JPH0535349A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0535349A
JPH0535349A JP15211091A JP15211091A JPH0535349A JP H0535349 A JPH0535349 A JP H0535349A JP 15211091 A JP15211091 A JP 15211091A JP 15211091 A JP15211091 A JP 15211091A JP H0535349 A JPH0535349 A JP H0535349A
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JP
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resistor
voltage
temperature
power supply
resistors
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JP15211091A
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Tatsuya Okabe
竜也 岡部
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源回路の出力電圧の温度特性を所定のもの
とする。 【構成】 電源回路10を抵抗の温度係数が異なる複数
の第1の抵抗14a,…,14nと第2の抵抗15とを
直列接続した抵抗分圧部12と、抵抗分圧部12の各抵
抗の接続部タップ16a,…,16nのうちから所定の
接続部タップを選択する選択部13とを設けて構成し、
第1の抵抗の温度係数と第2の抵抗の温度係数が異なっ
ているため、直列接続された複数の第1の抵抗の接続部
タップに分圧された電圧の温度特性は接続部タップ毎に
連続的に異なる。そのため分圧した電圧が出力される回
路11の温度特性及び動作において要求される温度特性
に合わせ、接続タップを選択することにより、容易に電
源回路の温度特性を動作させる回路等の温度特性に応じ
た所定のものに設定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば温度特性を補正
した電圧が得られる電源回路を有する半導体装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より知られているように、例えばチ
ップ内に複数の抵抗を直列に接続した抵抗分圧部を形成
し、この抵抗分圧部にチップ外に設けられた定電圧源か
らの電圧を入力して所定電圧を抵抗の接続部位から出力
する電源回路を設け、分圧された所定電圧を用いて同一
チップ内の他の回路を動作させるようにした半導体装置
がある。
【0003】このような半導体装置の従来例を図4を参
照して説明する。図4は要部の回路図で、図において1
は例えば半導体基板上に他の動作回路と共に1つの半導
体チップを形成する電源回路であり、2は電源回路1の
抵抗分圧部である。この抵抗分圧部2は高電位側の抵抗
3と低電位側の抵抗4とが直列接続されて構成されてお
り、抵抗分圧部2の図4における下側の低電位側端部5
は接地され、上側の高電位側端部6は図示しない外部の
定電圧源の高電位部に接続されている。また両抵抗3,
4の接続部タップ7から分圧された所定電圧が出力でき
るように構成されている。
【0004】そして上記の従来技術においては、抵抗分
圧部2の各抵抗3,4が半導体基板上に同じ材料を用
い、同じ製造プロセスによって形成した抵抗で構成され
ている場合には、両抵抗3,4の抵抗値の相対的な精度
は高く、接続部タップ7に出力される分圧された電圧の
値も精度の良いものとなっている。また分圧された電圧
の温度特性は温度変化に対し電圧が変化しない一定のも
のとなっている。すなわち周囲の温度変化に対して電源
回路1が出力する電圧値は、両抵抗3,4の抵抗の温度
係数が同じで分圧比がいつも同じであるため常に一定の
値となる。
【0005】そして、このような電源回路1で分圧され
た電圧を用いて動作させる動作回路に周囲温度の変化に
関係しない動作が通常多く求められるが、この様な場
合、周囲の温度変化に対して動作回路の温度特性が変化
しないものであるときには適正な動作が得られる。しか
し、動作回路が温度特性を持っているものであるときに
は上記のような抵抗の温度係数が同じ抵抗3,4による
抵抗分圧部2で分圧した電源回路1を用いたのでは、動
