JPH0536103U - アキユムレータ - Google Patents

アキユムレータ

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JPH0536103U
JPH0536103U JP9311891U JP9311891U JPH0536103U JP H0536103 U JPH0536103 U JP H0536103U JP 9311891 U JP9311891 U JP 9311891U JP 9311891 U JP9311891 U JP 9311891U JP H0536103 U JPH0536103 U JP H0536103U
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JP
Japan
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liquid
shell
guide hole
cross
sectional shape
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Pending
Application number
JP9311891U
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English (en)
Inventor
野 育 三 藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】液体源の取付孔内に残留した折損片の除去作業
を容易化する。 【構成】シェル(12)の液体案内孔(12b) の断面形状を、
少なくとも一部でレンチの挿入部の断面形状に対応せし
める。 【効果】液体源の取付孔内に残留した折損片の除去作業
を容易化でき、ひいては補修作業を容易化でき、結果的
に保守コストを低減できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】
本考案は、樹脂材料によって作成されたシェルの内部空間に対しブラダもしく はダイアフラムを配設してガス室から区画された液体室をシェルの取付部の液体 案内孔を介して液体源に連通せしめてなるアキュムレータに関し、特に、シェル の液体案内孔の断面形状を少なくとも一部でレンチの挿入部の断面形状に対応せ しめてなるアキュムレータに関するものである。
【0003】
【従来の技術】
従来、この種のアキュムレータとしては、樹脂材料によって作成されたシェル の液体源に対する取付部に形成された液体案内孔の断面形状が円形とされてなる ものが提案されていた。
【0004】
【解決すべき問題点】
したがって、従来のアキュムレータでは、シェルの取付部に形成された液体案 内孔の断面形状が円形とされているに過ぎなかったので、(i) シェルの取付部が 折損して液体源の取付孔の内部に残留したとき折損片を除去することが極めて困 難となる欠点があり、ひいては(ii)補修作業が煩雑化してしまう欠点があり、結 果的に(iii) 保守コストを低減できない欠点があった。
【0005】 そこで、本考案は、この欠点を除去する目的で、シェルの液体源に対する取付 部に形成された液体案内孔の断面形状を少なくとも一部でレンチの挿入部の断面 形状に対応せしめてなるアキュムレータを提供せんとするものである。
【0006】
【考案の構成】
【0007】
【問題点の解決手段】
本考案により提供される問題点の解決手段は、 「樹脂材料によって作成されたシェルの内部空間に対しをブラダもしくはダ イアフラムを配設してガス室から区画された液体室をシェルの取付部の液体 案内孔を介して液体源に連通せしめてなるアキュムレータにおいて、シェル (12)の液体案内孔(12b) の断面形状を少なくとも一部でレンチの挿入部の断 面形状に対応せしめてなることを特徴とするアキュムレータ」 である。
【0008】
【作用】
本考案にかかるアキュムレータは、上述の[問題点の解決手段]の欄に明示し たごとく、樹脂材料によって作成されたシェルの内部空間に対しをブラダもしく はダイアフラムを配設してガス室から区画された液体室をシェルの取付部の液体 案内孔を介して液体源に連通せしめてなるアキュムレータであって、特に、シェ ルの液体案内孔の断面形状を少なくとも一部でレンチの挿入部の断面形状に対応 せしめているので、 (i) 液体源の取付孔内に残留した折損片の除去作業を容易化する作用 をなし、ひいては (ii) 補修作業を容易化する作用 をなし、結果的に (iii) 保守コストを低減する作用 をなす。
【0009】
【実施例】
次に、本考案にかかるアキュムレータについて、その好ましい実施例を挙げ、 添付図面を参照しつつ、具体的に説明する。
【0010】 しかしながら、以下に説明する実施例は、本考案の理解を容易化ないし促進化 するために記載されるものであって、本考案を限定するために記載されるもので はない。
【0011】 換言すれば、以下に説明する実施例において開示される各要素は、本考案の精 神ならびに技術的範囲に属する全ての設計変更ならびに均等物置換を含むもので ある。
【0012】(添付図面の説明)
【0013】 図1は、本考案にかかるアキュムレータの第1の実施例を示すための部分断面 図であって、特に、シェル11の取付部12a が液体源の取付孔51に螺入されている 状態を示している。
【0014】 図2は、図1に示した実施例のII−II線にそった断面図であって、特に、シェ ル11の取付部12a に形成された液体案内孔12b の断面形状が六角形である場合を 示している。
【0015】 図3は、本考案にかかる第2の実施例を示すための図2に相当する断面図であ って、特に、液体案内孔32b の断面形状が四角形である場合を示している。
【0016】 図4は、本考案にかかる第3の実施例を示すための図2に相当する断面図であ って、特に、液体案内孔32b の断面形状が十字形である場合を示している。
【0017】 図5は、本考案にかかる第4の実施例を示すための図2に相当する断面図であ って、特に、液体案内孔42b の断面形状が楕円形である場合を示している。
【0018】(第1の実施例の構成)
【0019】 まず、図1および図2を参照しつつ、本考案にかかるアキュムレータの第1の 実施例について、その構成を詳細に説明する。
