JPH0537729Y2 - - Google Patents

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JPH0537729Y2
JPH0537729Y2 JP1987051017U JP5101787U JPH0537729Y2 JP H0537729 Y2 JPH0537729 Y2 JP H0537729Y2 JP 1987051017 U JP1987051017 U JP 1987051017U JP 5101787 U JP5101787 U JP 5101787U JP H0537729 Y2 JPH0537729 Y2 JP H0537729Y2
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JP
Japan
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trailer
coupler
relay
tractor
air
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JP1987051017U
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JPS63158465U (ja
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  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、カプラを有するドーリを介してトラ
クタに連結されるトレーラのブレーキ装置に関す
るものである。
〈従来の技術〉 第2図で示すようにトラクタ1にカプラ4を有
するドーリ3を介して連結されるトレーラは周知
である。この周知のトレーラには、後輪5を手動
ハンドル6により制動する駐車ブレーキ装置と、
第2図では図示されていないがトラクタからのサ
ービスブレーキのエア信号によりリレーバルブを
作動してエアタンクのエアをブレーキチヤンバに
供給して制動するホイールブレーキ装置とが設け
られている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記のような連結車両において、ドーリ3のカ
プラ4をトレーラ2に対して相対移動可能に設
け、トラクタ1とトレーラ2とを連結状態でトラ
クタ1をトレーラ2との離間間隔Lだけ後退移動
し、トラクタ1の荷箱の後端とトレーラ2の荷箱
の前端とを接近させ、トレーラ2の荷箱内を通つ
てトラクタ1の荷箱の荷役作業を行うようにした
ものが特開昭60−104471号で公開されている。
このような連結車両においてはトラクタ1を後
退移動させるときのドーリのカプラを外すとき、
カプラロツクストツパを外し、カプラレバーを操
作してカプラジヨーを解除する。このとき、トレ
ーラ2の移動を拘束する必要があり、このために
手動ハンドル6により駐車ブレーキ装置を作動す
る面倒な操作を行つていた。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、上記従来の問題点を解決したブレー
キ装置を提供するものであり、その特徴とする構
成は、トラクタにカプラを有するドーリを介して
連結され、トラクタからのサービスブレーキのエ
ア信号によりリレーバルブを作動してトラクタ側
のエアタンクからエアをブレーキチヤンバに供給
するホイールブレーキ装置を備えたトレーラにお
いて、前記トレーラにエアタンクを設け、このト
レーラ側のエアタンクを前記リレーバルブとブレ
ーキチヤンバとのエア供給回路にダブルチエツク
バルブを介して配管接続し、前記トレーラ側のエ
アタンクとダブルチエツクバルブとの間のエア回
路に電磁弁を設け、前記トラクタ側に手動スイツ
チのonにより前記電磁弁に通電して電磁弁を開
口する第1リレーと、前記カプラをロツク及びロ
ツク解除するカプラレバーのロツクでoffし、ロ
ツク解除によつてonするカプラレバースイツチ
と、前記手動スイツチのonにより前記第1リレ
ーの作動状態で前記カプラレバースイツチのon
によつて前記第1リレーの作動状態を自己保持さ
せる第2リレーとを備えたものである。
〈作用〉 本考案は、トレーラとドーリとロツクを解除す
るためのカプラレバーを解除操作するまえにトレ
ーラのホイールブレーキ装置を自動的に作動して
制動状態とするものである。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を第1図に基づいて説明す
る。12はトレーラ2の後輪5を制動するホイー
ルブレーキ装置のブレーキチヤンバであり、トレ
ーラ1側のエアタンク28とリレーバルブ11を
介して配管接続され、トラクタ1からのサービス
ブレーキのエア信号によりリレーバルブ11を作
動し、エアをブレーキチヤンバ12に供給したト
レーラ2の後輪5を制動する。
10はトレーラ2に設けたエアタンクであり、
前記リレーバルブ11とブレーキチヤンバ12と
のエア供給回路にダブルチエツクバルブ14を介
して接続されている。このトレーラ側のエアタン
ク10とダブルチエツクバルブ14との間のエア
回路に電磁弁13が設けられている。
15はドーリ3に設けられたカプラ、16はカ
プラレバーである。このカプラレバー16は周知
のようにカプラジヨーをトレーラのキングピンと
ロツク及びロツク解除させるものである。
前記カプラレバー16にはロツド31が連結さ
れ、このロツド31が当接しカプラレバー16の
ロツク状態を規制するストツパ25と、このスト
ツパ25を回動してカプラレバー16をロツク解
除方向に移動を許容させるシリンダ27及びリン
ク26と、前記電磁弁13の通電回路と接続され
エアタンク28のエアを前記シリンダ27に供給
制御する電磁弁29と、前記カプラレバー16の
ロツク及びロツク解除の操作によつてon,offす
るカプラレバースイツチ17とが配置されてい
