JPH0537215A - 融氷雪装置付パラボラアンテナ装置 - Google Patents

融氷雪装置付パラボラアンテナ装置

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Publication number
JPH0537215A
JPH0537215A JP18793791A JP18793791A JPH0537215A JP H0537215 A JPH0537215 A JP H0537215A JP 18793791 A JP18793791 A JP 18793791A JP 18793791 A JP18793791 A JP 18793791A JP H0537215 A JPH0537215 A JP H0537215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat source
parabolic antenna
snow
resin layer
ice
Prior art date
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Pending
Application number
JP18793791A
Other languages
English (en)
Inventor
Sumio Matsumura
澄夫 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0537215A publication Critical patent/JPH0537215A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電波反射面に着氷または積雪したか否かを使
用者がパラボラアンテナ装置を目視確認してからプラグ
付コードをコンセントに接続する手間を省略できると共
に外観デザインを向上できる融氷雪装置付パラボラアン
テナ装置を提供する。 【構成】 中空射出成形法により強化樹脂層11、反射
面樹脂層19、および取り付けボス部12を一体成形
し、強化樹脂層11と反射面樹脂層19との間に、中空
部13を八方へ延びるように形成した。更に、中空部1
3に棒状の発熱源14を配置し、発熱源14に、所定温
度以下になると発熱源14へ電力を供給する通電制御ス
イッチ17を接続した。そして、外気温が所定温度以下
になると、通電制御スイッチ17は導通状態となり、通
電制御スイッチ17を介して発熱源14へ電力が供給さ
れる。更に、発熱源14は供給される電力により発熱
し、反射面樹脂層19は発熱源14の熱により暖めら
れ、電波反射面の氷雪は解かされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星放送受信用に用い
られる融氷雪装置付パラボラアンテナ装置に係わり、特
に電波反射面に着氷した氷または積雪した雪を熱により
融解する融氷雪装置付パラボラアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】衛星放送の多局化および電波障害等の影
響がないためゴーストが少なく画質がよいということに
伴い衛星放送受信装置を持つ家が増加している。しか
し、衛星放送受信装置はパラボラアンテナを必要とする
ので、寒冷地帯および豪雪地帯では、その電波反射面に
着氷または雪が積もった場合、氷や雪を払い除けなけれ
ばならず、その手間が煩雑であった。
【0003】そこで、この問題点を解消するものとし
て、電波反射面に着氷した氷または積雪した雪を熱によ
り融解する融氷雪装置付パラボラアンテナ装置が提案さ
れている。この融氷雪装置付パラボラアンテナ装置は、
図5に示すように、パラボラアンテナ本体を構成する強
化樹脂層11を有しており、強化樹脂層11には、パラ
ボラアンテナ装置を専用ポールまたはベランダの手摺に
取り付けるためのボス12が一体成形されている。そし
て、強化樹脂層11の裏面には、シート状の発熱源14
がテープ等により貼着されており、発熱源14には、商
用電力を供給するコンセント(図示せず)へ接続するた
めのプラグ付コード15が接続されている。
【0004】この融氷雪装置付パラボラアンテナ装置で
は、降雪等により融氷雪装置付パラボラアンテナ装置の
電波反射面に着氷または積雪した場合、プラグ付コード
15をコンセントに接続し、プラグ付コード15を介し
て発熱源14へ通電し、発熱源14が発する熱により強
化樹脂層11を暖め、これにより強化樹脂層11の電波
反射面の氷雪を解かすようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の融氷雪装置
付パラボラアンテナ装置では、強化樹脂層11に発熱源
14をテープ等により貼着していたため、発熱源14の
貼着面以外の表面部分から熱が逃げてしまい、熱伝導効
率が悪いという問題点があり、かつ外観デザイン上も見
栄えが良くないという欠点があった。また、融氷雪装置
付パラボラアンテナ装置の電波反射面に着氷または積雪
したか否かを使用者がパラボラアンテナ装置を目視確認
してからプラグ付コード15をコンセントに接続しなけ
ればならず、その手間が煩雑であるという問題点があっ
た。
【0006】そこで本発明の目的は、電波反射面に着氷
または積雪したか否かを使用者がパラボラアンテナ装置
を目視確認してからプラグ付コードをコンセントに接続
する手間を省略できると共に外観デザインを向上するこ
とのできる融氷雪装置付パラボラアンテナ装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の融氷雪装置付パ
ラボラアンテナ装置は、中空射出成形法により一体成型
された中空部を有するパラボラアンテナと、パラボラア
ンテナの中空部に配設された発熱源と、所定温度以下に
なると発熱源へ電力を供給する通電制御手段とを備えて
いる。
【0008】
【作用】以上のように構成したので、所定温度以下にな
ると通電制御手段よりパラボラアンテナの中空部に配設
された発熱源へ電力を供給し、パラボラアンテナの電波
反射面に着氷した氷または積雪した雪を発熱源が発する