【0020】 10は、本考案にかかるアキュムレータであって、ガス室11A と液体室11B とを 内部に包有しており全体として樹脂材料(たとえばナイロンもしくはポリアセタ ールなどのプラスチック材料)によって作製されたシェル12と、シェル12の内部 に配設されておりガス室11A と液体室11B とを互いに区画するためのブラダ13と 、ブラダ13の外周面中央部(すなわち液体室11B 側表面の中央部)に取り付けら れたポペット14とを、備えている。
【0021】 シェル12は、液体源側の取付孔51のネジ部に対して少なくとも先端部のネジ部 が螺入される取付部12a と取付部12a の内部に形成され液体室11B を液体源に連 通せしめるための液体案内孔12b とを包有するシェル半体12A と、シェル半体12 A の外周面に形成されたネジ部12c に対して内周面に形成されたネジ部12d が螺 合されておりガス室11A に対して適宜のガス(たとえば窒素ガス)を充填するた めのガス封入孔 (図示せず) に対しガス封入部材15が配設されたシェル半体12B とを、包有している。シェル半体12A,12B は、ネジ部12c,12d を螺合せしめて互 いに合体されたとき、当接面でブラダ13の周縁部を保持している。
【0022】 シェル半体12A の取付部12a の内部に形成された液体案内孔12b は、その断面 形状が、レンチ (図示せず) の挿入部の断面形状に対応するよう、六角形とされ ている。
【0023】(第1の実施例の作用)
【0024】 また、図1および図2を参照しつつ、本考案にかかるアキュムレータの第1の 実施例について、その作用を詳細に説明する。
【0025】液体吐出動作
【0026】 図1に示した動作状態に比べ、液体源の液体圧が減少すると、ガス室11A のガ ス圧によってブラダ13が膨張せしめられるので、液体室11B の液体が液体案内孔 12b を介して排出される。
【0027】 液体源の液体圧が更に減少すると、ガス室11A のガス圧によってブラダ13が更 に膨張せしめられるので、ポペット14が液体案内孔12b の液体室側開口周囲に接 触され当接せしめられる。
【0028】液体吸入動作
【0029】 ポペット14が液体案内孔12b の液体室側開口周囲に当接された状態に比べ、液 体源の液体圧が増加すると、液体が、液体源から液体案内孔12b を介して液体室 11B に供給されようとする。これに伴なって、液体が、ガス室11A のガス圧に抗 しつつブラダ13を収縮せしめ、ポペット14を液体案内孔12b の液体室側開口周囲 から離間せしめる。このとき、液体案内孔12b の液体室側開口が液体室11B に向 けて開放され、液体が、液体室11B に向けて供給され始める。液体室11B では、 液体がブラダ13をガス室11A のガス圧に抗しつつ押圧するので、ブラダ13が収縮 する。
【0030】 液体源の液体圧が更に増加すると、液体が、ガス室11A のガス圧に抗しつつブ ラダ13を押圧して更に収縮せしめ、図1に示した動作状態となる。
【0031】 液体源の液体圧が更に増加すると、液体が、ガス室11A のガス圧に抗しつつブ ラダ13を更に収縮せしめる。これに伴なって、液体室11B では、液体が一層収容 される。
【0032】 以上により明らかなごとく、液体室11B には、ガス室11A のガス圧に液体源の 液体圧が拮抗するまで、液体源から液体が供給される。
【0033】折損片の除去
【0034】 シェル12の取付部12a が折損されその一部(すなわち折損片)が液体源の取付 孔51の内部に残留した場合、折損片の液体案内孔12b の内部に対しレンチの挿入 部を挿入して回転せしめる。これにより、折損片は、液体源の取付孔51から容易 に除去することができる。
【0035】(第2ないし第4の実施例)
【0036】 更に、図3ないし図5を参照しつつ、本考案にかかるアキュムレータの第2な しい第4の実施例について、その構成および作用を詳細に説明する。
【0037】 第2の実施例は、シェルの取付部22a に形成された液体案内孔22b の断面形状 が四角形とされたことを除き、第1の実施例と実質的に同一の構成および作用効 果を有する。
【0038】 したがって、第2の実施例では、シェルの取付部22a が折損されその一部 (す なわち折損片) が液体源の取付孔51の内部に残留した場合、折損片の液体案内孔 22a の内部に対し断面形状が四角形であるレンチの挿入部を挿入して回転せしめ ることにより、実施例1と同様に液体源の取付孔51から折損片を容易に除去でき る。
【0039】 第3の実施例は、シェルの取付部33a に形成された液体案内孔32b の断面形状 が十字形とされたことを除き、第1の実施例と実質的に同一の構成および作用効 果を有する。
【0040】 したがって、第3の実施例では、シェルの取付部32a が折損されその一部 (す なわち折損片) が液体源の取付孔51の内部に残留した場合、折損片の液体案内孔 32b の内部に対し断面形状が十字形であるレンチの挿入部を挿入して回転せしめ ることにより、実施例1と同様に液体源の取付孔51から折損片を容易に除去でき る。
【0041】 第4の実施例は、シェルの取付部42a に形成された液体案内孔42b の断面形状 が楕円形とされたことを除き、第1の実施例と実質的に同一の構成および作用効 果を有する。
【0042】 したがって、第4の実施例では、シェルの取付部42a が折損されその一部 (す なわち折損片) が液体源の取付孔51の内部に残留した場合、折損片の液体案内孔 42b の内部に対し断面形状が楕円形であるレンチの挿入部を挿入して回転せしめ ることにより、実施例1と同様に液体源の取付孔51から折損片を容易に除去でき る。
【0043】 (変形例)
【0044】 なお、上述では、液体案内孔12a,22a,32a,42a の断面形状がそれぞれ六角形, 四角形,十字形および楕円形とされている場合についてのみ説明したが、本考案 は、これに限定されるものではなく、液体案内孔がレンチの挿入部の断面形状に 相当する所望の断面形状を有する場合を全て包摂している。
【0045】 また、上述では、液体案内孔12a,22a,32a,42a の断面形状がその全長にわたっ てレンチの挿入部の断面形状に相当する断面形状とされている場合についてのみ 説明したが、本考案は、これに限定されるものではなく、液体源の取付孔に螺入 される部分に相当する範囲内のみの断面形状をレンチの挿入部の断面形状に相当 する断面形状とされている場合も包摂している。
