JPH0537242Y2 - - Google Patents

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JPH0537242Y2
JPH0537242Y2 JP1986056013U JP5601386U JPH0537242Y2 JP H0537242 Y2 JPH0537242 Y2 JP H0537242Y2 JP 1986056013 U JP1986056013 U JP 1986056013U JP 5601386 U JP5601386 U JP 5601386U JP H0537242 Y2 JPH0537242 Y2 JP H0537242Y2
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lance
outer tube
tip
purge gas
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JP1986056013U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は溶融状態にある金属の測温サンプリン
グ装置用ランスに関するものである。
(従来の技術) 従来の測温サンプリングランスは、実開昭53−
146706号公報に開示されているように、三重管構
造とし、中心の管内にはランス先端部に装着する
計測機器用の補償導線ケーブルが内挿され、外側
の2つの管で冷媒の流路を形成しランス本体を冷
却するような構造になつていた。即ち、第4図に
示すように、外管1とその内側に内管1Aを有
し、更にその内側に中心管6を設け、冷却水用入
口ノズル7から冷却水を供給すること共に冷却水
用出口ノズル8から排水することによりランス本
体20を冷却し、一方パージガス用ノズル5から
はN2ガス等のパージ用ガスを供給してランス先
端からの有害ガスの侵入を防止すると共にランス
内部を二次的に冷却していた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来技術によるランスの冷却で
はランス先端部の冷却が不十分であつた。即ち、
プローブホルダー4にプローブが装着されている
場合には、パージ用ガスの流れが遮断されるため
パージ用ガス流による冷却が十分に行われず、コ
ネクター室15内の補償導線2用コネクター3の
熱負荷が増大し、変形や導通不良等の支障が生じ
寿命が短いという問題があつた。図中16はコネ
クター室15と外管1の内部とを遮る隔壁であ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこのような状況に鑑みてなされたもの
であつて、ランス本体を3重管構造としてその中
心管を補償導線用導管及びパージ用気体の流路と
なし、他の2つの内管及び外管で冷媒用流路を構
成し、先端部には中央底部を開放すると共に上面
を隔壁で覆いかつその隔壁中央部を該中心管と連
通させたコネクター室を有してなる測温サンプリ
ング装置用ランスにおいて、ランス本体の先端部
で該コネクター室の下部外周から外管との間にパ
ージ用気体の流路となる隙間をあけて下端を外管
と固着させて上端を開放させた断面U状の外管カ
バーをその上部で外管と固定させて設け、該コネ
クター室の下部外周には該隙間と連通させた複数
個の小孔を設け、該外管カバーで覆われた外管の
外周部を断熱材で覆つて構成したことを特徴とす
る測温サンプリング装置用ランスである。
以下図面に基づいて本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案を例示する縦方向断面図であ
り、第2図は第1図のランス先端側の要部断面図
である。
本考案は第1図に示すように、ランス本体20
を、外管1、内管1A、中心管6の3重管構造と
なして、入口ノズル7から冷媒例えば冷却水を導
入すると共に出口ノズル8から排水する如くラン
ス内に冷媒を循環させてランス本体20を冷却
し、更に中心管6へノズル5からパージ用気体例
えばN2ガスを供給し、コネクター3を保護する
ようにしたランスにおいて、ランス先端外周部に
ランスとの間に隙間17を設けて外管カバー10
を設けると共に、ランス先端内部に形成したコネ
クター室15に小孔9を設けることによつて、コ
ネクター室15と隙間17とを連通させている。
本考案ではさらに第2図に示す如く、ランス先
端外周面を断熱材12で覆うことにより、ランス
先端内部の冷却をより効果的に行うようにしたも
のである。図中11は外管カバー10を外管1に
固定するためのボルトである。
(作用) 第1図に示すようにノズル5からランス内部に
供給するパージ用ガスは中心管6を経てコネクタ
ー15に入り、プローブホルダー4にプローブが
装着されている場合は、コネクター室15に設け
た小孔9から隙間17を経て矢印18に示すよう
にランス外へ噴出する。従つてパージ用ガスがコ
ネクター室15内にこもることがなくなり、従つ
てコネクター室15内の冷却が十分に行われる。
測温サンプリング後のプローブ脱着時及び測温サ