作回路の温度特性によって周囲温度の変化に関係しない
所望の動作を得ることができない。
【0006】一方、上記と同様に動作回路が周囲の温度
変化に対して温度特性を持っている場合に、この回路に
周囲温度の変化に関係しない動作を行わせようとすると
きには、抵抗分圧部2に抵抗の温度係数が異なる各抵抗
3,4をその構成材料をそれぞれ変えて別々の製造プロ
セスによって半導体基板上に形成し、抵抗分圧部2の温
度特性を動作回路の温度特性を打ち消すように設けて電
源回路1を構成する。しかしながら、半導体の製造プロ
セスの別々の工程で異なる抵抗を作る場合には、特に絶
対的な精度を求めることが非常に難しいことである。そ
のため抵抗分圧部2の接続部タップ7で得られる電圧の
プロセスばらつきが非常に大きく、また得られる電圧の
温度による変動の大きさ、すなわち温度係数を所望の値
となるように制御することも非常に難しいことである。
さらに電源回路1と同一の半導体基板の上に形成し、こ
の電源回路1によって動作する動作回路の温度特性も製
造プロセスによってばらつき、一様な温度特性の動作回
路を得ることも非常に難しいものとなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような電源回路
の温度特性を所望のものとすることが困難な状況に鑑み
て本発明はなされたもので、その目的とするところは電
源回路の分圧された電圧によって動作する動作回路等の
温度特性に応じ、電源回路の温度特性を所定のものに設
定することが容易にできるようにした半導体装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
定電圧源から入力された定電圧を所定電圧に分圧して出
力するようにした電源回路を備えるものにおいて、電源
回路が、それぞれ抵抗の温度係数が異なる直列接続され
た複数の第1の抵抗と第2の抵抗を有し、かつ直列接続
された第1の抵抗に第2の抵抗が直列に接続された抵抗
分圧部と、この抵抗分圧部の各抵抗の接続部タップのう
ちから所定の温度特性の電圧が得られる接続部タップを
選択するように設けられた選択部とを備えていることを
特徴とするものであり、第2の抵抗の少なくとも一部を
MOSトランジスタで形成したことを特徴とするもので
ある。
【0009】
【作用】上記のように構成された半導体装置は、抵抗の
温度係数が異なる直列接続された複数の第1の抵抗とこ
れに直列に第2の抵抗を設けて抵抗分圧部を形成し、こ
の抵抗分圧部の各抵抗の接続部タップのうちから所定の
温度特性の電圧が得られる接続部タップを選択する選択
部を設けて電源回路を形成する構成としており、第1の
抵抗の温度係数と第2の抵抗の温度係数が異なっている
ため、直列接続された複数の第1の抵抗の接続部タップ
に分圧された電圧の温度特性は接続部タップ毎に連続的
に異なる。そのため分圧電圧が出力される回路の温度特
性及び動作において要求される温度特性に合わせ、選択
部により接続タップを選択することにより、容易に電源
回路の温度特性を動作させる回路等の温度特性に応じ所
定のものに設定することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図3を参照
して説明する。
【0011】先ず、第1の実施例について図1及び図2
により説明する。図1は要部の回路図で、図2は温度に
対する電圧の特性図である。図において10は従来例と
同様に、例えば半導体基板上に形成された電源回路で、
これは同じく半導体基板上に形成された動作回路11と
共に1つの半導体チップを構成している。電源回路10
は抵抗分圧部12及び選択部13を備えて構成されてい
る。抵抗分圧部12は直列に接続された複数の第1の抵
抗14a,14b,…,14nと、同じくこれらに直列
に接続された第2の抵抗15とを有している。第1の抵
抗14a,14b,…,14nは半導体チップの同一の
製造プロセスで同じ材料を用いて形成されており、各抵
抗値の相対的な精度は高く成っており、第2の抵抗15
は第1の抵抗14a,14b,…,14nとは別の製造
プロセスにより形成された比較的抵抗値の大きいもので
ある。なお、16aは第1の抵抗14aと第1の抵抗1
4bとが接続された接続部タップで、同様に16b,
…,16nは直列に各抵抗14b,…,14n,15が
それぞれ接続されている各接続部タップである。そして
第1の抵抗14a,14b,…,14nは抵抗の正の温
度係数Xを持ち、第2の抵抗15も抵抗の正の温度係数
Yを持ち、温度係数Xと温度係数Yとは、X<Yの関係
