JPH0537245Y2 - - Google Patents

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JPH0537245Y2
JPH0537245Y2 JP1985046143U JP4614385U JPH0537245Y2 JP H0537245 Y2 JPH0537245 Y2 JP H0537245Y2 JP 1985046143 U JP1985046143 U JP 1985046143U JP 4614385 U JP4614385 U JP 4614385U JP H0537245 Y2 JPH0537245 Y2 JP H0537245Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、船速距離計である電磁ログで検出さ
れる検出値(V/ノツト)を船速値(ノツト)に
変換した後に船速調整値に基づいて自動的に調整
演算して正確な船速値を得る船速測定装置に関す
る。
〈従来の技術〉 一般に電磁ログを実際に装備して航走した場
合、測定桿の受感部に作用する水流は、その装備
位置、船型、船底からの受感部の突出量、吃水線
や船速等によつて異なる。従つて正確な電磁ログ
の検出値(V/ノツト)を得るためには装備後、
実速力と指示速力とを比較して所要の誤差調整を
行なう必要がある。実速力を測定するには静かな
流れのない海上で既知の距離を走つて行なえばよ
いが、実際には潮流や風等の影響があるため標柱
間を直進往復(いわゆるマイルポスト間航走によ
る速力試験時におけるログ船速調整値を演算す
る)してこれらの影響を除去する必要がある。
尚、標柱間航走の際には十分な予備航走を行なつ
て標柱間航走中に速力の変化ができるだけ少ない
ように注意すると共に標柱の指定の方向に正しく
航走することが特に必要である(潮流及び風の影
響が時間に対して一定な時は1往復し、これらの
影響が時間と共に比例していくると思われる時は
1.5往復することが望ましく、同一方向の測定値
が0.3〜0.5kt以上となつた時は航走を繰り返す)。
第4図は従来の船速測定装置のブロツク系統図
である。
第4図において、1は船体、2は船体1上に設
けられて船舶の船速を検出する電磁ログセンサ、
3は電磁ログセンサ2の検出値と後述するフイー
ドバツク電圧とから偏差電圧を得る減算回路、4
は偏差電圧をパルスに変換する電圧パルス変換回
路(以下「VPC」と略称する)、5はVPC4で変
換されたパルスに基づいて回転するパルスモータ
(以下「PM」と略称する)、6はPM5の回転を
検出するポテンシヨメータで構成され前記したフ
イードバツク電圧を出力するフイードバツクポテ
ンシヨメータ(以下「FP」と略称する)、7は
FP6内の中間誤差修正用可変抵抗6aを調整す
るため例えば5,10,15…(ノツト)に対して各
ボリユーム接点が設けられて船速の調整値を上記
したように船舶が標柱間を直進している間に電磁
ログ2から得られる値を基に調整者が計算した上
でグラフ化し得て、この値を調整値として手動設
定するように構成されている誤差調整設定装置、
8はFP6に同調して動作する速力ポテンシヨメ
ータ(以下「VP」と略称する)、9はVP8から
得られる速力に比例した電圧を周波数に変換する
電圧周波数変換回路(以下「VFC」と略称す
る)、10はVFC9の船速出力に基づいて船速表
示する船速表示部、11はVFC9の周波数出力
を分周して航程表示部12に航程表示出力をする
分周回路である。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、このように構成される従来の船
速測定装置は、調整者がその都度観測値に基づい
て船速調整値を計算していたので、結果を得て誤
差調整装置に設定するまでに非常に時間がかか
る。観測値を収集して、後日そのデータ解析をし
た上で船速調整をする様な検討期間が十分とれる
場合は比較的問題とならないが、実際船舶に電磁
ログを取付けて、現場で短時間に調整する場合に
あつては、ミスを犯さずしかも速く計算すること
が調整者に課せられた非常に重要な任務となつて
くるが、このようなことは調整者の負担を増大す
る上にどうしてもミスを犯しやすい危険性を秘め
ている。という問題がある。
本考案はこの従来の技術の問題点に鑑みてなさ
れたものであつて、標柱間航走時における電磁ロ
グセンサの検出値を基に船速調整演算部で自動的
に船速調整値を演算して、正確な船速値を得る構
成の船速測定装置を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 このような目的を達成するために、本考案は、 電磁ログセンサ2が検出した検出値を船速値x
に変換する船速変換部14と、 この船速変換部の船速値xを補正係数Anと補
正定数Bnに基づき、演算(An・x+Bn)を行
い、補正する調整演算部16と、 標柱間航走時に船舶の航走時間を得るためのス
タート信号とストツプ信号とを発するスタート/
ストツプ指令装置(SA,SB)と、 船舶の標柱間航走時に前記船速変換部から入力
した船舶の標柱間船速値x0と前記スタート/スト
ツプ指令装置によつて得た航走時間とに基づいて
対水の標柱間航程dを演算する航程演算部15a
と、 前記対水の標柱間航程と前記航走時間とから標
