JPH0410002Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0410002Y2 JPH0410002Y2 JP10194187U JP10194187U JPH0410002Y2 JP H0410002 Y2 JPH0410002 Y2 JP H0410002Y2 JP 10194187 U JP10194187 U JP 10194187U JP 10194187 U JP10194187 U JP 10194187U JP H0410002 Y2 JPH0410002 Y2 JP H0410002Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- wooden
- dyed
- board
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 7
- 244000055346 Paulownia Species 0.000 description 6
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 description 2
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 1
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は主として祝事、仏事に使用される木
箱の箱蓋に関するものである。
箱の箱蓋に関するものである。
従来、身箱に被嵌される箱蓋本体の外周面取り
部に、祝事、仏事等の使用目的に対応する赤、黒
等の色帯線を着色塗料の塗布によつて表示した木
箱蓋は知られている。
部に、祝事、仏事等の使用目的に対応する赤、黒
等の色帯線を着色塗料の塗布によつて表示した木
箱蓋は知られている。
前記従来の木箱蓋における色帯線は、箱蓋本体
の外周面取り部に赤、黒等の着色塗料を塗布して
形成されるので、塗布作業が非常に面倒で時間が
かかること、箱蓋本体の外周面取り部から着色塗
料が食出す恐れがあつて、スツキリした高級感の
ある色帯線を奇麗に着色表示することが難しいこ
と、面取り部に塗つた着色塗料が使用中に剥げ落
ちて体裁を損ねる問題があること等の欠点があつ
た。
の外周面取り部に赤、黒等の着色塗料を塗布して
形成されるので、塗布作業が非常に面倒で時間が
かかること、箱蓋本体の外周面取り部から着色塗
料が食出す恐れがあつて、スツキリした高級感の
ある色帯線を奇麗に着色表示することが難しいこ
と、面取り部に塗つた着色塗料が使用中に剥げ落
ちて体裁を損ねる問題があること等の欠点があつ
た。
この考案は前記従来の問題点を解決するため
に、複数枚の木板枠板を接合して構成される蓋枠
の各辺枠板上面に、帯線出現色の着色剤を木板内
部に染み込ませた染色薄板を接着固定し、この染
色薄板の上に蓋枠上面を覆える大きさの蓋板を接
着固定して、この蓋板および染色薄板の外周縁部
を適宜の角度に面取り加工することにより、染色
薄板の内部染色面を表出させて所定の色帯線を形
成したことを特徴とするものである。
に、複数枚の木板枠板を接合して構成される蓋枠
の各辺枠板上面に、帯線出現色の着色剤を木板内
部に染み込ませた染色薄板を接着固定し、この染
色薄板の上に蓋枠上面を覆える大きさの蓋板を接
着固定して、この蓋板および染色薄板の外周縁部
を適宜の角度に面取り加工することにより、染色
薄板の内部染色面を表出させて所定の色帯線を形
成したことを特徴とするものである。
箱蓋本体の外周縁部を面取り加工するだけで、
所定の色帯線が出現するので、スツキリした高級
感のある奇麗な色帯線を簡単に形成することがで
き、この色帯線の色が従来の着色塗料の如く使用
中に剥げ落ちるという問題も解消することができ
る。
所定の色帯線が出現するので、スツキリした高級
感のある奇麗な色帯線を簡単に形成することがで
き、この色帯線の色が従来の着色塗料の如く使用
中に剥げ落ちるという問題も解消することができ
る。
以下、この考案の実施例を図面に従い説明する
と、図中１は商品券等を入れる桐板で作られた深
さの浅い身箱、２はこの身箱１に被嵌される本考
案の木箱蓋で、この木箱蓋２は縦横四枚の厚さが
５mm位の桐板枠板３ａ〜３ｄを接着接合して構成
される蓋枠３と、この蓋枠３の各辺枠板３ａ〜３
ｄの上面に接着固定された染色薄板４（この染色
薄板は厚さ1.5mm位の桐板を素材として、この桐
板内部に帯線出現色例えば祝事用の赤色着色剤ま
たは仏事用の黒色着色剤を面取り加工によつて色
が出るように予め染み込ませてある）と、この染
色薄板４の上に接着固定された蓋枠上面を覆える
大きさの厚さが２〜３mm位の桐板蓋板５とからな
り、この蓋板５および染色薄板４の第３図点線で
示した外周縁部６（蓋枠３と染色薄板４および蓋
板５で構成される箱蓋本体の外周縁部）の適宜の
角度例えば45度の角度に面取り加工することによ
り、染色薄板４の内部染色面を表出させて、帯線
幅３mm位の色帯線７を箱蓋外周面取り部の全周に
亙つて出色形成している。
と、図中１は商品券等を入れる桐板で作られた深
さの浅い身箱、２はこの身箱１に被嵌される本考
案の木箱蓋で、この木箱蓋２は縦横四枚の厚さが
５mm位の桐板枠板３ａ〜３ｄを接着接合して構成
される蓋枠３と、この蓋枠３の各辺枠板３ａ〜３
