JPH0535168A - 電子写真用感光体およびこれを用いた電子写真現像方法 - Google Patents
電子写真用感光体およびこれを用いた電子写真現像方法Info
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- JPH0535168A JPH0535168A JP3256413A JP25641391A JPH0535168A JP H0535168 A JPH0535168 A JP H0535168A JP 3256413 A JP3256413 A JP 3256413A JP 25641391 A JP25641391 A JP 25641391A JP H0535168 A JPH0535168 A JP H0535168A
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- diameter
- electrophotographic
- cal
- photoconductor
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- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 駆動系の損傷なども防止し得る電子写真用感
光体および安定した高画質、高性能の画像を容易に得る
ことができる現像方法を提供する。 【構成】 少なくとも一方の端面側に、同軸かつ一体に
駆動伝達機構を設け、周面に感光体層を有する実質的に
非中空な導電性円柱状支持体からなる電子写真用感光体
および該感光体の感光体層部分の面積をS(cm2 )、円
柱状支持体の熱容量をC(cal /℃)、現像時の回転速
度をω(rad/s )としたとき、C/(S・ω)≦0.4
と設定する電子写真現像方法。 【効果】 電子写真用感光体と現像器の間のギャップの
変化に伴う現像ムラ、光路長変化に伴う解像力低下、帯
電ムラなどのない電子写真用感光体として機能する。
光体および安定した高画質、高性能の画像を容易に得る
ことができる現像方法を提供する。 【構成】 少なくとも一方の端面側に、同軸かつ一体に
駆動伝達機構を設け、周面に感光体層を有する実質的に
非中空な導電性円柱状支持体からなる電子写真用感光体
および該感光体の感光体層部分の面積をS(cm2 )、円
柱状支持体の熱容量をC(cal /℃)、現像時の回転速
度をω(rad/s )としたとき、C/(S・ω)≦0.4
と設定する電子写真現像方法。 【効果】 電子写真用感光体と現像器の間のギャップの
変化に伴う現像ムラ、光路長変化に伴う解像力低下、帯
電ムラなどのない電子写真用感光体として機能する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真用感光体および
これを用いた電子写真現像方法に係り、さらに詳しくは
前記電子写真用感光体において感光体層を周面に支持す
る導電性支持体の改良に関する。
これを用いた電子写真現像方法に係り、さらに詳しくは
前記電子写真用感光体において感光体層を周面に支持す
る導電性支持体の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真用感光体は、一般に肉厚が 0.1
cm 程度の円筒状金属を導電性支持体とし、この導電性
支持体の周面に所要の感光体層を形成した構成を成し、
またこのように構成されたものが広く用いられている。
たとえば、外径 6.0 cm 、長さ24.0 cm 、肉厚が 0.1 c
m のアルミニウム製の円筒状支持体の場合は、重量が12
0g程度に過ぎないため、駆動系への負担低減を図り得る
という利点がある。
cm 程度の円筒状金属を導電性支持体とし、この導電性
支持体の周面に所要の感光体層を形成した構成を成し、
またこのように構成されたものが広く用いられている。
たとえば、外径 6.0 cm 、長さ24.0 cm 、肉厚が 0.1 c
m のアルミニウム製の円筒状支持体の場合は、重量が12
0g程度に過ぎないため、駆動系への負担低減を図り得る
という利点がある。
【0003】ところで、この電子写真用感光体の場合
は、前記円筒状支持体の開口した両端部に樹脂製あるい
は金属製のフランジを圧入または接着し、そのフランジ
を介して複写機、プリンタなどの本体から動力が伝達さ
れ、感光体が駆動・回転するのが一般的であった。
は、前記円筒状支持体の開口した両端部に樹脂製あるい
は金属製のフランジを圧入または接着し、そのフランジ
を介して複写機、プリンタなどの本体から動力が伝達さ
れ、感光体が駆動・回転するのが一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記円筒状金属を導電
性支持体とする電子写真用感光体は、比較的軽量に構成
し得るという利点がある反面、円筒状支持体の回転軸と
フランジ回転軸とを、機械的加工などにより精度よく一
致させるのが困難のため、駆動・回転の過程で支持体周
面上に形成された感光体層がブレを起こし、電子写真の
各プロセスにしばしば悪影響を及ぼしていた。たとえ
ば、電子写真用感光体と現像器の間のギャップが回転中
に変化し、現像ムラを生じたり、光路長が変化するため
に潜像のボケが生じたり、解像力が低下したり、あるい
はコロナワイヤからの距離が変化するため、帯電ムラを
生じたりするなどの問題がある。
性支持体とする電子写真用感光体は、比較的軽量に構成
し得るという利点がある反面、円筒状支持体の回転軸と
フランジ回転軸とを、機械的加工などにより精度よく一
致させるのが困難のため、駆動・回転の過程で支持体周
面上に形成された感光体層がブレを起こし、電子写真の
各プロセスにしばしば悪影響を及ぼしていた。たとえ
ば、電子写真用感光体と現像器の間のギャップが回転中
に変化し、現像ムラを生じたり、光路長が変化するため
に潜像のボケが生じたり、解像力が低下したり、あるい
はコロナワイヤからの距離が変化するため、帯電ムラを
