JP3052262U - ボビン等用保持板 - Google Patents

ボビン等用保持板

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JP3052262U
JP3052262U JP1998001910U JP191098U JP3052262U JP 3052262 U JP3052262 U JP 3052262U JP 1998001910 U JP1998001910 U JP 1998001910U JP 191098 U JP191098 U JP 191098U JP 3052262 U JP3052262 U JP 3052262U
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JP
Japan
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bobbin
holding plate
plate
holding
corners
Prior art date
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JP1998001910U
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English (en)
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卓也 村▲ずみ▼
英彦 村▲ずみ▼
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Murazumi Industrial Co Ltd
Original Assignee
Murazumi Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 糸やフィルム等を紙管等の芯部に巻回してな
るボビン等の円筒状物を保管、運搬するためのもので、
高強度と軽量性とを兼ね備えるとともに、円筒状物をパ
レット上に積み上げたものの梱包用外装を破るおそれの
ないボビン等用保持板を提供する。 【解決手段】 方形のハニカム板からなり、その板面1
2にボビン等の円筒状物の芯部が挿脱可能とされた保持
孔13を所要数穿設するとともに、四隅を多角形状又は
円弧状に裁断することにより、ストレッチフィルム等の
梱包用外装の破れを防止したボビン等用保持板11であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、糸やフィルム等を紙管等の芯部に巻回してなるボビン等の円筒状物 を保管、運搬するためのボビン等用保持板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のボビン等用保持板の代表例は、図6及び図7に示すような構造 からなっている。これらの図において、1は保持板で、方形の段ボールからなり 、その板面2に後述するボビン等の円筒状物4の芯部5が挿脱可能とされた保持 孔3が所要数穿設されている。
【0003】 この保持板1を用いてボビン等の円筒状物4を梱包して保管、運搬するには、 図8に示すように、まず、保持板1を介して円筒状物4を所要段数積み上げると ともに、積み上げた円筒状物4の上下両端面に保持板1を配設し、各保持板1の 保持孔3内に円筒状物4の芯部5を挿入したものをパレット6上に載置する。芯 部5には、紙管が用いられていることが多い。
【0004】 次に、パレット6を含む全体をストレッチフィルム等の外装材7で梱包した後 、外側に荷造り用テープ8を掛けて梱包を完了する。この際、ストレッチフィル ム等の外装材7は、通常、熱収縮させないまま使用する。
【0005】 このようにして梱包を完了したものは、フオークリフトで運搬するのが便利で ある。それには、フオークの先端でパレット6のフオーク挿入孔9を目掛けて外 装材7を突き破り、フオークをフオーク挿入孔9に差し込んでパレット6を持ち 上げ、所定位置に運搬すればよい。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の保持板1によれば、その強度、特に曲げ強度が弱いために耐久 性が小さい上、重量が大きいために取扱い性が悪く、さらに往々にして保持板1 の四隅の角部10により外装材7が破れるという問題があった。
【0007】 本考案は、従来の保持板1を改良して、このような問題点を取り除くことを目 的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のボビン等用保持板は、方形のハニカム板 からなり、その板面にボビン等の円筒状物の芯部が挿脱可能とされた保持孔を所 要数穿設するとともに、四隅を多角形状又は円弧状に裁断することにより、スト レッチフィルム等の梱包用外装の破れを防止したことを特徴とするものである。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1〜図5に基づいて説明するが、本考案は本実施 例により限定されるものでないことはいうまでもない。
