JPH0536714B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0536714B2
JPH0536714B2 JP60167174A JP16717485A JPH0536714B2 JP H0536714 B2 JPH0536714 B2 JP H0536714B2 JP 60167174 A JP60167174 A JP 60167174A JP 16717485 A JP16717485 A JP 16717485A JP H0536714 B2 JPH0536714 B2 JP H0536714B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
grain
hot air
upper limit
air temperature
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60167174A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6229881A (ja
Inventor
Aijiro Kaneko
Kazuhiro Negishi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP16717485A priority Critical patent/JPS6229881A/ja
Publication of JPS6229881A publication Critical patent/JPS6229881A/ja
Publication of JPH0536714B2 publication Critical patent/JPH0536714B2/ja
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、穀物を熱風の通風により所定の穀物
温度を保つて通風乾燥する穀物乾燥制御方法に関
する。
[従来の技術] 従来、穀物を熱風の通風により所定の穀物温度
を保つて乾燥する穀物乾燥制御方法は、例えば、
特公昭59−14709号公報に記載されているように、
既に知られている。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、上記の如き従来の穀物乾燥制御方法
においては、適当な穀物温度を予め設定してお
き、穀物温度を測定値または予測値がその設定値
を越えたときには、熱風温度を設定値まで下降さ
せる制御を行うが、この制御はその制御時点で熱
風温度を単に下げる動作によつて行われるので、
温度が設定値まで下げられるとしても、そのため
の温度変化が急激に生じるのである。
そして、穀物が温度の急激な変化を受けると胴
割れを起したり食味が劣化するところから、従来
の穀物乾燥制御では、温度制御による温度の急激
な変化が品質を劣化させる原因となつていたので
ある。
そこで、本発明は、このような従来の問題点を
解決し、穀物の温度制御による温度の急激な変化
をなくし、もつて、品質の劣化をまねくことがな
い穀物乾燥制御方法を提供することを目的とする
ものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、その目的を達成するため、次の技術
的手段を採用した。
すなわち、穀物を熱風により所定の穀物温度を
保つて通風乾燥する制御方法において、穀物の種
類ごとに穀物温度の上限値を設定し、熱風温度、
上記穀物温度の上限値、現在の穀物温度、前回測
定された穀物温度等のデータに基いて温度補正幅
を算出し、現在の熱風温度が穀物温度の上限値よ
り低いときは、その熱風温度を維持して乾燥を続
け、現在の熱風温度が穀物温度の上限値より高い
ときは、前記温度補正幅で熱風温度を下げる制御
を行うと共に、その熱風温度を下げる制御は、現
在の熱風温度より温度補正幅だけ低い温度値が穀
物温度の上限値と比較してそれより低いときは熱
風温度を穀物温度の上限値に、現在の熱風温度よ
り温度補正幅だけ低い温度値が穀物温度の上限値
より高いときは熱風温度の補正幅だけ低い値とす
ることを特徴とする穀物乾燥制御方法としたもの
である。
[作用] 熱風の通風によつて乾燥される穀物の温度は、
熱風を浴びることによつて上昇するが、その穀物
温度は一定時間、例えば、10分間ごとに測定され
る。そして、現在の穀物温度が、穀物の種類ごと
に設定される穀物温度の上限値と比較され、それ
より低いときはその穀物温度を保つて乾燥が続け
られる。また、現在の穀物温度が穀物温度の上限
値を越えているときは、熱風温度、穀物温度の上
限値、現在の穀物温度、前回の測定された穀物温
度等のデータから算出された温度補正値により熱
風温度が下降制御される。この温度補正幅は、上
記各種データに基づいて算出される値であり、こ
の温度補正幅によつて熱風温度を下降させると、
その熱風温度を下げる制御は、現在の熱風温度よ
り温度補正幅だけ低い温度値が穀物温度の上限値
と比較してそれより低いときは熱風温度を穀物温
度の上限値に制御され、現在の熱風温度より温度
補正幅だけ低い温度値が穀物温度の上限値より高
いときは熱風温度の補正幅だけ低い値とするよう
に制御される。このため、熱風温度が穀物温度の
上限値に沿つて緩やかに制御され、乾燥中の穀物
は急激な温度変化を受けることがなく、熱風温度
が必要以上に低下せず、乾燥効率の低下をまねく
ことがない。
[実施例] 本発明の一実施例を図面について説明する。
第1図には本発明に係る方法を実施するための
制御装置が例示されている。1は穀物温度セン
サ、2は熱風温度センサ、3は外気温度センサ、
4,5,6はそれぞれの信号の増幅器、7は各増
幅器4,5,6のアナログ出力信号を受けてデジ
タル信号に変換するA/D変換器、8は演算装置
(CPU)、9は熱風制御回路、10は電磁ポンプ
である。上記穀物温度センサ1は乾燥中の穀物の
温度を検出し、熱風温度センサ2は乾燥中の熱風
の温度を検出し、外気温度センサ3は乾燥中の外
気温度を検出するものである。電磁ポンプ10は
乾燥機の熱風発生装置へ供給する燃料の量を張設
して熱風温度を制御するものである。
第2図には叙上の如く構成された制御装置の動