熱により解かすことができる。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の一実施例の融氷雪装置付パラボラ
アンテナ装置を示す背面図であり、図2はその断面図で
あり、図3は図2の要部を示す拡大断面図である。
【0010】融氷雪装置付パラボラアンテナ装置は、図
1から図3までに示すように、中空射出成形法により強
化樹脂層11、反射面樹脂層19、およびパラボラアン
テナ装置を専用ポールまたはベランダの手摺に取り付け
るためのボス部12が一体成形されている。そして、強
化樹脂層11と反射面樹脂層19との間には、中空部1
3が強化樹脂層11の中心から八方へ延びるように形成
されている。更に、中空部13には、棒状の発熱源14
が配置されており、発熱源14には、強化樹脂層11に
穿設された中空口16を通って所定温度(例えば0°
C)以下になると発熱源へ電力を供給する通電制御手段
としての通電制御スイッチ17が接続されている。
【0011】また、通電制御スイッチ17には、商用電
力を供給するコンセント(図示せず)へ接続するための
プラグ付コード15が接続されている。なお、中空口1
6は、中空部13内部の防水、防湿を確保するためのブ
ッシング18により蓋をされており、ブッシング18に
より中空部13内部の熱が外部に漏れることを防止する
ようになっている。
【0012】次に、本実施例の融氷雪装置付パラボラア
ンテナ装置の動作について説明する。
【0013】プラグ付コード15は常にコンセントに接
続しておく。そして、外気温が所定温度(例えば0°
C)以下になると、通電制御スイッチ17は導通状態と
なり、コンセントから供給される商用電力は、プラグ付
コード15および通電制御スイッチ17を介して発熱源
14へ供給される。それから、発熱源14は供給される
電力により発熱し、反射面樹脂層19は、発熱源14の
輻射熱および発熱源14により暖められた中空部13内
部の空気からの伝達熱により暖められ、これにより電波
反射面の氷雪が解かされる。
【0014】なお、この実施例においては、所定温度以
下になると発熱源へ電力を供給する通電制御スイッチ1
7を外部に配置したが、これに限らず、図4に示すよう
に、中空部13の内部に通電制御スイッチ17を配置し
てもよい。このようにした場合、中空部13の内部の温
度が所定温度(例えば5°C)以下になると通電制御ス
イッチ17が導通するように設定する。
【0015】更に、実施例においては、中空部13が強
化樹脂層11の中心から八方へ延びるように形成した
が、本発明は、中空部13の形状に限定されるものでは
ない。また、実施例においては、棒状の発熱源14を用
いて説明したが、本発明は、発熱源14の形状に限定さ
れるものではない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、所定温
度以下になると通電制御手段よりパラボラアンテナの中
空部に配設された発熱源へ電力を供給し、パラボラアン
テナの電波反射面に着氷した氷または積雪した雪を発熱
源が発する熱により解かすように構成したので、発熱源
から逃げる熱を低減して、熱伝導効率を向上することが
でき、かつ発熱源を中空部内に配設して、外観デザイン
上の見栄えを良くすることができる。また、所定温度以
下になると、通電制御スイッチが導通状態となって発熱
源へ電力を供給、発熱して、パラボラアンテナ装置の電
波反射面に着氷または積雪したか否かを使用者がパラボ
ラアンテナ装置を目視確認してからプラグ付コードをコ
ンセントに接続する手間を省略でき、夜間でも自動制御
によりパラボラアンテナ装置の電波反射面を最良の状態
に保つことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の融氷雪装置付パラボラアン
テナ装置を示す背面図である。
【図2】本発明の一実施例の融氷雪装置付パラボラアン
テナ装置を示す断面図である。
【図3】図2の要部を示す拡大断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図5】従来の融氷雪装置付パラボラアンテナ装置を示
す背面図である。
【符号の説明】
11 強化樹脂層 13 中空部 17 通電制御スイッチ 19 反射面樹脂層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 電波反射面に着氷した氷または積雪した
    雪を熱により融解する融氷雪装置付パラボラアンテナ装
    置において、 中空射出成形法により一体成型された中空部を有するパ
    ラボラアンテナと、 パラボラアンテナの中空部に配設された発熱源と、 所定温度以下になると発熱源へ電力を供給する通電制御
    手段とを具備することを特徴とする融氷雪装置付パラボ
    ラアンテナ装置。
JP18793791A 1991-07-26 1991-07-26 融氷雪装置付パラボラアンテナ装置 Pending JPH0537215A (ja)

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JP18793791A JPH0537215A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 融氷雪装置付パラボラアンテナ装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0918211A (ja) * 1995-06-27 1997-01-17 Nec Corp パラボラアンテナ用融雪装置
JP2021011213A (ja) * 2019-07-08 2021-02-04 東日本旅客鉄道株式会社 着雪防止部材

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0918211A (ja) * 1995-06-27 1997-01-17 Nec Corp パラボラアンテナ用融雪装置
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