JPH0536276Y2 - - Google Patents

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JPH0536276Y2
JPH0536276Y2 JP2959887U JP2959887U JPH0536276Y2 JP H0536276 Y2 JPH0536276 Y2 JP H0536276Y2 JP 2959887 U JP2959887 U JP 2959887U JP 2959887 U JP2959887 U JP 2959887U JP H0536276 Y2 JPH0536276 Y2 JP H0536276Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、固体撮像素子の受光部に関し、特
に、受光部の形状に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
従来、固体撮像素子を利用してカラー像を撮像
する場合には、例えば、第3図に示すようなカラ
ーフイルタ1が第5図に示すような固体撮像素子
2の前面に、第4図に示すように接着剤8で貼り
付けられる。前記固体撮像素子2の前面にはマト
リクス状に配列された多数のフオトダイオードP
の受光部3が設けられ、各受光部3に対応してカ
ラーフイルタ1に2色フイルタ4が設けられる。
各2色フイルタ4は、第3図及び第6図に示すよ
うに、所定の直線状の境界線5を境界にして、例
えば、緑色Gと青色B、青色Bと赤色R、或いは
赤色Rと緑色Gというように、2色ずつ組合わせ
られた色フイルタG,B,Rからなる。
固体撮像素子2とカラーフイルタ1にはこれら
を互いに位置合わせして重ね合わせるために位置
合わせ用の凹部6或いは凸部7が設けられ、これ
ら凹部6と凸部7とを互いに嵌合させることによ
り、第6図1に示すように、2色フイルタ4の色
境界線5が受光部3の中央を横断するように重ね
合わされる。
しかしながら、実際には、第6図2或いは第6
図3に示すように、色境界線5が受光部3の中央
からΔxだけ偏心することがある。
ところで、従来のフオトダイオードPの受光部
3の形状は、例えば、第5図及び第6図1〜第6
図3に示すように、長方形あるいは正方形に形成
され、或いは円形に形成されている。
このために、色境界線5がフオトダイオードP
の受光部3の中央から偏心すると、各受光部3の
2色フイルタ4の色フイルタG,B,Rで覆われ
る面積の比率に誤差が生じ、色出力に誤差が生じ
ることになる。
〔考案の目的〕
本考案は、上記の事情を考慮してなされたもの
であつて、前面に貼り付けられる2色カラーフイ
ルタの貼り付け位置誤差による、色出力誤差を減
少させるような形状に形成された固体撮像素子の
受光部を提供することを目的とするものである。
〔目的を達成するための手段〕
本考案に係る固体撮像素子の受光部は、上記の
目的を達成するために、前面に貼り付けられる2
色カラーフイルタの色境界線と直交する方向の中
間部が前記色境界線の方向に細幅に形成される。
このように構成された固体撮像素子の受光部に
よれば、2色カラーフイルタの色境界線が受光部
の中心から偏心する場合に、色境界線が細幅の中
間部を移動することになり、各色フイルタにより
覆われる受光部の各部分の偏心による面積増大率
あるいは面積減少率が、従来よりも小さくなり、
2色カラーフイルタの貼り付け位置誤差による色
出力誤差が減少される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示
し、第1図1〜第1図3はそれぞれ3組の2色カ
ラーフイルタとフオトダイオードの受光部との重
なり合う状態を示す正面図であり、第2図はその
固定撮像素子の正面図であり、第3図はその固定
撮像素子の前面に貼り付けられるカラーフイルタ
の正面図であり、第4図はカラーフイルタと固定
撮像素子の接着構造を示す断面図である。
固定撮像素子2の前面にはマトリクス状に配列
された多数のフオトダイオードPの受光部3が設
けられ、各受光部3は図上の上下方向の中間部が
細幅の倒H文字形に形成されている。
上記カラーフイルタ1には、固定撮像素子1の
各受光部3の位置に対応する位置に2色フイルタ
4が配設されている。各2色フイルタ4はこれを
上下に2等分する色境界線5を境にして等面積の
2色の色フイルタG,R,Bを有している。第1
図1〜第1図3ではそれぞれ縦に並んだ3組の2
色フイルタ4が示され、各2色フイルタ4の上半
