JPH0536387Y2 - - Google Patents

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JPH0536387Y2
JPH0536387Y2 JP244390U JP244390U JPH0536387Y2 JP H0536387 Y2 JPH0536387 Y2 JP H0536387Y2 JP 244390 U JP244390 U JP 244390U JP 244390 U JP244390 U JP 244390U JP H0536387 Y2 JPH0536387 Y2 JP H0536387Y2
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decoration
rotary table
cake
cream
plate
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案はデコレーシヨンクリームの塗布装置
に係り、詳しくは、回転軸に固定された回転台に
デコレーシヨンケーキのスポンジが載せられたデ
コレーシヨンケーキ下敷プレートが自動的に位置
決めして載置され、回転するスポンジにデコレー
シヨンクリームが所定量所定個所に均一に塗布さ
れるようにしたデコレーシヨンクリームの塗布装
置に関する。
(ロ) 従来の技術 デコレーシヨンケーキの製造工程において、ス
ポンジにデコレーシヨンクリームを塗布する作業
が行われる。
従来、このデコレーシヨンクリームのコーテイ
ング作業は回転軸上に固定された回転台を用いて
行われている。この方法によると、まずスポンジ
が回転台に載せられ、該回転台の近傍に設けられ
クリームの供給が自動制御されるクリーム供給ノ
ズルにより、回転するスポンジの所定個所に所定
量のデコレーシヨンクリームが供給塗布される。
前記回転台は通常スポンジを載せるに足りる円形
の台であり、この回転台の上面に複数の小突起が
突設され、該小突起上に人手により搬ばれるスポ
ンジが載置され、スポンジは前記小突起がスポン
ジの底面につきささることにより保持される。し
かしながら、回転台のスポンジの載置は人手によ
り目測で行われており、位置決めに不備があると
所定の位置からずれてスポンジが載置される。ス
ポンジが所定の位置からずれて回転台上に載置さ
れると、自動制御されるデコレーシヨンクリーム
供給ノズルとスポンジとの相対位置にずれが生
じ、特にサイドコーテイングにおいて、デコレー
シヨンクリームの厚さが不均一になるという問題
があつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 この考案は前記問題点を解消し、回転台上の所
定の位置にデコレーシヨンケーキのスポンジを簡
単に位置決めして載置することができ、しかもサ
イドコーテイングにおいて、デコレーシヨンクリ
ームを均一の厚さにコーテイングすることができ
るデコレーシヨンクリームの塗布装置を提供する
ことを課題とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 この考案は上記課題を、回転台の周辺部の一部
に任意の形状の切欠凹部を設け、他方前記回転台
上に載置して用いられる新規のデコレーシヨンケ
ーキ下敷プレートには、前記回転台の小突起を遊
嵌させる透孔を設け、前記回転台上にデコレーシ
ヨンケーキ下敷プレートを保持可能とし、デコレ
ーシヨンケーキ下敷プレートの周辺部の一部に前
記回転台の切欠凹部と略同形の切欠凹部を設け、
回転台上にデコレーシヨンケーキ下敷プレートを
載置する際、前記切欠凹部を合致させることによ
りデコレーシヨンケーキ下敷プレートの透孔に回
転台の小突起が遊嵌され、これによりデコレーシ
ヨンケーキ下敷プレートが回転台の所定の位置に
自動的に位置決めされ載置されるようにしたデコ
レーシヨンクリームの塗布装置により解決した。
〔作用〕
スポンジ11はその大小に応じてデコレーシヨ
ンケーキ下敷プレート7の外周に合わせて所定の
正しい位置に位置決めされ、デコレーシヨンケー
キ下敷プレート7(以下、単に下敷プレートとい
う)上に載せられる。
正しい位置にスポンジが載せられた下敷プレー
ト7は回転台6上に搬ばれ人手により直接スポン
ジに触れることなく載置される。下敷プレート7
の回転台上への載置は下敷プレート7の切欠凹部
9を、回転台6の切欠凹部3に合わせて行う。下
敷プレート7の切欠凹部9を回転台6の切欠凹部
3に合せることにより、下敷プレート7の透孔8
は回転台6の小突起2に自動的に遊嵌され、載置
位置にくるいがなく下敷プレート7は回転台6上
に保持される。斯くして、スポンジは下敷プレー
トと共に回転され、クリーム供給ノズルにより所
定の位置に正しくデコレーシヨンクリームが塗布
される。
〔実施例〕
第1図は従来の回転テーブルへのスポンジの載
