JPH053588Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH053588Y2
JPH053588Y2 JP1987071659U JP7165987U JPH053588Y2 JP H053588 Y2 JPH053588 Y2 JP H053588Y2 JP 1987071659 U JP1987071659 U JP 1987071659U JP 7165987 U JP7165987 U JP 7165987U JP H053588 Y2 JPH053588 Y2 JP H053588Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
snow
snowplow
road surface
fluid
ice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987071659U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63181615U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987071659U priority Critical patent/JPH053588Y2/ja
Publication of JPS63181615U publication Critical patent/JPS63181615U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH053588Y2 publication Critical patent/JPH053588Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、除雪車に関するものであり、一層
詳細には、スノープラウと称される除雪用鋤を備
えた形式の除雪車の改良に関するものである。
〔従来技術およびその問題点〕
従来より、路面上の氷雪などを除去手する手段
として、除雪車本体の前部に付設されるスノープ
ラウを使用して氷雪を路側部側に除去するように
構成した除雪車が広範に使用されている。
ところで、このスノープラウ型除雪車において
は、路面の除雪作業中にプラウが氷雪下の路面を
削り取つてしまうことのないようにプラウ下側縁
と路面との間に僅かな間隙を保持した状態で作業
をする必要があることから運転に熟練を要するだ
けでなく、この間隙部分に残留した氷雪が一般車
輌の走行で踏み固められてアイスバーンとなり危
険な状態となることが多かった。
そこでこのような危険な状態を回避するために
スパイクタイヤが普及し、その結果、社会的問題
とも言える粉塵公害の原因になるなど種々の解決
すべき点があつた。
〔問題点の解決手段〕
そこでこの考案では、除雪車本体の前部に配設
したスノープラウの下側縁に沿つて、高圧流体発
生装置に接続した複数の流体噴射ノズルを配設
し、これらの噴射ノズルの路面に対する流体噴射
角を角度調整部材を介して鋭角の範囲内において
調整自在に形成するとともに該噴射ノズルをその
流体噴射方向に対して進退調整自在に構成し、さ
らに前記スノープラウの配設位置と対向する除雪
車本体後部に路面上の残余氷雪および流体の除去
手段を配設する構成を採用することにより、路面
状態ないしは氷雪状況に応じた除雪作業を容易に
かつ確実におこなえ、しかも路面上から残余の氷
雪および流体を完全に排除できるようにしたもの
である。
〔作用〕
この考案に係る除雪車は、プラウの高さを路面
から適宜離間した位置に設定した後、高圧流体発
生装置で得られた、例えば、ウオータジエツトな
どの超高圧水を噴射ノズルを介して路面に対して
鋭角の範囲内において適宜調整するとともにその
流体噴射方向に対してもその位置を調整して噴射
させ、路面上の氷雪を破砕するとともに破砕氷雪
をスノープラウおよび超高圧水の奔流によつて路
側部側に除去するものである。
〔実施例〕
次に、本考案に係るスノープラウ型除雪車の好
適な実施例につき添付図面を参照しながら以下詳
細に説明する。
添付図面において、本考案に係るスノープラウ
型除雪車は、除雪車本体10の前部に一対の操作
アーム12,12を介して所定の湾曲面と幅寸法
を有するスノープラウ14を配設し、このスノー
プラウ14の下側縁に沿つて所定間隔で多数の噴
射ノズル16を配設するとともにこれらの噴射ノ
ズル16を流体供給管18を介して本体10上の
高圧流体発生装置20に接続し、さらに各噴射ノ
ズル16の流体噴射角αを、第3図に示すよう
に、路面GLに対して鋭角の範囲内において調整
自在に形成することにより基本的に構成されてい
る。
この場合、各噴射ノズル16は一纏めにした状
態で保持部材22に取着し、この保持部材22を
角度調整機構24を介してスノープラウ14の所
定箇所に取着する構成を採用する。なお、前記保
持部材22はラツク26,28の噛合と調整ねじ
30とから構成される進退機構32によりその流
体噴射方向に対しても位置調整(高さ調整)でき
るように構成されている。
また、高圧流体発生装置20は、貯溜タンク内
の水をブースターポンプ装置によりウオータジエ
ツトポンプ装置に送給して、例えば、200Kg/cm2
〜1200Kg/cm2程度に加圧し得る公知の装置として
構成される。
一方、除雪車本体10の後部には路面上の残余
氷雪および流体の除去手段、例えば、ゴムなどを
素材とするローラ34が配置されている。なお、
本実施例においてはローラ34を除去手段として
採用したが、残余氷雪および流体を除去し得るも
のであればスクレーバなど適宜の機構を使用でき
ることは言うまでもない。
なお、第1図において、参照符号36は除雪車
本体10の運転席に配置した制御機構であり、こ
の制御機構36では噴射ノズル16からの噴射水
の速度(圧力)を含む高圧流体発生装置20の制
御操作が行われるものである。
このように構成される本考案に係る除雪車を使
用して路面GL上の氷雪を路側部に除去するに際
しては、まず、除雪車のスノープラウ14の高さ
を路面GLから適宜離間した位置に設定するとと
もに、第2図に示すように、操作アーム12,1
2でこのスノープラウ14を路側線に対して所定
の角度に設定した後、制御装置36の操作により
高圧流体発生装置20の駆動で得られた超高圧水
を流体供給管18および多数の噴射ノズル16を
介して路面GLに対し鋭角の範囲内で噴射して路
面上の氷雪を破砕しながら除雪車を前進させて破
砕氷雪をスノープラウ14および超高圧水の奔流
を利用して路側部に押出除去する。なお、この
際、路面の状態、氷雪の状況などに応じて角度調
整機構24で噴射ノズル16による超高圧水の噴
射角αを適宜設定するだけでなく必要に応じて進
退機構32の調整により噴射ノズル16の噴射位
置(高さ)の調整も行う。
また、路面GL上における残余の氷雪および噴
射水などは除雪車本体10後部の除去手段(ロー
ラ34)で路側部側に除去され再度の氷結を阻止
される。なお、この路面GL上には若干の水分、
薄氷などが残るがこれらは走行する一般車輌のタ
イヤと路面との間に発生する摩擦熱の作用により
乾燥除去されることになる。
〔考案の効果〕
先に述べたように、本考案に係る除雪車によれ
ば、噴射ノズルから路面に対し鋭角の範囲内に噴
射される高圧流体により路面上の氷雪を破砕する
とともにこの破砕氷雪をスノープラウおよび高圧
流体水の奔流を利用して路側部に押出除去するの
で除雪作業を極めて用意にかつ確実に行うことが
できる。また残余の氷雪および噴射水なども完全
に除去できるのでスリツプ事故などの発生だけで
けなく粉塵公害などの発生も可及的に阻止するこ
とができ、さらには、路面の状態、氷雪の状況な
どに応じて噴射ノズルによる超高圧水の噴射角、
噴射位置を適宜調整できるので除雪作業の高効率
化を図ることができる等種々の利点を有しその実
用的な効果は極めて大きい。
以上、本考案に係る除雪車の好適な実施例につ
き説明したが、本考案はこの実施例に限定される
ものではなく、例えば、噴射ノズルに複数の噴射
口を開設するとともに切換弁を付設して流体を単
一もしくは複数の方向の噴射し得るように構成す
る等本考案の精神を逸脱しない範囲内において
種々の改変をなし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る除雪車の好適な実施例の
側面説明図、第2図は第1図に示す除雪車の要部
一部切欠平面図、第3図は第2図におけるスノー
プラウと噴射ノズルとの関係を示す側面説明図、
第4図は第3図の要部断面説明図である。 10……除雪車本体、12……操作アーム、1
4……スノープラウ、16……噴射ノズル、18
……流体供給管、20……高圧流体発生装置、2
2……保持部材、24……角度調整機構、26,
28……ラツク、30……調整ねじ、32……進
退機構、34……除去手段(ローラ)、36……
制御機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 除雪車本体の前部に配設したスノープラウで路
    面上の氷雪を路側部に除去する除雪車において、
    スノープラウの下側縁に沿つて、高圧流体発生装
    置に接続した複数の流体噴射ノズルを配設し、こ
    れらの噴射ノズルの路面に対する流体噴射角を角
    度調整部材を介して鋭角の範囲内において調整自
    在に形成するとともに該噴射ノズルをその流体噴
    射方向に対して進退調整自在に構成し、さらに前
    記スノープラウの配設位置と対向する除雪車本体
    の後部に路面上の残余氷雪および流体の除去手段
    を配設することを特徴とする除雪車。
JP1987071659U 1987-05-15 1987-05-15 Expired - Lifetime JPH053588Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987071659U JPH053588Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987071659U JPH053588Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63181615U JPS63181615U (ja) 1988-11-24
JPH053588Y2 true JPH053588Y2 (ja) 1993-01-28

