JPH0535385Y2 - - Google Patents

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JPH0535385Y2
JPH0535385Y2 JP1988091018U JP9101888U JPH0535385Y2 JP H0535385 Y2 JPH0535385 Y2 JP H0535385Y2 JP 1988091018 U JP1988091018 U JP 1988091018U JP 9101888 U JP9101888 U JP 9101888U JP H0535385 Y2 JPH0535385 Y2 JP H0535385Y2
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voltage
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【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は直流電源から電力が供給されて発光す
るランプの光量を制御する回路に関するもので、
ビデオカメラなどの撮影用カメラに使用するに適
したものである。
(従来の技術) 暗い場所での映画、ビデオなどの撮影には照明
用のランプを使用するのは周知の通りである。ラ
ンプを使用しての照明はランプから被照明体(被
写体)までの距離によつてその明るさが変化す
る。被写体の明るさが変化するのは好ましくない
ので、一定の明るさになるようにランプの光量を
制御するようにしたものがすでに出願されている
(特開昭60−120337、同62−237696)。これらはい
ずれも、基本的には三角波を発生させる発振回路
を有し、被照明体からの反射光を受光して光量に
応じた電圧を発生させる光応答回路を有し、その
出力電圧を前記三角波と比較し、三角波が光量に
応じた電圧を横切る位置によつてランプに直列に
接続したスイツチング素子のオン、オフ時間を制
御するようにしたものである。
(考案が解決しようとする課題) 上記構成自体特に性能上特に問題があるわけで
はないが、三角波を発生させる回路構成が複雑と
なり、安価とすべきアマチユア用としては普及の
妨げとなつていた。
さらに他の問題としてはランプへの電力供給量
を減少させて暗くした場合、暗くしすぎると現在
のランプでは光が赤くなり、撮影用の光源として
は不適格になるという問題がある。
本考案はこのような点を改善し、ランプの光が
赤くなるのを防止し、かつ、安価な回路構成とし
たランプ制御回路を提供することを目的とするも
のである。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) そのため、本考案は第1コンパレータの非反転
入力に一定電圧を加えるとともにその反転入力に
コンデンサを接続し、出力をこのコンデンサに入
力させて出力に方形波を出力させる発振回路の前
記コンデンサの電圧を三角波として利用するもの
である。この三角波を非反転入力へ、被照明体か
らの反射光を受光してその受光量に応じた電圧を
出力する光応答回路の出力をその反転入力へ接続
した第2コンパレータの出力でランプに直列に接
続したスイツチング素子をオン、オフさせるとと
もに、前記光応答回路にその出力電圧を一定電圧
以下に制限する電圧制限回路を接続したことを特
徴とするものである。
他の考案としては前記電圧制限回路を設けず
に、方形波を出力するよう構成された前記第1コ
ンパレータの出力の立ち上がりでスイツチング素
子をオンとさせ、前記第2コンパレータの出力の
立ち下りでオフとするように構成させたことを特
徴とするものである。
(作用) 従来は方形波を出力する発振回路にさらに、そ
の方形波を三角波にする三角波発生回路を接続し
ていたが、上記の方形波発生回路のコンデンサの
電圧は実質的に三角波となるので、本考案はこれ
を直接三角波として利用して回路の簡素化を図つ
たものである。
また、本考案は光応答回路に電圧制限回路を接
続しているので、光応答回路の電圧が一定以上に
ならず、第2コンパレータで前記三角波と比較す
る電圧が一定以上に上昇しない。したがつて、ラ
ンプの明るさが一定以上暗くならない。すなわ
ち、ランプの光が赤くなつて色バランスがくずれ
ることを防ぐことができる。
他の考案においてはスイツチング素子のオンと
なるタイミングは方形波出力であるので常に一定
であり、オフになるタイミングだけで発光光量を
制御することになる。したがつて、被照明体が近
くにあり、スイツチング素子のオフとなる時間が
短くなつても、最低第1コンパレータによる発振
回路の方形波が出力されている時間がスイツチン
グ素子のオン時間に加えられるので、必要以上に
ランプへの電流が少なくなることがない。したが
つてランプの光が赤くなることはない。
(実施例) 第1図が本願考案の一実施例の回路図であり、
直流電源1のスイツチ2を介してツエナーダイオ
ード3が並列に接続されている。この電源1には
さらにスイツチング素子としてのトランジスタ4
とランプ5の直列回路が接続されている。このト
ランジスタ4をオン、オフさせてランプ5への供
給電力を制御してランプ5の明るさを制御する構
成とされている。トランジスタ4をオン、オフさ
せるのがトランジスタ6であつて、このトランジ
スタ6をオン、オフさせる回路が前記ツエナーダ
イオード3に接続された制御回路7である。以下