生じたりするなどの問題がある。
【0005】特に、円筒状支持体の外径を小さくして行
くと、慣性モーメントが極端に低下して回転ムラが生
じ、レーザビームプリンタなどでは副走査方向の画像ム
ラとして現れる。この問題の解消策として慣性モーメン
トを増加させると、円筒状支持体の外径や重量の必然的
な増加となって、駆動系に多大な負担を掛けることにな
り、モータやギアなどの寿命が極端に低下する。良好な
加工性などを考慮して、プラスチックギアを駆動部に使
用した場合など、ギアの寿命低下はさらに顕著である。
くと、慣性モーメントが極端に低下して回転ムラが生
じ、レーザビームプリンタなどでは副走査方向の画像ム
ラとして現れる。この問題の解消策として慣性モーメン
トを増加させると、円筒状支持体の外径や重量の必然的
な増加となって、駆動系に多大な負担を掛けることにな
り、モータやギアなどの寿命が極端に低下する。良好な
加工性などを考慮して、プラスチックギアを駆動部に使
用した場合など、ギアの寿命低下はさらに顕著である。
【0006】本発明は前記電子写真用感光体の不具合な
点を解消し、安定した高画質、高性能の画像を容易に得
ることができ、また駆動系の損傷なども防止し得る電子
写真用感光体および電子写真現像方法の提供を目的とす
る。
点を解消し、安定した高画質、高性能の画像を容易に得
ることができ、また駆動系の損傷なども防止し得る電子
写真用感光体および電子写真現像方法の提供を目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記問題の
解消ないし改善のため、いろいろの検討を行い、本発明
に達したものであり、本発明は実質的に非中空な導電性
円柱状支持体の周面に感光体層を形成して成る電子写真
用感光体を骨子とし、また、前記導電性円柱状支持体の
周面に感光体層を形成して成る電子写真用感光体におい
て、導電性円柱状支持体の慣性モーメントI(g・cm2 )
を、0.4 ≦I≦140 に設定し、さらに前記導電性支持体
周面上に形成された感光体層部分の面積をS(cm2 )、
円柱状支持体の熱容量をC(cal /℃)、感光体層に形
成される静電潜像をトナーで現像する場合の回転速度を
ω(rad /s )としたとき、 C/(S・ω)≦ 0.4 と設定して所用の現像を行う電子写真現像方法である。
解消ないし改善のため、いろいろの検討を行い、本発明
に達したものであり、本発明は実質的に非中空な導電性
円柱状支持体の周面に感光体層を形成して成る電子写真
用感光体を骨子とし、また、前記導電性円柱状支持体の
周面に感光体層を形成して成る電子写真用感光体におい
て、導電性円柱状支持体の慣性モーメントI(g・cm2 )
を、0.4 ≦I≦140 に設定し、さらに前記導電性支持体
周面上に形成された感光体層部分の面積をS(cm2 )、
円柱状支持体の熱容量をC(cal /℃)、感光体層に形
成される静電潜像をトナーで現像する場合の回転速度を
ω(rad /s )としたとき、 C/(S・ω)≦ 0.4 と設定して所用の現像を行う電子写真現像方法である。
【0008】さらに、本発明は、曲率半径が 0.75 cm以
下の実質的に非中空な導電性円柱状支持体を用い、この
円柱状支持体の曲率半径をr(cm)、感光体層に形成さ
れる静電潜像をトナーで現像する場合の電子写真用感光
体の周速をp(cm/s )としたとき、 r・p≦ 2.3 と設定して所用の現像を行う電子写真現像方法である。
ここで電子写真用感光体の周速pとは、電子写真用感光
体表面の円周上の速さをいう。
下の実質的に非中空な導電性円柱状支持体を用い、この
円柱状支持体の曲率半径をr(cm)、感光体層に形成さ
れる静電潜像をトナーで現像する場合の電子写真用感光
体の周速をp(cm/s )としたとき、 r・p≦ 2.3 と設定して所用の現像を行う電子写真現像方法である。
ここで電子写真用感光体の周速pとは、電子写真用感光
体表面の円周上の速さをいう。
【0009】なお、前記電子写真用感光体において、導
電性円柱状支持体の両端面側の少なくとも一方の半径
が、感光体層を形成している部分の平均半径より小であ
るようにして、この部分を本体からの駆動を伝達するな
どの機能を有するシャフトとすることができ、また、こ
のようなシャフトは導電性円柱状支持体の少なくとも一
方の端面側に、同径かつ一体に設けた構成としてもよ
い。
電性円柱状支持体の両端面側の少なくとも一方の半径
が、感光体層を形成している部分の平均半径より小であ
るようにして、この部分を本体からの駆動を伝達するな
どの機能を有するシャフトとすることができ、また、こ
のようなシャフトは導電性円柱状支持体の少なくとも一
方の端面側に、同径かつ一体に設けた構成としてもよ
い。
【0010】
【作用】上記したような、実質的に非中空な導電性円柱
状支持体の周面に感光体層を有する構造によれば、フラ
ンジなどを介することなく電子写真用感光体の回転軸と
シャフトの回転軸とを一体に構成し得るため、これらの
回転軸が実質的に容易に一致し、電子写真用感光体と現
像器の間のギャップの変化に伴う現像ムラ、光路長変化
に伴う解像力低下、帯電ムラなどのない電子写真用感光
体として機能する。なお、実質的に非中空であり、円柱
状基体の中心に細径の貫通孔を設けたものなどでも、コ
スト上昇などの点で問題ない範囲で使用可能であり、要
は電子写真用感光体の回転軸とシャフトの回転軸とが同
軸に一体加工できればよい。
状支持体の周面に感光体層を有する構造によれば、フラ
ンジなどを介することなく電子写真用感光体の回転軸と
シャフトの回転軸とを一体に構成し得るため、これらの
回転軸が実質的に容易に一致し、電子写真用感光体と現
像器の間のギャップの変化に伴う現像ムラ、光路長変化
に伴う解像力低下、帯電ムラなどのない電子写真用感光
体として機能する。なお、実質的に非中空であり、円柱
状基体の中心に細径の貫通孔を設けたものなどでも、コ
スト上昇などの点で問題ない範囲で使用可能であり、要
