JP3024119U - 包装容器 - Google Patents
包装容器Info
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- JP3024119U JP3024119U JP1995011375U JP1137595U JP3024119U JP 3024119 U JP3024119 U JP 3024119U JP 1995011375 U JP1995011375 U JP 1995011375U JP 1137595 U JP1137595 U JP 1137595U JP 3024119 U JP3024119 U JP 3024119U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packaging container
- container
- opening
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- bottom wall
- Prior art date
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- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本考案は、従来の包装容器に比し多くの内容
物が収容可能であり、かつ従来の包装容器に用いるコン
テナ等を継続して使用しうる包装容器を提供することを
課題とする。 【解決手段】 本考案は、底壁の周囲に側壁を立設して
上面に開口部を形成した包装容器であり、全高を5.2
〜5.8cmとし、容積を160cm3〜220cm3と
する。
物が収容可能であり、かつ従来の包装容器に用いるコン
テナ等を継続して使用しうる包装容器を提供することを
課題とする。 【解決手段】 本考案は、底壁の周囲に側壁を立設して
上面に開口部を形成した包装容器であり、全高を5.2
〜5.8cmとし、容積を160cm3〜220cm3と
する。
Description
【0001】
本考案は包装容器に関する。例えば、食品等の内容物を収容する包装容器に関 する。
【0002】
従来、例えば食品等の内容物を収容するための容器として、底壁の周囲に側壁 を立設して上面に開口部を形成した包装容器が知られている。
【0003】 この包装容器は、例えば、図3に示すように、円形の底壁1の周囲に上方に向 けてテーパ状に広がる側壁2を設け上面を開口部3とし、さらに側壁2の上縁に 密封用の紙葉を貼付するためのフランジ部4を設けた包装容器10Bがある。こ の包装容器10Bは、底壁1の外径が約5.4cmにされ、全高が約5.5cm にされ、さらに開口部3の内径が約6.3cm、外径が約7.0cmにされてい る。
【0004】 そして、この包装容器10B内に例えば約95gの食品等が収容されている。 また、底壁1の外面には必要に応じて付属のスプーンが取り付けられる。 ところで、前記したような包装容器10Bに収納されて販売される食品等は、 大人が食べるには内容量が少量であることから、内容量を従来提供していた量に 比し、約1.2ないし1.7倍に増量して販売するケースが増えている。
【0005】 この場合、図3に示した従来の包装容器10Bでは従来比約1.2倍ないし1 .7倍の内容量を収納することは不可能であるため、大型の包装容器が必要とな る。
【0006】
しかし、従来の包装容器10Bを運搬するコンテナ等は、そのコンテナを運搬 する輸送車の倉庫が巾、長さ、高さが決められていることから、運搬する物品に ついて専用のコンテナが用いられている。例えば図4に示すように、従来の包装 容器10Bを運搬するコンテナ6は包装容器を縦に4個、横に6個並べて格納可 能に形成されている。また、図5のようにコンテナ6は包装容器10Bを格納し た状態で、コンテナ6同士を積み重ね可能にされている。
【0007】 このため、図5に示す包装容器10aのように、容器の高さを高くして大型化 すると、コンテナ6を積み重ねた際にコンテナ6の底面と包装容器10aの上面 とが当接するため、コンテナ6の積み重ねに不都合が生じるという問題点がある 。これに対応すべく、大型の包装容器への変更に合わせてコンテナ6等を変更す ることも考えられるがコストの面で現実的ではない。
【0008】 本考案は、前記した問題点を解決するためになされたものであり、従来の包装 容器に比し多くの内容物が収容可能であり、かつ従来の包装容器について使用し ているコンテナ等を継続して使用しうる包装容器を提供することを課題とする。
【0009】
本考案は包装容器であり、前記課題を解決するため以下の構成を採用する。 すなわち、底壁11の周囲に側壁12を立設して上面に開口部13を形成した 包装容器であって、全高を5.2cmないし5.8cmとし、容積を160cm 3 ないし220cm3とすることを特徴とする(請求項1に対応)。
【0010】 全高を5.2cmないし5.8cmとするのは、従来における小型の包装容器 の全高に対応させたものである。また、容積を160cm3ないし220cm3と することにより、従来における小型の包装容器の内容量の約1.2倍ないし1. 7倍の内容量を収容することが可能となる。
【0011】 なお、底壁11及び側壁12を上方から見た場合における形状は、円形、四角 形または多角形のいずれでも良い。 本考案の包装容器は、円形状の底壁11の周囲に側壁12を立設して上面に開 口部13を形成し、前記包装容器の全高を5.2cmないし5.8cmとすると ともに、上方から見た前記開口部13の内径を7.5cmないし8.5cmとす るのが好ましい。
【0012】 なお、本考案の包装容器は、内容物として食品等を収容するものであり、食品 としては、プリン、ゼリー等を例示できる。
【0013】
以下、本考案の包装容器についての好適な実施の形態を図を用いてさらに詳細 に説明する。
【0014】 図1は本考案の実施の形態による包装容器を示す斜視図であり、包装容器が符 号10Aで示されている。 この実施の形態における包装容器10Aは、食品、例えばプリン、ゼリー等を 収容するためのものであり、円形の底壁11の周囲に上方にむけてテーパ状に広 がる筒状の側壁12が立設されている。これにより、包装容器10Aの上面には 開口部13が設けられている。さらに、側壁12の上縁に沿ってフランジ部14 が設けられている。このフランジ部14の上面は容器上面を密封する図示しない 紙葉の貼付面となる。
【0015】 この包装容器10Aにおける側壁12の下端の外径は7.15cmにされてお り、また、包装容器10Aの全高は5.5cmにされている。また、フランジ部 14の外径は9.0cmにされており、開口部13の内径は8.0cmに形成さ れている。これにより容積が約250cm3にされている。
