JPS5831226B2 - 殺虫剤散布装置 - Google Patents

殺虫剤散布装置

Info

Publication number
JPS5831226B2
JPS5831226B2 JP4752578A JP4752578A JPS5831226B2 JP S5831226 B2 JPS5831226 B2 JP S5831226B2 JP 4752578 A JP4752578 A JP 4752578A JP 4752578 A JP4752578 A JP 4752578A JP S5831226 B2 JPS5831226 B2 JP S5831226B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
liquid tank
insecticide
chemical
ultrasonic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4752578A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54140204A (en
Inventor
智儀 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANKYO SHODOKU KK
Original Assignee
SANKYO SHODOKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANKYO SHODOKU KK filed Critical SANKYO SHODOKU KK
Priority to JP4752578A priority Critical patent/JPS5831226B2/ja
Publication of JPS54140204A publication Critical patent/JPS54140204A/ja
Publication of JPS5831226B2 publication Critical patent/JPS5831226B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はマイクロコンピュータ−と組合わせ自動制御し
える如くした殺虫剤散布装置に関するものである。
従来、一般に用いられているゴキブリ、力、ノ\工等の
害虫を駆除する殺虫剤散布装置としては、例えば霧吹き
型散布装置とか薬液加圧型散布装置等がある。
前者はコンプレッサーで圧力空気を作り、空気の流出口
近くに薬剤噴出用口を置き、空気中に散布するタイプで
あり、これはモーター、コンプレッサー、エアータンク
、薬液タンク等の多数の部品を必要とし、犬型且重量化
となり、しかも騒音、振動を伴い、又空気圧を巾広く調
整することが出来ないため、各種薬液に対処しえないも
のである。
又、後者にあっては薬剤タンクに直接圧力を加えて薬剤
を小口の噴出口から散布するタイプであり、これは手動
式、動力式があるが薬剤の粒子を小さくすると飛跳距離
が出ず、又薬剤タンクに直接圧力を加えるため、タンク
の構造を強化せねばならず、且単位時間当りの散布量を
調整することが難しく、散布量の巾を大きく採れない等
の欠点を有していた。
本発明は上記実情に鑑み、小型で高性能な殺虫剤の自動
散布装置が提供しえれば、当業者に与える便益犬なるこ
とに着目し、実験を重ね遂に本発明を完成したものであ
る。
即ち、本発明は超音波振動子により殺虫液(ピレスロイ
ド系殺虫剤、有機燐系殺虫剤等)を霧化し、ファンによ
り散布する如くしたことにより飛跳距離の調整及び周波
数の変換にて対象害虫に応じた粒子を自在設定しえる如
くしたものである。
以下、本発明を実施例の図面について説明すれば次の通
りである。
1は底部2aに1個以上の適宜個数(例えば3〜4個)
の超音波振動子3を設置した液槽部2を下方に、該液槽
部2の上方に霧化室部4を構成してなる超音波霧化機体
で、この霧化室部4は側部4aにファン5を設けるとと
もに、前記超音波振動子3の上方に位置するファン5よ
りの風路部に、先方に向は下向き傾斜となる接衝迂回板
6を天井部4b側より突設し、該天井部4bに設けた吹
出ロア部を全体として「<」の字型迂回路7′を構成し
てなる。
8は液槽部2の底部2aに垂下突設した給液パイプで、
該給液パイプ8の下端8aを、下方に設置した殺虫液タ
ンク9の少なくとも液面下となる底部に臨ませてなる。
この殺虫液タンク9の上部に制御バルブ11を介してエ
アーポンプ10を接続してなる。
12は液槽部2に取付けたフロートスイッチ等よりなる
液位センサである。
