JPH0537612U - シートベルトインナ取付構造 - Google Patents

シートベルトインナ取付構造

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JPH0537612U
JPH0537612U JP8977991U JP8977991U JPH0537612U JP H0537612 U JPH0537612 U JP H0537612U JP 8977991 U JP8977991 U JP 8977991U JP 8977991 U JP8977991 U JP 8977991U JP H0537612 U JPH0537612 U JP H0537612U
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JP
Japan
Prior art keywords
seat
hinge
inner hinge
mounting
seat back
Prior art date
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Pending
Application number
JP8977991U
Other languages
English (en)
Inventor
正敏 大島
輝章 天野
淳 九冨
Original Assignee
富士シート株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を少なくするとともに軽量化を図
り、又シートバックの横方向のがたつきも無くす。 【構成】 シートクッション2のインナーヒンジ10の
外側面に、シートバック3のインナーヒンジ13と、弾
性圧縮可能な波形ワッシャ17と、シートベルトインナ
8の取付部16を重合するとともに、これらを貫通する
取付ボルト20をシートクッション2のインナーヒンジ
10に螺着し、シートバック3のインナーヒンジ13と
シートベルトインナ8を共通の取付ボルト20にて取付
けて部品点数を削減し、またシートクッション2のイン
ナーヒンジ10を小型化して軽量化を図り、さらに波形
ワッシャ17にてシートバック3の横方向のがたつきも
防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はシートクッションのインナーヒンジに装着されるシートベルトインナ の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、シートベルトインナ26は、図4に示すように、シートクッション21 のインナーヒンジ22を前方に大きく延出してシートベルトインナ26の取付ブ ラケット部27を一体的に形成し、この取付ブラケット部27の外側面にシート ベルトインナ26の取付部28を重合させて取付ボルト29にて取付けている。
【0003】 詳細には、シートベルトインナ26は取付後も任意の位置に回動し得る必要があ るため、段付きボルトから成る取付ボルト29をシートベルトインナ28の取付 部28に挿通した後取付ボルト29にバネワッシャ及び脱落防止用の紙ワッシャ を嵌合し、この取付ボルト29を取付ブラケット部27に螺合して取付けている 。バネワッシャはシートベルトインナを任意の位置に止めておくための摩擦力を 与えるものである。
【0004】 また、シートバックのインナーヒンジ23は別途に樹脂ブッシュ24を介して 段付きボルトから成る取付ボルト25にてシートクッション21のインナーヒン ジ22に螺合して取付けられている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、シートバックのインナーヒンジ23とシートベルトインナ26を別々 に取付けているため、取付用の段付きボルトがそれぞれに必要となり、部品点数 が多くなるという問題があり、またシートクッション21のインナーヒンジ22 にシートベルトインナ26の取付ブラケット部27を形成しているため大型とな って重量が大となるとなるという問題があり、さらにシートバックのインナーヒ ンジ23は樹脂ブッシュ24を介して取付ボルト25にて枢支しているが、シー トバックの横方向のがたつきを確実に止めることができないという問題もあった 。
【0006】 本考案は、このような従来の問題点を解消し、部品点数を少なくできるととも に軽量化を図ることができ、又シートバックの横方向のガタツキも無くすことが できシートベルトインナ取付構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のシートベルトインナ取付構造は、シートクッションのインナーヒンジ の外側面に、シートバックのインナーヒンジと、弾性圧縮可能なワッシャと、シ ートベルトインナの取付部を重合するとともに、これらを貫通する取付ボルトを シートクッションのインナーヒンジに螺着したことを特徴とする。
【0008】
【作用】
本考案によれば、シートバックのインナーヒンジとシートベルトインナを共通 の取付ボルトにてシートクッションのインナーヒンジに取付けているので部品点 数を削減でき、またシートクッションのインナーヒンジも小型化できて軽量化を 図ることができ、さらにシートベルトインナを任意の位置に止めるための弾性圧 縮可能なワッシャの圧縮反力によってシートバックのインナーヒンジを一方向に 押圧するためシートバックの横方向のがたつきも防止することができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1〜図3を参照して説明する。