ンプリングを行わにい待機時には、従来と同様に
パージ用ガスはプローフホルダー4の先端部から
噴出して内部の冷却を行うと共に有害ガスのパー
ジを行う。
本考案に係る断面U状の外管カバー10は測温
サンプリング時における溶鋼や溶滓の飛散による
ランス先端部への付着及び小孔9を塞ぐというト
ラブルを防止すると共に、溶融金属の輻射熱から
ランス先端部を保護するという作用をなし、又こ
の外管カバー10はボルト11により外管1に設
置しているので、このカバーに地金や溶滓が付着
した場合には簡単に取替えることが可能である。
また、第2図の要部拡大図に示すように、ラン
ス先端部外周を断熱材12で覆つているため、高
熱雰囲気からランス先端部を保護し、又ランス先
端内部の冷却を行う上で有効である。
第3図は本考案の応用例であつて、中心管6の
中に更に細管6Aを遊嵌合させる如く設け、中心
管6との隙間にパージガス用排出ノズル5Aを設
け、ノズル5から供給した冷却を兼ねたパージ用
ガスを排出ノズル5Aから外部へ排出させるよう
にすることにより、第1図に示した本考案のラン
スと同等の効果が得られる。
(考案の効果) 以上述べたように本考案はランス先端部に外管
カバーを設けると共にコネクター室に小孔を設け
たことによつてパージ用ガスによるコネクター室
の冷却が十分に行えるようになり、外管カバーは
測温サンプリング時における輻射熱を防ぐと共
に、地金やスラグの付着による熱負荷を軽減する
から、ランスの寿命が長くなり、溶融金属のソン
プリング及び測温を長期にわたつて連続的に行う
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を例示する縦方向断面図、第2
図は第1図の要部断面図、第3図は本考案の応用
例を示す断面図、第4図は従来技術を例示する断
面図である。 1……外管、1A……内管、2……補償導線、
3……コネクター、4……プローブホルダー、6
……中心管、9……小孔、10……外管カバー、
12……断熱材、15……コネクター室、16…
…隔壁、17……隙間、20……ランス本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ランス本体を3重管構造としてその中心管を補
    償導線用導管及びパージ用気体の流路となし、他
    の2つの内管及び外管で冷媒用流路を構成し、先
    端部には中央底部を開放すると共に上面を隔壁で
    覆いかつその隔壁中央部を該中心管と連通させた
    コネクター室を有してなる測温サンプリング装置
    用ランスにおいて、ランス本体の先端部で該コネ
    クター室の下部外周から外管との間にパージ用気
    体の流路となる隙間をあけて下端を外管と固着さ
    せて上端を開放させた断面U状の外管カバーをそ
    の上部で外管と固定させて設け、該コネクター室
    の下部外周には該隙間と連通させた複数個の小孔
    を設け、該外管カバーで覆われた外管の外周部を
    断熱材で覆つて構成したことを特徴とする測温サ
    ンプリング装置用ランス。
JP1986056013U 1986-04-16 1986-04-16 Expired - Lifetime JPH0537242Y2 (ja)

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JP1986056013U JPH0537242Y2 (ja) 1986-04-16 1986-04-16

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JPS62168461U JPS62168461U (ja) 1987-10-26
JPH0537242Y2 true JPH0537242Y2 (ja) 1993-09-21

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ID=30884444

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08304242A (ja) * 1995-05-15 1996-11-22 Rigaku Corp 試料冷却ノズル

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51108610A (en) * 1975-03-20 1976-09-27 Kobe Steel Ltd Puroobuhorudaaheno yanifuchakuboshiho

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50107190U (ja) * 1974-02-05 1975-09-02

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JPS62168461U (ja) 1987-10-26

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