は電子写真用感光体の回転軸とシャフトの回転軸とが同
軸に一体加工できればよい。
【0011】一方、導電性円柱状支持体の慣性モーメン
トI(g・cm2 ) を、0.4 ≦I≦140に選択・設定した構
成によれば、回転ムラの発生が効果的に防止ないし大幅
に低減し、たとえばレーザビームプリンタで副走査方向
の画像ムラ発生も解消され、高画質な画像が得られると
ともに、駆動系への負担が軽減されるため、それらの寿
命低下なども防止できる。
トI(g・cm2 ) を、0.4 ≦I≦140に選択・設定した構
成によれば、回転ムラの発生が効果的に防止ないし大幅
に低減し、たとえばレーザビームプリンタで副走査方向
の画像ムラ発生も解消され、高画質な画像が得られると
ともに、駆動系への負担が軽減されるため、それらの寿
命低下なども防止できる。
【0012】さらに、前記導電性支持体周面上に形成さ
れた感光体層部分の面積をS(cm2 )、円柱状支持体の
熱容量をC(cal /℃)、感光体層に形成される静電潜
像をトナーで現像する場合の電子写真用感光体の回転速
度をω(rad /s )としたとき、 C/(S・ω)≦
0.4 と設定して所用の現像を行うことにより、常に高画質な
画像が得られる。これは、現像時にこの式が満足される
ような条件を設定すれば、電子写真装置内部への熱の滞
留が有効に防止できるからである。
れた感光体層部分の面積をS(cm2 )、円柱状支持体の
熱容量をC(cal /℃)、感光体層に形成される静電潜
像をトナーで現像する場合の電子写真用感光体の回転速
度をω(rad /s )としたとき、 C/(S・ω)≦
0.4 と設定して所用の現像を行うことにより、常に高画質な
画像が得られる。これは、現像時にこの式が満足される
ような条件を設定すれば、電子写真装置内部への熱の滞
留が有効に防止できるからである。
【0013】さらに、曲率半径r(cm)が 0.75 以下の
導電性円柱状支持体を用い、感光体層に形成される静電
潜像をトナーで現像する場合の電子写真用感光体の周速
をp(cm/s )としたとき、 r・p≦ 2.3 と設定して所用の現像を行えば、副走査方向の解像力を
著しく高めることができる。
導電性円柱状支持体を用い、感光体層に形成される静電
潜像をトナーで現像する場合の電子写真用感光体の周速
をp(cm/s )としたとき、 r・p≦ 2.3 と設定して所用の現像を行えば、副走査方向の解像力を
著しく高めることができる。
【0014】すなわち、導電性円柱状支持体の曲率半径
が小さくなると、像露光を行う際に副走査方向に像が圧
縮され、副走査方向の解像度が向上する。この解像度の
向上は前記曲率半径rに依存し、rが小さいほど大き
い。しかしながら、曲率半径rがある程度以上に小さい
場合、電子写真用感光体の回転速度が大きくなると、逆
に解像度が低下してしまう。したがって、電子写真用感
光体の曲率半径rおよび周速pが上記の式を満足するよ
うに設定すれば、副走査方向の解像度向上が有効に達成
される。
が小さくなると、像露光を行う際に副走査方向に像が圧
縮され、副走査方向の解像度が向上する。この解像度の
向上は前記曲率半径rに依存し、rが小さいほど大き
い。しかしながら、曲率半径rがある程度以上に小さい
場合、電子写真用感光体の回転速度が大きくなると、逆
に解像度が低下してしまう。したがって、電子写真用感
光体の曲率半径rおよび周速pが上記の式を満足するよ
うに設定すれば、副走査方向の解像度向上が有効に達成
される。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例を説明する。先ず本発明
に係る電子写真用感光体の構成について一般的に説明す
る。
に係る電子写真用感光体の構成について一般的に説明す
る。
【0016】本発明に係る電子写真用感光体は、たとえ
ば導電性円柱状支持体の周面に感光体層を形成しない両
端面部分の少なくとも一方を、感光体層を形成している
部分の直径よりも小さく設定する構成を有する。この場
合、直径の小さい部分の長さは、導電性円柱状支持体の
全長、中央部の直径などにもよるが、一般的に 0.05〜
2.5cm程度、好ましくは0.5 〜1.5cm が適当である。ま
た、この端面部分の直径は、導電性円柱状支持体の全
長、中央部の直径などにもよるが、下記(1) 式を満たす
ことが好ましい。
ば導電性円柱状支持体の周面に感光体層を形成しない両
端面部分の少なくとも一方を、感光体層を形成している
部分の直径よりも小さく設定する構成を有する。この場
合、直径の小さい部分の長さは、導電性円柱状支持体の
全長、中央部の直径などにもよるが、一般的に 0.05〜
2.5cm程度、好ましくは0.5 〜1.5cm が適当である。ま
た、この端面部分の直径は、導電性円柱状支持体の全
長、中央部の直径などにもよるが、下記(1) 式を満たす
ことが好ましい。
【0017】0.01≦D−d≦2.0
ただし式中のDは導電性円柱状支持体の中央部(周面に
感光体層が形成された領域)の直径、dは端面部分(周
面に感光体層が形成されていない領域)の直径、単位は
cmである。
感光体層が形成された領域)の直径、dは端面部分(周
面に感光体層が形成されていない領域)の直径、単位は
cmである。
【0018】しかしながら、Dが 3.0cmをこえる場合、
材質をアルミニウムとし、全長を24.0cmとすると、重量
が400 g をこえ、駆動系に多大な負担がかかる。したが
ってDは 2.0cm以下、好ましくは 1.5cm以下に設定する
のが適当である。また逆に、Dが 0.5cmに満たないと駆
動時の回転ムラが問題となるおそれがあり、Dが0.5cm
以上に設定されることが好ましい。
材質をアルミニウムとし、全長を24.0cmとすると、重量
が400 g をこえ、駆動系に多大な負担がかかる。したが
ってDは 2.0cm以下、好ましくは 1.5cm以下に設定する
のが適当である。また逆に、Dが 0.5cmに満たないと駆
動時の回転ムラが問題となるおそれがあり、Dが0.5cm
