JPH0536663Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0536663Y2 JPH0536663Y2 JP1987161419U JP16141987U JPH0536663Y2 JP H0536663 Y2 JPH0536663 Y2 JP H0536663Y2 JP 1987161419 U JP1987161419 U JP 1987161419U JP 16141987 U JP16141987 U JP 16141987U JP H0536663 Y2 JPH0536663 Y2 JP H0536663Y2
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- Japan
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- resin
- measuring device
- section
- melt index
- measuring
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B29C47/92—
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案は、熱可塑性樹脂、特に、低いメルトイ
ンデツクスMIを持つ樹脂のMIを長期に連続的に
測定するための改良された装置に関する。
ンデツクスMIを持つ樹脂のMIを長期に連続的に
測定するための改良された装置に関する。
［従来の技術］
熱可塑性樹脂、例えばポリオレフイン等の樹脂
のMIの測定は、樹脂の性質を特定する上で又品
質管理上必要な項目であり、その方法も規定され
ている。（ASTM D1238、JIS K7210）。
のMIの測定は、樹脂の性質を特定する上で又品
質管理上必要な項目であり、その方法も規定され
ている。（ASTM D1238、JIS K7210）。
一般に樹脂のMIは、溶融樹脂の流れ速度を測
定することにより求められているが、この方法
は、一定径のダイから溶融樹脂を吐出させその流
れ速度、即ち、10分間当りの吐出樹脂量を基準と
して計算される。この方法は非連続的な方法で、
主に実験室的な方法である。
定することにより求められているが、この方法
は、一定径のダイから溶融樹脂を吐出させその流
れ速度、即ち、10分間当りの吐出樹脂量を基準と
して計算される。この方法は非連続的な方法で、
主に実験室的な方法である。
実際の工場規模での生産現場における工程管理
用としてのMIの測定方法は、定流量ポンプで溶
融樹脂を圧送し、例えばポンプ軸の回転数、一定
径のノズルから吐出する樹脂の流量等を基準とし
て算出する方法が採用されている。
用としてのMIの測定方法は、定流量ポンプで溶
融樹脂を圧送し、例えばポンプ軸の回転数、一定
径のノズルから吐出する樹脂の流量等を基準とし
て算出する方法が採用されている。
［考案が解決しようとする問題点］
本考案は、上記したような測定方法、特に生産
現場での測定方法において、特に低MIのポリオ
レフインのMI測定が、この樹脂の流動性の悪さ
のため、測定装置系内において樹脂が閉塞固化し
やすいこと、又、測定条件が環境（風など）に左
右されやすく、即ち測定装置の樹脂の排出部に於
いて一定条件にて樹脂が排出しない等定常での測
定が困難であつた点に着目し、この問題を解決し
得る測定装置を求めて鋭意検討した結果得られた
ものである。
現場での測定方法において、特に低MIのポリオ
レフインのMI測定が、この樹脂の流動性の悪さ
のため、測定装置系内において樹脂が閉塞固化し
やすいこと、又、測定条件が環境（風など）に左
右されやすく、即ち測定装置の樹脂の排出部に於
いて一定条件にて樹脂が排出しない等定常での測
定が困難であつた点に着目し、この問題を解決し
得る測定装置を求めて鋭意検討した結果得られた
ものである。
［問題点を解決するための手段］
本考案者らは、定常で長時間連続的にMI測定
を行なうことが可能な測定装置を検討した結果本
考案を完成した。
を行なうことが可能な測定装置を検討した結果本
考案を完成した。
即ち、本考案は、樹脂押出し機から、移送管を
介して溶融樹脂を連続的にメルトインデツクス測
定器に導入しメルトインデツクス測定後同測定器
の排出部から樹脂を排出するメルトインデツクス
の連続測定装置において、前記移送管部に加温機
構を設け、かつ吹き出し口が前記測定器からの樹
