JPH0536850Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0536850Y2 JPH0536850Y2 JP7655087U JP7655087U JPH0536850Y2 JP H0536850 Y2 JPH0536850 Y2 JP H0536850Y2 JP 7655087 U JP7655087 U JP 7655087U JP 7655087 U JP7655087 U JP 7655087U JP H0536850 Y2 JPH0536850 Y2 JP H0536850Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- containers
- film
- group
- heater
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 考案の分野
この考案は、例えば、コーラやビール等の飲物
類を注入する容器を、多段に積重ねた状態で包装
するシユリンク包装に関する。
類を注入する容器を、多段に積重ねた状態で包装
するシユリンク包装に関する。
(ロ) 考案の背景
従来、上述例の容器を注入工程又は注入工場等
へ多数搬送する場合、例えば、パレツトに容器を
所定数配列して複数段に積重ねた後、この容器群
をシユリンク包装して搬送する。
へ多数搬送する場合、例えば、パレツトに容器を
所定数配列して複数段に積重ねた後、この容器群
をシユリンク包装して搬送する。
しかし、上述の容器を複数段に積重ねると重心
が高くなつて不安定となり、しかも、アルミニウ
ム等の金属で成形された容器は軽量であるので、
フイルムを開封して容器を取り出す際、容器にシ
ユリンク包装用のフイルムが密着していると、容
器がフイルムに引つ張られて傾倒し、容器群全体
が荷崩れし易いという問題を有している。
が高くなつて不安定となり、しかも、アルミニウ
ム等の金属で成形された容器は軽量であるので、
フイルムを開封して容器を取り出す際、容器にシ
ユリンク包装用のフイルムが密着していると、容
器がフイルムに引つ張られて傾倒し、容器群全体
が荷崩れし易いという問題を有している。
また、上述の容器を熱処理又は薬液等で殺菌処
理するも、上部に注入口を開口した状態で注入工
程に供給されるので、荷崩れしたときに黴菌等が
容器の内周面に付着するという問題も有してい
る。
理するも、上部に注入口を開口した状態で注入工
程に供給されるので、荷崩れしたときに黴菌等が
容器の内周面に付着するという問題も有してい
る。
(ハ) 考案の目的
この考案は、容器に密着したフイルムをヒータ
で溶断して開封する特異な構成とすることで、開
封時に容器が荷崩れするのを防止し、しかも、ビ
ール等の飲物類の注入に適した衛生的な状態を確
保できるシユリンク包装の提供を目的とする。
で溶断して開封する特異な構成とすることで、開
封時に容器が荷崩れするのを防止し、しかも、ビ
ール等の飲物類の注入に適した衛生的な状態を確
保できるシユリンク包装の提供を目的とする。
(ニ) 考案の構成
この考案は、載置板上に所定数の容器を配列
し、且つ多段に積重ねて容器群を形成し、上記容
器群の外周を、電源部と接続可能なヒータを内装
し熱収縮性のフイルムで囲繞して包装したシユリ
ンク包装であることを特徴とする。
し、且つ多段に積重ねて容器群を形成し、上記容
器群の外周を、電源部と接続可能なヒータを内装
し熱収縮性のフイルムで囲繞して包装したシユリ
ンク包装であることを特徴とする。
(ホ) 考案の作用
この考案は、注入工程又は注入工場等へシユリ
ンク包装した容器を搬送した後、ヒータに通電し
てフイルムを溶断することで、容器に密着したフ
イルムを、容器の整列状態及び積重ね状態を崩さ
ずに開封する。
ンク包装した容器を搬送した後、ヒータに通電し
てフイルムを溶断することで、容器に密着したフ
イルムを、容器の整列状態及び積重ね状態を崩さ
ずに開封する。
(ヘ) 考案の効果
この考案によれば、ヒータでフイルムを溶断し
て開封するので、容器に密着したシユリンク包装
用のフイルムを、整列板上に整列された容器を傾
倒したり、また、容器群が荷崩れするのを防止し
て、容器の整列状態及び積重ね状態を崩さずに容
易に開封することができる。
て開封するので、容器に密着したシユリンク包装
用のフイルムを、整列板上に整列された容器を傾
倒したり、また、容器群が荷崩れするのを防止し
て、容器の整列状態及び積重ね状態を崩さずに容
易に開封することができる。
しかも、上述のように開封することで容器が荷
崩れを起こさず、殺菌処理した容器に黴菌等が付
着するのを防止し、ビール等の飲物類の注入に適
した衛生的な状態を確保して、この容器を注入工
程又は注入工場等へ供給することができる。
崩れを起こさず、殺菌処理した容器に黴菌等が付
着するのを防止し、ビール等の飲物類の注入に適
した衛生的な状態を確保して、この容器を注入工
程又は注入工場等へ供給することができる。
(ト) 考案の実施例
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
する。
図面は缶容器を包装するシユリンク包装を示
し、第1図及び第3図に示すように、このシユリ
ンク包装1は、アルミニウム製の容器2を熱処理
又は薬液等で殺菌処理した後、この容器2を、ダ
ンボール紙等で形成された載置板3上に所定数配
列し、且つ複数段に積重ねて容器群4を形成して
いる。
し、第1図及び第3図に示すように、このシユリ
ンク包装1は、アルミニウム製の容器2を熱処理
又は薬液等で殺菌処理した後、この容器2を、ダ
ンボール紙等で形成された載置板3上に所定数配
列し、且つ複数段に積重ねて容器群4を形成して
いる。
上述の容器2は、第2図に示すように、上部に
注入口2aを開口し、下部に底部2bを形成して
有底筒状に形成している。
注入口2aを開口し、下部に底部2bを形成して
有底筒状に形成している。
前述の載置板3の上面には、上述の容器2と嵌
合する形状の凹部を、配列数と対応して縦横に所
定数形成している。
合する形状の凹部を、配列数と対応して縦横に所
定数形成している。
第1図及び第4図に示すように、上述の容器群
4の外周に、容器群4の側部から上部を介して他