いまこの作用を説明すると、先ず使用に際し、この殺虫
剤散布装置は片側にマイクロコンピュータ−13を一体
的に組合わせて用いるものである。
即ち、液槽部2に配した超音波振動子3による霧化条件
となる振動焦点液面tを検知する液位センサ12をマイ
クロコンピュータ−13に接続するとともに、該マイク
ロコンピュータ−13の出力インタフェイス側に配した
リレー回路14部に超音波振動子3、ファン5、エアー
ポンプ10、制御バルブ11の制御回路を夫々接続して
なる。
15は入力端子、16は出カドランス、17は大気中の
散布濃度を検知する濃度センサ、18はプリンターを示
すものである。
ここにおいて、殺虫剤を散布するときは、先ずこの殺虫
剤散布装置を所望の室等にセットし、電源を投入すれば
エアーポンプ10が駆動し、この圧縮空気が制御バルブ
11を経て殺虫液タンク9の上方へ流れへは、該殺虫液
タンク9は気密室となっているため、この供給された空
気圧の加圧にて該殺虫液タンク9に注入してなるピレス
ロイド系殺虫剤等の薬液aが押圧されるので、薬液aは
給液パイプ8より上昇し上方に配した超音波霧化機体1
の液槽部2へ汲上げられるものとなる。
而して、液槽部2中に所定量の薬液aが溜った時(超音
波振動子の振動焦点液位)、液位センサ12が作動し、
該液位センサ12の信号がエアーポンプ10に入り、該
エアーポンプ10の駆動が停止し、液槽部2に一定の液
位を保つものとなる。
この様に、液槽部2に薬液aが一定液位に達した時点で
検知した液位センサ12の信号がマイクロコンピュータ
−13に入り、該マイクロコンピュータ−13に予め組
込まれたプログラム(データ)に基づきリレー回路14
が働き、該リレー回路14に接続した超音波振動子3が
振動し、この超音波エネルギーにより薬液aの液面を細
かい霧状として噴水状に噴き上げるものとなる。
即ち、薬液aは超音波振動子3により霧化され、この霧
化薬液a′は霧化室部4の側方より吹付けるファン5の
風により、接衝迂回板6側へ吹付けられ乍ら下方の開口
6aを経て背部へ廻り込むものとなる。
この接衝迂回板6に対する衝突作用にて粒子の大きな霧
化薬液a′は水滴となって液槽部2へ戻るが、霧化薬液
a′の主流は接衝迂回板6の背部より「<」の字型迂回
路7′となる吹出ロアを経て大気中に散布されるものと
なる。
この場合、極小粒子の霧化薬液a′は周囲の吹出ノズル
壁面7aに暮秋に付着するため、所定粒子をもった霧化
薬液a′のみが散布される。
例えば、ゴキブリにおいて、この2ミクロンのボウ毛に
命中する殺虫剤小滴は9ミクロンの程度の粒子が最適で
あることが、実験にたり証明されている。
ちなみに、超音波振動子3の使用周波数の数値を示せば
、ピレスロイド系殺虫剤使用にあたって1.6MHz〜
1.8■hの周波数帯で、衛生害虫、昆虫類の神経系統
に対し殺虫効果上、最良な粒子となる9ミクロンの霧化
薬液を得る。
勿論、上記の如く超音波振動子3とファン5が作動して
いる時も液位センサ12は絶えず働き、霧化により液位
が下れば自動的にエアーポンプ10が駆動し薬液aを汲
上げ、常時一定の液位を保つものとなっている。
父、超音波振動子3とファン5の作動はマイクロコンピ
ュータ−13によりコントロールされる。
この作動時間、非常停止等のプログラムは、入力端子1
5によりマイクロコンピュータ−13に入力され、その
データに基づきリレー回路14を作動し適宜制御を行な
うものである。
このマイクロコンピュータ−13は電源がONとなった
時より濃度センサ17、液位センサ12によりシステム
の状態を検査し、正常確認を行なう如くしてなるため、
エアーポンプ10の1駆動に際しても一旦マイクロコン
ピューター13を経たリレー回路14の作動を待ってリ
レーするよう設定してなる。
次に、殺虫剤散布作業が完了すると(マイクロコンピュ
ータ−13の入力データに基づく作業工程が終った時)
、リレー回路よりの信号が制御バルブ11に入り、該制
御バルブ11を切替えエアーポンプ10側を遮断し殺虫
液タンク9内の空気圧を下げるため、液槽部2へ汲上げ
られてなる残留の薬液aは霧化室部4に掛る大気圧にて
自動的に殺虫液タンク9へ流下し戻るものである。
この後、マイクロコンピュータ−13は前記液槽部2内
の薬液が無くなったことを液位センサ12にて確認し、
リレー回路14を経て制御バルブ11の切替作動を止め
る。
尚、プリンター18部においては、マイクロコンピュー
タ−13の全行程が終了すれば、記憶装置部の働きにて
その行程の記録を打出するものである。
第3図は殺虫液タンク9を複数個連設してなる他の実施
例である。
即ち、超音波霧化機体1の液槽部2に垂下せる給液パイ