以上に設定されることが好ましい。
【0019】支持体の感光体層形成領域の直径は、中央
部と両端部で実質的に等しいのが一般的であるが、クリ
ーニングブレード、現像器などとの密着の均一性を図る
ために、中央部直径を大にし、両端部をそれより小さく
した、太鼓状の場合や中央部直径を小にし、両端部をそ
れより大にした、鼓状の場合がある。これらの場合、そ
の差は中央部直径のせいぜい20%程度である。
部と両端部で実質的に等しいのが一般的であるが、クリ
ーニングブレード、現像器などとの密着の均一性を図る
ために、中央部直径を大にし、両端部をそれより小さく
した、太鼓状の場合や中央部直径を小にし、両端部をそ
れより大にした、鼓状の場合がある。これらの場合、そ
の差は中央部直径のせいぜい20%程度である。
【0020】一方、前記直径の小なる端面部分(周面に
感光体層が形成されていない領域)には、本体からの駆
動を伝達する作用をなすギヤー、プーリー、タイミング
ベルトのためのタイミングプーリーなどを設けることも
できるし、それらの脱落防止用の溝、あるいは突起を設
けることもできる。これらの場合、導電性円柱状支持体
自身を加工してもよいし、別の部品を圧入、接着などの
固定方法によって取り付けてもよい。特に導電性円柱状
支持体自身を加工し、ギヤーなどの動力伝達機構を一体
成形すると、部品点数の削減、コストダウンに貢献す
る。
感光体層が形成されていない領域)には、本体からの駆
動を伝達する作用をなすギヤー、プーリー、タイミング
ベルトのためのタイミングプーリーなどを設けることも
できるし、それらの脱落防止用の溝、あるいは突起を設
けることもできる。これらの場合、導電性円柱状支持体
自身を加工してもよいし、別の部品を圧入、接着などの
固定方法によって取り付けてもよい。特に導電性円柱状
支持体自身を加工し、ギヤーなどの動力伝達機構を一体
成形すると、部品点数の削減、コストダウンに貢献す
る。
【0021】さらに、このような加工部は、電子写真用
感光体を他の部分に接続する際の抜け止め、Eリングガ
イドとしても用いることが可能である。また、直径の小
さい部分は1段と限定されるわけではなく、必要に応じ
て 2段以上の段付けでもよい。 さらに、抜け止め用加
工は溝、突起とは限らず、貫通または非貫通の孔であっ
てもよく、これらの溝、突起孔は 1個に限らず片側に複
数個形設されていてもよい。
感光体を他の部分に接続する際の抜け止め、Eリングガ
イドとしても用いることが可能である。また、直径の小
さい部分は1段と限定されるわけではなく、必要に応じ
て 2段以上の段付けでもよい。 さらに、抜け止め用加
工は溝、突起とは限らず、貫通または非貫通の孔であっ
てもよく、これらの溝、突起孔は 1個に限らず片側に複
数個形設されていてもよい。
【0022】また前記したような導電性円柱状支持体の
直径の小なる端面部分には、たとえば感光体の長軸方向
へのブレが起こることを防止するためのテーパが付与さ
れていてもよい。
直径の小なる端面部分には、たとえば感光体の長軸方向
へのブレが起こることを防止するためのテーパが付与さ
れていてもよい。
【0023】なお以上は、導電性円柱状支持体の直径の
小なる端面部分を本体からの駆動を伝達するなどの機能
を有するシャフトとする場合について説明したが、本発
明はこれに限定されず、一定の直径を有する導電性円柱
状支持体の端面近傍を除く周面に感光体層を形成し、感
光体層が形成されていない端面近傍をシャフトとして利
用してもよい。
小なる端面部分を本体からの駆動を伝達するなどの機能
を有するシャフトとする場合について説明したが、本発
明はこれに限定されず、一定の直径を有する導電性円柱
状支持体の端面近傍を除く周面に感光体層を形成し、感
光体層が形成されていない端面近傍をシャフトとして利
用してもよい。
【0024】さらに、導電性円柱状支持体の慣性モーメ
ントの規定・選択においては、感光体層が形成される直
径の大なる中央部のみを考えればよい。つまり、前記の
ように両端部を切削加工などし、中央部よりも直径を小
さくした場合もあるが、両端加工部分の慣性モーメント
への寄与は、質量、直径とも小さいのでほとんど無視し
得るからである。同様に、形成支持される感光体層の厚
さも高々200μm 程度で、慣性モーメントへの寄与は、
ほとんど無視することができ、慣性モーメントIを 0.4
≦I≦140に選択・設定すれば所要の作用効果が得られ
る。ここで、前記慣性モーメントI(g・cm2 ) は、中空
でない円柱状支持体の場合、その半径をR(cm)、質量M
(g)とすると、 I=MR2 /2 によって、容易に計算し得る。
ントの規定・選択においては、感光体層が形成される直
径の大なる中央部のみを考えればよい。つまり、前記の
ように両端部を切削加工などし、中央部よりも直径を小
さくした場合もあるが、両端加工部分の慣性モーメント
への寄与は、質量、直径とも小さいのでほとんど無視し
得るからである。同様に、形成支持される感光体層の厚
さも高々200μm 程度で、慣性モーメントへの寄与は、
ほとんど無視することができ、慣性モーメントIを 0.4
≦I≦140に選択・設定すれば所要の作用効果が得られ
る。ここで、前記慣性モーメントI(g・cm2 ) は、中空
でない円柱状支持体の場合、その半径をR(cm)、質量M
(g)とすると、 I=MR2 /2 によって、容易に計算し得る。
【0025】慣性モーメントIが上記の範囲に選択、設
定される理由は、Iが140 をこえると駆動系への負担が
著しくなり、Iが 0.4に満たないと、駆動時の回転ムラ
が目立つようになるからである。
定される理由は、Iが140 をこえると駆動系への負担が
著しくなり、Iが 0.4に満たないと、駆動時の回転ムラ
が目立つようになるからである。
【0026】また本発明では、導電性円柱状支持体の重
量をW1 、この導電性円柱状支持体と同一材質、同一直
径、同一長さで肉厚 0.1 cmの中空な支持体の重量をW
2 としたとき、W1 /W2 ≦7.8 、さらにはW1 /W2