この制御回路7につて説明する。
ツエナーダイオード3には並列に分割用抵抗
8,9が接続され、その接続点が第1コンパレー
タ10の非反転入力に接続されている。この第1
コンパレータ10の反転入力にはコンデンサ11
が接続されており、このコンデンサ11は第1コ
ンパレータ10の出力から抵抗12を介して充電
されるように接続されている。したがつて、この
第1コンパレータ10を含む回路は方形波を連続
して出力する発振回路を構成し、コンデンサ11
はその出力で充電されることになる。したがつ
て、コンデンサ11の電圧はほぼ三角形状とな
る。その波形は第2図にVaで示してある。図中、
第1コンパレータ10の出力から非反転入力に接
続したダイオード13は上記した三角波Vaが変
化する際に、その谷の値を固定し、山の部分を変
えるようにするためである。
前記コンデンサ11は第2コンパレータ14の
非反転入力に接続されている。このコンパレータ
14の反転入力はフオトトランジスタ15とスイ
ツチ16を介して接続された可変抵抗17との接
続点に接続されている。このフオトトランジスタ
15はランプ5の光の被照明体18からの反射光
を受光し、受光量に応じた電圧を出力するもので
ある。したがつて、このフオトトランジスタ15
と可変抵抗17の直列回路は光応答回路を構成す
るものである。すなわち、ランプ5の光量が同一
と仮定すると、被照明体18が遠方にあつて反射
光が少ない場合の可変抵抗17に生じる電圧は低
く、逆に被照明体が近くにある場合には電圧が高
くなる。この電圧を第2図ではVc1,Vc2で示
している。前者が遠くにある場合で、後者が近く
にある場合である。
第2コンパレータ14は光応答回路の出力電圧
を三角波が横切るとき出力を出す。三角波の立ち
上がり時にプラスであり、立ち下り時にマイナス
である。この第2コンパレータ14の出力で前記
トランジスタ6をオンとさせる。したがつて、第
2コンパレータ14の出力でランプ5が点灯す
る。ランプ5はそれ自体積分特性を有するので、
平均化されてオン時間に応じた明るさになる。す
なわち、第2図に示すように光応答回路の出力電
圧がVc1のように低い場合はランプ5が明るく
なり、Vc2のように高い場合暗くなる。
本実施例はツエナーダイオード3に並列にさら
に分割用抵抗19,20,21が接続され、抵抗
19と20との接続点に前記可変抵抗17の電圧
が一定以下に制限するためダイオード22を可変
抵抗17から接続している。
スイツチ16はランプ5の光量を自動調整して
使用する場合と、一定光量のまま使用する場合を
切り変え、かつ、その一定光量を全光量出力と1/
4光量出力とを切り変えて使用できるようにする
ためのものである。端子23が自動調整で、端子
24が1/4光量で、端子25が全光量である。な
お、このスイツチ16はスイツチ2と連動してい
る。
以下この回路の動作について説明する。コンデ
ンサ11は第1コンパレータ10の出力で充電さ
れるように接続され、第1コンパレータ10の出
力は方形波であるので、結局コンデンサ11の電
圧は時間とともに変化し、第2図aVaで示すよう
に三角波となつている。この電圧が第2コンパレ
ータ14の非反転入力に加えられ、光応答回路の
電圧、すなわち、可変抵抗17に生じる電圧と比
較される。
スイツチ16を端子23へ接続した場合は、可
変抵抗17がフオトトランジスタ15に接続され
る。したがつて、被照明体18からの反射光の強
弱によつて第2コンパレータ14の反転入力への
電圧が変化する。被照明体18までの距離が一定
で光応答回路の出力電圧がVc1で一定とすると、
第2図bで実線で示す波形でランプ5に電力が供
給され、それに応じた明るさになつている。被照
明体18が近づくと可変抵抗17に生じている電
圧はVc2と上昇する。したがつて、点線で示す
範囲でランプ5が点灯することになり暗くなる。
しかし、被照明体18は近くにあるので、その照
度はほぼ一定となる。動かなければそこでバラン
スする。被照明体がランプ5に対して前後に動け
ばそれに応じてランプ5の明るさが変化し、被照
明体18の照度をほぼ一定に保つ。
このように本実施例においては可変抵抗17の
電圧が上昇するとランプ5への電流が減少し、暗
くなる。現在のランプは電流が少なくなると赤み
をおびてくる。撮影用光源として使用した場合色
バランスがくずれるので好ましくない。しかし、
本実施例は可変抵抗17をダイオード22で抵抗
19と20との接続点に接続しているので、可変
抵抗17の電圧がその接続点の電圧まで上昇する
とそれ以上に上昇しなくなる。すなわち、電圧
Vc2は一定の電圧以上にならない。したがつて、
ランプ5が一定以上の明るさの範囲で制御するこ
とになり、この照明装置を用いて撮影しても色バ
ランスがくずれるという問題は生じない。
第3図は他の実施例であり、前述した電圧制限
回路を用いずにランプ5の光が赤くなるのを防止
するようにしたもので、第1コンパレータ10の
出力を抵抗30、ダイオード31を介してトラン
ジスタ6のベースに接続している。したがつて、
第1コンパレータ10の出力立ち上りでスイツチ
ング素子6がオンとなる。この間に第2コンパレ
ータ14の出力が出てスイツチング素子6のオン
が継続し、立ち下るときオフとなる。他は第1図
のものと特に変ることはない。特に図示しない
が、切換スイツチを用いて光量の自動調整をしな
いようにするのは必要に応じて適宜採用できるこ