部には緑色フイルタGが填め込まれ、下半部には
赤色フイルタRと青色フイルタBが交互に填め込
まれている。
上記固定撮像素子2の前面の左右両側部分には
位置合わせ用の凹部あるいは凸部からなる位置合
わせ嵌合部6が形成され、カラーフイルタ1の左
右両側部にはその位置合わせ嵌合部6に対応して
凸部あるいは凹部からなる位置合わせ嵌合部7が
形成されている。
上記固定撮像素子2とカラーフイルタ1とはそ
れらの位置合わせ嵌合部6,7同士を嵌合させて
各受光部3の前側にそれに対応する2色フイルタ
4が位置するように重ね合わされ、接着剤8によ
つて接着される。
このようにして貼り合わされた固定撮像素子2
の各受光部3とカラーフイルタ1の2色フイルタ
4とは、正常であれば第1図1に示すように各受
光部3の上下方向の中央を2色フイルタ4の色境
界線5が横断するように重ね合わされるが、第1
図2に示すように2色フイルタ4の色境界線5が
受光部3の上下方向の中央よりもΔxだけ下側に
偏心したり、第1図3に示すように2色フイルタ
4の色境界線5が受光部3の上下方向の中央より
もΔxだけ上側に偏心したりすることがある。
ここで、各受光部3の中間部の上下方向の寸法
をex(但し、e<1)とし、その左右方向の幅を
fy(但し、f<1)とすれば、受光部3の緑色フ
イルタGで覆われる面積Aと赤色または青色フイ
ルタR,Bで覆われる面積Dとの比率は、 D/A=x−2tΔx/x+2tΔx ただし、 t=f/ef−e+1 である。
これに対して、第6図1〜第6図3に示す従来
例では、受光部3の緑色フイルタGで覆われる面
積A′と赤色または青色フイルタR,Bで覆われ
る面積D′との比率は、 D′/A′=x−2Δx/x+2Δx である。従つて、2色フイルタ4の色境界線5が
受光部3の上下方向の中央よりもΔxだけ下側に
偏心した場合には、 D′/A′>D/A であり、2色フイルタ4の色境界線5が受光部3
の上下方向の中央よりもΔxだけ上側に偏心した
場合には、 D′/A′<D/A であり、いずれにしてもその面積比率の変化が従
来例よりも小さくなる。その結果、2色フイルタ
4の貼り合わせ位置誤差による色出力誤差を小さ
くすることができる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、2色カラーフイ
ルタの色境界線と直交する方向の受光部の中間部
を前記色境界線の方向に細幅に形成してあるの
で、カラーフイルタの貼り合わせ誤差による受光
部の受光面積比の変化率が小さくなるようにして
あるので、カラーフイルタの貼り合わせ誤差によ
る色出力誤差を減少できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示
し、第1図1〜第1図3はそれぞれ3組の2色カ
ラーフイルタとフオトダイオードの受光部との重
なり合う状態を示す正面図、第2図はその固定撮
像素子の正面図、第3図はその固定撮像素子の前
面に貼り付けられるカラーフイルタの正面図、第
4図はカラーフイルタと固定撮像素子の接着構造
を示す断面図である。第5図は従来の固定撮像素
子の正面図、第6図はこの従来例のそれぞれ3組
の2色カラーフイルタとフオトダイオードの受光
部との重なり合う状態を示す正面図である。 図中、3……受光部、4……2色フイルタ、5
……色境界線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面に貼り付けられる2色カラーフイルタの色
    境界線と直交する方向の中間部が前記色境界線の
    方向に細幅に形成された固体撮像素子の受光部。
JP2959887U 1987-02-27 1987-02-27 Expired - Lifetime JPH0536276Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2959887U JPH0536276Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2959887U JPH0536276Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63136356U JPS63136356U (ja) 1988-09-07
JPH0536276Y2 true JPH0536276Y2 (ja) 1993-09-14

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