≦5.0に設定されることが好ましい。
量をW1 、この導電性円柱状支持体と同一材質、同一直
径、同一長さで肉厚 0.1 cmの中空な支持体の重量をW
2 としたとき、W1 /W2 ≦7.8 、さらにはW1 /W2
≦5.0に設定されることが好ましい。
【0027】本発明において使用される導電性円柱状支
持体は、真鍮、ステンレス、アルミニウム、鉄、銅など
の金属材料、これらの金属に金属メッキを施したもの、
導電性を付与されたフェノール樹脂などの導電性樹脂、
導電性を付与されたガラス、アモルファスカーボンなど
が挙げられる。これら導電性円柱状支持体の端面加工方
法は、それらを加工できる方法ならばいずれでもよく、
鋳造、旋盤加工、プレス加工、押し出し成形、射出成形
などが挙げられる。
持体は、真鍮、ステンレス、アルミニウム、鉄、銅など
の金属材料、これらの金属に金属メッキを施したもの、
導電性を付与されたフェノール樹脂などの導電性樹脂、
導電性を付与されたガラス、アモルファスカーボンなど
が挙げられる。これら導電性円柱状支持体の端面加工方
法は、それらを加工できる方法ならばいずれでもよく、
鋳造、旋盤加工、プレス加工、押し出し成形、射出成形
などが挙げられる。
【0028】加工された導電性円柱状支持体は、必ずエ
ッジ部を有しているので、これらの部分を必要に応じて
面取り加工したり、丸みを付与する加工などを施したり
しておくのが好ましい。また、金属メッキなど施す場
合、被着形成されるメッキ膜の厚さが被メッキ体に比べ
非常に薄いので、導電性円柱状支持体の直径、重量にほ
とんど影響を及ぼさない。さらに、両端面の少なくとも
一方の中心部に位置決めを兼ねた穴を開けておいてもよ
い。
ッジ部を有しているので、これらの部分を必要に応じて
面取り加工したり、丸みを付与する加工などを施したり
しておくのが好ましい。また、金属メッキなど施す場
合、被着形成されるメッキ膜の厚さが被メッキ体に比べ
非常に薄いので、導電性円柱状支持体の直径、重量にほ
とんど影響を及ぼさない。さらに、両端面の少なくとも
一方の中心部に位置決めを兼ねた穴を開けておいてもよ
い。
【0029】本発明に係る電子写真用感光体において、
感光体層を形成する電荷発生物質は、光を吸収して高い
効率で電荷を発生できるものであればなんでもよく、た
とえばセレンおよびセレン合金、 CdS、CdSe、AsSe、 Z
nO、アモルファスシリコンなどの無機光導電体、銅フタ
ロシアニンなどの金属フタロシアニン、バナジルフタロ
シアニン、チタニルフタロシアニンなどの金属酸化物フ
タロシアニンおよび金属カルコゲン化物フタロシアニ
ン、インジウムクロルフタロシアニン、アルミクロルフ
タロシアニンなどの金属塩化物フタロシアニンおよび金
属ハロゲン化物フタロシアニン、無金属フタロシアニン
などのフタロシアニン顔料、モノアゾ色素、ジスアゾ色
素、トリスアゾ色素、テトラキスアゾ色素などのアゾ系
色素および顔料、ペリレン系顔料、インジゴ系染顔料、
キナクリドン系顔料、アントラキノン、アントアントロ
ンなどの多環キノン系顔料、シアニン色素、電子受容性
物質と電子供与性物質とからなる電荷移動錯体、ピリリ
ウム塩染料とポリカーボネート樹脂とからなる共晶錯
体、アズレニウム塩などが挙げられる。
感光体層を形成する電荷発生物質は、光を吸収して高い
効率で電荷を発生できるものであればなんでもよく、た
とえばセレンおよびセレン合金、 CdS、CdSe、AsSe、 Z
nO、アモルファスシリコンなどの無機光導電体、銅フタ
ロシアニンなどの金属フタロシアニン、バナジルフタロ
シアニン、チタニルフタロシアニンなどの金属酸化物フ
タロシアニンおよび金属カルコゲン化物フタロシアニ
ン、インジウムクロルフタロシアニン、アルミクロルフ
タロシアニンなどの金属塩化物フタロシアニンおよび金
属ハロゲン化物フタロシアニン、無金属フタロシアニン
などのフタロシアニン顔料、モノアゾ色素、ジスアゾ色
素、トリスアゾ色素、テトラキスアゾ色素などのアゾ系
色素および顔料、ペリレン系顔料、インジゴ系染顔料、
キナクリドン系顔料、アントラキノン、アントアントロ
ンなどの多環キノン系顔料、シアニン色素、電子受容性
物質と電子供与性物質とからなる電荷移動錯体、ピリリ
ウム塩染料とポリカーボネート樹脂とからなる共晶錯
体、アズレニウム塩などが挙げられる。
【0030】本発明に係る電子写真用感光体において、
導電性円柱状支持体周面に形成された感光体層は、電荷
の発生および輸送の機能をただ 1層のみにもたせる単層
型、あるいは電荷の発生、輸送を別々の層に機能させる
積層型のいずれでもよい。また、感光体を帯電させる場
合、その極性によって正帯電型と、負帯電型との2種類
が知られているが、本発明はそのどちらにも限定される
ものではない。積層型感光体の場合、電荷発生層の形成
方法としては、使用する電荷発生物質の種類によっても
異なるが、たとえばスピンコーティング法、浸漬塗布
法、ローラ塗布法、スプレー塗布法などの各種塗布法、
真空蒸着法、スパッタリング法、グロー放電を利用した
たとえばプラズマCVD 法などから適宜選択して適用する
ことができる。また、単層型感光体の場合、上記の方法
を適宜選択して感光層形成に適用することができる。
導電性円柱状支持体周面に形成された感光体層は、電荷
の発生および輸送の機能をただ 1層のみにもたせる単層
型、あるいは電荷の発生、輸送を別々の層に機能させる
積層型のいずれでもよい。また、感光体を帯電させる場
合、その極性によって正帯電型と、負帯電型との2種類
が知られているが、本発明はそのどちらにも限定される
ものではない。積層型感光体の場合、電荷発生層の形成
方法としては、使用する電荷発生物質の種類によっても
異なるが、たとえばスピンコーティング法、浸漬塗布
法、ローラ塗布法、スプレー塗布法などの各種塗布法、
真空蒸着法、スパッタリング法、グロー放電を利用した
たとえばプラズマCVD 法などから適宜選択して適用する
ことができる。また、単層型感光体の場合、上記の方法
