JPH0537368U - 農薬散布装置 - Google Patents

農薬散布装置

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JPH0537368U
JPH0537368U JP7078491U JP7078491U JPH0537368U JP H0537368 U JPH0537368 U JP H0537368U JP 7078491 U JP7078491 U JP 7078491U JP 7078491 U JP7078491 U JP 7078491U JP H0537368 U JPH0537368 U JP H0537368U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pesticide
spraying
atomizer
blower
spraying apparatus
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Pending
Application number
JP7078491U
Other languages
English (en)
Inventor
憲臣 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WATANABE, CO. LTD.
Original Assignee
WATANABE, CO. LTD.
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Filing date
Publication date
Application filed by WATANABE, CO. LTD. filed Critical WATANABE, CO. LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来よりも小型で軽量な霧化機構を用いること
により、農業用ハウス内にも簡単に導入可能で可搬性に
優れた農薬散布装置を提供する。 【構成】農薬1の液中で圧電素子2を超音波振動させる
ことにより農薬1を霧化する霧化器3と、霧化器3で霧
化された農薬に送風するための送風器4と、送風器4に
よる農薬の散布方向を規定するノズル5とを備える。 【効果】農薬1の液中で圧電素子2を超音波振動させる
ことにより農薬1を霧化するので、霧化器3を小型・軽
量に構成することができ、また、送風器4を併用したこ
とにより、超音波式の霧化器3による散布力の弱さを補
うことができ、ノズル5を備えることにより散布方向を
規定できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、圧電素子を用いた超音波式の霧化器を有する農薬散布装置に関する ものであり、例えば、農業用ハウスにおける消毒薬の散布に利用されるものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来、農薬の散布は手動式の散布器を背負って人手により行っていた。しかし ながら、農村における労働人口の減少により、このような人手による農薬の散布 は困難な状況となっている。そこで、コンプレッサー等を用いた動力付きの散布 器を用いて農薬の散布作業を省力化することが考えられるが、コンプレッサーは 大型でハウス内には導入しにくく、また、重量も大きく、可搬性に問題があった 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上述のような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ ろは、従来よりも小型で軽量な霧化機構を用いることにより、農業用ハウス内に も簡単に導入可能で可搬性に優れた農薬散布装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の農薬散布装置にあっては、図1に示すように、農薬1の液中で圧電素 子2を超音波振動させることにより農薬1を霧化する霧化器3と、霧化器3で霧 化された農薬に送風するための送風器4と、送風器4による農薬の散布方向を規 定するノズル5とを備えることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
本考案によれば、農薬1の液中で圧電素子2を超音波振動させることにより農 薬1を霧化するので、霧化器3を小型・軽量に構成することができ、また、送風 器4を併用したことにより、超音波式の霧化器3による散布力の弱さを補うこと ができ、ノズル5を備えることにより散布方向を規定できるものである。
【0006】
【実施例】
図1は本考案の一実施例を示す。図中、1は液状の農薬であり、例えば、消毒 薬よりなる。2は圧電素子であり、セラミックの圧電効果を利用した振動子であ る。これに超音波域の電気信号を与えることにより、超音波振動を発生する。3 は霧化器であり、農薬を収容する皿状体よりなり、その底面に圧電素子2を備え ている。4は送風器であり、送風ファン41とモータ42とから成る。5はノズ ルであり、その先端部はラッパ状に拡開しており、喉部は蛇腹状に構成され、方 向を自由に設定できる。このノズル5は電動式の首振り機構により前後左右に首 振り可能としても良い。6はパイプ状のダクトであり、霧化器3で霧化され、送 風器4でブローされた農薬をノズル5に導くものである。7は着脱自在の容器で あり、その底面には弁が設けられている。霧化器3には容器7から農薬が補給さ れるものであり、これにより、長時間の使用を可能としている。8はカバー、9 はケース、10は仕切り板である。なお、この散布装置は手押し式の台車に載せ て容易に移動させることができる。
【0007】 図2は本考案の他の実施例を示す。本実施例では、電動式の台車に散布装置を 載置したものである。図中、11は車輪、12はモータ、13はバッテリ、14 はベルトである。この散布装置は自走式であるので、走行方向を規定するために 、ガイド手段を付加することが好ましい。例えば、ガイド用のワイヤー15を架 設し、センサー16でワイヤー15の所在を検知しながら走行させれば所望の箇 所に農薬を自動的に散布することができる。
【0008】 図3は本考案の別の実施例を示す。本実施例では、供給管17を用いて農薬を 複数台の散布装置18に供給している。また、この供給管17を矢印に示す方向 に駆動することにより、複数台の散布装置18を同時に移動させることができ、 広い範囲に効率良く農薬を散布することができる。
【0009】
【考案の効果】
本考案の農薬散布装置では、農薬の液中で圧電素子を超音波振動させることに より農薬を霧化する機構を備えるので、小型で軽量に構成することができ、しか も送風器を備えたことにより、充分な散布力を得ることができ、また、ノズルを 備えたことにより散布方向を容易に規定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の概略構成図である。
【図2】本考案の他の実施例の概略構成図である。
【図3】本考案の別の実施例の概略構成図である。
【符号の説明】
1 農薬 2 圧電素子 3 霧化器 4 送風器 5 ノズル

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 農薬の液中で圧電素子を超音波振動さ
    せることにより農薬を霧化する霧化器と、霧化器で霧化
    された農薬に送風するための送風器と、送風器による農
    薬の散布方向を規定するノズルとを備えることを特徴と
    する農薬散布装置。
  2. 【請求項2】 霧化器に農薬を供給するための着脱自
    在の容器を備えることを特徴とする請求項1記載の農薬
    散布装置。
  3. 【請求項3】 ノズルは散布方向を可変とする首振り
    手段を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の農
    薬散布装置。
  4. 【請求項4】 首振り手段は自動式であることを特徴
    とする請求項3記載の農薬散布装置。
  5. 【請求項5】 霧化器に農薬を供給するための供給管
    を備えることを特徴とする請求項1記載の農薬散布装
    置。
  6. 【請求項6】 複数台の散布装置を供給管を介して連
    結し、供給管と共に各装置を移動させる手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項5記載の農薬散布装置。
  7. 【請求項7】 散布装置は手動式の台車に載置されて
    いることを特徴とする請求項1記載の農薬散布装置。
  8. 【請求項8】 散布装置は原動機付きの自走式台車に
    載置されていることを特徴とする請求項7記載の農薬散
    布装置。
  9. 【請求項9】 散布装置の走行方向を規定するガイド
    手段を備えることを特徴とする請求項8記載の農薬散布
    装置。
JP7078491U 1991-09-04 1991-09-04 農薬散布装置 Pending JPH0537368U (ja)

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JP7078491U JPH0537368U (ja) 1991-09-04 1991-09-04 農薬散布装置

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JPH0537368U true JPH0537368U (ja) 1993-05-21

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ID=13441500

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JP7078491U Pending JPH0537368U (ja) 1991-09-04 1991-09-04 農薬散布装置

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JP (1) JPH0537368U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019165659A (ja) * 2018-03-23 2019-10-03 本多電子株式会社 超音波霧化栽培装置
JP2020062289A (ja) * 2018-10-18 2020-04-23 株式会社エムファームランド 次亜塩素酸水噴霧装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019165659A (ja) * 2018-03-23 2019-10-03 本多電子株式会社 超音波霧化栽培装置
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