JPH0535253Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0535253Y2
JPH0535253Y2 JP6396090U JP6396090U JPH0535253Y2 JP H0535253 Y2 JPH0535253 Y2 JP H0535253Y2 JP 6396090 U JP6396090 U JP 6396090U JP 6396090 U JP6396090 U JP 6396090U JP H0535253 Y2 JPH0535253 Y2 JP H0535253Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
valve
valve body
water
valve seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6396090U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0422666U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6396090U priority Critical patent/JPH0535253Y2/ja
Publication of JPH0422666U publication Critical patent/JPH0422666U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0535253Y2 publication Critical patent/JPH0535253Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Temperature-Responsive Valves (AREA)
  • Safety Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、給湯用温水器等に対する入水温度
の変化に応じて流量を自動的に変化させ、かつ入
水圧力に関係なく流量を一定に保つように制御す
る流量制御弁に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、給湯用温水器に対する給水管路に設置す
る流量制御弁としては、第2図に示すように、中
間部に入水孔1を有するケーシング2内に、その
入水孔1とケーシング2の一端部との間において
弁座10が設けられ、その弁座10の下流側に対
向するように配置された弁体11を有する中空弁
体12が、ケーシング2内に摺動自在に嵌合さ
れ、そのケーシング2の他端側に出水口8が設け
られると共に、公知のワツクス式熱応動伸縮装置
13が配置され、前記ケーシング2の他端部に圧
力調節用雄ねじ部材14が螺合され、前記熱応動
伸縮装置13におけるプランジヤ15の外端部は
前記雄ねじ部材14に設けられた凹部に嵌合さ
れ、かつ熱応動伸縮装置13における段付き容器
16に、ケーシング2に摺動自在に嵌設されたガ
イド部材17が嵌合され、そのガイド部材17と
中空弁体12との間においてケーシング2に嵌設
されたばね受リング18は、ケーシング2に固定
された支承部材19に係合され、さらに前記ばね
受リング18と前記ガイド部材17との間には、
熱応動伸縮装置短縮用ばね20が圧縮状態で介在
され、前記中空弁体12とガイド部材17との間
に開弁用ばね21が介在されている構造のものが
知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記従来の流量制御弁の場合は、入水孔1側の
水圧すなわち一次側の水圧が高圧になると、弁座
10と弁体11との間を通過する水の流速が著し
く増加すると共に、弁座10と弁体11とからな
る弁の一次側と二次側との間で圧力が急激に低下
し、かつ水の流通抵抗が大きいので、大きな通水
騒音が発生するという問題がある。また前記従来
の流量制御弁の場合は、部品数が多くかつ大型に
なるという問題がある。
この考案は前述の問題を有利に解決できる流量
制御弁を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、この考案の流量制
御弁においては、中間部に入水孔1を有するケー
シング2内に、その入水孔1とケーシング2の一
端部との間において第1弁座3および第2弁座4
がケーシング長手方向に間隔をおいて設けられ、
前記第1弁座3の下流側に配置された第1弁体5
および前記第2弁座4の下流側に配置された第2
弁体6を有する中空2重弁体7は、ケーシング2
内に摺動自在に嵌合され、そのケーシング2の他
端側に出水口8が設けられ、中空2重弁体7とケ
ーシング2の他端部との間に、使用温度範囲にお
いて温度に比例して伸縮する形状記憶合金製開弁
用はね9が介在されている。
〔実施例〕
次にこの考案を図示の例によつて詳細に説明す
る。
第1図はこの考案の実施例に係る流量制御弁を
示すものであつて、中間部に入水孔1を有する竪
型のケーシング2内に、その入水孔1とケーシン
グ2の下端部(一端部)との間において、円環状
の第1弁座3および円環状の第2弁座4が、ケー
シング長手方向に間隔をおいて一体に設けられ、
前記第1弁座3の下流側に対向するように配置さ
れた円環状の第1弁体5および前記第2弁座4の
下流側に対向するように配置された円環状の第2
弁体6を有する中空2重弁体7における大径環状
部22は、入水孔1よりもケーシング2の上端側
(他端側)において、ケーシング2内に摺動自在
に嵌合され、かつ前記入水孔1と大径環状部22
との間に配置された可撓性材料製環状シール材2
3の一端部はケーシング2に水密状態で固定さ
れ、前記環状シール材23の他端部は中空2重弁
体7に水密状態で固定されている。
前記ケーシング2の上端部に出水口8が設け
ら、かつケーシング2の上端部と中空2重弁体7
との間に、使用温度範囲において温度に比例して
伸縮する形状記憶合金製つる巻きばねからなる開
弁用ばね9が圧縮状態で介在され、その開弁用ば
ね9によつて中空2重弁体7がケーシング2内の
下端部に設けられた弁体ストツパ24に向かつて
押圧され、その弁体ストツパ24に通水溝25が
設けられ、かつケーシング2の外周にシール用O
リング26が嵌設されている。
前記ケーシング2の下部に、水抜孔27とその
水抜孔27の下部に連通する排水弁室28とが設
けられ、その排水弁室28内に、ケーシング外部
水圧により閉弁位置に移動される球状の開閉弁体
29が収容され、かつ排水弁室28には、開閉弁
体29を支承する金属線材製支承部材30が係止
されている。
このように構成された流量制御弁の下部を給水
管路31に接続すると共に、その流量制御弁の上
部に排水管路32を接続して、前記給水管路31
から給水すると、入水孔側の一次圧力の変動に関
係なく流量が一定にコントロールされ、また水温
の上昇により形状記憶合金製開弁用ばね9の伸長
力が大きくなるので、水温の上昇に比例して自動
的に流量を増加させることができる。
さらに前記給水管路31から上向きに給水する
と、ケーシング2の下部における給水管路31内
の水圧により、開閉弁体29が押上げられると共
に、その開閉弁体29により水抜孔27が閉じら
れ、給水中は、開閉弁体29が水抜孔27を閉じ
た状態すなわち閉弁状態に保持される。また給水
を停止して、給水管路31における流量制御弁よ
りも下方に設けた水抜孔を開放すると、前記開閉
弁体29が自動的に開弁位置に下降移動し、流量
制御弁内の水が自動的に排出されるので、流量制
御弁の凍結を防止することができる。
〔考案の効果〕
この考案は前述のように構成されているので、
以下に記載するような効果を奏する。
流量制御弁における一次側の水圧が高くなつた
場合、第1弁座3および第1弁体5からなる第1
の弁により減圧されたのち、第2弁座4および第
2弁体6からなる第2の弁により減圧されるの
で、簡単な手段によつて流量制御内の流速を従来
の場合に比べて半減させることができると共に流
量制御弁内を徐々に減圧することができ、かつ流
量制御弁内に熱応動伸縮装置を設ける必要がない
ので、流量制御弁内の流水抵抗を小さくすること
ができ、そのため流量制御弁における一次側の水
圧が高くなつたとき、大きな通水騒音が発生する
のを防止することができる。またこの考案の流量
制御弁は、前記従来の流量制御弁に比べて部品数
が少なくかつ小型に製作できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例に係る流量制御弁を
示す縦断側面図、第2図は従来の流量制御弁を示
す縦断側面図である。 図において、1は入水孔、2はケーシング、3
は第1弁座、4は第2弁座、5は第1弁体、6は
第2弁体、7は中空2重弁体、8は出水口、9は
形状記憶合金製開弁用ばね、22は大径環状部、
23は可撓性材料製環状シール材、24は弁体ス
トツパ、25は通水溝、27は水抜孔、28は排
水弁室、29は開閉弁体、30は金属線材製支承
部材、31は給水管路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中間部に入水孔1を有するケーシング2内に、
    その入水孔1とケーシング2の一端部との間にお
    いて第1弁座3および第2弁座4がケーシング長
    手方向に間隔をおいて設けられ、前記第1弁座3
    の下流側に配置された第1弁体5および前記第2
    弁座4の下流側に配置された第2弁体6を有する
    中空2重弁体7は、ケーシング2内に摺動自在に
    嵌合され、そのケーシング2の他端側に出水口8
    が設けられ、中空2重弁体7とケーシング2の他
    端部との間に、使用温度範囲において温度に比例
    して伸縮する形状記憶合金製開弁用ばね9が介在
    されている流量制御弁。
JP6396090U 1990-06-19 1990-06-19 Expired - Lifetime JPH0535253Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6396090U JPH0535253Y2 (ja) 1990-06-19 1990-06-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6396090U JPH0535253Y2 (ja) 1990-06-19 1990-06-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0422666U JPH0422666U (ja) 1992-02-25
JPH0535253Y2 true JPH0535253Y2 (ja) 1993-09-07

