JPH0613063Y2 - 化粧箱 - Google Patents

化粧箱

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Publication number
JPH0613063Y2
JPH0613063Y2 JP1988050877U JP5087788U JPH0613063Y2 JP H0613063 Y2 JPH0613063 Y2 JP H0613063Y2 JP 1988050877 U JP1988050877 U JP 1988050877U JP 5087788 U JP5087788 U JP 5087788U JP H0613063 Y2 JPH0613063 Y2 JP H0613063Y2
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JP
Japan
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lid
edge
window
outer peripheral
cutting
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988050877U
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English (en)
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JPH01154126U (ja
Inventor
重利 杉田
Original Assignee
株式会社スギタ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は化粧箱に係り、特に蓋に設けた透視窓の窓縁と
及び蓋の外周上縁の上層とに夫々切断傾斜面が形成され
ると共に、この切断傾斜面に色違いの積層紙が夫々表示
された化粧箱に関するものである。
<従来の技術> 従来のこの種の化粧箱は、単に一枚の厚紙を打抜き機で
打ち抜いたブランクを順に折り曲げて組立構成するに過
ぎなかったので、蓋の外周上縁は天面から側面にかけて
直角に折り曲げられており、かつ蓋に設けた透視窓の窓
縁は垂直な断面で形成されていた。
従って、蓋の外周上縁及び窓縁に傾斜面を形成したり、
或いはこの傾斜面にその周りと異なる色採を表示して化
粧することが困難であった。
また、本考案のように蓋の外周上縁の色採をその周りの
色採と異なるようにした紙箱としては、例えば実開昭5
1−138433号公報に記載された技術が公知であ
る。
この公知技術は、表面に着色を施した生地を使用して蓋
を形成し、かつ蓋の外周上縁を除くその周りの天面及び
側面に補強部材を貼着することによって、外周上縁の色
を周りの補強部材の色と異なるようにし、かつ蓋部の補
強と立体感とを表示した技術である。
<考案が解決しようとする課題> 然るに、後述の公知技術に於いては、蓋の外周上縁を残
すようにして、その外周上縁の周りの天面及び側面に補
強部材を貼着する構造であるので、作業性が悪い問題が
あった。
また、蓋の生地に着色した色と補強部材との色を変える
ことによって、補強部材間に露出した蓋の生地部分の色
を補強部材と変えることは出来るが、蓋の外周上縁や透
視窓の窓縁に巾の広い切断傾斜面を形成して、これ等の
切断傾斜面が外方に露出して目立つようにしたり、更に
はこの切断傾斜面に色の異なる層を現出したりして化粧
を施すことが出来ない問題があった。
本考案は従来のこれ等の問題点に鑑み開発された技術で
あって、特に蓋の外周上縁及び窓縁に夫々切断傾斜面を
形成し、しかもこの切断傾斜面に色の異なる紙層を露出
した装飾性に富む化粧箱を提供しようとするものであ
る。
<課題を解決するための手段> 本考案に係る化粧箱は、前述の従来の問題点を根本的に
改善した全く新しい技術であって、その要旨は、身本体
1と該身本体1に被蓋し得る蓋4とよりなる箱に於い
て、前記蓋4は色の異なる複数の紙を積層した厚紙より
構成されると共に、その蓋4の天井には透視窓5が穿設
されており、かつ該蓋4の外周上縁の上層及び透視窓5
の窓縁は夫々斜めに切除されて切断傾斜面7,8が形成
され、これ等の切断傾斜面7,8に蓋4を構成する厚紙
の色の異なる各紙層が露出されていることを特徴とした
化粧箱である。
<作用> 本考案に係る化粧箱に於いては、上述の如く、蓋4の外
周上縁の上層及び透視窓5の窓縁を夫々斜めに切除し
て、この部分に切断傾斜面7,8を形成したので、これ
等の外周上縁及び窓縁を巾広く構成し、これ等の外周上
縁と窓縁との外方から良く見えるようにすると共に、箱
に重厚さを表示することが出来る。
また、蓋4は色の異なる複数の紙を積層した厚紙より構
成されているので、その外周上縁上層及び透視窓5の窓
縁を夫々斜めに切除して切断傾斜面7,8を形成した際
に、この切断傾斜面7,8に夫々厚紙を構成する色の異
なる各紙層を必然的に現出し、蓋4を美しく化粧するこ
とが出来る。
<実施例> 図により本考案に係る化粧箱の一実施例を具体的に説明
すると、第1図乃至第4図に於いて、1は本願化粧箱の
身本体であり、厚紙製皿体の内周に枠縁3を起立するこ
とによって構成されている。
4は厚紙製の蓋であって、天井中央には箱の内部が透視
し得る透視窓5が穿設され、かつこの透視窓5には透明
フィルム6が貼着されている。この蓋4は特に第2図に
示す如く、白色板紙4a,着色板紙4b,白色板紙4c
等の色の異なる板紙4a,4b,4cを順に積層してな
る厚紙より構成されている。