置方法を示す。50は回転台、51はスポンジを
固定する小突起、53は駆動軸、52はスポンジ
である。
スポンジ52は前記の通り、前処理の工程から
直接人手により搬ばれ、目測により回転台50上
に載置され、スポンジ52はその底面に前記小突
起51をつきさすことにより回転台上に保持され
ていた。
第2図はこの考案のデコレーシヨンクリームの
塗布装置Aの構成を示す。デコレーシヨンクリー
ムの塗布装置Aは回転テーブル装置1と下敷プレ
ート7とよりなる。回転テーブル1は回転台6を
回転軸4に固定されてなり、回転台6の上面には
複数の小突起2と、周辺部には一部を切欠いて形
成した前記小突起と同数の切欠凹部3を有する。
図の例では、小突起2は4個突設されており、こ
れら小突起2は回転台6の中心点を通る1つの直
線と、該直線と直交する他の1つの直線の各線上
にあり、回転台6の側縁より内方に位置して設け
られている。切欠凹部3は前記各直線が回転台6
の側縁と交わる周辺部を切欠いて夫々設けられ、
これにより前記切欠凹部3は前記小突起2と共に
前記各同一の直線上に位置することになり、各小
突起2の突設位置方向を示す指標として用いられ
る。5は回転台6を回転軸4に固定するビスであ
る。回転台6は回転軸4に一体的に固定されたも
のでもよいが、回転台6をスポンジ11の大きさ
に応じて大小複数用意し交換して使用するときは
図の例で示すビス止めにして回転軸から脱着自在
としてもよい。小突起2の数及び小突起2の突設
位置は前記に限られず適宜選択される。
切欠凹部3は小突起2と同数である場合に限ら
れず、また小突起2を結びかつ回転台6の中心点
を通る線上にある場合に限られない。切欠凹部3
は下敷プレート7の透孔8が回転台6の小突起2
に適切に遊嵌されるべき位置に設ければよい。
第2図及び第4図に示す通り、下敷プレート7
は一体的に射出成形された硬質の合成樹脂製より
なり、同心円の円形の薄板状に形成され、透孔8
と切欠凹部9と環状凸縁10を有する。透孔8は
下敷プレート7の側縁より内方に回転台6の小突
起2と同数設けられ、これら透孔8に前記小突起
2が遊嵌される。これにより下敷プレート7は回
転台6上に保持される。透孔8は横長の長孔とす
ることができる。横長の長孔にすると、透孔8を
前記小突起2に嵌合する作業が容易となり、また
回転台6は一方向に回転するので遊嵌による下敷
プレート7の位置ずれを生じることはない。
切欠凹部9は下敷プレート7の周辺部の一部を
切欠いて形成され、下敷プレート7を回転台6上
に載置したとき回転台6の切欠凹部3と一致する
位置に設けられ、その形状は前記切欠凹部3と略
同じに形成される。
下敷プレート7は前記両切欠凹部3と9を合わ
せて回転台6上に載置されると、回転台6の小突
起2が下敷プレート7の透孔8に遊嵌され所定の
位置に載置され、斯くしてスポンジ11の位置決
めが自動的に行われる。
環状凸縁10は回転台6の中心から外方へ複数
環状に設けられる。環状凸縁10は薄く形成され
た下敷プレート7の補強枠として設けられる。
スポンジ11が載せられた下敷プレート7が回
転台6上に載置されると、回転台6は回転軸4に
より回転され、回転するスポンジ11の所定個所
に自動供給制御される図示しないクリーム供給ノ
ズルによりデコレーシヨンクリームが塗布され、
これによりデコレーシヨンクリームの塗布が完了
する。
塗布が完了したスポンジ11は下敷プレート7
と共に回転台6から取り外し可能であり、これに
よりスポンジ11の回転台6からの取り外し作業
が極めて容易に行われるようになつた。下敷プレ
ート7は回転台6の径より若干大きいものを用い
るようにすると、回転台6からの取り外しが容易
に行なえる。
デコレーシヨンクリーム上に更に装飾が加えら
れる等の後処理工程の作業は下敷プレート7上で
行われ、搬送が容易となり、デコレーシヨンクリ
ームの変形又は損傷が生じることがない。最終工
程まで下敷プレート7上で処理され完成されたデ
コレーシヨンケーキは、下敷プレート7と共に包
装箱に箱詰めされることができる。下敷プレート
7は硬質の合成樹脂製であるから曲げに対して強
度があり、デコレーシヨンケーキは包装箱内で安
定的に収容される。また家庭において各種行事
(誕生日、ひなまつり、クリスマス等)の際、デ
コレーシヨンケーキを下敷プレートごと取り出し
ケーキ大皿にそのまま移し替え周りの飾り付け
(生花等)ができる。更にデコレーシヨンケーキ
を切り分ける際、下敷プレート7が硬くて変形し
ないためナイフが入れやすい等の利点がある。特
に販売店において、陳列ケースで販売する場合
は、下敷プレート7ごと出し入れができるので取
扱いに便利であり、陳列効果も上がる。
また、第5図に示すごとく、ケーキ皿12を用
意し下敷プレート7ごとデコレーシヨンケーキ1
3をケーキ皿12に入れるようにするとデコレー
シヨンケーキの包装、装飾、陳列等に便利であ