ｄの上面に接着固定された染色薄板４（この染色
薄板は厚さ1.5mm位の桐板を素材として、この桐
板内部に帯線出現色例えば祝事用の赤色着色剤ま
たは仏事用の黒色着色剤を面取り加工によつて色
が出るように予め染み込ませてある）と、この染
色薄板４の上に接着固定された蓋枠上面を覆える
大きさの厚さが２〜３mm位の桐板蓋板５とからな
り、この蓋板５および染色薄板４の第３図点線で
示した外周縁部６（蓋枠３と染色薄板４および蓋
板５で構成される箱蓋本体の外周縁部）の適宜の
角度例えば45度の角度に面取り加工することによ
り、染色薄板４の内部染色面を表出させて、帯線
幅３mm位の色帯線７を箱蓋外周面取り部の全周に
亙つて出色形成している。
なお、前記実施例は箱蓋２を桐板で作つた場合
について述べたが、他の木板によつて構成しても
よく、また前記木箱蓋２の形状や大きさについて
も例えば指輪を入れる六角形等の小箱蓋形状に構
成することも可能である。更に、本考案の対象と
する木箱蓋は祝事・仏事の使用目的のみに限定さ
れるものではなく、装飾用の色帯線を表示した針
箱等の木箱蓋にも適用することができる。
について述べたが、他の木板によつて構成しても
よく、また前記木箱蓋２の形状や大きさについて
も例えば指輪を入れる六角形等の小箱蓋形状に構
成することも可能である。更に、本考案の対象と
する木箱蓋は祝事・仏事の使用目的のみに限定さ
れるものではなく、装飾用の色帯線を表示した針
箱等の木箱蓋にも適用することができる。
この考案の木箱蓋によると、箱蓋本体の外周縁
部を面取り加工するだけで、所定の色帯線が出現
するので、スツキリした高級感のある奇麗な色帯
線を簡単に形成することができる。しかも、前記
色帯線は染色薄板の内部染色面を面取り加工で表
出させて形成されるので、従来の着色塗料の如く
使用中に剥げ落ちるという問題も解消することが
できる。
部を面取り加工するだけで、所定の色帯線が出現
するので、スツキリした高級感のある奇麗な色帯
線を簡単に形成することができる。しかも、前記
色帯線は染色薄板の内部染色面を面取り加工で表
出させて形成されるので、従来の着色塗料の如く
使用中に剥げ落ちるという問題も解消することが
できる。
第１図は本考案の一実施例に係わる木箱蓋を身
箱に被嵌させた状態で示した要部切欠の全体斜視
図、第２図は同木箱蓋の平面図、第３図は同木箱
蓋の要部を拡大切欠して示した部分斜視図であ
る。 １……身箱、２……本考案の対象とする木箱
蓋、３……蓋枠、３ａ〜３ｄ……蓋枠を構成する
木板枠板、４……染色薄板、５……蓋板、６……
蓋板および染色薄板の外周縁部、７……色帯線。
箱に被嵌させた状態で示した要部切欠の全体斜視
図、第２図は同木箱蓋の平面図、第３図は同木箱
蓋の要部を拡大切欠して示した部分斜視図であ
る。 １……身箱、２……本考案の対象とする木箱
蓋、３……蓋枠、３ａ〜３ｄ……蓋枠を構成する
木板枠板、４……染色薄板、５……蓋板、６……
蓋板および染色薄板の外周縁部、７……色帯線。
Claims (1)
- 身箱に被嵌される箱蓋本体の外周面取り部に、
祝事、仏事等の使用目的に対応する色の色帯線を
表示した木箱蓋であつて、複数枚の木板枠板を接
合して構成される蓋枠の各辺枠板上面に、帯線出
現色の着色剤を木板内部に染み込ませた染色薄板
を接着固定し、この染色薄板の上に蓋枠上面を覆
える大きさの蓋板を接着固定して、この蓋板およ
び染色薄板の外周縁部を適宜の角度に面取り加工
することにより、染色薄板の内部染色面を表出さ
せて所定の色帯線を形成したことを特徴とする木
箱蓋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10194187U JPH0410002Y2 (ja) | 1987-07-02 | 1987-07-02 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10194187U JPH0410002Y2 (ja) | 1987-07-02 | 1987-07-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS649130U JPS649130U (ja) | 1989-01-18 |
| JPH0410002Y2 true JPH0410002Y2 (ja) | 1992-03-12 |
Family
ID=31331391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10194187U Expired JPH0410002Y2 (ja) | 1987-07-02 | 1987-07-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0410002Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-07-02 JP JP10194187U patent/JPH0410002Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS649130U (ja) | 1989-01-18 |
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