柱間航走時の平均対水船速v1を演算する対水船速
演算部15bと、 前記航走時間に基づき標柱間航走時の対地船速
vsを演算する対地船速演算部15cと、 前記対水船速演算部と前記対地船速演算部が異
なる標柱間船速値x0で得た、平均対水船速v1と対
地船速vsとに基づき、任意の速度区間毎に前記調
整演算部に与える前記補正係数Anと前記補正定
数Bnとを記憶する調整演算記憶部15dと、 を設け、前記船速変換部が得た船舶の船速値xを
前記調整演算記憶部に記憶した前記補正係数An
と前記補正定数Bnとに基づき、前記調整演算部
で補正演算して対水船速を得るようにしたことを
特徴としている。
〈作用〉 所定の標柱間を走行して船舶の瞬間速度を電磁
ログセンサを用いて逐次検出して船速変換部で船
速に変換し、この船速値を船速調整演算部に入力
して標柱間工程を演算した後に平均対水船速を演
算しこの平均対水船速と対地速度とから船速値の
調整をする船速調整値を演算し、通常航走時に、
調整演算部で船速変換部からの船速値を船速調整
値で調整して調整船速信号を出力する。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明
する。尚、以下の図面において、第4図と重複す
る部分は同一番号を付してその説明は省略する。
第1図は本考案の具体的一実施例である船速測
定装置のブロツク系統図である。
第1図において、各部分の各称と動作・機能は
次のようになる。
13は電磁ログセンサ2からの例えば0.1(V/
ノツト)というようなアナログ値を入力してデジ
タル値に変換するアナログデジタル変換部(以下
「ADC」と略称する)、14はデジタル変換され
た電磁ログセンサ2の検出値の大きさをこれに対
応した船速値x(通常測定時の船速値をxとし、
標柱間測定値をxpとする)に変換する船速変換部
である。15は標柱間船速値xpから標柱間航程、
平均対水船速を求め、平均対水船速と対地船速か
ら船速値xの調整をする船速調整値を演算する船
速調整演算部である。この船速調整演算部15は
通常の船速測定に先だつて演算動作させるもので
あつて、その構成は、一般に調整者が操作する船
舶の標柱間航走時のスタート時とストツプ時の指
令信号t1,t2を出力するスタート指令装置SA、ス
トツプ指令装置SBと、標柱間船速値xpと指令信号
t1,t2から対水の標柱間航程d(以下、標柱間航
程dという)を演算する航程演算部15aと、こ
の標柱間航程dと指令信号t1,t2から平均対水船
速v1を演算する対水船速演算部15bと、対地船
速vsを演算する対地船速演算部15cと、平均対
水船速v1と対地船速vsから船速値xを調整する船
速調整値を演算した上で記憶する調整演算記憶部
15dから成る。この船速調整演算部15の動作
は、海図上の標柱間を航走した時の実測時間から
対地船速vsを対地船速演算部15cで演算し、航
程演算部15aで標柱間航走時の指令信号t1,t2
に基づいて計測した航走時間におけるこの測定区
間の瞬時の船速を逐次電磁ログセンサ2から得て
積算して標柱間航程d(=∫t2 t1vdt、)を演算し、対
水船速演算部15bで標柱間航程dを航走時間で
割つて標柱間の平均対水船速v1を演算し、調整演
算記憶部15dで潮流の影響を除去するために平
均対水船速v1と対地船速vsの標柱間往復の平均を
演算して船速に応じた調整のための折線、即ち、
調整曲線を対地船速vs以外の演算を繰り返すこと
により得て記憶する。第2図は調整曲線の一例を
示した横軸に補正前の船速値xをとり縦軸に調整
後の船速値yをとつた時の調整特性図である(但
し、l1,l2…は標柱間航走時の調整前データ、s1
s2,…は標柱間航走時の調整後データを示す)。
この調整曲線から任意の船速調整値である調整係
数Anと定数Bnから得るようになつている。16
は調整演算部である。この調整演算部16は、船
速変換部14と船速調整演算部15が接続され、
船速調整値が決定された後に演算動作するように
なつており、演算動作に際しては、船速値xを調
整係数Anと定数Bnを用いて調整演算して調整後
の船速値y(=An・x+Bn)を出力する。即ち、
調整演算部16においては、 〈〉 電磁ログセンサ2によつて検出された検
出値が第2図のO〜l1区間時の調整後の船速値
y1は、 y1=(s1/l1)・x+O =A1・x+B1 …(1) 〈〉 l1〜l2区間時の調整後の船速値y2は、 y2=(s2−s1/l2−l1) ・(x−l1)+s1 =A2・(x−l1)+B2 …(2) 〈〉 l2〜l3区間時の調整後の船速値y3は、 y3=(s3−s2/l3−l2) ・(x−l2)+s2 =A3・(x−l1)+B3 …(3) となる。17は調整演算部16で調整演算された
調整後の船速値yを表示する表示部である。
第3図は第1図のフローチヤートである。
以上説明したように、本考案によれば、自動的
に船速調整値である調整係数Anと定数Bnを船速
調整演算部15で得て、この船速調整値を用いて
電磁ログセンサ2で得た検出値を調整して船速表
示部17に出力して表示することができる。
尚、上述の構成はハードウエアで構成してもよ
いしマイクロコンピユータを用いてソフトウエア
で構成してもよい。ところでアナログ回路で本考
案を実現する場合はADC13は不要である。又、
ADC13は船速変換部14内に組込んでもよい。
