JPH0537645U - 舵角検出装置 - Google Patents

舵角検出装置

Info

Publication number
JPH0537645U
JPH0537645U JP9720991U JP9720991U JPH0537645U JP H0537645 U JPH0537645 U JP H0537645U JP 9720991 U JP9720991 U JP 9720991U JP 9720991 U JP9720991 U JP 9720991U JP H0537645 U JPH0537645 U JP H0537645U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
shaft
steering
rotation
pinion shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9720991U
Other languages
English (en)
Inventor
勇 竹間
広 恵田
信康 安藤
慎 吉本
久夫 生方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP9720991U priority Critical patent/JPH0537645U/ja
Publication of JPH0537645U publication Critical patent/JPH0537645U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】舵角検出装置を設ける事で、ステアリングギヤ
8の長さ寸法が大きくなる事を防止し、設計の自由度を
高める。 【構成】回転する事で前輪に舵角を付与するピニオン軸
9に固定の歯車19により、絶縁材製のリング歯車12
を回転させる。このリング歯車12の周面に設けた抵抗
体13にはセンサ10の触指11を摺接させている。セ
ンサ10の検出する抵抗値は、ピニオン軸9の回転に伴
なって変化するので、この抵抗値から、前輪に付与した
舵角を知る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案に係る舵角検出装置は、例えば四輪操舵装置に組み込んで、前輪に付 与された舵角を検出する為に利用する。
【0002】
【従来の技術】
狭い道を走行する際に車両の回転半径を小さくする為、或は高速走行時の進路 変更時に車両の安定性を確保する為に、前輪だけでなく後輪へも舵角を付与する 四輪操舵装置が、近年に於いて広く使用される様になって来た。この様な四輪操 舵装置の1種として、前輪に付与された舵角を表わす信号を制御器に入力し、こ の制御器からの信号に基づいて、後輪への舵角付与を行なうものがある。この様 な四輪操舵装置に組み込まれて、前輪に付与された舵角を検出する舵角検出装置 として、従来から、実公平2−21345号公報に記載されたものが知られてい る。
【0003】 この従来から知られた舵角検出装置は、図6に示す様に、ステアリングギヤ8 内に組み込まれている。入力軸1は、ステアリングホイールの操作に基づき、図 示しないステアリングシャフトを介して回転させられる。この入力軸1の回転は 、トーションバー2を介してピニオン3に伝達され、このピニオン3の回転に基 づいてラック4を軸方向(図6の表裏方向)に変位させ、その変位量に応じた舵 角を、前輪に対して付与する。
【0004】 図6に示したものは、油圧式のパワーステアリング装置を組み込んだものであ る。前記トーションバー2が捩り変形する事で、前記入力軸1とピニオン3との 円周方向に亙る位相がずれた場合には、ロータリ弁5が切り換えられて、図示し ない油圧シリンダへの圧油の給排が行なわれ、前記ラック4をピニオン3から加 えられる力だけでなく、油圧の力によっても変位させる。
【0005】 上述した各機構を組み込んだケーシング6の端部で、前記ピニオン3の端面と 対向する部分には、舵角センサ7を支持し、この舵角センサ7が検出する、前記 ピニオン3の回転角度により、前輪に付与された舵角を検出自在としている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述の様に構成される従来の舵角検出装置の場合、ピニオン3と舵 角センサ7とを直列に配置していた為、この舵角センサ7を設ける分だけ、ステ アリングギヤ8の長さ寸法(図6の左右方向の寸法)が大きくなり、車両への装 着状況によっては、このステアリングギヤ8の一部と排気管等、他の部品とが干 渉する為、設計の自由度が損なわれてしまう。
【0007】 本考案の舵角検出装置は、この様な不都合を解消するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の舵角検出装置は、ステアリングホイールの操作に基づいて回転するシ ャフトと、このシャフトの側方に支持された、このシャフトの回転角度を検出す る為のセンサと、このセンサの検出部と前記シャフトとの間に設けられ、このシ ャフトの回転を減速して前記検出部に伝達する歯車減速機とを備える。
【0009】
【作用】
上述の様に構成される本考案の舵角検出装置の場合、センサをシャフトの側方 に設けた為、舵角検出装置の全長を短く出来、この舵角検出装置を組み込んだ車 両を設計する際の自由度を高める事が出来る。
【0010】
【実施例】
図1〜2は本考案の第一実施例を示している。ステアリングホイールの操作に 基づいて回転する入力軸1に同期して回転するシャフトの一種である、ピニオン 軸9の周囲には、ピニオン3が設けられており、このピニオン軸9の回転に伴な って、前輪操舵用のラック4を軸方向に変位させる様にしている。前記ピニオン 軸9の先端部(図1の左端部)で、前記ピニオン3から突出した部分の側方には 、このピニオン軸9の回転角度を検出する為のセンサ10を、ステアリングギヤ 8のケーシング6外面に固定する事により、設けている。そして、このセンサ1 0の検出部である触指11と前記ピニオン軸9との間に、このピニオン軸9の回 転を減速して前記触指11に伝達する歯車減速機を設けている。