【0016】 そして、この包装容器10Aには内容量として約160gの食品が収容される 。この内容量は包装容器10Aの容積が許容する範囲内において適宜変更可能で ある。さらに、包装容器10Aの底壁11の外面には必要に応じて図示しない付 属のスプーンが取り付けられる。
【0017】 なお、包装容器10Aの材質はポリスチレンが用いられているが、ポリエチレ ンやポリプロピレン等の熱可塑性を有する合成樹脂を用いることが可能である。 以上説明した実施の形態における包装容器10Aと従来における包装容器10 Bとを対比すると、以下に示す表1のようになる。
【0018】
【表1】 ┌───────┬──────┬──────┬──────┐ │ │ 従来品 │ 本願考案 │ 比率 │ ├───────┼──────┼──────┼──────┤ │内容量(g) │ 95.0 │ 160.0 │ 1:1.68 │ ├───────┼──────┼──────┼──────┤ │全高(cm) │ 55.0 │ 55.0 │ 1:1 │ ├───────┼──────┼──────┼──────┤ │フランシ゛外径(cm) │ 69.8 │ 90.0 │ 1:1.29 │ ├───────┼──────┼──────┼──────┤ │開口部内径(cm)│ 63.0 │ 80.0 │ 1:1.27 │ ├───────┼──────┼──────┼──────┤ │底外径(cm) │ 54.0 │ 71.5 │ 1:1.32 │ └───────┴──────┴──────┴──────┘ このように、実施の形態における包装容器10Aは、従来の包装容器10Bに 比し全高が同一で、フランジ部14の外径が約1.29倍、開口部13の内径が 1.27倍、さらに底の外径が1.32倍にされている。
【0019】 このような実施の形態による包装容器10Aによると、前記した構成を採るこ とにより、従来の内容量に比し約1.68倍の食品を収納することが可能となる 。
【0020】 そして、この包装容器10Aは、従来の包装容器10Bに用いていたコンテナ 6内に、図2に示すように縦に3個、横に4個の計12個を隙間なく並べて格納 することができる。従って、コンテナ6内に格納された包装容器10Aは、コン テナ6の運搬時にその配置状態が変動することがない。このため、包装容器10 Aが収容する食品がその流通過程において型崩れすることがない。
【0021】 また、従来の包装容器10Bと高さを同一とし、他の寸法を長くして大型化を 図ったことにより、コンテナ6の積み重ねに不都合を生じない。また、包装容器 10Aはその全高よりも底の外径が長くなっているため倒れにくい。さらに、従 来の包装容器10Bの全高に対応して形成された付属のスプーンをそのまま用い ることが可能であり、付属のスプーンについて新たな金型を製造する必要がない 。
【0022】 また、包装容器10Aの開口部13は、その内径が従来の包装容器10Bに比 し1.27倍となっているため、食品をスプーン等で掬い易くなる等の効果があ る。
【0023】 なお、実施の形態による包装容器10Aと従来の包装容器10Bとを並べて商 品棚に陳列した場合において、高低のバランスを崩すことなく陳列できる。また 、側壁の面積が従来の包装容器10Bに比し増大するため、商品名等を大きく表 示することが可能となり、商品の宣伝に寄与する等の利点もある。
【0024】
本考案の包装容器によると、従来の包装容器に比し多くの内容物が収容可能で あり、かつ従来の包装容器について使用しているコンテナ等を継続して使用する ことができる等の効果がある。
【図1】本考案の実施の形態による包装容器を示す斜視
図である。
図である。
【図2】図1に示した包装容器をコンテナに格納した状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図3】従来の包装容器を示す斜視図である。
【図4】従来の包装容器をコンテナに格納した状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図5】従来の包装容器を格納したコンテナを部分的に
示す側断面図である。
示す側断面図である。
1 底壁 2 側壁 3 開口部 4 フランジ部 10 包装容器 11 底壁 12 側壁 13 開口部 14 フランジ部
Claims (2)
- 【請求項1】 底壁11の周囲に側壁12を立設して上
面に開口部13を形成した包装容器であって、 全高を5.2cmないし5.8cmとし、容積を160
cm3ないし220cm3とすることを特徴とする包装容
器。 - 【請求項2】 円形状の底壁11の周囲に側壁12を立
設して上面に開口部13を形成した包装容器であって、 前記包装容器の全高を5.2cmないし5.8cmとす
るとともに、上方から見た前記開口部13の内径を7.
5cmないし8.5cmとすることを特徴とする請求項
1に記載の包装容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995011375U JP3024119U (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995011375U JP3024119U (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 包装容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3024119U true JP3024119U (ja) | 1996-05-17 |
Family
ID=43159366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995011375U Expired - Lifetime JP3024119U (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 包装容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3024119U (ja) |
-
1995
- 1995-10-26 JP JP1995011375U patent/JP3024119U/ja not_active Expired - Lifetime
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