JPH0540406Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0540406Y2 JPH0540406Y2 JP16527586U JP16527586U JPH0540406Y2 JP H0540406 Y2 JPH0540406 Y2 JP H0540406Y2 JP 16527586 U JP16527586 U JP 16527586U JP 16527586 U JP16527586 U JP 16527586U JP H0540406 Y2 JPH0540406 Y2 JP H0540406Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- shaft
- spring
- amount
- steering angle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、渦巻きばねを利用してステアリング
の操舵角を検出する操舵角センサに関する。
の操舵角を検出する操舵角センサに関する。
ステアリングの回転角(操舵角)は車輪の角度
(向き)よりはるかに大きいので、車両の停止中
にステアリングの現在位置だけから直線車輪の向
きを判定するのは難しい。特に右旋回か左旋回か
は全く判断できない。それでも前方に走行する場
合は車両の走行方向から車輪の向きを推定でき
る。ところが、車庫入れ等でさほど走行スペース
がなく、ステアリングの切り返しを繰り返す場合
等に車輪の向きが判別できなくなることがある。
特に後退時に顕著である。
(向き)よりはるかに大きいので、車両の停止中
にステアリングの現在位置だけから直線車輪の向
きを判定するのは難しい。特に右旋回か左旋回か
は全く判断できない。それでも前方に走行する場
合は車両の走行方向から車輪の向きを推定でき
る。ところが、車庫入れ等でさほど走行スペース
がなく、ステアリングの切り返しを繰り返す場合
等に車輪の向きが判別できなくなることがある。
特に後退時に顕著である。
上述した問題点を改善するために、ステアリン
グの操舵角を検出して現在の車輪の向きを表示す
る装置が開発されている。この場合の操作角セン
サには、ステアリングの回転によつてスライド
抵抗の抵抗値を変化させる方式、またはステア
リングの回転によつてスリツトが変動し、それに
応じて発光素子から受光素子への到達光量を変化
させる方式が知られている。
グの操舵角を検出して現在の車輪の向きを表示す
る装置が開発されている。この場合の操作角セン
サには、ステアリングの回転によつてスライド
抵抗の抵抗値を変化させる方式、またはステア
リングの回転によつてスリツトが変動し、それに
応じて発光素子から受光素子への到達光量を変化
させる方式が知られている。
しかしながら、従来の操舵角センサはステアリ
ングの回転を歯車によつてスライド抵抗またはス
リツトを有する可動体に伝達しているため、構造
が複雑になる上、歯車の摩耗による精度低下が予
想される。
ングの回転を歯車によつてスライド抵抗またはス
リツトを有する可動体に伝達しているため、構造
が複雑になる上、歯車の摩耗による精度低下が予
想される。
本考案は、渦巻きばねを利用することで、上述
した問題点を改善しようとするものである。
した問題点を改善しようとするものである。
本考案は、ステアリング軸に一端を固定し、他
端を車体側に固定した渦巻きばねと、該軸の回転
に伴い該ばねに発生するたわみ量または歪量を検
出して電気量に変換する検出器とを備えてなるこ
とを特徴とするものである。
端を車体側に固定した渦巻きばねと、該軸の回転
に伴い該ばねに発生するたわみ量または歪量を検
出して電気量に変換する検出器とを備えてなるこ
とを特徴とするものである。
渦巻きばねはステアリング軸の回転方向に応じ
て締まるか弛緩する。この結果、該ばねのたわみ
量(または歪量)は操舵角に応じて変化するの
で、それを検出器で電気量に変換すれば操舵角を
示す信号を得ることができる。
て締まるか弛緩する。この結果、該ばねのたわみ
量(または歪量)は操舵角に応じて変化するの
で、それを検出器で電気量に変換すれば操舵角を
示す信号を得ることができる。
第1図は本考案の一実施例を示す図で、1はス
テアリング軸、2は渦巻きばね、3は歪ゲージで
ある。ステアリング軸1は左右いずれの方向へも
回転でき、その回転角が360°を越えるのが一般的
である。渦巻きばね2の内端は軸1に固定され、
外端は車両側に固定される。歪ゲージ3はばね2
の一部に貼付され、ばね2のたわみ量を検出す
る。
テアリング軸、2は渦巻きばね、3は歪ゲージで
ある。ステアリング軸1は左右いずれの方向へも
回転でき、その回転角が360°を越えるのが一般的
である。渦巻きばね2の内端は軸1に固定され、
外端は車両側に固定される。歪ゲージ3はばね2
の一部に貼付され、ばね2のたわみ量を検出す