【0011】 即ち、前記ピニオン軸9の先端部周囲には、合成樹脂等の絶縁材により形成さ れ、内周面に歯を形成したリング歯車12を、このピニオン軸9に対し偏心させ た状態で、回転のみ自在に支持している。そして、前記先端部周囲に固定した歯 車19とこのリング歯車12とを噛合させている。又、このリング歯車12の外 周面には帯状の抵抗体13を、ほぼ全周に亙り形成している。但し、この抵抗体 13の両端部同士は互いに離隔して、不連続部14としている。尚、この不連続 部14は、前輪が中立位置(舵角零)にある場合に、丁度前記触指11の反対側 に存在する様に、その位置を定めている。又、前記リング歯車12は、前輪を一 端から他端に迄動かした(所謂ロックtoロックさせた)場合に、1回転弱だけ回 転する様にしている。そして、前記センサ10により、抵抗体13の一端と前記 触指11との間の抵抗値を、測定自在としている。
【0012】 上述の様に構成される本考案の舵角検出装置の場合、入力軸1とピニオン軸9 との回転に伴なって、前輪に舵角を付与した場合には、付与された舵角に応じて 、センサ10が検出する抵抗値が変化する。そこで、この抵抗値を図示しない制 御器に入力すれば、前輪に付与された舵角を知る事が出来る。
【0013】 特に、本考案の舵角検出装置の場合、前記センサ10を、前述した従来構造の 様にシャフトの延長線上に設けるのではなく、ピニオン軸9の側方に設けた為、 舵角検出装置の全長を短く出来る。この為、舵角検出装置と排気管等の他の部品 とが干渉しにくくなって、舵角検出装置を組み込んだ車両を設計する際の自由度 を高める事が出来る。
【0014】 次に、図3は本考案の第二実施例を示している。本実施例の場合、リング歯車 12の外周面に複数本の信号検出帯20、20を設け、各信号検出帯20、20 に、センサ22に対してパルス信号を発生させるパルス列21、21を配してい る。本実施例の場合、リング歯車12の回転に伴なって、センサ22によりパル ス信号を得られ、ピニオン軸9の絶対位置を得られる。尚、パルス列21、21 としては、明暗、磁気等が使用可能である。
【0015】 次に、図4は本考案の第三実施例を示している。本実施例の場合には、ピニオ ン軸9の先端部外周面にウォーム15を固定すると共に、このウォーム15と噛 合させたウォームホイール16を、抵抗器等の図示しないセンサの入力軸に固定 する事で、ピニオン軸9の側方に設けた上記センサにより、このピニオン軸9の 回転角度を検出自在としている。
【0016】 次に、図5は本考案の第四実施例を示している。本実施例の場合、前記第一実 施例の構造に加えて、ピニオン軸9の先端部にパルスロータ17を固定すると共 に、ケーシング6に支持固定したセンサ18の検出部を、このパルスロータ17 の外周面に対向させている。これらパルスロータ17とセンサ18とは、所謂イ ンクリメンタル型のエンコーダを構成し、前記ピニオン軸9の回転方向と回転角 度とを、360度を越えて検出する。従って、本実施例の場合には、ピニオン軸 9の回転角を1回転以下の絶対角で検出するセンサ10と、ピニオン軸9の回転 角を1回転を越えてそのまま相対角で検出するセンサ10とによって、前記ピニ オン軸9の回転方向並びに回転角度、及びラック4の絶対位置が検出される。こ の為、舵角検出の信頼性が向上する。
【0017】
【考案の効果】
本考案の舵角検出装置は、以上に述べた通り構成され作用する為、舵角検出装 置と排気管等の他の部品とが干渉しにくくなって、舵角検出装置を組み込んだ車 両を設計する際の自由度を高める事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例を示す部分断面図。
【図2】一部を省略して示す、図1のA−A断面図。
【図3】本考案の第二実施例を示す、要部断面図。
【図4】本考案の第三実施例を示す部分断面図。
【図5】本考案の第四実施例を示す、要部断面図。
【図6】従来構造を示す断面図。
【符号の説明】
1 入力軸 2 トーションバー 3 ピニオン 4 ラック 5 ロータリ弁 6 ケーシング 7 舵角センサ 8 ステアリングギヤ 9 ピニオン軸 10 センサ 11 触指 12 リング歯車 13 抵抗体 14 不連続部 15 ウォーム 16 ウォームホイール 17 パルスロータ 18 センサ 19 歯車 20 信号検出帯 21 パルス列 22 センサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイールの操作に基づいて
    回転するシャフトと、このシャフトの側方に支持され
    た、このシャフトの回転角度を検出する為のセンサと、
    このセンサの検出部と前記シャフトとの間に設けられ、
    このシャフトの回転を減速して前記検出部に伝達する歯
    車減速機とを備えた舵角検出装置。
JP9720991U 1991-10-31 1991-10-31 舵角検出装置 Pending JPH0537645U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9720991U JPH0537645U (ja) 1991-10-31 1991-10-31 舵角検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9720991U JPH0537645U (ja) 1991-10-31 1991-10-31 舵角検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0537645U true JPH0537645U (ja) 1993-05-21

