JPH0535258Y2 - - Google Patents

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JPH0535258Y2
JPH0535258Y2 JP16350088U JP16350088U JPH0535258Y2 JP H0535258 Y2 JPH0535258 Y2 JP H0535258Y2 JP 16350088 U JP16350088 U JP 16350088U JP 16350088 U JP16350088 U JP 16350088U JP H0535258 Y2 JPH0535258 Y2 JP H0535258Y2
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JP
Japan
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guide piece
operating
switching valve
operating shaft
shaft
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  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)
  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、操作軸の回転操作によつて流体の方
向を切換える切換弁において、その誤操作を防止
するための装置に関するものである。
〔従来の技術〕
各種の流体を扱うプラント等においては、バル
ブ操作によつて流体の方向を切換える作業がしば
しば行なわれている。
〔考案が解決しようとする課題〕
例えば四方弁等のような、操作軸を回転させる
ことによつて流体の方向を切換える切換弁におい
ては、切換操作は一方向に限らず、必要に応じて
どちら回りにもなりうる。切換方向を誤ると、場
合によつては重大な結果を招来することになる
が、従来の切換弁には、このような誤操作を防止
するための装置がなかつた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る切換弁の誤操作防止装置は、操作
軸を回動させることによつて流路を切り換える切
換弁に設けられ、前記操作軸の回動方向を規制す
る切換弁の誤操作防止装置において、前記切換弁
の流路に対応する複数の操作突起を備えて前記操
作軸に設けられた操作板と、前記操作板の近傍に
所定角度範囲内で回動自在となるように軸支さ
れ、回動する前記操作突起に一端を係合させて前
記操作軸の回動方向を規制する案内片とを有し、
前記切換弁が所望の流路に設定されている際に、
案内片の前記一端が前記所定角度範囲内にある前
記操作突起よりも前記操作軸の所望の回転操作方
向において後方に配置されていることを特徴とし
ている。
また本考案によれば、前記角度範囲内に設定さ
れた操作突起が案内片に係止されることなく回動
しうる方向、即ち操作軸の回動方向を、前記案内
片によつて操作されるリミツトスイツチの信号出
力によつて知るようにすることもできる。
〔作用〕
案内片が回動しうる角度範囲内に操作突起を設
定する。操作突起は案内片によつて係止されない
一方向のみに回動するので、操作軸の回動方向は
一方向のみに限定される。上記のように設定され
た案内片が操作するリミツトスイツチの出力信号
は、操作突起が回動しうる方向、即ち切換弁にお
いて操作軸が回動しうる方向を表わす信号として
利用できる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図〜第3図によつて説
明する。第1図は同実施例の断面図、第2図は第
1図とは異なつた操作状態にある同実施例の平面
図、第3図は第2図の操作状態における弁の断面
図である。
第1図及び第3図において、1は四方弁であ
る。四方弁1は、プラグ2の下側に開口した入口
ポート3から入つてきた流体を、弁箱4に設けら
れた三方向の出口ポートA,B,Cに選択的に切
換える切換弁である。三つの出口ポートA,B,
Cは、プラグ2の操作軸5に関して120°の間隔で
形成されている。
第1図及び第2図に示すように、前記プラグ2
の操作軸5には、円形の下側プレート6と略円形
の上側プレート7が積重ねられて同心に固設され
ている。下側プレート6の周面には、120°の間隔
で3箇所に凹部8,9,10が形成されている。
3つのうちのひとつの凹部10は、操作軸5に関
して、四方弁1のプラグ2の周面に開口した前記
入口ポート3と同位置に設定されている。下側プ
レート6の側方には、ばね11に付勢されて下側
プレート6の周面に接触するロツクピン12が設
けられている。従つてこの四方弁1において、操
作軸5を介して下側プレート6と連動するプラグ
2の入口ポート3が、出口ポートA,B,Cのい
ずれかと連通して切換方向が設定されると、ロツ
クピン12の先端は凹部8,9,10のひとつに
係合し、操作軸5の回転を規制して四方弁1の切
換方向を固定するようになつている。
操作板としての上側プレート7の周面には、
120°の間隔で3箇所に操作突起13,14,15
が設けられている。各操作突起13,14,15
の各位置は、前記各凹部8,9,10に対して回
転方向に60°づつずれている。また操作突起13,
14,15の先端は前記下側プレート6の周面に
一致している。また、プラグ2の切換方向に一致
させて形成された前記下側プレート6の一凹部1
0に対し、これと隣り合う上側プレート7上の同
一位置には、操作ブロツク16が設けられてい
る。そして、第1図〜第3図に示すように、四方
弁1の各出口ポートA,B,Cに相当する上側プ
レート7の周辺の位置には、四方弁1の各切換方
向を示すリミツトスイツチa,b,cがそれぞれ
設けられている。(但し、第2図ではリミツトス
イツチCが、第1図ではリミツトスイツチa,b
が、それぞれ図示されていない。)即ち、四方弁
1のプラグ2を回して流体の方向を切換えた時
に、切換え位置にきた前記操作ブロツク16が、
選択された出口ポートA,B,Cを示すリミツト
スイツチa,b,cを操作するようになつてい
る。これら各リミツトスイツチa,b,cの出力
信号を用いれば、四方弁1がどの方向に切換えら