を適宜選択して感光層形成に適用することができる。
【0031】単層型感光体の場合、形成すべき感光体層
の厚みは、感光体の種類にもよるが、通常10〜 200μm
程度である。また積層型感光体の場合、形成すべき電荷
発生層の厚みは、電子写真用感光体として要求される静
電特性により適宜決定されるが、通常は 0.1〜 5μm 程
度であることが好ましい。なお、積層型感光体の場合、
電荷発生層の他に電荷輸送層も必要であるが、電荷輸送
能を有する物質を所定の割合で適当な高分子化合物とと
もに有機溶媒に溶解し、均一溶液とした後、一般的な方
法、たとえば、浸漬塗布などで塗布、乾燥を行い、好ま
しくは15〜25μm の膜厚を形成するのが一般的である。
高分子化合物自身に電荷輸送能を持つ物質を選択すれ
ば、電荷輸送物質をより少ない量の添加で済むことも可
能であり、場合によってはまったく添加しなくてもよい
こともある。また、電荷輸送能を有する物質が十分な製
膜性をもっていれば、高分子化合物の混合を最小限に止
めることができる。
の厚みは、感光体の種類にもよるが、通常10〜 200μm
程度である。また積層型感光体の場合、形成すべき電荷
発生層の厚みは、電子写真用感光体として要求される静
電特性により適宜決定されるが、通常は 0.1〜 5μm 程
度であることが好ましい。なお、積層型感光体の場合、
電荷発生層の他に電荷輸送層も必要であるが、電荷輸送
能を有する物質を所定の割合で適当な高分子化合物とと
もに有機溶媒に溶解し、均一溶液とした後、一般的な方
法、たとえば、浸漬塗布などで塗布、乾燥を行い、好ま
しくは15〜25μm の膜厚を形成するのが一般的である。
高分子化合物自身に電荷輸送能を持つ物質を選択すれ
ば、電荷輸送物質をより少ない量の添加で済むことも可
能であり、場合によってはまったく添加しなくてもよい
こともある。また、電荷輸送能を有する物質が十分な製
膜性をもっていれば、高分子化合物の混合を最小限に止
めることができる。
【0032】感光体の帯電極性によっては、導電性円柱
状支持体上に電荷発生層、電荷輸送層の順に積層する場
合と、電荷輸送層、電荷発生層の順に形成する場合があ
るが、本発明においては、いずれにも限定されるもので
はない。
状支持体上に電荷発生層、電荷輸送層の順に積層する場
合と、電荷輸送層、電荷発生層の順に形成する場合があ
るが、本発明においては、いずれにも限定されるもので
はない。
【0033】本発明においては、単層型、積層型を問わ
ず、必要に応じて、中間層、保護層の少なくとも一方を
形成させてもよい。中間層に用いられる物質としては、
カゼイン、ナイロン、ポリビニルアルコール、ゼラチ
ン、セルロースおよびそれらの誘導体などが一般的で、
その厚みは 0.1〜10μm 、好ましくは 0.2〜 2μm 程度
がよい。また、保護層に用いられる物質としてはアクリ
ル樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂などの熱可塑性樹
脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂などの熱硬化性樹
脂、光硬化、EB、X 線、UV硬化樹脂などが挙げられる。
さらに、形成された感光層の少なくとも1層に、酸化防
止剤、紫外線吸収剤、老化防止剤などの添加剤を少量添
加してもよい。
ず、必要に応じて、中間層、保護層の少なくとも一方を
形成させてもよい。中間層に用いられる物質としては、
カゼイン、ナイロン、ポリビニルアルコール、ゼラチ
ン、セルロースおよびそれらの誘導体などが一般的で、
その厚みは 0.1〜10μm 、好ましくは 0.2〜 2μm 程度
がよい。また、保護層に用いられる物質としてはアクリ
ル樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂などの熱可塑性樹
脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂などの熱硬化性樹
脂、光硬化、EB、X 線、UV硬化樹脂などが挙げられる。
さらに、形成された感光層の少なくとも1層に、酸化防
止剤、紫外線吸収剤、老化防止剤などの添加剤を少量添
加してもよい。
【0034】なお前記導電性円柱状支持体周面に浸漬塗
布により感光体層を設ける場合、特に感光体層を形成す
べきでない下端部に感光体層が付着することがあるが、
このときは、その層が溶解する溶剤で払拭するか、ある
いは溶媒に浸漬することなどにより取り除くことができ
る。すなわち前記下端部の形状に合ったスポンジ、発泡
ポリエチレン、発泡ポリウレタン等に付着物を溶解し得
る溶媒を含浸させ、押し当てて回転等の運動を行いなが
ら払拭すればよい。また、直接それらを溶解し得る溶媒
に浸漬し、上下運動、回転運動等を行い、付着物を溶出
させてしまう方法もある。なお、上下運動、回転運動等
に際しては、円柱状支持体の下端部を溶媒槽から出し入
れしてもよい。この場合、溶媒槽は、 1槽ではなく、 2
槽或いはそれ以上の、複数槽設けたほうが効果的であ
る。溶媒槽に超音波を印加し、超音波洗浄を行っても効
果がある。
布により感光体層を設ける場合、特に感光体層を形成す
べきでない下端部に感光体層が付着することがあるが、
このときは、その層が溶解する溶剤で払拭するか、ある
いは溶媒に浸漬することなどにより取り除くことができ
る。すなわち前記下端部の形状に合ったスポンジ、発泡
ポリエチレン、発泡ポリウレタン等に付着物を溶解し得
る溶媒を含浸させ、押し当てて回転等の運動を行いなが
ら払拭すればよい。また、直接それらを溶解し得る溶媒
に浸漬し、上下運動、回転運動等を行い、付着物を溶出
させてしまう方法もある。なお、上下運動、回転運動等
に際しては、円柱状支持体の下端部を溶媒槽から出し入
れしてもよい。この場合、溶媒槽は、 1槽ではなく、 2
槽或いはそれ以上の、複数槽設けたほうが効果的であ
る。溶媒槽に超音波を印加し、超音波洗浄を行っても効
果がある。