になっている。さらに直列に接続された第1の抵抗14
a,14b,…,14nと第2の抵抗15との各抵抗値
の比は分圧された電圧が動作回路11の動作に影響を与
えない範囲の値に設定されている。
【0012】また、選択部13はタップ選択形のアナロ
グスイッチ17を備えており、アナログスイッチ17は
制御信号入力端子18に加えられた所定の制御信号19
によって複数の入力端子20a,20b,…,20nの
中の一つの入力端子が選択され、その選択された入力端
子に加えられた入力電圧に対応する出力電圧を出力端子
21に出力するように形成され、出力端子21には動作
回路11が接続されている。そして複数の入力端子20
a,20b,…,20nにはそれぞれ抵抗分圧部12の
各接続部タップ16a,16b,…,16nが接続され
ている。
【0013】そして、直列接続された第1の抵抗14
a,14b,…,14nと第2の抵抗15の両端に、第
1の抵抗14a側の端部を高電位部とし第2の抵抗15
の端部を低電位部すなわち接地するように、図示しない
外部の例えば5Vの定電圧源が接続されている。これに
より各接続部タップ16a,16b,…,16nには定
電圧源の電圧を分圧したそれぞれに対応する定電圧が得
られるようになっている。なお、各接続部タップ16
a,16b,…,16nでの分圧された電圧の温度変動
に対する変化は、図2に示す各接続部タップ16a,1
6b,…,16nに対応する特性曲線A,B,…,Nよ
うになり、その変化率は各接続部タップ16a,16
b,…,16nと定電圧源が接続された端部間の各抵抗
値の温度変化の変化率の差、すなわち、選定した接続部
タップと高電位部である第1の抵抗14a側の端部との
間の抵抗値の温度変化及び接地部である第2の抵抗15
の端部との間の抵抗値の温度変化の変化率の差によって
決まる。
【0014】このため分圧された電圧の温度係数は、第
1の抵抗14a,14b,…,14nの抵抗の温度係数
Xと第2の抵抗15の抵抗の温度係数YとがX<Yの関
係になっていることも含め、選定した接続部タップから
接地部までの合成抵抗の抵抗値における第2の抵抗15
の抵抗値の割合によって変わる。高い電位の接続部タッ
プを選んだときには第2の抵抗15の抵抗値の割合が小
さくなるので温度係数は小さくなる。逆に低い電位の接
続部タップを選んだときには第2の抵抗15の抵抗値の
割合が大きくなるので温度係数は大きくなる。
【0015】以上のように構成された第1の実施例によ
れば、電源回路10と共に同一の半導体チップ上に形成
された動作回路11の温度特性を判明させた後、この動
作回路11の温度特性を打ち消すような温度特性を持つ
接続部タップを選定することによって、動作回路11の
温度によらない動作を実現することができる。
【0016】すなわち、接続部タップ16a,16b,
…,16nの中から動作回路11の温度特性を打ち消す
ような温度特性を持つものを選択するに際し、対応する
各接続部タップ16a,16b,…,16nが接続され
た選択部13の入力端子20a,20b,…,20nに
加えられた電圧を、アナログスイッチ17の制御信号入
力端子18を介して加えられる制御信号19を変えるこ
とにより出力端子21にそれぞれ切り換えて与え、出力
端子21に接続された動作回路11の温度特性をチェッ
クすることによって、例えば接続部タップ14bを選定
する。接続部タップ14bが選択された時点で制御信号
19を固定し、対応する入力端子20bが出力端子21
に接続された状態にして選択を終了する。
【0017】そして、アナログスイッチ17が入力端子
20bと出力端子21のみが導通する状態にして電源回
路10と動作回路11が搭載された半導体チップを完成
させる。なお同一製造ロットのものについては形成され
る回路のばらつき等が少ないため全て同じように選択が
されるようにしてもよい。
【0018】上記のようにして動作回路11の温度特性
及び動作回路11の動作において要求される温度特性に
応じ、電源回路10のアナログスイッチ17を切り換え
るのみで分圧した電圧の温度特性を変えることができ、
動作回路11の動作が所定の温度特性をもつように決定
することが容易に行える。また製造ロットの特性のばら
つきも容易に補正することができ、製造歩留の向上も図
ることができる。
【0019】次に、第2の実施例について図3により説
明する。図3は要部の回路図であり、図において22は
上記の第1の実施例と同様に、例えば半導体基板上に形
成された電源回路で、これは同じく半導体基板上に形成
された動作回路11と共に1つの半導体チップを構成し