更に又、上記実施例においては調整を折線とし
ているが、各観測値を用いて統計処理して回帰直
線を求めて使用することも可能である。要は、調
整値を演算する技術は限定されるものではなく、
自動的に調整するための係数等を求めることがで
きればよい。
上記した実施例において、スタート指令装置
SAとストツプ指令装置SBは調整者の操作による
が、この指令にミスがあつた時を考えて、手動で
平均対水船速を設定可能なようにフールプルーフ
機構を対水船速演算部15bに併設するようにし
てもよい。
又、対地船速vsは調整者がストツプウオツチ等
を用いて計算したデータを用いるようにしてもよ
い。
〈考案の効果〉 以上、実施例と共に具体的に本考案を説明した
ように、船舶の標柱間航行時の電磁ログセンサの
検出値を基に平均対水船速を得てこの平均対水速
度と対地船速とから船速調整値を自動的に演算し
て記憶し、測定時において調整演算部で先に演算
して得た船速調整値を用いて電磁ログセンサの検
出値を調整して調整船速信号を出力するようにし
た本考案の船速測定装置によれば、調整者の計算
ミスが防止でき、調整者の負担(肉体的、精神
的)を無くすことができる。即ち、調整者が調整
係数をグラフ等から求めて調整つまみ等を回して
設定していた従来に比べて、短時間で装置の調整
が完了するので、調整者等による手動操作や計算
ミス等の単純ミスが確実に防止できる。又、調整
つまみ等の機構部分が不要となるため装置を小型
軽量に製作することができる。という効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の具体的一実施例を示した船速
測定装置のブロツク系統図、第2図は調整曲線の
一例を示した調整特性図、第3図は第1図のフロ
ーチヤート、第4図は従来の船速測定装置のブロ
ツク系統図である。 1……船体、2……電磁ログセンサ、3……減
算回路、4……電圧パルス変換回路、5……パル
スモータ、6……フイードバツクポテンシヨメー
タ、7……誤差調整設定装置、8……速力ポテン
シヨメータ、9……電圧周波数変換回路、10…
…船速表示部、11……分周回路、14……船速
変換部、15……船速調整演算部、16……調整
演算部、17……船速表示部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電磁ログセンサ2が検出した検出値を船速値x
    に変換する船速変換部14と、 この船速変換部の船速値xを補正係数Anと補
    正定数Bnに基づき、演算(An・x+Bn)を行
    い、補正する調整演算部16と、 標柱間航走時に船舶の航走時間を得るためのス
    タート信号とストツプ信号とを発するスタート/
    ストツプ指令装置(SA,SB)と、 船舶の標柱間航走時に前記船速変換部から入力
    した船舶の標柱間船速値x0と前記スタート/スト
    ツプ指令装置によつて得た航走時間とに基づいて
    対水の標柱間航程dを演算する航程演算部15a
    と、 前記対水の標柱間航程と前記航走時間とから標
    柱間航走時の平均対水船速v1を演算する対水船速
    演算部15bと、 前記航走時間に基づき標柱間航走時の対地船速
    vsを演算する対地船速演算部15cと、 前記対水船速演算部と前記対地船速演算部が異
    なる標柱間船速値x0で得た、平均対水船速v1と対
    地船速vsとに基づき、任意の速度区間毎に前記調
    整演算部に与える前記補正係数Anと前記補正定
    数Bnとを記憶する調整演算記憶部15dと、 を設け、前記船速変換部が得た船舶の船速値xを
    前記調整演算記憶部に記憶した前記補正係数An
    と前記補正定数Bnとに基づき、前記調整演算部
    で補正演算して対水船速を得るようにしたことを
    特徴とした船速測定装置。
JP1985046143U 1985-03-29 1985-03-29 Expired - Lifetime JPH0537245Y2 (ja)

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JPS61161761U JPS61161761U (ja) 1986-10-07
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52123279A (en) * 1976-04-08 1977-10-17 Nippon Kokan Kk Multiipole type method measuring speed relative to water

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52123279A (en) * 1976-04-08 1977-10-17 Nippon Kokan Kk Multiipole type method measuring speed relative to water

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JPS61161761U (ja) 1986-10-07

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