JPH0537678A - Isdn基本インタフエース電力補償装置 - Google Patents

Isdn基本インタフエース電力補償装置

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JPH0537678A
JPH0537678A JP3189039A JP18903991A JPH0537678A JP H0537678 A JPH0537678 A JP H0537678A JP 3189039 A JP3189039 A JP 3189039A JP 18903991 A JP18903991 A JP 18903991A JP H0537678 A JPH0537678 A JP H0537678A
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隆行 酒井
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清志 印藤
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真一 嶺
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、回線終端装置(DSU)から供給
される電力によって動作可能なISDN端末がISDN
基本インタフェースのバス上に複数個接続される構成に
おいて、回線終端装置から供給する電力を補うISDN
基本インタフェース電力補償装置に関し、バスに接続さ
れる複数のISDN端末を同一インタフェース条件で動
作させることができることを目的とする。 【構成】 ISDN基本インタフェースのバスを直流的
に絶縁し、回線終端装置からの信号を中継する下り用ト
ランスおよび回線終端装置への信号を中継する上り用ト
ランスとを有するトランス回路と、商用電源を所定の定
電圧直流電源に変換し、前記トランス回路を介して前記
バスの終点側にファントム給電する給電手段と、所定の
電力を蓄積し、前記商用電源の停止時に前記給電手段に
前記商用電源に代わる電力を供給する電力蓄積手段とを
備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回線終端装置(DS
U)から供給される電力によって動作可能なISDN端
末がISDN基本インタフェースのバス上に複数個接続
される構成において、回線終端装置から供給する電力を
補うISDN基本インタフェース電力補償装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、ISDN基本インタフェースに
おけるバス構成を示す図である。図において、回線終端
装置(DSU)31は、ISDN網側の加入者回線32
の終端に接続される。回線終端装置31には、最大8台
までISDN端末(TE)が接続可能なバス33が接続
され、その終点に終端抵抗34が接続される。なお、バ
ス33は、下り信号と上り信号をそれぞれ別個の線路で
流す4線構成になっている。
【0003】ここで、ISDN基本インタフェースのバ
ス33に接続される8台のISDN端末のうち、指定さ
れた1つのISDN端末(指定端末)のみが回線終端装
置31から供給される 420mWの電力に対して最大 380
mWまでの使用が可能になっており、その他のISDN
端末(指定外端末)では1つの端末当たり最大3mWの
使用しか許されていない。すなわち、指定外端末では回
線終端装置31からの給電で動作する機能を持っていて
も、その給電を受けることができない。したがって、指
定外端末では商用電源を取り込み、その電力によって動
作する設定が行われる。
【0004】図4は、従来のISDN基本インタフェー
スに接続されるISDN端末の構成例を示す図である。
図において、ISDN端末40は、ISDN基本インタ
フェースのバス33にトランス41を介して接続され、
バス33にファントム給電されている直流電力と信号と
が分離される。分離された直流電力は、DC−DC変換
器42を介して所定の電圧に変換され、制御部43に給
電される。制御部43はこの給電電力によって動作し、
トランス41を介してバス33との間で信号の入出力を
行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、指定
外端末は回線終端装置31から給電をうける機能がある
にもかかわらず、回線終端装置31から供給できる電力
に限りがあるために商用電源によって動作している。し
たがって、商用電源の供給が停止した場合には、個々に
停電対策が取られていない限りその使用を停止せざるを
得なかった。
【0006】本発明は、ISDN基本インタフェースの
バスに電力を供給し、バスに接続される複数のISDN
端末を同一インタフェース条件で動作させることができ
るISDN基本インタフェース電力補償装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ISDN基本
インタフェースのバスを直流的に絶縁し、回線終端装置
からの信号を中継する下り用トランスおよび回線終端装
置への信号を中継する上り用トランスとを有するトラン
ス回路と、商用電源を所定の定電圧直流電源に変換し、
前記トランス回路を介して前記バスの終点側にファント
ム給電する給電手段と、所定の電力を蓄積し、前記商用
電源の停止時に前記給電手段に前記商用電源に代わる電
力を供給する電力蓄積手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0008】
【作用】本発明は、回線終端装置に代わってバス上に電
力を供給することができるので、そのバスに接続される
複数のISDN端末は、それぞれバスから給電を受ける
インタフェース条件に設定することにより同時に動作す
ることができる。すなわち、バスに複数のISDN端末
が接続されても、回線終端装置からの給電によって動作
する指定端末と商用電源で動作する指定外端末とに分け
る必要がなく、すべて同一インタフェース条件で動作さ
せることができる。
【0009】また、商用電源の停止時においても電力蓄
積手段に蓄積された電力がバス上に供給されるので、各