ている。電源回路22は抵抗分圧部23及び選択部24
を備えて構成されている。抵抗分圧部23は直列に接続
された複数の第1の抵抗14a,14b,…,14n
と、これらに直列に接続された第2の抵抗25とを有し
ている。第2の抵抗25は、抵抗26とこれにオン抵抗
が直列に接続されるようにドレインとソースが接続され
たn型MOSトランジスタ27とで構成され、n型MO
Sトランジスタ27のゲート電圧はゲートに接続された
制御部28により制御される。そしてn型MOSトラン
ジスタ27のゲート電圧が制御されることによってオン
抵抗が変化する。なお第2の抵抗25を形成する抵抗2
6とn型MOSトランジスタ27とは、その合成抵抗が
第1の抵抗14a,14b,…,14nの抵抗値に比べ
て比較的抵抗値の大きいものあり、それぞれ別の製造プ
ロセスにより形成されている。
【0020】また、制御部28は電流源29にドレイン
とゲート間が短絡するように設けられたn型MOSトラ
ンジスタ30を直列に接続するようにして構成され、抵
抗分圧部23及び選択部24と共に同じ半導体基板の上
に形成されている。そして制御部28の電流源29側の
端部には、例えば5Vの図示しない定電圧源の高電位側
が接続され、n型MOSトランジスタ30のソースは接
地されている。なお電流源29を電流源制御信号31で
制御することによってn型MOSトランジスタ30のド
レイン電圧を制御し、ドレイン電圧がn型MOSトラン
ジスタ27のゲート電圧であることから制御されたドレ
イン電圧によりオン抵抗が制御される。
【0021】また、選択部24はデコーダ32と、デコ
ーダ32の制御信号出力端子32a,32b,…,32
n及び接続部タップ16a,16b,…,16nに対応
させたn型MOSトランジスタ33a,33b,…,3
3nとを設けて構成されている。n型MOSトランジス
タ33a,33b,…,33nのおのおののゲートはデ
コーダ32の対応する制御信号出力端子32a,32
b,…,32nと接続され、他の2つの電極の一方は対
応している接続部タップ16a,16b,…,16nに
それぞれ接続され、n型MOSトランジスタ33a,3
3b,…,33nの残る電極は選択部24の出力端子3
4に接続され、出力端子34には動作回路11が接続さ
れている。そしてデコーダ32の制御信号入力端子35
には接続タップのか図に応じたmビットのバイナリ制御
信号が加えられるようになっている。デコーダ32の制
御信号入力端子35に加えられた所定のmビットのバイ
ナリ制御信号36によってデコーダ32の制御信号出力
端子32a,32b,…,32nのうちの1つにのみハ
イレベルの信号が出力され、n型MOSトランジスタ3
3a,33b,…,33nのうちの1つのもののみが動
作する。これによって接続部タップ16a,16b,
…,16nの1つが選択され、選択された接続部タップ
の分圧された電圧が出力端子34に出力され、出力端子
34に接続された動作回路11に加えられる。
【0022】そして、直列接続された第1の抵抗14
a,14b,…,14nと第2の抵抗15の両端に、第
1の抵抗14a側の端部を高電位部とし第2の抵抗25
の端部、すなわちn型MOSトランジスタ27のソース
を低電位部すなわち接地するように、図示しない外部の
例えば5Vの定電圧源が接続されている。これにより各
接続部タップ16a,16b,…,16nには定電圧源
の電圧を分圧したそれぞれに対応する定電圧が得られる
ようになっている。なお、各接続部タップ16a,16
b,…,16nでの分圧された電圧の温度変動に対する
変化は、第1の実施例と同様に、その変化率は各接続部
タップ16a,16b,…,16nと定電圧源が接続さ
れた端部間の各抵抗値の温度変化の変化率の差、すなわ
ち、選定した接続部タップと高電位部である第1の抵抗
14a側の端部との間の抵抗値の温度変化及び接地部で
ある第2の抵抗15の端部との間の抵抗値の温度変化の
変化率の差によって決まる。
【0023】以上のように構成された第2の実施例によ
れば、電源回路22と共に同一の半導体チップ上に形成
された動作回路11の温度特性を判明させた後、この動
作回路11の温度特性を打ち消すような温度特性を持つ
接続部タップを選定することによって、動作回路11の
温度によらない動作を実現することができる。すなわ
ち、接続部タップ16a,16b,…,16nの中から
動作回路11の温度特性を打ち消すような温度特性を持
つものを選択するために、デコーダ32の制御信号入力
端子35に加えられるmビットの制御信号36を変え