【0035】なお、前記導電性円柱状支持体の少なくと
も一方の端面がD型にカットした場合は、本体からの動
力伝達を容易かつ確実に行うことができ、併せて感光体
の半径方向の面振れを抑制することができる。
も一方の端面がD型にカットした場合は、本体からの動
力伝達を容易かつ確実に行うことができ、併せて感光体
の半径方向の面振れを抑制することができる。
【0036】以下、本発明の具体例を説明するが、これ
らの具体例によって、本発明が限定されないことは勿論
である。
らの具体例によって、本発明が限定されないことは勿論
である。
【0037】実施例1
アルミニウム製の非中空な導電性円柱状支持体を先ず用
意した。この導電性円柱状支持体は、長さが24.0cm、直
径が1.5cm 、慣性モーメントが32.2 g・cm2 である。
意した。この導電性円柱状支持体は、長さが24.0cm、直
径が1.5cm 、慣性モーメントが32.2 g・cm2 である。
【0038】次いで、アルコール溶解性ナイロン(東レ
製 K-80)をメタノールに溶解してなる溶液に、上記非中
空な導電性円柱状支持体を浸漬し、感光体層形成領域周
面に塗布後、乾燥して被覆層として膜厚 0.6μm のナイ
ロン層を形成した。
製 K-80)をメタノールに溶解してなる溶液に、上記非中
空な導電性円柱状支持体を浸漬し、感光体層形成領域周
面に塗布後、乾燥して被覆層として膜厚 0.6μm のナイ
ロン層を形成した。
【0039】その後、τ型無金属フタロシアニン(東洋
インキ製)とポリビニルブチラール(積水化学製 SLEC
BM-1)とをシクロヘキサノン中で重量比1対1で混合
し、ボールミルにて24時間混合した塗液に浸漬し乾燥し
て、導電性円柱状支持体被覆層上に膜厚 0.2μm の電荷
発生層を形成した。
インキ製)とポリビニルブチラール(積水化学製 SLEC
BM-1)とをシクロヘキサノン中で重量比1対1で混合
し、ボールミルにて24時間混合した塗液に浸漬し乾燥し
て、導電性円柱状支持体被覆層上に膜厚 0.2μm の電荷
発生層を形成した。
【0040】しかる後、ヒドラゾン系化合物であるN-エ
チルカルバゾール -3-カルボキシアルデヒド−メチルフ
ェニルヒドラゾンとポリカーボネート(帝人化成製 K-
1300W)とを重量比1対1で混合し、これを1,1,2-トリク
ロロエタンに約12重量%となるように溶解して得た均一
溶液に、前記電荷発生層を形成した導電性円柱状支持体
を浸漬し、乾燥して電荷発生層上に膜厚20.0μm の電荷
輸送層を形成した。なお、上記浸漬・乾燥による各層の
形成に当たっては、下端部に付着したナイロン層はメタ
ノールによって、電荷発生層、電荷輸送層は塩化メチレ
ンによってそれぞれ払拭し、導電性円柱状支持体の周面
に長さ23.0cmに亘って感光体層を形成した。
チルカルバゾール -3-カルボキシアルデヒド−メチルフ
ェニルヒドラゾンとポリカーボネート(帝人化成製 K-
1300W)とを重量比1対1で混合し、これを1,1,2-トリク
ロロエタンに約12重量%となるように溶解して得た均一
溶液に、前記電荷発生層を形成した導電性円柱状支持体
を浸漬し、乾燥して電荷発生層上に膜厚20.0μm の電荷
輸送層を形成した。なお、上記浸漬・乾燥による各層の
形成に当たっては、下端部に付着したナイロン層はメタ
ノールによって、電荷発生層、電荷輸送層は塩化メチレ
ンによってそれぞれ払拭し、導電性円柱状支持体の周面
に長さ23.0cmに亘って感光体層を形成した。
【0041】上記構成した3層構造の電子写真用感光体
を、電子写真方式のレーザプリンタに搭載し、副走査方
向のムラを測定した。この測定には1mm当たり 3組のラ
インアンドスペースペアで描画したパターンを用い、そ
のライン間距離の標準偏差を求め、この値によって副走
査方向のムラの大小を判断した(標準偏差が小さければ
ムラも小さい)。測定結果を表1に示す。
を、電子写真方式のレーザプリンタに搭載し、副走査方
向のムラを測定した。この測定には1mm当たり 3組のラ
インアンドスペースペアで描画したパターンを用い、そ
のライン間距離の標準偏差を求め、この値によって副走
査方向のムラの大小を判断した(標準偏差が小さければ
ムラも小さい)。測定結果を表1に示す。
【0042】一方、A 4判換算で毎分15枚を印字するプ
ロセススピードにて、35℃の室温でプリンタを稼働させ
て、駆動系(モータやギアなど)に不具合が生じるか否
かを試験した。すなわち、1 分間駆動後、5秒間停止さ
せるパターンで不具合が生じるまでの時間を測定した。
しかして、この時間が36時間をこえたものについては、
その時点で試験を終了して不具合を生じないものと判定
した。この結果を表1に併せて示した。
ロセススピードにて、35℃の室温でプリンタを稼働させ
て、駆動系(モータやギアなど)に不具合が生じるか否
かを試験した。すなわち、1 分間駆動後、5秒間停止さ
せるパターンで不具合が生じるまでの時間を測定した。
しかして、この時間が36時間をこえたものについては、
その時点で試験を終了して不具合を生じないものと判定
した。この結果を表1に併せて示した。
【0043】実施例2〜12、比較例1〜4
前記実施例1において、アルミニウム製の非中空な導電
性円柱状支持体の感光体層形成領域の長さ、直径、慣性
モーメントの異なるもの、あるいは非中空な導電性円柱
状支持体の材質をNiメッキ鋳鉄やステンレス(SUS30
4)とし、感光体層形成領域の長さ、直径、慣性モーメ
ントを変えたものを、それぞれ用いた他は、実施例1の
場合と同様の条件で電子写真用感光体を構成し、これら
の電子写真用感光体について、実施例1の場合と同様な
評価を行った結果を表1に併せて示す。 また、比較の
ため、直径 2.0 cm で、かつNiメッキ鋳鉄あるいはス
テンレス(SUS304)で実質的に非中空な導電性円柱状支
持体(比較例1、2)、肉厚0.1 cm の中空なアルミニ
ウム製導電性円筒状支持体(比較例3、4)を用いた他