脂排出部の口径と略同口径のラツパ管を樹脂排出
部に、同部と前記吹き出し口を相対して併設した
ことを特徴とするメルトインデツクスの連続測定
装置に関する。
介して溶融樹脂を連続的にメルトインデツクス測
定器に導入しメルトインデツクス測定後同測定器
の排出部から樹脂を排出するメルトインデツクス
の連続測定装置において、前記移送管部に加温機
構を設け、かつ吹き出し口が前記測定器からの樹
脂排出部の口径と略同口径のラツパ管を樹脂排出
部に、同部と前記吹き出し口を相対して併設した
ことを特徴とするメルトインデツクスの連続測定
装置に関する。
次に本考案を図面により詳述する。
第１図は、本考案の連続MI測定装置の一実施
態様を示す。図中７はMI測定器で、同検出部へ
は樹脂押出し機１から、樹脂抜出し部２、樹脂移
送管６を経て溶融樹脂が送給される。本考案では
樹脂抜出し部２、樹脂移送管６等を総称して樹脂
移送部という。又、測定器の排出部から排出され
た樹脂８は冷却固化しながら試料受部１１に達
し、カツター１０で切断するなどして棒状となつ
た樹脂は廃棄される。
態様を示す。図中７はMI測定器で、同検出部へ
は樹脂押出し機１から、樹脂抜出し部２、樹脂移
送管６を経て溶融樹脂が送給される。本考案では
樹脂抜出し部２、樹脂移送管６等を総称して樹脂
移送部という。又、測定器の排出部から排出され
た樹脂８は冷却固化しながら試料受部１１に達
し、カツター１０で切断するなどして棒状となつ
た樹脂は廃棄される。
この際排出される樹脂は、定常的に一定方向に
排出されることが測定操作上又測定精度の面から
も好ましい。
排出されることが測定操作上又測定精度の面から
も好ましい。
本考案では、前記樹脂移送管等の、押出し機か
ら測定器までの樹脂移送部に加温機能３，４を設
け、又、測定器からの樹脂排出部分にラツパ管１
３を併設したことが特徴である。
ら測定器までの樹脂移送部に加温機能３，４を設
け、又、測定器からの樹脂排出部分にラツパ管１
３を併設したことが特徴である。
測定器７は、例えば、これに送給された被試験
樹脂をギヤポンプ等によつて一定量の樹脂を樹脂
排出部に移動させる際のポンプ軸の回転数を求め
るることにより、又測定器を通る樹脂の流量を求
めることにより、MIを測定する機能を持つもの
である。
樹脂をギヤポンプ等によつて一定量の樹脂を樹脂
排出部に移動させる際のポンプ軸の回転数を求め
るることにより、又測定器を通る樹脂の流量を求
めることにより、MIを測定する機能を持つもの
である。
前記加温機構は、リボンヒーターにて、又は熱
媒体を循環するなどの方法で温度調節を行ない、
被試験樹脂の軟化点以上の温度に保つことが出来
るものであれば制限はない。
媒体を循環するなどの方法で温度調節を行ない、
被試験樹脂の軟化点以上の温度に保つことが出来
るものであれば制限はない。
この様な加温機構を設けることにより、樹脂の
移送部での固化を防止出来る。
移送部での固化を防止出来る。
測定器の排出部に併設するラツパ管は、吹き出
し口（ラツパ管の小口径部）が前記測定器からの
樹脂排出部の口径と略同口径のもので、その先端
部（大口径部）は吹き出し口径の２〜10倍であ
り、その長さは特に限定されないが約30cm以内で
充分である。
し口（ラツパ管の小口径部）が前記測定器からの
樹脂排出部の口径と略同口径のもので、その先端
部（大口径部）は吹き出し口径の２〜10倍であ
り、その長さは特に限定されないが約30cm以内で
充分である。
本考案では、ラツパ管の小口径部が前記測定器
からの樹脂排出部に相対するように設置される。
からの樹脂排出部に相対するように設置される。
第２図は、測定器の排出口にラツパ管を設置し
た一実施態様を示す。図中７は測定器（一部）、
１３はラツパ管、１４は樹脂排出口を示す。
た一実施態様を示す。図中７は測定器（一部）、
１３はラツパ管、１４は樹脂排出口を示す。
ラツパ管で排出口を囲うことにより、特に低
MIの樹脂の場合の排出口への樹脂の沈着を防止
するとともに、風などによる排出樹脂の揺れを防
止し、安定した状態での測定を可能とする。
MIの樹脂の場合の排出口への樹脂の沈着を防止
するとともに、風などによる排出樹脂の揺れを防
止し、安定した状態での測定を可能とする。
次に図面に基づいて本考案の一実施態様を説明
する。
する。
溶融状態で押出し機１（380φ、280℃）内を移
動する高密度ポリエチレンは、押出し圧により抜
取り部２に移動し加温部で保温された移送管６
（高密度ポリエチレンの場合約200℃）を経て測定