る。これによりn型MOSトランジスタ33a,33
b,…,33nを順次切り換えて導通させ、選択部24
の出力端子34にそれぞれ接続部タップ16a,16
b,…,16nの分圧した電圧を切り換えて与え、出力
端子34に接続された動作回路11の温度特性をチェッ
クすることによって、例えば接続部タップ14bを選定
する。接続部タップ14bが選択された時点で制御信号
36を固定し、対応するn型MOSトランジスタ33b
のみを導通状態にして選択を終了する。そして、出力端
子34に選択した接続部タップの分圧電圧が出力される
ようにして電源回路22と動作回路11が搭載された半
導体チップを完成させる。なお接続部タップ16a,1
6b,…,16nの切り替えに伴い出力端子34の電圧
が変動する点については第2の抵抗25のn型MOSト
ランジスタ27のオン抵抗を補正するように調整して行
う。また第1の実施例と同じように同一製造ロットのも
のについては形成される回路のばらつき等が少ないた
め、全て同じように選択がされるようにしてもよい。
【0024】このような第2の実施例においても、動作
回路11の温度特性及び動作回路11の動作において要
求される温度特性に応じ、電源回路22の接続部タップ
16a,16b,…,16nを簡単に切り替えることの
みで、分圧した電圧の温度特性を変えることができ、第
1の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0025】尚、上記の実施例においては第1の抵抗の
温度係数Xと第2の抵抗の温度係数YとがX<Yの関係
になっているもので説明したが、動作回路11の条件に
よっては逆の関係であってもよく、また電源回路10,
22と動作回路11とを別々の半導体チップ上に形成す
るようにしてもよい等、要旨を逸脱しない範囲内で本発
明は適宜変更して実施し得るものである。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、抵抗の温度係数が異なる直列接続された複数の第1
の抵抗とこれに直列に第2の抵抗を設けて抵抗分圧部を
形成し、この抵抗分圧部の各抵抗の接続部タップのうち
から所定の温度特性の電圧が得られる接続部タップを選
択する選択部を設けて電源回路を形成する構成としたこ
とにより、電源回路の温度特性を動作させる回路等の温
度特性に応じ所定のものに設定することが容易にできる
等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す要部の回路図であ
る。
【図2】図1における温度に対する電圧の特性図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施例を示す要部の回路図であ
る。
【図4】従来例を示す要部の回路図である。
【符号の説明】
10…電源回路 12…抵抗分圧部 13…選択部 14a,14b,…,14n…第1の抵抗 15…第2の抵抗 16a,16b,…,16n…接続部タップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定電圧源から入力された定電圧を所定電
    圧に分圧して出力するようにした電源回路を備えるもの
    において、前記電源回路が、それぞれ抵抗の温度係数が
    異なる直列接続された複数の第1の抵抗と第2の抵抗を
    有し、かつ前記直列接続された第1の抵抗に前記第2の
    抵抗が直列に接続された抵抗分圧部と、この抵抗分圧部
    の各抵抗の接続部タップのうちから所定の温度特性の電
    圧が得られる接続部タップを選択するように設けられた
    選択部とを備えていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 第2の抵抗の少なくとも一部をMOSト
    ランジスタで形成したことを特徴とする請求項1記載の
    半導体装置。
JP15211091A 1991-06-25 1991-06-25 半導体装置 Pending JPH0535349A (ja)

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JP2007049678A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Samsung Electro Mech Co Ltd 温度補償バイアスソース回路
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