プ8の下方に、複数個の殺虫液タンク9a 、9b、9
cに対応するよう切替バルブ19を介在して分岐パイプ
B a/、 B b/。
8c′を形成し、その各殺虫液タンク9a l 9b
19cには前記同様制御バルブ11を介してエアーポン
プ10を接続してなる。
この場合は、マイクロコンピュータ−13に殺虫液タン
ク数の操作を記憶させておき、例えば殺虫液クンク9a
の薬液aを何分間、殺虫液クンク9bを何分間と云う様
に間歇的に分割散布しえる如くしてなる。
この殺虫液の切替えに際しては、給液パイプ8は液槽部
2の底面となる底部2aより垂下してなるため、一旦汲
上げた薬液aは確実に戻り得るものとなり、従って所望
の薬液を交互に散布することが出来るものである。
又、必要にあっては切替バルブ19の選定により散布薬
液を複数の殺虫液クンク9・・・に応じた適宜の割合を
もった混合薬液として散布しえる。
父、霧化せる薬液a′を接衝する接衝迂回板6には、必
要にあっては第4図口に示す様に適宜のスリット孔20
を穿ち、ファン5からの風量、風圧を調整し、液槽部2
への霧化液の戻りを調整するものである。
上述の様に本発明は超音波振動子を適宜個数底部に配し
た液槽部と接衝迂回板を設けた吹出口を配してなる霧化
室部よりなる超音波霧化装置と、マイクロコンピュータ
−にて制御しえる薬液供給手段とを組合わせたことによ
り、自動的に液槽部ヘ一定量の薬液を供給しえ、超音波
振動作用により確実に霧化薬液を形成するとともに、こ
の霧化薬液をファンの風にて接衝迂回板に一旦吹付ける
如くしてなるため、従来の室内消毒等に用いられている
単なる超音波利用の霧化作用と異なり、所望の害虫に最
適となる粒子(例えば、ゴキブリにあっては、9ミクロ
ンの殺虫剤小滴がボウ毛に付着し易い)が均一に選択散
布されるものとなる。
従って無駄のない薬液使用が出来ることは勿論のこと、
霧化を超音波方式を採る散布装置としたことにより、騒
音のないコンパクトな装置となる。
しかも超音波利用の霧化手段であるため、周波数の調整
(変更)のみにて粒子の選定が自在となり、対象害虫に
適した粒子をもつ霧化散布が簡単に行なえ、且超音波振
動子を多数(例えば3〜4連)とすれば、建造物の容積
に応じた作業が出来、又殺虫液タンクを複数個配せば、
薬液の異なる散布、及び混合薬液の散布等が自在となる
勿論、この場合液槽部には常時液位を一定とするための
液位センサを配してなるため能率の良い霧化発生を得る
更に本発明の制御は、マイクロコンピュータ−と組合わ
せしえる電気制御を採るため、自動制御が可能となり、
無人散布機の出現を見るに至り、延いては散布作業の省
力化にも寄与するものとなる効果を奏する(従来の散布
作業は、作業員がつきつきりの手作業をまつより外なか
った)。
尚、本発明装置の制御手段は、マイクロコンピュータ−
と組合わせるタイプを採ってなるが、単なるタイマー機
構の組合わせ横取にても十分自動散布が行なえるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は要部を示
す系統図、第2図イ、口は正面図及び側面図、第3図は
他の実施例の要部を示す説明図、第4図イ、口は接衝迂
回板部の正面図である。 1・・・・・・超音波霧化機体、2・・・・・・液槽部
、3・・・・・・超音波振動子、4・・・・・・霧化室
部、5・・・・・・ファン、6・・・・・・接衝迂回板
、7・・・・・・吹出口、8・・・・・・給液パイプ、
9・・・・・・殺虫液タンク、10・・・・・・エアー
ポンプ、11・・・・・・制御バルブ、12・・・・・
・液位セン、す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 適宜個数の超音波振動子を底部に設けた液槽部と、
    側部に配したファンの風を接衝する接衝迂回板を備える
    吹出口を上方に設けた霧化室部よりなる超音波霧化機体
    を形成するとともに、前記液槽部より垂下せる給液パイ
    プの下端を殺虫液タンクの液面下に臨ませ、該殺虫液タ
    ンクの上部に接続したエアーポンプの空気圧にて殺虫液
    を液槽部へ導き、且該液槽部に液位センサを配し常時液
    位を一定とすることを特徴とした殺虫剤散布装置。
JP4752578A 1978-04-21 1978-04-21 殺虫剤散布装置 Expired JPS5831226B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4752578A JPS5831226B2 (ja) 1978-04-21 1978-04-21 殺虫剤散布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4752578A JPS5831226B2 (ja) 1978-04-21 1978-04-21 殺虫剤散布装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54140204A JPS54140204A (en) 1979-10-31
