における気中終端部 104のケーブルリール1に対する取外し、引出し、更に、その位置での再固定 を必要とするが、耐圧リードケーブル100は、太く、重量があり、且つ曲げ難 く、このような作業は極めて困難である。
【0006】 従って、本考案の目的は、例えば、耐圧試験作業位置での、ケーブルリールに 対する耐圧リードケーブルの気中終端部の取外し或は再取り付け作業をなくし、 極めて作業効率よく耐圧リードケーブルの終端部の他所への接続を達成し得る、 耐圧リードケーブル或はその他種々のケーブルを収納するためのケーブル収納装 置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的は本考案に係るケーブル収納装置にて達成される。要約すれば本考案 は、第1及び第2の終端部を有するケーブルを巻き付けて保持するケーブルリー ルと、このケーブルリールを回転自在に支承する架台とを備え、前記第1の終端 部をケーブルリールより引出し自在とし、そして前記第2の終端部をケーブルリ ールに固定したケーブル収納装置において、前記ケーブルリールは、前記第1の 終端部及びこれに連なるケーブルを巻き付けて保持する巻き胴と、前記第2の終 端部を固定して保持し、且つ前記巻き胴に対して離接可能に設けられた揺動ホル ダとを有することを特徴とするケーブル収納装置である。
【0008】
【実施例】
以下、本考案に係るケーブル収納装置を図面に則して更に詳しく説明する。
【0009】 図1〜図3に示す本実施例おいて、ケーブルリール1は、従来と同様に、キャ スター付きの架台6に回転自在に支持されている。つまり、ケーブル収納装置は 、1個或は複数個の、本例では1個のケーブルリール1を備え、ケーブルリール 1は支持軸2に固着され、支持軸2は軸受け21を介して、架台6に固定された 支持部材4に回転自在に取り付けられている。架台6は、通常、移動自在とする ためにキャスター8が設けられ、ハンドル10を操作することにより、所定の位 置へと移動することができる。所定の作業位置では、ストッパー12を降下させ 、架台6を、即ち、ケーブル収納装置を固定することができる。
【0010】 更に説明すると、ケーブルリール1は、図2に最も良く図示されるように、所 定の距離離間して支持軸2に固定された対をなす鍔22、24を有する。鍔22 、24は同じ構成とされ、図1をも参照すると、本実施例では、外側環状フレー ム25と、内側支持円板26と、外側環状フレーム25及び内側支持円板26の 間に半径方向に延在して配置された複数の支持ロッド27とにて構成される。又 、鍔22、24の間には、支持軸2と同中心にて巻き胴28が配置され、そして 鍔22、24に固着される。巻き胴28の外周の一部は、本実施例では鍔24に 隣接した側が切り欠かれた状態とされ、平坦部28aが形成される。
【0011】 本考案によると、前記巻き胴の平坦部28aには、揺動ホルダ30が配置され る。この揺動ホルダ30は、図4をも参照すると理解されるように、本実施例で は板部材よりなり、平坦部28aに載置される平面部材31と、該平面部材31 に対して垂直に折り曲げられた垂直部材32とにて構成される。垂直部材32の 一端は外側環状フレーム25の方へと延在し、そして該外側環状フレーム25に 一体に固定された支持板33(図5)にピン34を介して揺動自在に取付けられ ている。又、平面部材31の、前記垂直部材32の一端とは反対側の端部には、 螺子穴35(図4)が設けられ、図3に最も良く図示されるように、ケーブル終 端部取付けアングル36が螺子37にて取付けられる。
【0012】 即ち、ケーブル、例えば耐圧リードケーブル100の気中終端部104を支持 するケーブル終端部取付けアングル36は螺子37にて揺動ホルダ30に取付け てあり、更に、気中終端部104に連なるケーブル部分は、垂直部材32の突起 部32aにクリート40にて固定され、次いで、ケーブルは巻き胴28の外周部 に部分的に設けられた枕部材42の外周部に巻き付けられた後、巻き胴28に巻 き付けられる。ケーブル100の他方の終端部102は、鍔24の支持ロッド2 7などを利用して、ベルトなどの適当な固定手段(図示せず)にて着脱自在に固 定される。又、揺動ホルダ30は、この状態にて、図5に図示するように、支持 ロッド27及び環状フレーム25の間に固定された支持板38に穿設された穴を 利用して螺子39にて固定される。
【0013】 このような構成の本考案に係るケーブル収納装置の作動について次に説明する 。
【0014】 ケーブル収納装置から耐圧リードケーブル100を引出す場合には、図1に実 線で示される状態に保持されたケーブルリール1において、先ず、ケーブルの第 1の終端部102を止めている固定手段を取外し、終端部102を自由とする。 次いで、該終端部102を開放し、図1にて終端部102を左方向へとケーブル 担持ローラ50にて担持案内して引出す(図3)。これによってケーブルリール 1は、支持軸2の回りに、図1にて、時計方向に回転する。このとき、ケーブル 100の第2の終端部、即ち、気中終端部104は揺動ホルダ30にて巻き胴2 8に固定されているために、巻き胴28と共にケーブルリール1と一体的に時計 方向へと回動される。
【0015】 ケーブルリール1の巻き胴28に巻き付けられたケーブル100の払い出しが 終ると、揺動ホルダ30の螺子39を外し、揺動ホルダを、図1及び図3にて想 像線にて示すように、ピン34の回りに、時計方向へと巻き胴28から離間する 方向に揺動せしめ、大略垂直状態へとする。そして、この状態にて、揺動ホルダ 30を螺子39にて支持板38に形成された穴39’に固定する。