作態様が示されている。第1図の装置において一
定時間(例えば10分間)ごとに穀物温度による乾
燥制御が行われる。
第2図のフローチヤートによつてその動作を説
明すれば、制御動作が開示されると、演算装置8
において、穀物の種類ごとに予め経験的に定めら
れている基本温度(例えば、籾・ビール麦34℃、
小麦40℃)Aとその際の外気温度TOによつて穀
物温度の上限値Lが、L=A+0.3TOとして算出
され、かつ設定される。次いで、温度補正幅
YGX=0.1(TW−L)×(2N−Q−L)として算
出される(ここにTWは熱風温度、Nは現在の穀
物温度、Qは前回測定の穀物温度である)。そし
て、熱風温度TWが穀物温度の上限値Lと比較さ
れ、TW>Lのときは、さらに熱風温度TWから
温度補正幅TGXを差引いた値が穀物温度の上限
値Lと比較され、TW−TGX<Lのときは熱風
温度TWを穀物温度の上限値Lに近づけるように
指令される(L→TW)。TC−TGX>Lの場合
は、熱風温度TWを温度補正幅TGXだけ差引い
た値に近づけるように指令される(TW−TGX
→TW)。このため、熱風温度TWが穀物温度の
上限値Lより高い場合は、穀物温度の上限値Lに
沿って温度補正幅TGXの範囲で下降させること
ができ、熱風温度TWを急激に変化させることな
く、しかも必要以上に低下させることなく、的確
に穀物温度による乾燥制御を行うことができる。
なお、温度補正幅TGXを算出する計算式にお
いて、(2N−Q−L)の項は穀物温度の予測値の
穀物温度の上限値Lに対する超過分[{N−(N+
Q)−L]を表している。穀物温度の上限値Lの
計算式における比例定数0.3、温度補正幅TGXの
計算式における比例定数0.1はともに経験的な適
合値である。
[発明の効果] 本発明は、前記の如き技術的手段を有し、かつ
作用するものであるから、穀物の温度制御による
温度の急激な変化をなくして、品質の劣化をまね
くことがないように穀物の乾燥制御を行うことが
できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る方法を実施するための制
御装置の一例を示すブロツクダイヤグラム、第2
図はその装置のフローチヤートである。 1……穀物温度センサ、2……熱風温度セン
サ、3……外気温度センサ、4,5,6……増幅
器、7……A/D変換器、8……演算装置
(CPU)、9……熱風制御回路、10……電磁ポ
ンプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 穀物を熱風により所定の穀物温度を保つて通
    風乾燥する制御方法において、穀物の種類ごとに
    穀物温度の上限値を設定し、熱風温度、上記穀物
    温度の上限値、現在の穀物温度、前回測定された
    穀物温度等のデータに基いて温度補正幅を算出
    し、現在の熱風温度が穀物温度の上限値より低い
    ときは、その熱風温度を維持して乾燥を続け、現
    在の熱風温度が穀物温度の上限値より高いとき
    は、前記温度補正幅で熱風温度を下げる制御を行
    うと共に、その熱風温度を下げる制御は、現在の
    熱風温度より温度補正幅だけ低い温度値が穀物温
    度の上限値と比較してそれより低いときは熱風温
    度を穀物温度の上限値に、現在の熱風温度より温
    度補正幅だけ低い温度値が穀物温度の上限値より
    高いときは熱風温度の補正幅だけ低い値とするこ
    とを特徴とする穀物乾燥制御方法。 2 穀物の種類ごとに設定される穀物温度の上限
    値を、外気温度に比例させることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の穀物乾燥制御方法。
JP16717485A 1985-07-29 1985-07-29 穀物乾燥制御方法 Granted JPS6229881A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16717485A JPS6229881A (ja) 1985-07-29 1985-07-29 穀物乾燥制御方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP16717485A JPS6229881A (ja) 1985-07-29 1985-07-29 穀物乾燥制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6229881A JPS6229881A (ja) 1987-02-07
JPH0536714B2 true JPH0536714B2 (ja) 1993-05-31

Family

ID=15844789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16717485A Granted JPS6229881A (ja) 1985-07-29 1985-07-29 穀物乾燥制御方法

Country Status (1)

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JP (1) JPS6229881A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5680685A (en) * 1979-12-03 1981-07-02 Iseki Agricult Mach Controller for combustion in cereal drier

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5680685A (en) * 1979-12-03 1981-07-02 Iseki Agricult Mach Controller for combustion in cereal drier

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6229881A (ja) 1987-02-07

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