【0010】 図3において、1は自動車用シートであり、シートクッション2とシートバッ ク3とヘッドレスト4を備えている。5はシートベルトであり、リトラクタから 引き出されたシートベルト5の中間部がセンタピラーの上部に固定されたシート ベルトアンカ6に掛けられ、先端にフック7が取付けられている。8はシートベ ルトインナであり、シートクッション2のインナーヒンジ10に取付けられ、先 端にはフック7を嵌め込んで固定する止め具9が設けられている。
【0011】 図1、図2において、シートクッション2のインナーヒンジ10には単一の枢 支穴部11が設けられ、その内側面にはナット体12が固着されている。シート バック3のインナーヒンジ13の取付穴14には樹脂ブッシュ15が嵌着されて いる。シートベルトインナ8の取付部16のシートクッション2に対向する内側 面には弾性圧縮可能な波形ワッシャ17と紙ワッシャ18が重合して配置され、 外側面には平ワッシャ19が重合して配置され、段付きボルトから成る取付ボル ト20がこれら平ワッシャ19、取付部16、波形ワッシャ17及び紙ワッシャ 18を貫通している。紙ワッシャ18はシートベルトインナ8から取付ボルト2 0、波形ワッシャ17及び平ワッシャ19が脱落するのを防止するために装着さ れている。
【0012】 組立時には、シートクッション2のインナーヒンジ10の外側面に、シートバ ック3のインナーヒンジ13を重合させて枢支穴部11と取付穴14を位置合わ せし、次にシートベルトインナ8の取付部16をその外側に重合させるとともに 取付ボルト20を樹脂ブッシュ15及び枢支穴部16を貫通させてナット体12 に螺合させ、取付ボルト20を締付けて固定する。かくして、シートクッション 2のインナーヒンジ10に、単一の取付ボルト20にてシートバック3のインナ ーヒンジ13とシートベルトインナ8を取付けることができる。
【0013】 以上の構成によると、シートバック3のインナーヒンジ13とシートベルトイ ンナ8を共通の取付ボルト20にてシートクッション2のインナーヒンジ10に 取付けることができ、段付きボルトから成る取付ボルト20の数を削減できてコ スト低下を図ることができる。またシートクッション2のインナーヒンジ10に シートベルトインナ8の取付ブラケット部を形成しなくてよいため小型化でき、 軽量化を図ることができる。さらに、波形ワッシャ17の圧縮反力によって生ず る摩擦力にてシートベルトインナ8を任意の位置に止めることができるだけでな く、その圧縮反力にてシートバック3のインナーヒンジ13が一方向に押圧され ることによってシートバック3の横方向のがたつきも防止される。
【0014】 尚、上記実施例では弾性圧縮可能なワッシャとして波形ワッシャ17を用いた 例を示したが、バネワッシャ等の他のワッシャを用いることもできる。
【0015】
【考案の効果】
本考案のシートベルトインナ取付構造によれば、シートバックのインナーヒン ジとシートベルトインナを共通の取付ボルトにて取付けているので部品点数を削 減でき、またシートクッションのインナーヒンジも小型化できて軽量化を図るこ とができ、さらにシートベルトインナを任意の位置に止めるための弾性圧縮可能 なワッシャの圧縮反力によってシートバック側のインナーヒンジを一方向に押圧 するためシートバックの横方向のがたつきも防止することができるという大きな 効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるシートバックとシー
トベルトインナの取付部の分解斜視図である。
【図2】同実施例の取付部の断面図である。
【図3】シートベルトインナの取付状態を示す全体斜視
図である。
【図4】従来例のシートベルトインナの取付状態を示す
分解斜視図である。
【符号の説明】
2 シートクッション 3 シートバック 8 シートベルトインナ 10 シートクッション2のインナーヒンジ 13 シートバック3のインナーヒンジ 16 シートベルトインナ8の取付部 17 波形ワッシャ 20 取付ボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートクッションのインナーヒンジの外
    側面に、シートバックのインナーヒンジと、弾性圧縮可
    能なワッシャと、シートベルトインナの取付部を重合す
    るとともに、これらを貫通する取付ボルトをシートクッ
    ションのインナーヒンジに螺着したことを特徴とするシ
    ートベルトインナ取付構造。
JP8977991U 1991-10-31 1991-10-31 シートベルトインナ取付構造 Pending JPH0537612U (ja)

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JP8977991U JPH0537612U (ja) 1991-10-31 1991-10-31 シートベルトインナ取付構造

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JPH0537612U true JPH0537612U (ja) 1993-05-21

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ID=13980166

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018061125A1 (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018061125A1 (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両
CN109689487A (zh) * 2016-09-28 2019-04-26 本田技研工业株式会社 鞍乘型车辆

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