JPS5831226B2 true JPS5831226B2 (ja) 1983-07-05

Family

ID=12777528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4752578A Expired JPS5831226B2 (ja) 1978-04-21 1978-04-21 殺虫剤散布装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5831226B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5665668A (en) * 1979-11-01 1981-06-03 Osaka Gas Co Ltd Inner surface treatment of pipe
JPS57125886U (ja) * 1981-01-30 1982-08-05
JP2002052355A (ja) * 2000-08-08 2002-02-19 Hayashi Seiko:Kk 微小ミスト発生装置
JP6222456B2 (ja) * 2013-12-27 2017-11-01 株式会社ハセッパー技研 超音波式液体噴霧装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54140204A (en) 1979-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE69633122T2 (de) Methode und vorrichtung zur abgabe von flüssigkeiten als atomisiertes spray
US8296993B2 (en) Ultrasonic humidifier for repelling insects
US7712249B1 (en) Ultrasonic humidifier for repelling insects
US4085893A (en) Ultrasonic humidifiers, atomizers and the like
US20110226868A1 (en) Ultrasonic humidifier for repelling insects
CA2144752A1 (en) Dispensing apparatus
JP2005511275A (ja) プラグイン型液体噴霧器
US2705171A (en) Fog spray applicator
US10799839B1 (en) Multifunctional misting system
JPS5831226B2 (ja) 殺虫剤散布装置
CN217242315U (zh) 一种林业林木病虫害防治农药喷洒装置
JP2002364890A (ja) ミストの発生装置
JP3121972U (ja) 防虫、殺虫用の薬液噴霧器
US4171092A (en) Fumigation system
JP2765474B2 (ja) 超音波振動装置及び霧化装置
GB2074837A (en) Unit for destroying insects in closed rooms
KR20000058687A (ko) 진공청소분무기
US4269353A (en) Exhaust operated vaporizer
JPS5833818Y2 (ja) 超音波霧化装置
EP4140377A1 (en) Toilet seat, toilet cover plate and intelligent toilet
DE10234768A1 (de) Vorrichtung zur Entkeimung beweglicher und starrer Oberflächen, sowie der gleichzeitigen Entkeimung der Umgebungsluft
CA1098493A (en) Fumigation system
CN220294422U (zh) 一种核酸清除剂蒸熏仪器
KR860002399Y1 (ko) 초음파를 이용한 액상살충제 살포 장치
JPS5812631Y2 (ja) ハウス栽培用の防虫加湿装置