Family

ID=14186237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9720991U Pending JPH0537645U (ja) 1991-10-31 1991-10-31 舵角検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0537645U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019163278A1 (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 日立オートモティブシステムズ株式会社 後輪制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019163278A1 (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 日立オートモティブシステムズ株式会社 後輪制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4482696B2 (ja) 電動式操向装置
CN100486850C (zh) 具有转向角传感器的电动式转向装置
JPH0649485Y2 (ja) 自動車のステアリング用継電装置
JP2002522760A (ja) 回転角及び/又はトルクの検出のためのセンサ装置
EP1344711A2 (en) Rotational angle detecting apparatus, torque detecting apparatus and steering apparatus
CN103486963A (zh) 旋转角传感器
JP2001521163A (ja) 自動車用電動パワーステアリング
JP2008241411A (ja) 舵角検出装置
JPH01106776A (ja) 動力舵取装置
JP4562355B2 (ja) 回転角検出装置及び回転角検出方法
KR20040038766A (ko) 회전각검출장치 및 토크검출장치
JP2009192248A (ja) トルク検出装置
JP4304444B2 (ja) ステアバイワイヤ装置
JPH0537645U (ja) 舵角検出装置
KR920006188A (ko) 차량의 후륜 조향 장치
JP5899001B2 (ja) 操舵角検出装置
KR101859768B1 (ko) 토크 인덱스 서브 앵글 센서
JPH0540812U (ja) 舵角検出装置
JPH0540406Y2 (ja)
JP3850180B2 (ja) ラックピニオン式電動パワーステアリング装置
EP0728653B1 (en) Electrically operated type power steering apparatus
JP5331717B2 (ja) 故障診断装置、回転角度検出装置および故障診断方法
JPH0513881U (ja) ステアリング角度検出装置
JPS6226162A (ja) 自動車のステアリング装置
JPS6231560A (ja) 自動車のステアリング装置