器に導入される。測定器は、キヤピラリー等の一
定径の細管に樹脂を圧送する際の圧力を測定する
ことにより一定時間当りの樹脂流量を求める等の
測定器である。
動する高密度ポリエチレンは、押出し圧により抜
取り部２に移動し加温部で保温された移送管６
（高密度ポリエチレンの場合約200℃）を経て測定
器に導入される。測定器は、キヤピラリー等の一
定径の細管に樹脂を圧送する際の圧力を測定する
ことにより一定時間当りの樹脂流量を求める等の
測定器である。
測定結果は、実験室でのMI測定値と比較して
誤差３％以内であつた。
誤差３％以内であつた。
測定器から排出された樹脂は測定器の排出口か
ら排出され、冷却固化した樹脂は、カツター１０
で適当な長さに切断し廃棄される。
ら排出され、冷却固化した樹脂は、カツター１０
で適当な長さに切断し廃棄される。
［考案の効果］
本考案は、環境の悪い生産現場に於いても精度
良く熱可塑製樹脂のMIを連続的に測定すること
が出来る。
良く熱可塑製樹脂のMIを連続的に測定すること
が出来る。
第１図は、本考案の連続MI測定装置の一実施
態様の平面図である。図中１は樹脂押出し機、２
は樹脂抜出し部、３，４は移送部の加温機構、５
は熱媒体の導入、排出口、６は樹脂移送管、７は
測定器、８は排出された樹脂、９はカツター駆動
部、１０はカツター、１１は排出樹脂受部、１２
は排出樹脂、１３はラツパ管を夫々示す。第２図
は、測定機の樹脂排出部にラツパ管を併設した一
実施態様を示す図で、図中７は測定機（一部）、
１３はラツパ管、１４は樹脂排出口を示す。
態様の平面図である。図中１は樹脂押出し機、２
は樹脂抜出し部、３，４は移送部の加温機構、５
は熱媒体の導入、排出口、６は樹脂移送管、７は
測定器、８は排出された樹脂、９はカツター駆動
部、１０はカツター、１１は排出樹脂受部、１２
は排出樹脂、１３はラツパ管を夫々示す。第２図
は、測定機の樹脂排出部にラツパ管を併設した一
実施態様を示す図で、図中７は測定機（一部）、
１３はラツパ管、１４は樹脂排出口を示す。
Claims (1)
- 樹脂押出し機から、移送管を介して溶融樹脂を
連続的にメルトインデツクス測定器に導入しメル
トインデツクス測定後同測定器の排出部から樹脂
を排出するメルトインデツクスの連続測定装置に
おいて、前記移送管部に加温機構を設け、かつ吹
き出し口が前記測定器からの樹脂排出部の口径と
略同口径のラツパ管を樹脂排出部に、同部と前記
吹き出し口を相対して併設したことを特徴とする
メルトインデツクスの連続測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987161419U JPH0536663Y2 (ja) | 1987-10-23 | 1987-10-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987161419U JPH0536663Y2 (ja) | 1987-10-23 | 1987-10-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0167020U JPH0167020U (ja) | 1989-04-28 |
| JPH0536663Y2 true JPH0536663Y2 (ja) | 1993-09-16 |
Family
ID=31444336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987161419U Expired - Lifetime JPH0536663Y2 (ja) | 1987-10-23 | 1987-10-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0536663Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6338904B2 (ja) * | 2014-03-24 | 2018-06-06 | 株式会社Ｓｃｒｅｅｎホールディングス | 基板処理装置 |
-
1987
- 1987-10-23 JP JP1987161419U patent/JPH0536663Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0167020U (ja) | 1989-04-28 |
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