れているかを遠隔的に知ることができる。
次に、前記リミツトスイツチa,bの間の位置
には、着脱自在に案内片20が設けられている。
この案内片20は、上側及び下側プレート6,7
と平行な平面内で回動し、その一端21が前記操
作突起13,14,15に係合するように、同プ
レート6,7のそばに軸22をもつて支持されて
いる。案内片20の一端21を挟む所定位置に
は、案内片20の回動しうる角度範囲を規制する
一対のガイドピン23,24が設けられている。
即ち、案内片20の該一端21は、操作突起1
3,14,15に係合しうるこの角度範囲内に設
定されるようになつている。案内片20の両側に
は、四方弁1における操作軸5の回動方向を表示
するための信号を出力する2つのリミツトスイツ
チR,Lが設けられており、前記案内片20の他
端に設けられた突部25が、一方のリミツトスイ
ツチRを常に操作するように構成されている。な
お、図示の案内片20は右回り(時計回り)用で
ある。この案内片20が右回り表示用のリミツト
スイツチRを常に操作するので、その出力信号か
ら四方弁1における操作軸5の回動方向が右回り
に設定されていることを遠隔的に知ることができ
る。この案内片20を裏返した形状の左回り用の
案内片を軸22に設ければ、もう一方のリミツト
スイツチLが常時操作され、その出力信号によつ
て四方弁1における操作軸5の回動方向が左回り
に設定されたことを遠隔的に知ることができる。
前記操作ブロツク16の近傍には矢印26が表
示されており、四方弁1の切換方向(プラグ2の
入口ポート3の方向)を目視で確認できるように
なつている。また、前記各リミツトスイツチa,
b,c,R,Lからの信号は、遠方の計器室等に
導かれてパネル等に表示されるようになつてい
る。
次に、以上の構成における作用を説明する。こ
こでは、四方弁1を右回りに設定する場合につい
て説明する。
まず、第2図に示すような形状の右回り用の案
内片20を軸22にはめ込み、その一端21をガ
イドピン23,24の間に設定する。この時、上
側プレート7の操作突起14が案内片20の一端
21よりも操作軸5からみて右隣りにくるように
する。このようにすることで、四方弁1を左方向
に回すことは構造上不可能になる。第3図に示す
ように、この状態では、入口ポート3は出口ポー
トBと連通しており、従つて操作ブロツク16は
リミツトスイツチbを操作している。また、案内
片20の突部25は右回り表示用のリミツトスイ
ツチRを操作している。従つて両リミツトスイツ
チb,Rからの出力信号によつて、計器室のパネ
ルには操作軸5の回動方向(右方向)と現在の流
路の切換方向(出口ポートB)とが表示される。
これによつて、操作軸5の回動方向及び切換方向
の確認を、現場だけでなく計器室でも遠隔的に行
なうことができる。
次に、ロツクピン12を引いて凹部8から外
し、操作軸5を回転させる。四方弁1のプラグ2
が回転を始めたら、ロツクピン12から手を離
し、ロツクピン12の先端を下側プレート6の周
面に当接させる。
次に、プラグ2が120°回転して次の切換位置に
くると、操作突起13に押されて回動した案内片
20がガイドピン24に係合し、操作軸5の回動
を停止させて切換位置の行き過ぎを防止する。ま
た、この位置においてロツクピン12が凹部10
に入り込んで下側プレート6(及びこれに連動す
る操作軸5、上側プレート7、プラグ2)を確実
に位置固定するので、行き過ぎの防止はより確実
になる。プラグ2の入口ポート3は次の出口ポー
トCと連通し、操作ブロツク16が次のリミツト
スイツチCを作動させて計器室の流路表示を変え
る。これによつて、計器室では切換作業が終了し
たことを確認できる。
四方弁1を左方向に切換える場合には、前記案
内片20と対称形の案内片を用いて行なう。右回
り用の案内片20を誤つて裏返しにして使用する
ことを防止するため、前記案内片20は、表向き
にしないと軸22に取付けられないような構造に
してもよい。
以上説明した一実施例では、切換弁として四方
弁1を例示したが、本考案は流路を四方向以上に
切換えられる弁に適用することもできる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、切換弁の操作軸に連動する複
数の操作突起と、所定角度範囲で該操作突起に係
合する案内片とを設け、前記角度範囲内に設定さ
れた操作突起が案内片に係止せずに一方向のみに
回動できるようにしたので、案内片の選択によつ
て、切換弁の操作軸を任意の一方向のみに回動し
うるように設定することができるという効果があ
る。また、前記案内片によつて操作されるリミツ
トスイツチを設ければ、切換弁における操作軸の
回動方向を遠隔的に認知することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
第1図とは異なつた操作状態にある同実施例の平
面図、第3図は第2図の操作状態における弁の断
面図である。 1……切換弁としての四方弁、5……操作軸、
13,14,15……操作突起、20……案内
片、R,L……リミツトスイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 操作軸を回動させることによつて流路を切り
    換える切換弁に設けられ、前記操作軸の回動方
    向を規制する切換弁の誤操作防止装置におい
    て、 前記切換弁の流路に対応する複数の操作突起
    を備えて前記操作軸に設けられた操作板と、 前記操作板の近傍に所定角度範囲内で回動自
    在となるように軸支され、回動する前記操作突
    起に一端を係合させて前記操作軸の回動方向を
    規制する案内片とを有し、 前記切換弁が所望の流路に設定されている際
    に、案内片の前記一端が前記所定角度範囲内に
    ある前記操作突起よりも前記操作軸の所望の回
    転操作方向において後方に配置されていること
    を特徴とする切換弁の誤操作防止装置。 (2) 前記案内片によつて操作され、操作軸の回転
    操作方向を表示するための信号を出力するリミ
    ツトスイツチを備えた請求項1記載による切換
    弁の誤操作装置。
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