【0010】 本実施例のボビン等用保持板を図1及び図2に示す。これらの図において、1 1は保持板で、方形のハニカム板からなり、その板面12に後述するボビン等の 円筒状物16の芯部17が挿脱可能とされた保持孔13が所要数穿設されるとと もに、四隅が図3に示すような多角形状に又は図4に示すような円弧状に裁断さ れている。
【0011】 ハニカム板は、紙製が一般的であるがプラスチック製でもよい。紙製のものは 、クラフト紙又はその再生紙からなるコアー部14の上下両面に同じくクラフト 紙又はその再生紙からなるライナー部が貼着されたもの、コアー部14がクラフ ト紙又はその再生紙、ライナー部15が紙管原紙又はその再生紙からなるもの、 コアー部14及びライナー部15ともに紙管原紙又はその再生紙からなるもの、 等が例示されるが、いずれも段ボールに比して高強度と軽量性を兼ね備えている 利点がある。特にライナー部15として紙管原紙又はその再生紙を用いると、切 屑の発生がないので作業性が良好であるとともに商品価値が高い。
【0012】 また、プラスチック製のものは、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレ フィン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂等のプラスチック又はこれ らの再生プラスチック等が例示される。
【0013】 本実施例の保持板11の使用方法は、従来の保持板1と同じである。即ち、図 5に示すように、まず、保持板11を介して円筒状物16を所要段数積み上げる とともに、積み上げた円筒状物16の上下両端面に保持板11を配設し、各保持 板11の保持孔13内に円筒状物16の芯部17を挿入したものをパレット18 上に載置する。
【0014】 次に、パレット18を含む全体を外装材19で梱包した後、外側に荷造り用テ ープ20を掛けて梱包を完了する。外装材19にはポリエチレン等からなるスト レッチフィルムが適しており、通常、熱収縮させないまま用いるが、必要により 熱収縮させてもよい。
【0015】 上記のようにして梱包したものを運搬するには、フオークリフトのフオークの 先端でパレット18のフオーク挿入孔21を目掛けて外装材19を突き破り、フ オークをフオーク挿入孔21に差し込んでパレット18を持ち上げ、所定位置に 運搬する。
【0016】 本実施例の保持板11においては、四隅が図3に示すような多角形状に裁断さ れたものは角部22が鈍角状となっており、また図4に示すような円弧状に裁断 されたものは角部がないので、従来のように外装材19が角部により破れるとい うことはない。
【0017】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案はハニカム板からなっているので、高強度と軽量性 とを兼ね備えている。そのため、耐久性に優れ、繰り返し使用が可能であるとと もに、取り扱いが容易である。
【0018】 さらに、本考案は四隅が多角形状又は円弧状に裁断されているので、四隅の角 部が鈍角状になっているか又は四隅に角部がない。したがって、従来のように梱 包用外装材が角部により破れるということはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す保持板の平面図であ
る。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】本考案の保持板の四隅を多角形状に裁断した例
を示す拡大平面図である。
【図4】本考案の保持板の四隅を円弧状に裁断した例を
示す拡大平面図である。
【図5】本考案の保持板を用いて梱包した複数個の円筒
状物を示す正面図である。
【図6】従来の保持板の一例を示す平面図である。
【図7】図6のVII −VII 線断面図である。
【図8】従来の保持板を用いて梱包した複数個の円筒状
物を示す正面図である。
【符号の説明】
1 保持板 2 板面 3 保持孔 4 円筒状物 5 芯部 6 パレット 7 外装材 8 荷造り用テ
ープ 9 フオーク挿入孔 10 角部 11 保持板 12 板面 13 保持孔 14 コアー部 15 ライナー部 16 円筒状物 17 芯部 18 パレット 19 外装材 20 荷造り用
テープ 21 フオーク挿入孔 22 角部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形のハニカム板からなり、その板面に
    ボビン等の円筒状物の芯部が挿脱可能とされた保持孔を
    所要数穿設するとともに、四隅を多角形状又は円弧状に
    裁断することにより、ストレッチフィルム等の梱包用外
    装の破れを防止したことを特徴とするボビン等用保持
    板。
JP1998001910U 1998-03-13 1998-03-13 ボビン等用保持板 Expired - Lifetime JP3052262U (ja)

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JP1998001910U JP3052262U (ja) 1998-03-13 1998-03-13 ボビン等用保持板

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ID=43186383

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