ISDN端末では個々のインタフェース条件を変更する
ことなく動作することができる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の第一実施例の構成を示すブ
ロック図である。図において、本発明のISDN基本イ
ンタフェース電力補償装置10は、ISDN基本インタ
フェースのバス33に、下り用トランス11および上り
用トランス12を介して挿入される。下り用トランス1
1および上り用トランス12は、回線終端装置(DS
U)31側と終端抵抗34側との間を直流的に絶縁し、
バス33を流れる信号のみを中継する。商用電源に接続
される電力整流部13は、交流電源を直流に整流して定
電圧発生部14および電力蓄積部15に供給する。定電
圧発生部14は、商用電源が供給されている間は電力整
流部13から入力される直流電源を所定の電圧に制御
し、下り用トランス11および上り用トランス12を介
してバス33の終端抵抗34側に給電する。一方、電力
蓄積部15は、商用電源に代わってバス33に給電可能
な電力を蓄積する能力を有し、商用電源が停止した場合
に、定電圧発生部14は電力蓄積部15から同様にバス
33に給電する。
【0011】回線終端装置(DSU)31から送られて
くる下り信号は、下り用トランス11を介して終端抵抗
34側のバス33上を伝送される。また、終端抵抗34
側から送られてくる上り信号は、上り用トランス12を
介して回線終端装置31側のバス33上を伝送される。
したがって、下り信号および上り信号は従来通りバス3
3を伝送される。
【0012】定電圧発生部14は、下り用トランス11
および上り用トランスの終端抵抗34側のコイルから終
端抵抗34側のバス33上にファントム給電する。した
がって、その間のバス33に接続されるISDN端末
は、定電圧発生部14から給電が行われる。なお、定電
圧発生部14は、ISDNユーザ・網インタフェースの
規格により40Vの定電圧を発生し、電圧誤差は+5%〜
−15%の間を満足するものであればよい。また、8台の
ISDN端末を定電圧発生部14の電力で動作させるに
は、定電圧発生部14の電力供給能力は3W強あれば十
分である。
【0013】したがって、ISDN基本インタフェース
電力補償装置10と終端抵抗34との間に接続される複
数のISDN端末は、バス33からの給電によって指定
端末と同様に動作することができる。なお、回線終端装
置31とISDN基本インタフェース電力補償装置10
との間に接続されるISDN端末は、従来と同様に1端
末(指定端末)のみが回線終端装置31からの電力によ
って動作する。
【0014】図2は、本発明の第二実施例の構成を示す
ブロック図である。図において、本実施例のISDN基
本インタフェース電力補償装置20の特徴は、図1に示
すISDN基本インタフェース電力補償装置10におい
て、下り用トランス11および上り用トランス12と定
電圧発生部14との間にスイッチ21を備え、下り用ト
ランス11および上り用トランス12の回線終端装置3
1側のコイルに接続して回線終端装置31からの給電電
力を検出し、スイッチ21の開閉を制御する電圧検出部
22を備えたところにある。
【0015】このような構成では、回線終端装置31が
出力する直流電力が電圧検出部22に検出されると、ス
イッチ21が閉じられ、定電圧発生部14から下り用ト
ランス11および上り用トランス12を介して終端抵抗
34側に給電が行われる。一方、加入者回線32や回線
終端装置31の故障などによってバス33への給電が停
止すると、電圧検出部22が給電停止を検出し、スイッ
チ21を開いて定電圧発生部14から終端抵抗34側へ
の給電が停止する。すなわち、スイッチ21および電圧
検出部22を備えることにより、ISDN基本インタフ
ェース電力補償装置20は回線終端装置31の給電動作
に連動した給電を行うことができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、バスに複
数のISDN端末が接続されても、すべてバス側からの
給電によって動作する同一インタフェース条件に設定す
ることができるので、回線終端装置からの給電によって
動作する指定端末と商用電源で動作する指定外端末とに
分ける必要がない。また、商用電源の停止時においても
電力蓄積手段および給電手段からバスを介して給電され
るので、インタフェース条件を変更することなく複数の
ISDN端末を同時に動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の第二実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】ISDN基本インタフェースにおけるバス構成
を示す図である。
【図4】従来のISDN基本インタフェースに接続され
るISDN端末の構成例を示す図である。
【符号の説明】
10,20 ISDN基本インタフェース電力補償装置 11 下り用トランス 12 上り用トランス 13 電力整流部 14 定電圧発生部 15 電力蓄積部 21 スイッチ 22 電圧検出部 31 回線終端装置(DSU) 32 加入者回線 33 バス 34 終端抵抗 40 ISDN端末 41 トランス 42 DC−DC変換器 43 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川島 正浩 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ISDN基本インタフェースのバスを直
    流的に絶縁し、回線終端装置からの信号を中継する下り
    用トランスおよび回線終端装置への信号を中継する上り
    用トランスとを有するトランス回路と、 商用電源を所定の定電圧直流電源に変換し、前記トラン
    ス回路を介して前記バスの終点側にファントム給電する
    給電手段と、 所定の電力を蓄積し、前記商用電源の停止時に前記給電
    手段に前記商用電源に代わる電力を供給する電力蓄積手
    段とを備えたことを特徴とするISDN基本インタフェ
    ース電力補償装置。
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