Family

ID=31594477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6396090U Expired - Lifetime JPH0535253Y2 (ja) 1990-06-19 1990-06-19

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0535253Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0422666U (ja) 1992-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4778104A (en) Temperature responsive line valve
US3662950A (en) Pressure and temperature relief valve
GB2107829A (en) Thermostatic valves, and solar water heating systems incorporating the same
US5584432A (en) Anti-scald valve with shape memory alloy actuator
JPH0535253Y2 (ja)
JPH047419Y2 (ja)
KR100288042B1 (ko) 제어밸브
US4402455A (en) Automatic fluid control assembly
JP3482375B2 (ja) 湯水供給用制御弁
JPH039354B2 (ja)
US2444130A (en) Combined pressure and temperature relief valve
JPH0313654Y2 (ja)
JP3946830B2 (ja) 熱応動式蒸気トラップ
US3146946A (en) Balanced thermostatic valve structure
US3448921A (en) Unbalanced sleeve thermostat
JPS6141021Y2 (ja)
JPH0446155Y2 (ja)
JPS6111567Y2 (ja)
JPH0239166Y2 (ja)
JPH0230527Y2 (ja)
JPH0514054Y2 (ja)
JP2673749B2 (ja) 温度応動弁
AU726201B2 (en) Direct-acting boost-enhanced pressure regulator background and general summary of the invention
JP2541494Y2 (ja) 蒸気用減圧弁
JPS5911239Y2 (ja) サ−モバルブ