る。
上記構成の操舵角センサでは、軸1を左回転さ
せるばね2は締まり、逆に右回転させると弛緩す
る。このため軸1を最大限左旋回させた位置(車
輪の右向き限界)と最大限右旋回させた位置(車
輪の右向き限界)との間でばね2に発生するたわ
み量は連続的に変化する。従つて、歪ゲージ3で
このたわみ量を電気量に変換すれば、ステアリン
グの操舵角を示す信号及び車輪の向きを示す信
号、即ち車輪の向き及び角度を示す信号を得るこ
とができる。
せるばね2は締まり、逆に右回転させると弛緩す
る。このため軸1を最大限左旋回させた位置(車
輪の右向き限界)と最大限右旋回させた位置(車
輪の右向き限界)との間でばね2に発生するたわ
み量は連続的に変化する。従つて、歪ゲージ3で
このたわみ量を電気量に変換すれば、ステアリン
グの操舵角を示す信号及び車輪の向きを示す信
号、即ち車輪の向き及び角度を示す信号を得るこ
とができる。
第2図は本考案の他の実施例を示す説明図であ
る。図中、4はばね2の変位を直線運動に変換す
るためのローラであり、また3は歪み変化を抵抗
値変化に変換するロードセルである。aは軸1の
右旋回時で、このときロードセル3には押し込み
力が働く、これに対しbは軸1の左旋回時で、ロ
ードセル3には引き出し力が働く。ロードセル3
はかかる応力(たわみ量)を抵抗値変化に変換す
るので、やはり操舵角の絶対値を示す信号を取り
出すことができる。
る。図中、4はばね2の変位を直線運動に変換す
るためのローラであり、また3は歪み変化を抵抗
値変化に変換するロードセルである。aは軸1の
右旋回時で、このときロードセル3には押し込み
力が働く、これに対しbは軸1の左旋回時で、ロ
ードセル3には引き出し力が働く。ロードセル3
はかかる応力(たわみ量)を抵抗値変化に変換す
るので、やはり操舵角の絶対値を示す信号を取り
出すことができる。
以上述べたように本考案によれば、ステアリン
グ軸との間を結合する歯車が不要になるので、ス
テアリングの操舵角を検出するためにあたり、構
造が簡単になり、また摩耗による精度低下の心配
がなく、360°以上にもなる操舵角を容易に、信頼
性高く検出できる利点がある。
グ軸との間を結合する歯車が不要になるので、ス
テアリングの操舵角を検出するためにあたり、構
造が簡単になり、また摩耗による精度低下の心配
がなく、360°以上にもなる操舵角を容易に、信頼
性高く検出できる利点がある。
第1図および第2図は本考案の異なる実施例を
示す構成図である。 図中、1はステアリング軸、2は渦巻きばね、
3は検出器である。
示す構成図である。 図中、1はステアリング軸、2は渦巻きばね、
3は検出器である。
Claims (1)
- ステアリング軸に一端を固定し、他端を車体側
に固定した渦巻きばねと、該軸の回転に伴い該ば
ねに発生するたわみ量または歪量を検出して電気
量に変換する検出器とを備えてなることを特徴と
する操舵角センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16527586U JPH0540406Y2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16527586U JPH0540406Y2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6370008U JPS6370008U (ja) | 1988-05-11 |
JPH0540406Y2 true JPH0540406Y2 (ja) | 1993-10-14 |
Family
ID=31095167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16527586U Expired - Lifetime JPH0540406Y2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0540406Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4989413B2 (ja) * | 2007-10-22 | 2012-08-01 | 株式会社東日製作所 | トルクセンサ |
US8322483B2 (en) * | 2009-09-15 | 2012-12-04 | Robert Bosch Gmbh | Steering angle sensor |
-
1986
- 1986-10-28 JP JP16527586U patent/JPH0540406Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6370008U (ja) | 1988-05-11 |
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