JPH0537551Y2 - - Google Patents

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JPH0537551Y2
JPH0537551Y2 JP8267488U JP8267488U JPH0537551Y2 JP H0537551 Y2 JPH0537551 Y2 JP H0537551Y2 JP 8267488 U JP8267488 U JP 8267488U JP 8267488 U JP8267488 U JP 8267488U JP H0537551 Y2 JPH0537551 Y2 JP H0537551Y2
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light
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diode array
buffer gate
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、制御信号受信装置に関するものであ
り、詳しくは、光結合素子を用いる場合の外来ノ
イズの影響の軽減に関するものである。
(従来の技術) 各種の電子機器において、切換スイツチや押し
ボタンスイツチなどの操作に伴う制御信号や外部
の装置から加えられる接点信号などの受信にあた
つては、制御信号発生部と被制御回路とを直流的
に絶縁するためにフオトカプラのような光結合素
子が広く用いられている。
第2図は、このような従来の制御信号受信装置
の一例を示す回路図である。図において、1は制
御信号を発生する押しボタンスイツチであり、一
端は発光ダイオード2および抵抗器3の直列回路
を介して+12Vの1次側の電源端子に接続され、
他端は1次側の共通電位点に接続されている。4
は図示しない被制御回路に制御信号を出力するフ
オトトランジスタであり、発光ダイオード2と光
結合されていて、フオトカプラを構成している。
フオトトランジスタ4のコレクタは+5Vの2次
側電源線に接続され、エミツタは抵抗器5を介し
て2次側の共通電位点に接続されている。また、
フオトトランジスタ4のエミツタにはフイルタを
構成する抵抗器6の一端が接続され、抵抗器6の
他端はフイルタを構成するキヤパシタ7を介して
2次側の共通電位点に接続されるとともにバツフ
アゲート8の入力端子に接続されている。バツフ
アゲート8の一方の電源端子は2次側電源線に接
続され、他方の電源端子は2次側の共通電位点に
接続されている。
第3図はこのような回路の動作を説明するため
のタイミングチヤートであり、aはスイツチ1の
接点出力を示し、bはバツフアゲート8の入力を
示し、cはバツフアゲート8の出力を示してい
る。なお、バツフアゲート8は立ち上がりと立ち
下がりとで異なる閾値を持つように設定されてい
る。
ところで、このような構成において、フオトカ
プラの発光ダイオード2とフオトトランジスタ4
との間には破線で示すような静電結合が存在し、
発光ダイオード2側からフオトトランジスタ4側
に外来ノイズが流入することになる。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、このような構成によれば、フオトト
ランジスタ4には駆動電源を供給しなければなら
ないことから、フオトトランジスタ4のコレクタ
側、エミツタ側共にインピーダンスは低く設定さ
れている。このために、インパルス性の外来ノイ
ズがこの静電結合を介して2次側に伝送されてし
まうという問題がある。
2次側に伝送される外来ノイズは、フオトトラ
ンジスタ4のコレクタ側に流れる系統aと、エミ
ツタ側のバツフアゲート8の入力端子に流れる系
統bとエミツタ側の共通電位点に流れる系統cの
3つに分類できる。
ここで、系統bに流れる外来ノイズは抵抗器6
とキヤパシタ7で構成されるフイルタで阻止でき
るが、系統a,cに流れる外来ノイズを阻止する
ためにはフエライトコアなどのインダクタンス素
子を挿入しなければならず、コストが高くなつて
しまう。
本考案は、このような問題点に着目したもので
あり、その目的は、比較的簡単な構成で外来ノイ
ズの影響が軽減できる制御信号受信装置を提供す
ることにある。
(問題点を解決するための手段) このような問題点を解決する本考案は、 制御信号に応じて選択的に駆動点灯される発光
素子と、 この発光素子と光結合された発光ダイオード列
と、 一端がそれぞれ受光ダイオード列の端部に接続
された高抵抗とこれら高抵抗の他端に接続された
キヤパシタよりなるフイルタと、 このフイルタのキヤパシタの両端間の電圧を入
力とするバツフアゲート、 を設けたことを特徴とする。
(実施例) 以下、図面を用いて本考案の実施例を詳細に説
明する。
第1図は本考案の一実施例を示す回路図であ
り、第2図と同一部分には同一符号を付けてい
る。図において、9は複数の受光ダイオードが直
列接続された受光ダイオード列であり、発光ダイ
オード2と光結合されている。10は受光ダイオ
ード列9と並列に接続された高抵抗(例えば
1MΩ)を有する抵抗器である。なお、この抵抗
器10は受光ダイオード列9の内部抵抗値が大き
い場合には省略してもよい。11,12も高抵抗
(例えば100KΩ)を有する抵抗器であり、抵抗器
11の一端は受光ダイオード列10のアノード側
に接続され、抵抗器12の一端は受光ダイオード
列10のカソード側に接続され、他端間にはキヤ
パシタ13が接続されている。
このような構成において、バツフアゲート8は
第2図と同様にスイツチ1のオン,オフに対応し
た信号を出力する。
ここで、受光ダイオード列9は電圧伝達能力を
持つているので、駆動電源を用いることなく出力
信号をバツフアゲート8に伝達することができ
る。このように受光部を駆動するための付勢回路
が不用になることから、受光ダイオード列9の各
端に高抵抗を有する抵抗器11,12を接続して
インピーダンスを高くすることができ、従来のよ
うな静電結合により2次側に流入する外来ノイズ
の影響を軽減できる。
一方、抵抗器11,12およびキヤパシタ13
はフイルタを形成している。このフイルタで、機
械的な接点のチヤタリングを吸収することができ
る。このようなフイルタの時定数は、装置全体の
応答速度を決定することになるが、装置自体とし
ては押しボタンスイツチ操作などオペレータの操
作感覚に合わせた応答速度が得られればよく、
10msec〜500msecのような比較的大きな値に設
定することができる。
また、受光ダイオード列10の応答速度は
1msec程度であつて、フオトトランジスタの
1μsecクラスの応答速度に比べて低速ではあるが、
前述のようなオペレータの操作感覚には適切な応
答速度である。
なお、上記実施例では押しボタンスイツチを制
御信号発生部として用いる例を説明したが、その
他のスイツチや外部から加えられる接点信号であ
つても同様な効果が得られる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、比較的
簡単な構成で外来ノイズの影響が軽減できる制御
信号受信装置が実現でき、実用上の効果は大き
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図は従来の装置の一例を示す回路図、第3図は第
2図の動作を説明するためのタイミングチヤート
である。 1……押しボタンスイツチ、2……発光ダイオ
ード、8……バツフアゲート、9……受光ダイオ
ード列、11,12……抵抗器、13……キヤパ
シタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 制御信号に応じて選択的に駆動点灯される発光
    素子と、 この発光素子と光結合された発光ダイオード列
    と、 一端がそれぞれ受光ダイオード列の端部に接続
    された高抵抗とこれら高抵抗の他端に接続された
    キヤパシタよりなるフイルタと、 このフイルタのキヤパシタの両端間の電圧を入
    力とするバツフアゲート、 を設けたことを特徴とする制御信号受信装置。
JP8267488U 1988-06-22 1988-06-22 Expired - Lifetime JPH0537551Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8267488U JPH0537551Y2 (ja) 1988-06-22 1988-06-22

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JP8267488U JPH0537551Y2 (ja) 1988-06-22 1988-06-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH024321U JPH024321U (ja) 1990-01-11
JPH0537551Y2 true JPH0537551Y2 (ja) 1993-09-22

Family

ID=31307416

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