【0016】 本考案によれば、このように揺動ホルダ30がピン34の回りに所定角度回転 し、巻き胴28から離間して停止した時、ケーブル100の気中終端部104は 、ケーブルリールの鍔22、24より半径方向外方に位置し、課電可能の状態に 位置決めされる。
【0017】 なお、この課電可能状態を保持するべく、ケーブルリール1自体は、架台6な どにベルトなどのような固定手段(図示せず)を用いて固定することができる。
【0018】 上記実施例では、本考案のケーブル収納装置は、耐圧リードケーブルのための 収納装置として説明したが、当然に耐圧リードケーブル以外にも種々のケーブル を収納することが可能である。
【0019】 又、上記実施例のケーブルリール1を1個備えたケーブル収納装置は、図6に 示すように、並列に3個配列することにより、3相用のケーブルを提供すること ができる。勿論、この場合には、ストッパ12は、両側のケーブル収納装置の外 側に設置し、他のストッパ12は取外すことができる。
【0020】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案に係るケーブル収納装置は、例えば耐圧リードケ ーブルのようなケーブルを巻き付け保持するケーブルリールに対して揺動可能に 揺動ホルダを設け、該揺動ホルダに一つの終端部を固定して保持し、他方の終端 部をケーブルリールより引出し、ケーブルの払い出し終り時に、この揺動ホルダ を巻き胴に対して離間する方向へと所定角度回転させ、該ホルダに保持された終 端部を前記ケーブルリールの半径方向外方へと移動せしめ、この終端部を気中終 端部として使用するように構成されるので、例えば耐圧試験作業位置での、ケー ブルリールに対する耐圧リードケーブルの気中終端部の取外し或は再取り付け作 業をなくし、極めて作業効率よくリードケーブルの終端部の他所への接続を達成 することができ、実用上極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のケーブル収納装置の一実施例を示す概
略正面図である。
【図2】図1の線II−IIに取った断面図で、揺動ホルダ
及びケーブル終端部は省略されている。
【図3】図2の線III −III に取った断面図で、揺動ホ
ルダ及び終端部を取り付けた状態を示す。
【図4】図3の線IV−IV方向に見た図であり、揺動ホル
ダを示し、ケーブル終端部は省略されている。
【図5】図1の本考案のケーブル収納装置の部分背面図
である。
【図6】本考案のケーブル収納装置の他の実施例を示す
概略左側面図である。
【図7】従来のケーブル収納装置の側面図である。
【図8】従来のケーブル収納装置の断面正面図である。
【図9】ケーブル収納装置の作業位置における使用態様
を説明する図である。
【符号の説明】
1 ケーブルリール 2 支持軸 22、24 鍔 28 巻き胴 30 揺動ホルダ 34 揺動ピン 100 耐圧リードケーブル 102 終端部 104 気中終端部
フロントページの続き (71)出願人 000002255 昭和電線電纜株式会社 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 (72)考案者 古仲 文孝 神奈川県川崎市幸区堀川町72番地 株式会 社東芝内 (72)考案者 井上 肇 神奈川県川崎市幸区堀川町72番地 株式会 社東芝内 (72)考案者 高橋 秀雄 東京都港区西新橋3丁目7番1号 東芝プ ラント建設株式会社内 (72)考案者 久保 茂雄 東京都港区西新橋3丁目7番1号 東芝プ ラント建設株式会社内 (72)考案者 赤羽 啓輔 東京都港区西新橋3丁目7番1号 東芝プ ラント建設株式会社内 (72)考案者 海老 博 東京都江東区大島3丁目17番10号 株式会 社伊東鉄工所内 (72)考案者 瀬間 信幸 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の終端部を有するケーブル
    を巻き付けて保持するケーブルリールと、このケーブル
    リールを回転自在に支承する架台とを備え、前記第1の
    終端部をケーブルリールより引出し自在とし、そして前
    記第2の終端部をケーブルリールに固定したケーブル収
    納装置において、前記ケーブルリールは、前記第1の終
    端部及びこれに連なるケーブルを巻き付けて保持する巻
    き胴と、前記第2の終端部を固定して保持し、且つ前記
    巻き胴に対して離接可能に設けられた揺動ホルダとを有
    することを特徴とするケーブル収納装置。
JP1991095393U 1991-10-24 1991-10-24 ケーブル収納装置 Expired - Lifetime JP2563876Y2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013018554A (ja) * 2011-07-07 2013-01-31 Molitec Steel Co Ltd 長尺体用リール
KR101414591B1 (ko) * 2012-12-27 2014-07-03 주식회사 코릴 항공기 전원공급용 케이블 릴 장치
JP5570671B1 (ja) * 2014-02-20 2014-08-13 株式会社カワチュウ ホース巻取装置

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