側部にテープ状のヒータ5を配設して、このヒー
タ5の両端部をパレツト6に備えられた電源部7
に接続する。
4の外周に、容器群4の側部から上部を介して他
側部にテープ状のヒータ5を配設して、このヒー
タ5の両端部をパレツト6に備えられた電源部7
に接続する。
なお、上述のヒータ5は、絶縁テープ5aの表
面長さ方向に発熱線5bを貼着して形成してい
る。
面長さ方向に発熱線5bを貼着して形成してい
る。
次に、前述の容器群4の外周を、上述のヒータ
5を内装した状態で、熱収縮性を備えた合成樹脂
製のフイルム8で囲繞し、フイルム8の端部を熱
シールして密封包装する。
5を内装した状態で、熱収縮性を備えた合成樹脂
製のフイルム8で囲繞し、フイルム8の端部を熱
シールして密封包装する。
なお、上述のフイルム8は、ロール芯9に捲回
されてロール10を形成している。
されてロール10を形成している。
第1図及び第5図に示すように、上述の容器群
4に囲繞されたフイルム8を所定温度に熱処理し
て収縮させ、このフイルム8を容器2及びヒータ
5に密着させて密封包装する。
4に囲繞されたフイルム8を所定温度に熱処理し
て収縮させ、このフイルム8を容器2及びヒータ
5に密着させて密封包装する。
この密封包装した状態で、容器群4をパレツト
6に載置してホークリフト等の搬送手段で注入工
程又は注入工場等へ搬送する。
6に載置してホークリフト等の搬送手段で注入工
程又は注入工場等へ搬送する。
搬送した後、ヒータ5に通電することで、容器
群4に密着したフイルム8がヒータ5に沿つて溶
断され、この開封されたフイルム8内より容器2
を取り出して注入工程へ順次供給する。
群4に密着したフイルム8がヒータ5に沿つて溶
断され、この開封されたフイルム8内より容器2
を取り出して注入工程へ順次供給する。
このようにヒータ5でフイルム8を溶断して開
封するので、載置板3上に整列された容器2を傾
倒したり、容器群4が荷崩れするのを防止して、
容器2の整列状態及び積重ね状態を崩さずに容易
に開封することができる。
封するので、載置板3上に整列された容器2を傾
倒したり、容器群4が荷崩れするのを防止して、
容器2の整列状態及び積重ね状態を崩さずに容易
に開封することができる。
しかも、上述のように開封することで容器2が
荷崩れを起こさず、殺菌処理した容器2に黴菌等
が付着するのを防止し、ビール等の飲物類の注入
に適した衛生的な状態を確保して、注入工程又は
注入工場等へ供給することができる。
荷崩れを起こさず、殺菌処理した容器2に黴菌等
が付着するのを防止し、ビール等の飲物類の注入
に適した衛生的な状態を確保して、注入工程又は
注入工場等へ供給することができる。
なお、この考案は、上述の実施例の構成のみに
限定されるものではない。
限定されるものではない。
例えば、容器群4及びパレツト6の外周全体を
フイルム8で囲繞して包装するもよく、 また、瓶類や合成樹脂製の容器等を搬送する場
合に、この考案のシユリンク包装1を使用するも
よい。
フイルム8で囲繞して包装するもよく、 また、瓶類や合成樹脂製の容器等を搬送する場
合に、この考案のシユリンク包装1を使用するも
よい。
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はシ
ユリンク包装した容器群の側面図、第2図は容器
の拡大斜視図、第3図は多段に積重ねた容器群の
側面図、第4図は容器の包装工程を説明する側面
図、第5図はフイルムの密着状態を示す容器群の
部分拡大平面図である。 1……シユリンク包装、2……容器、3……載
置板、4……容器群、5……ヒータ、6……パレ
ツト、7……電源部、8……フイルム。
ユリンク包装した容器群の側面図、第2図は容器
の拡大斜視図、第3図は多段に積重ねた容器群の
側面図、第4図は容器の包装工程を説明する側面
図、第5図はフイルムの密着状態を示す容器群の
部分拡大平面図である。 1……シユリンク包装、2……容器、3……載
置板、4……容器群、5……ヒータ、6……パレ
ツト、7……電源部、8……フイルム。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 載置板上に所定数の容器を配列し、且つ多段に
積重ねて容器群を形成すると共に、 上記容器群の外周を、電源部と接続可能なヒー
タを内装し熱収縮性のフイルムで囲繞して包装し
た シユリンク包装。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7655087U JPH0536850Y2 (ja) | 1987-05-20 | 1987-05-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7655087U JPH0536850Y2 (ja) | 1987-05-20 | 1987-05-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63186669U JPS63186669U (ja) | 1988-11-30 |
JPH0536850Y2 true JPH0536850Y2 (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=30923736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7655087U Expired - Lifetime JPH0536850Y2 (ja) | 1987-05-20 | 1987-05-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0536850Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-20 JP JP7655087U patent/JPH0536850Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63186669U (ja) | 1988-11-30 |
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