7は蓋4の外周上縁の上層を斜めに切除することによっ
て形成された切断傾斜面であり、この切断傾斜面7には
特に第1図及び第2図に明らかな如く、前述のように積
層した板紙4b,4cが夫々所定巾で露出され、これ等
の色彩の相違が線状に表示されている。8は透視窓5の
窓縁に斜めに切除されて形成された切断傾斜面であり、
この切断傾斜面には色の異なる板紙4a,4b,4cが
露出されて、その色彩の相違が線状に表示されている。
上記実施例に於ける切断傾斜面7,8は、夫々化粧箱の
ブランク板を打抜き形成する際に、その所定位置を斜め
に切除することによって簡単に形成することが出来る。
従って、予めこのように形成されたブランク板を折曲組
立てることによって外周上縁の上層及び窓縁に切断傾斜
面7,8を自動的に形成することが出来、かつこの傾斜
面7,8に夫々色の異なる板紙4b,4c或いは板紙4
aも露出することが出来る。
本考案に係る化粧箱の身本体1の皿の要部帯枠縁3は、
第3図に示す如く帯板9の所定位置にV溝10を穿設
し、このV溝10で帯板9を順に折り曲げることによっ
て、皿体2及び枠縁3の折曲コーナー部を直角状にきっ
ちりと表示し、木製板材で構成した様な風合いを表示す
ることが出来る。
上記実施例に於いては板紙4a,4b,4cを積層した
3層の厚紙で蓋4を構成した場合について説明したが、
この蓋4は第5図に示す如く、着色板紙4bの表面に白
色板紙4cを積層した2層の厚紙で構成することも当然
可能である。この場合には切断傾斜面7,8に着色板紙
4bと白色板紙4cとを夫々露出して2色の層を表示す
ることが出来る。
蓋4を構成する厚紙は、更に多くの板紙を積層すること
によっても形成することが出来る。この場合には、切断
傾斜面に更に多くの色の異なる板紙を露出し、この部分
を多色で装飾することが出来る。
<考案の効果> 本考案に於いては蓋を構成する厚紙として、色の異なる
複数枚の紙を積層した厚紙を使用し、かつ外周上縁の上
層及び透視窓の窓縁を斜めに切除してこの部分に夫々切
断傾斜面を形成したので、この外周上縁および窓縁を斜
めに巾広く形成することが出来る。
従って、この外周上縁及び窓縁を外側から良く見えるこ
とが出来るようにすると共に箱全体に厚紙の厚みを出し
て重厚さを表示すること出来る。
更に、蓋を構成する色の異なる複数の紙の各層を切断傾
斜面に自動的に露出することが出来、これによって切断
傾斜面を多色で装飾することが出来る。
しかも、全体の構成が簡単であり、ブランク板の作成の
際の加工のみで自動的に構成することが出来る等の特徴
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る化粧箱の斜視図、第2図はその断
面説明図、第3図及び第4図は構成の一部を示す説明
図、第5図は他例の説明図である。 1は身本体、2は皿体、3は枠縁、4は蓋、4a,4
b,4cは板紙、5は透視窓、6は透明フィルム、7,
8は切断傾斜面、9は帯板、10はV溝である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】身本体1と該身本体1に被蓋し得る蓋4と
    よりなる箱に於いて、前記蓋4は色の異なる複数の紙を
    積層した厚紙より構成されると共に、その蓋4の天井に
    は透視窓5が穿設されており、かつ該蓋4の外周上縁の
    上層及び透視窓5の窓縁は夫々斜めに切除されて切断傾
    斜面7,8が形成され、これ等の切断傾斜面7,8に蓋
    4を構成する厚紙の色の異なる各紙層が露出されている
    ことを特徴とした化粧箱。
JP1988050877U 1988-04-18 1988-04-18 化粧箱 Expired - Lifetime JPH0613063Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988050877U JPH0613063Y2 (ja) 1988-04-18 1988-04-18 化粧箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988050877U JPH0613063Y2 (ja) 1988-04-18 1988-04-18 化粧箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01154126U JPH01154126U (ja) 1989-10-24
JPH0613063Y2 true JPH0613063Y2 (ja) 1994-04-06

Family

ID=31276904

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988050877U Expired - Lifetime JPH0613063Y2 (ja) 1988-04-18 1988-04-18 化粧箱

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JP (1) JPH0613063Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5549304Y2 (ja) * 1975-04-23 1980-11-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01154126U (ja) 1989-10-24

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