Family

ID=30914411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987071659U Expired - Lifetime JPH053588Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH053588Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7164093B2 (ja) * 2020-08-18 2022-11-01 日本特殊車輌サービス株式会社 融雪車

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5589517A (en) * 1978-12-28 1980-07-07 Oonori Yoshizawa Removal of icy snow

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61206720U (ja) * 1985-06-13 1986-12-27

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5589517A (en) * 1978-12-28 1980-07-07 Oonori Yoshizawa Removal of icy snow

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63181615U (ja) 1988-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4271617A (en) Method of removing snow from ground surface
US3726481A (en) High pressure jet cleaning device
DE2829148C3 (de) Verfahren und Vorrichtung zur Beseitigung von Schnee und Eis
JP2009221657A (ja) 路面清掃装置および路面清掃車両並びにこれを用いた路面清掃方法
US20080230093A1 (en) Apparatus, Vehicle and Method For Cleaning Surfaces Fouled With Chewing Gum
KR20150093960A (ko) 노면 제설차량
JPH068525B2 (ja) 圧雪等の除去装置
US3043200A (en) Self-propelled concrete joint treating machine and method
JPH053588Y2 (ja)
JP2004204652A (ja) 除雪用車両
JPH05247914A (ja) 高圧水噴射作業車
KR101998225B1 (ko) 노면 살수차
US2404287A (en) Apparatus for removing snow and the like
JP3368553B2 (ja) はつり装置
US3799443A (en) High pressure jet cleaning device
JP7164093B2 (ja) 融雪車
KR100462554B1 (ko) 다목적 특수차
KR20180044178A (ko) 제설 수단을 포함하는 차량
US7784474B2 (en) Undercarriage washer
JP2003129435A (ja) 自走式噴射清掃装置
JP3687752B2 (ja) 舗装の目詰まり物の除去装置
KR200303842Y1 (ko) 제설차용 삽날에 구성된 살수바
JPH0921105A (ja) タイヤローラの液体散布装置
KR20030043351A (ko) 도로용 제설차량
JP7285460B1 (ja) 融雪方法