JPH0537759A - 最短時間でフオールバツク動作を実行するフアクシミリ装置の手順信号方式 - Google Patents

最短時間でフオールバツク動作を実行するフアクシミリ装置の手順信号方式

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JPH0537759A
JPH0537759A JP3187627A JP18762791A JPH0537759A JP H0537759 A JPH0537759 A JP H0537759A JP 3187627 A JP3187627 A JP 3187627A JP 18762791 A JP18762791 A JP 18762791A JP H0537759 A JPH0537759 A JP H0537759A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
procedure
tcf
communication speed
error rate
Prior art date
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Pending
Application number
JP3187627A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Yasuda
信之 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 最短時間でフォールバックを実行し、回線の
捕捉時間を短縮する。 【構成】 エラーレートカウンタ2はCCITT勧告
T.30に勧告されるTCF信号の受信時のエラービッ
ト数をカウントする。S/N推定部3は、エラーレート
カウンタ2によるカウント値からビットエラーレート
(B.E.R.)を算出し、このB.E.R.値とTC
F信号の通信速度との相関性から当該捕捉回線における
S/Nを推定する。制御部4は、S/N推定部3の推定
に基づいてTCF信号受信時のエラービツト数が0個に
なると予測される最高速の通信速度に移行することを指
示する独自手順のコマンドを送出させる。モデム1は
V.17に勧告されかつT.30に準拠する独自手順の
送受信をV.21ch2 で行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置の手
順信号方式に関し、特に、独自手順にて受信側のTCF
受信時のエラー数と当該通信の通信速度との相関関係に
あるS/Nを推定することにより、メッセージ受信時の
エラー数が零になるであろう最高速の通信速度に移行す
る手順信号を送出し、最短時間でフォールバック動作を
実行するファクシミリ装置の手順信号方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のファクシミリ装置の手順
信号方式は、図3のTCF信号の各通信速度におけるフ
ォールバック時のビットエラーレート(以下B.E.
R.と略記する)の目安の例に示す様に、V.17モデ
ムを用いた標準G3モード手順のフェーズBにおいて、
V.17/14.4kbpsロングトレーニングEPT
付からV.27ter/4.8kbpsへの順次フォー
ルバックでは、TCF信号受信時の1秒間中に1ビット
でもエラー(“0”のはずが“1”として受信されたも
のをいう)が生じるとフェーズBの手順を繰り返しつ
つ、当該捕捉回線のS/Nに応じてTCF受信中のエラ
ーがなくなるまで順次速度を落とす動作を実行してい
た。
【0003】図5に従来の技術によるV.17モデムを
用いた標準G3モードのフェーズBのフォールバック手
順とその所要時間例を示す。但し、衛星によるroun
dtrip delay、あるいは低速→高速及び高速
→低速信号間のCCITT勧告による遅延時間75ms
±20nsは含まない。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】上述した従来のファク
シミリ装置の手順信号方式は、図5の例に示すように、
CCITT勧告V.17によるフォールバック速度とし
て、V.17/14.4kbps→V.17/12.0
kbps→V.29/9.6kbps→V.17/TC
M9.6kbps→V.29/7.2kbps→V.2
7ter/4.8kbpsというように順次通信速度を
落としていっているので、CCITTT.30勧告に準
拠したTCF信号受信中のエラ−に対して受信側からF
TT信号(トレーニング失敗信号)を送出、続いてフェ
ーズBの途中からの信号であるDCS信号(ディジタル
命令信号)として、次のTCF信号が前のTCF信号よ
り1段速度を落としたもので受信するように指示する再
送信号及びその1段速度を落としたTCF信号を受信す
る。すなわち、受信側からのTCF信号に対するFTT
信号とフエーズBの途中からの信号である再送DCS信
号の各送出時間又は受信時間がオーバヘッドとなり、か
つ、通信速度を順次下げてゆくことによる前記オーバヘ
ッド時間のフォールバック回数分のTCF受信時間とこ
れらの累積時間により、1通信における前手順(ここで
は主にフェーズB)の所要時間が最大になり、これによ
り回線の捕捉時間が増加し、課金金額が増大するという
欠点があった。
【0005】本発明は従来の上記実情に鑑みてなされた
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記欠点を解消することを可能としたファクシミリ
装置の新規な手順信号方式を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る最短時間でフォールバック動作を実行
するファクシミリ装置の手順信号方式は、手順信号方式
としては非標準の独自手順となるが、CCITT勧告V
・17に勧告されるモデムを搭載するファクシミリ装置
の受信系を制御する独自手順において、CCITT勧告
T.30に勧告されるTCF信号受信時のエラービット
数をカウントするカウント手段と、該カウント手段によ
るカウント値からB.E.R.を算出しかつ該B.E.
R.値と、前記TCF信号の通信速度との相関性から当
該捕捉回線におけるS/Nを推定するS/N推定手段
と、該S/N推定手段にもとづいてTCF信号受信時の
エラービット数が零個になると予測される最高速の通信
速度に移行することを指示する独自手順のコマンド信号
を送出させる全体の制御手順と、V.17に勧告されか
つT.30に準拠する独自手順の送受信をV.21ch
2で行う変復調(モデム)手順とを備えて構成される。
【0007】
【実施例】次に、本発明をその好ましい一実施例につい
て図面を参照して具体的に説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例を示すブロック構
成図である。また図2は本発明による最短時間でのフォ
ールバック動作例を示す図である。さらに図3はTCF
信号の各通信速度におけるフォールバック時のB.F.
R.の目安を示している。図4は、各通信速度における
B.E.R.VS.S/Nの特性例(Back−to−
Back(直結)の場合)を示す図である。
【0009】図1において、参照番号1はV.17、
V.21ch2をサポートするモデムであり回線17か
らの手順信号をまずNCU5、アナログ信号線15を経
て受信する。今、図2に示す様にフェーズBにて独自手
順のNSFを送信し、Negotiation結果をN
SSとして受信する。
【0010】この時に図4に示すS/N.VS.B.
F.R. 特性例のうち、ほぼ中央に位置するV.17/
TCM9.6kbpsを最初のTCF信号の通信速度と
しておく。そしてこの速度でのTCF受信中の1秒間の
エラービット(bit)数11をエラーレートカウンタ
2でカウントし、その値をxとすると、x/9600=
BがB.E.R.12としてS/N推定部3へ送られ、
Bが1×10-3より大きいときにV.27ter/4.
8kbpsへ、またBが1かける10-4より大きいとき
にV.29/7.2kbps、それ以下はV.17/1
4.4kbpsへ移行すべきS/Nである指示としてS
/N推定結果13を制御部4へ送る。
【0011】図4における上記の判定基準は次の通りで
ある。
【0012】V.17/TCM9.6kbpsにおいて
B.E.R.値がB=1×10-3<のとき、V.27t
er/4.8kbpsへ移行させる。
【0013】B=1×10-4<のとき、V.29/7.
2kbpsへ移行させる。
【0014】B=1×10-4>のとき、V.17/1
4.4kbpsへ移行させる。
【0015】制御部4は、モデム1ヘのコマンド14と
してNFTT(NewFTTの略)を送出させ、S/N
推定結果にもとづいた通信速度情報を含んだ情報として
送信側へ送り、フェーズBの途中からの手順信号NSS
の再送を送信側に促す。
【0016】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、最
初のTCF信号をV.17/TCM9.6kbpsを用
い、その時の受信側でのビットエラーレートをカウント
し、その値と通信速度から当該捕捉回線のS/Nを推定
することにより、メッセージ受信時でのエラーを零にす
るであろう通信速度へ移行するコマンドを返送すること
により、最短時間でフォールバックを実行し、かつ回線
の捕捉時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック構成図であ
る。
【図2】本発明による最短時間でのフォールバック動作
例を示す図である。
【図3】TCF信号の各通信速度におけるフォールバッ
ク時のB.E.R.の目安を示す図である。
【図4】各通信速度におけるB.E.R.VS′S/N
の特性例(Back−to−Back(直結)の場合)
を示す図である。
【図5】従来の技術によるV.17モデムを用いた標準
G3モードのフェーズBのフォールバック手順とその所
要時間例(但し衛星によるround tripdel
ayや低速→高速及び→高速→低速信号間のCCITT
勧告による遅延時間75ms±20msは含まない)を
示す図である。
【符号の説明】
1…モデム 2…エラーレートカウンタ 3…S/N推定部 4…制御部 5…NCU 11…エラーbit数 12…B.E.R.値 13…S/N推定結果 14…モデムへのコマンド 15…アナログ信号線 16…NCU制御線 17…回線