【0046】 更に、上述では、ブラダ13によってガス室11A と液体室11B とを区画するアキ ュムレータ10についてのみ説明したが、本考案は、これに限定されるものではな く、ダイアフラムによってガス室と液体室とを区画するアキュムレータも包摂し ている。
【0047】
【考案の効果】
上述より明らかなように、本考案にかかるアキュムレータは、[問題点の解決 手段]の欄に明示したごとく、樹脂材料によって作成されたシェルの内部空間に 対しブラダもしくはダイアフラムを配設してガス室から区画された液体室をシェ ルの取付部の液体案内孔を介して液体源に連通せしめてなるアキュムレータであ って、特に、シェルの液体案内孔の断面形状を少なくとも一部でレンチの挿入部 の断面形状に対応せしめているので、 (i) 液体源の取付孔内に残留した折損片の除去作業を容易化できる効果 を有し、ひいては (ii) 補修作業を容易化できる効果 を有し、結果的に (iii) 保守コストを低減できる効果 を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるアキュムレータの第1の実施例
を示すための部分断面図である。
【図2】図1に示した実施例のII−II線にそった断面図
である。
【図3】本考案にかかるアキュムレータの第2の実施例
を示すための図2に相当する断面図である。
【図4】本考案にかかるアキュムレータの第3の実施例
を示すための図2に相当する断面図である。
【図5】本考案にかかるアキュムレータの第4の実施例
を示すための図2に相当する断面図である。
【符号の説明】10・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ アキュムレータ 11A ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ガス室 11B ・・・・・・・・・・・・・・・・・・液体室 12・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・シェル 12A,12B ・・・・・・・・・・・・・・シェル本体 12a ・・・・・・・・・・・・・・・・・・取付部 12b ・・・・・・・・・・・・・・・・・・液体案内孔 12c,12d ・・・・・・・・・・・・・・ネジ部 13・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ブラダ 14・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ポペット 15・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ガス封入部材 22a ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・取付部 22b ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・液体案内孔 32a ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・取付部 32b ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・液体案内孔 42a ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・取付部 42b ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・液体案内孔 51・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・取付孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂材料によって作成されたシェルの内部
    空間に対しブラダもしくはダイアフラムを配設してガス
    室から区画された液体室をシェルの取付部の液体案内孔
    を介して液体源に連通せしめてなるアキュムレータにお
    いて、シェル(12)の液体案内孔(12b) の断面形状を少な
    くとも一部でレンチの挿入部の断面形状に対応せしめて
    なることを特徴とするアキュムレータ。
JP9311891U 1991-10-17 1991-10-17 アキユムレータ Pending JPH0536103U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9311891U JPH0536103U (ja) 1991-10-17 1991-10-17 アキユムレータ

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JP9311891U JPH0536103U (ja) 1991-10-17 1991-10-17 アキユムレータ

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JPH0536103U true JPH0536103U (ja) 1993-05-18

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ID=14073608

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JP9311891U Pending JPH0536103U (ja) 1991-10-17 1991-10-17 アキユムレータ

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57140901A (en) * 1981-01-21 1982-08-31 Automotive Prod Co Ltd Improved pressure accumulator for fluid pressure controller
JPS622891B2 (ja) * 1981-11-19 1987-01-22 Hitachi Ltd

Patent Citations (2)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980324