る。
一方、トラクタ1側には、手動スイツチ24の
onにより電源18からの電流が通電されて励磁
し、電磁弁13への通電回路を形成する第1リレ
ー23と、前記第1リレー23が励磁されている
ときに前記カプラレバースイツチ17がonする
と電源18からの電流で励磁されてonし、手動
スイツチ24がoffとなつても第1リレー23を
on状態に自己保持させる第2リレー22とが設
けられている。
次に本考案の動作について説明する。カプラ1
5にトレーラ2が連結ロツクされているときに
は、カプラスイツチ17はカプラレバー16に押
されてoff状態となつている。従つて、第2リレ
ー22はoffとなつている。また、カプラレバー
16はストツパ25によつてロツク解除方向への
動きは規制されている。
そこで、カプラレバー16のロツクを解除する
は、先ず、手動スイツチ24をonにする。これ
により第1リレー23が励磁されてonとなり電
磁弁13に通電して開口し、エアタンク10のエ
アをブレーキチヤンバ12に供給してトレーラ2
のホイールブレーキ装置を作動する。これと同時
にドーリ3の電磁弁29にも通電して開口し、エ
アタンク28のエアをシリンダ27に供給しスト
ツパ25を回動してカプラレバー16をロツク解
除方向への旋回を許容する状態とする。
次いで、カプラレバー16をロツク解除方向に
旋回することにより、カプラレバースイツチ17
がonとなり、第2リレー22を励磁してonとす
る。これにより、電磁弁13に通電している電流
回路より第1リレー23のコイルに電流が流れ、
手動スイツチ24をoffしても第1リレー23の
作動状態を保持する自己保持回路を形成する。こ
れはカプラ解除後に誤つて手動スイツチ24を
offにしてもトレーラ2の制動状態を維持し、安
全性を確保することを目的としている。
このようにしてカプラ15とトレーラ2のキン
グピンとがロツクを解除した状態でトラクタ1を
前進後退移動しても制動を掛けられたトレーラ2
は移動することなく所定の位置に停止している。
〈考案の効果〉 以上のように本考案によると、カプラとトレー
ラとのロツクを解除するカプラレバーの操作の前
にトレーラのホイールブレーキ装置を手動スイツ
チにより自動的に作動してトレーラを制動状態と
するものであるから、カプラジヨーをトレーラの
キングピンとロツクを解除させ、トラクタとトレ
ーラの連結状態でトラクタをトレーラとの離間間
隔だけ後退移動して、トラクタの荷箱の後端とト
レーラの荷箱の前端とを接近し、トレーラの荷箱
内を通つてトラクタの荷箱の荷役作業を行うとき
やトレーラの切り離しのときの駐車ブレーキの作
動を簡単な構造により容易かつ確実に得られ、カ
プラレバーのロツク解除に連係してトレーラのホ
イールブレーキ装置を作動している電磁弁の通電
回路を自己保持するものであるから、カプラジヨ
ーのロツク解除後に誤つて手動スイツチをoffに
してもトレーラの制動状態が保全され安全性が確
保されている利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の回路図、第2図は本考案
装置が用いられる連結車両の側面図である。 1……トラクタ、2……トレーラ、3……ドー
リ、10……エアタンク、11……リレーバル
ブ、12……ブレーキチヤンバ、13……電磁
弁、15……カプラ、16……カプラレバー、1
7……カプラレバースイツチ、22……第1リレ
ー、23……第2リレー、24……手動スイツ
チ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トラクタにカプラを有するドーリを介して連結
    され、トラクタからのサービスブレーキのエア信
    号によりリレーバルブを作動してトラクタ側のエ
    アタンクからエアをブレーキチヤンバに供給する
    ホイールブレーキ装置を備えたトレーラにおい
    て、前記トレーラにエアタンクを設け、このトレ
    ーラ側のエアタンクを前記リレーバルブとブレー
    キチヤンバとのエア供給回路にダブルチエツクバ
    ルブを介して配管接続し、前記トレーラ側のエア
    タンクとダブルチエツクバルブとの間のエア回路
    に電磁弁を設け、前記トラクタ側に手動スイツチ
    のonにより前記電磁弁に通電して電磁弁を開口
    する第1リレーと、前記カプラをロツク及びロツ
    ク解除するカプラレバーのロツクでoffし、ロツ
    ク解除によつてonするカプラレバースイツチと、
    前記手動スイツチのonにより前記第1リレーの
    作動状態で前記カプラレバースイツチのonによ
    つて前記第1リレーの作動状態を自己保持させる
    第2リレーとを備えたことを特徴とするトレーラ
    のブレーキ装置。
JP1987051017U 1987-04-06 1987-04-06 Expired - Lifetime JPH0537729Y2 (ja)

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JPS63158465U JPS63158465U (ja) 1988-10-18
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JPS50107633A (ja) * 1974-01-31 1975-08-25
JPS61193959A (ja) * 1985-02-23 1986-08-28 ダイムラー‐ベンツ アクチエンゲゼルシヤフト トレーラ用スプリング駐車ブレーキおよび常用ブレーキシステム

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JPS5819985Y2 (ja) * 1979-06-13 1983-04-25 日野自動車株式会社 トレ−ラの脱落防止装置

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