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 CCITT勧告V.17に勧告されるモ
    デムを搭載するファクシミリ装置の受信系を制御する独
    自手順において、CCITT勧告T.30に勧告される
    TCF信号受信時のエラービット数をカウントするカウ
    ント手段と、該カウント手段によるカウント値からビッ
    トエラーレートを算出しかつ該ビットエラ−レ−ト値と
    前記TCF信号の通信速度との相関性から当該捕捉回線
    におけるS/Nを推定するS/N推定手段と、該S/N
    推定手段にもとづいてTCF信号受信時のエラービット
    数が零個になると予測される最高速の通信速度に移行す
    ることを指示する独自手順のコマンド信号を送出させる
    全体の制御手段と、V.17に勧告されかつT.30に
    準拠する独自手段の送受信をV.21ch2で行う変復
    調手段を有することを特徴とした最短時間でフォールバ
    ック動作を実行するファクシミリ装置の手順信号方式。
JP3187627A 1991-07-26 1991-07-26 最短時間でフオールバツク動作を実行するフアクシミリ装置の手順信号方式 Pending JPH0537759A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3187627A JPH0537759A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 最短時間でフオールバツク動作を実行するフアクシミリ装置の手順信号方式

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JPH0537759A true JPH0537759A (ja) 1993-02-12

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JP3187627A Pending JPH0537759A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 最短時間でフオールバツク動作を実行するフアクシミリ装置の手順信号方式

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100311393B1 (ko) * 1999-02-03 2001-11-02 구자홍 통신 속도 변경 방법
US6411689B1 (en) * 1998-08-17 2002-06-25 Hughes Electronics Corporation Facsimile call success rates in long delay environments

Cited By (2)

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