る。
また、下敷プレート7上に載置されたデコレー
シヨンケーキ13の取出しを容易にするために、
ケーキ皿12には下敷プレート7と接する底面に
押出し用小孔14またはケーキ皿12の側端に取
出し用切欠部15を設けてもよい。
(ホ) 効果 この考案によると、回転テーブル1の回転台6
上の所定の正しい位置にスポンジ11を簡単に位
置決めして載置でき、しかもスポンジの位置決め
の不備が生じる余地がないからサイドコーテイン
グにおいてもデコレーシヨンクリームを均一の厚
さにコーテイングすることが可能となつた。更に
スポンジの回転台6への載置の際、下敷プレート
7は硬質の合成樹脂製であるから、スポンジの変
形、損傷等が生じない。更にこの考案によるとデ
コレーシヨンクリーム塗布済のスポンジを回転台
6より取出す際に、下敷プレート7は硬質の合成
樹脂製であるからデコレーシヨンクリーム及びス
ポンジの自重による形の歪みを防止できる。更に
またこの考案によると、下敷プレート7ごと包装
箱詰めができ、デコレーシヨンケーキの安定的収
容に適しており、箱詰め作業が容易に行なえると
共にデコレーシヨンケーキの切り分け、陳列ケー
スでの陳列に便利である等種々の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転テーブル装置の使用説明
図、第2図はこの考案のデコレーシヨンクリーム
の塗布装置の斜視図とその使用説明図、第3図は
回転台6の平面図、第4図はデコレーシヨンケー
キ下敷プレートの平面図、第5図はケーキ皿にデ
コレーシヨンケーキ下敷プレートごとデコレーシ
ヨンケーキを入れる状態を示す説明図である。 A……デコレーシヨンケーキの塗布装置、1…
…回転テーブル、2……小突起、3……切欠凹
部、4……回転軸、6……回転台、7……下敷プ
レート、8……透孔、9……切欠凹部、10……
環状凸縁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 回転軸上に固定され回転される回転台と該回
    転台上に載置して用いられ硬質合成樹脂により
    一体的に射出成形された薄い板状のデコレーシ
    ヨンケーキ下敷プレートとよりなり、前記回転
    台はその上面に前記デコレーシヨンケーキ下敷
    プレートを着脱自在に保持する複数の小突起
    と、周辺部に切欠凹部とを夫々有し、前記デコ
    レーシヨンケーキ下敷プレートはその内方に前
    記回転台の小突起が遊嵌される前記小突起と同
    数の透孔と、周辺部に前記回転台上にデコレー
    シヨンケーキ下敷プレートを載置したとき前記
    回転台の切欠凹部と一致する位置に前記切欠凹
    部と略同形の切欠凹部を有することを特徴とす
    るデコレーシヨンクリームの塗布装置。 2 回転台は回転軸にビス止めされ着脱自在であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のデコレー
    シヨンクリームの塗布装置。 3 回転台はデコレーシヨンケーキの大きさに応
    じて複数用意されることを特徴とする請求項2
    に記載のデコレーシヨンクリームの塗布装置。 4 デコレーシヨンケーキ下敷プレートは回転台
    よりもその径が大きいことを特徴とする請求項
    1に記載のデコレーシヨンクリームの塗布装
    置。 5 デコレーシヨンケーキ下敷プレートの透孔は
    回転台の小突起が遊嵌可能な長孔であることを
    特徴とする請求項1に記載のデコレーシヨンク
    リームの塗布装置。
JP244390U 1990-01-16 1990-01-16 Expired - Lifetime JPH0536387Y2 (ja)

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JP244390U JPH0536387Y2 (ja) 1990-01-16 1990-01-16

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JPH0392986U JPH0392986U (ja) 1991-09-20
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TWI278284B (en) * 2004-01-06 2007-04-11 Masdac Co Ltd Method and device for making langue de chat biscuits

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JPH0392986U (ja) 1991-09-20

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