とであるのはいうまでもない。
この実施例は第1コンパレータ10の出力と第
2コンパレータ14の出力とでスイツチング素子
6のオン、オフを行なつている。したがつて、第
4図で示すように最低でも第1コンパレータの出
力分に第2コンパレータの出力の一部が加算され
た電流がランプ5へ流れ、必要以上にランプ5の
電流が小さくなることがない。したがつて、ラン
プの光が赤くなるのを防ぐことができる。
[考案の効果] 以上のように本考案においては、方形波を出力
する発振回路の方形波を得るためのコンデンサの
電圧を利用して第2コンパレータの一方の入力電
圧としているので、従来のように三角波を作る余
分な回路を用いる必要がないので回路構成が簡単
となる。
また、光応答回路にその電圧が一定以上に上昇
しないように電圧制限回路を設けているので、ラ
ンプへ供給する電流が一定以下となることがな
い。したがつて、被照明体が近ずいてもランプの
発光光が赤くなることがなく、常に撮影に差支え
ない範囲でのみ光量制御が可能となる。
同様にランプへの電流を制御するスイツチング
素子のオンのタイミングを第1コンパレータの出
力の立ち上がり時として第2コンパレータの出力
の立ち下がり時にオフとする構成とすると、電圧
制限回路を設けずとも第1コンパレータの出力波
形の分は最低スイツチング素子のオン時間として
確保されるので、ランプへの電流が必要以上に少
なくなることがなく、ランプの光が赤くなること
がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の回路図、第2図はそ
の各部の波形図、第3図は他の実施例の回路図、
第4図はその各部の波形図である。 1……電源、3……ツエナーダイオード、4,
6……トランジスタ、5……ランプ、10……第
1コンパレータ、11……コンデンサ、14……
第2コンパレータ、15……フオトトランジス
タ、17……可変抵抗、22……ダイオード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 直流電源にランプをスイツチング素子を介し
    て接続し、被照明体までの距離に応じて前記ス
    イツチング素子のオン、オフ時間を制御し、ラ
    ンプの明るさを調整して被照明体の照度をほぼ
    一定に制御するものにおいて、前記電源電圧を
    定電圧化して制御電圧とし、その制御電圧を分
    割して得た電圧を第1コンパレータの非反転入
    力に入力させ、それの反転入力に接続したコン
    デンサへ前記第1コンパレータの出力をフイー
    ドバツクすることによつて方形波を連続的に出
    力する発振回路の前記コンデンサの電圧を、第
    2コンパレータの非反転入力とし、被照明体か
    らの反射光を受光して光量に応じた電圧を出力
    する光応答回路の出力電圧を第2コンパレータ
    の反転入力に入力させ、その第2コンパレータ
    の出力でランプに接続された前記スイツチング
    素子をオン、オフさせるとともに、前記光応答
    回路に一定電圧以上に電圧を生じさせない電圧
    制御回路を接続したことを特徴とするランプの
    発光光量制御回路。 (2) 直流電源にランプをスイツチング素子を介し
    て接続し、被照明体までの距離に応じて前記ス
    イツチング素子のオン、オフ時間を制御しラン
    プの明るさを調整して被照明体の照度をほぼ一
    定に制御するものにおいて、前記電源電圧を定
    電圧化して制御電圧とし、その制御電圧を分割
    して得た電圧を第1コンパレータの非反転入力
    に入力させ、それの反転入力に接続したコンデ
    ンサへ前記第1コンパレータの出力をフイード
    バツクすることによつて方形波を連続的に出力
    する発振回路の出力立ち上がり時に前記スイツ
    チング素子をオンとする一方、前記コンデンサ
    の電圧を非反転入力とし、被照明体からの反射
    光を受光して光量に応じた電圧を出力する光応
    答回路の出力電圧を反転入力とする第2コンパ
    レータの出力の立ち下り時に前記スイツチング
    素子をオフとするランプの発光光量制御装置。
JP1988091018U 1988-07-11 1988-07-11 Expired - Lifetime JPH0535385Y2 (ja)

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JPH0213235U JPH0213235U (ja) 1990-01-26
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59185320A (ja) * 1983-04-07 1984-10-20 Sanpack:Kk ビデオ等の撮影用光源

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59185320A (ja) * 1983-04-07 1984-10-20 Sanpack:Kk ビデオ等の撮影用光源

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JPH0213235U (ja) 1990-01-26

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