は、同様の条件で電子写真用感光体を構成した電子写真
感光体について、実施例1の場合と同様な評価を行った
結果も表1に併せて示す。
性円柱状支持体の感光体層形成領域の長さ、直径、慣性
モーメントの異なるもの、あるいは非中空な導電性円柱
状支持体の材質をNiメッキ鋳鉄やステンレス(SUS30
4)とし、感光体層形成領域の長さ、直径、慣性モーメ
ントを変えたものを、それぞれ用いた他は、実施例1の
場合と同様の条件で電子写真用感光体を構成し、これら
の電子写真用感光体について、実施例1の場合と同様な
評価を行った結果を表1に併せて示す。 また、比較の
ため、直径 2.0 cm で、かつNiメッキ鋳鉄あるいはス
テンレス(SUS304)で実質的に非中空な導電性円柱状支
持体(比較例1、2)、肉厚0.1 cm の中空なアルミニ
ウム製導電性円筒状支持体(比較例3、4)を用いた他
は、同様の条件で電子写真用感光体を構成した電子写真
感光体について、実施例1の場合と同様な評価を行った
結果も表1に併せて示す。
【0044】なお、表1において、材質Aはアルミニウ
ム製の場合を、材質BはNiメッキ鋳鉄の場合を、さら
に材質Cはステンレス(SUS304)の場合をそれぞれ示す。
ム製の場合を、材質BはNiメッキ鋳鉄の場合を、さら
に材質Cはステンレス(SUS304)の場合をそれぞれ示す。
【0045】さらに、実施例1の場合における、アルミ
ニウム製の非中空な導電性円柱状支持体の重量W1 は11
4.5gで、これと同一材質、同一形状で肉厚 0.1cmの導電
性円筒状支持体が比較例3であり、その重量W2 は28.5
g で、W1 /W2 =4.0 の関係を有しており、また実施
例2から12の電子写真用感光体についても、W1 /W
2 ≦7.8 を満足するように設定されている。表1から明
らかなように本実施例の電子写真用感光体では、いずれ
も良好な画像が得られ、駆動系の不具合も生じていな
い。
ニウム製の非中空な導電性円柱状支持体の重量W1 は11
4.5gで、これと同一材質、同一形状で肉厚 0.1cmの導電
性円筒状支持体が比較例3であり、その重量W2 は28.5
g で、W1 /W2 =4.0 の関係を有しており、また実施
例2から12の電子写真用感光体についても、W1 /W
2 ≦7.8 を満足するように設定されている。表1から明
らかなように本実施例の電子写真用感光体では、いずれ
も良好な画像が得られ、駆動系の不具合も生じていな
い。
【0046】一方、比較例1、2の導電性円柱状支持体
は実質的に非中空ではあるものの慣性モーメントIが 2
96.3および 301.6と0.4 ≦I≦140 の範囲をはずれてい
るため、表1に示されるように、短時間で駆動系の不具
合が生じている。
は実質的に非中空ではあるものの慣性モーメントIが 2
96.3および 301.6と0.4 ≦I≦140 の範囲をはずれてい
るため、表1に示されるように、短時間で駆動系の不具
合が生じている。
【0047】
【表1】
【0048】実施例13
図1(a) に正面を、図1(b),(c) に側面をそれぞれ示す
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を先ず用意し
た。なお、この導電性円柱状支持体1は、感光体層形成
領域1aの長さが24.0cm、直径3.0cm 、一端面部が同軸的
に小径化されており、この突起状に小径化された領域1b
は、長さが1.0cm 、直径1.0cm である。次いで、アルコ
ール溶解性ナイロン(東レ製 K-80)をメタノールに溶解
してなる溶液に、上記導電性円柱状支持体1を浸漬し、
感光体層形成領域1a周面に塗布後、乾燥して被覆層とし
て膜厚0.6 μm のナイロン層を形成した。
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を先ず用意し
た。なお、この導電性円柱状支持体1は、感光体層形成
領域1aの長さが24.0cm、直径3.0cm 、一端面部が同軸的
に小径化されており、この突起状に小径化された領域1b
は、長さが1.0cm 、直径1.0cm である。次いで、アルコ
ール溶解性ナイロン(東レ製 K-80)をメタノールに溶解
してなる溶液に、上記導電性円柱状支持体1を浸漬し、
感光体層形成領域1a周面に塗布後、乾燥して被覆層とし
て膜厚0.6 μm のナイロン層を形成した。
【0049】その後、τ型無金属フタロシアニン(東洋
インキ製)とポリビニルブチラール(積水化学製 SLEC
BM-1)とをシクロヘキサノン中で重量比 1対 1で混合
し、ボールミルにて24時間混合した塗液に浸漬し乾燥し
て、導電性円柱状支持体1被覆層上に膜厚0.2 μm の電
荷発生層を形成した。
インキ製)とポリビニルブチラール(積水化学製 SLEC
BM-1)とをシクロヘキサノン中で重量比 1対 1で混合
し、ボールミルにて24時間混合した塗液に浸漬し乾燥し
て、導電性円柱状支持体1被覆層上に膜厚0.2 μm の電
荷発生層を形成した。
【0050】しかる後、ヒドラゾン系化合物であるN-エ
チルカルバゾール -3-カルボキシアルデヒド−メチルフ
ェニルヒドラゾンとポリカーボネート(帝人化成製 K-
1300W)とを重量比1対1で混合し、これを1,1,2-トリク
ロロエタンに約12重量%となるように溶解して得た均一
溶液に、前記電荷発生層を形成した導電性円柱状支持体
を浸漬し、乾燥して電荷発生層上に膜厚20.0μm の電荷
輸送層を形成した。
チルカルバゾール -3-カルボキシアルデヒド−メチルフ
ェニルヒドラゾンとポリカーボネート(帝人化成製 K-
1300W)とを重量比1対1で混合し、これを1,1,2-トリク
ロロエタンに約12重量%となるように溶解して得た均一
溶液に、前記電荷発生層を形成した導電性円柱状支持体
を浸漬し、乾燥して電荷発生層上に膜厚20.0μm の電荷
輸送層を形成した。
【0051】なお、上記浸漬・乾燥による各層の形成に
当たっては、下端部(図1(a) 右端)に付着したナイロ
ン層はメタノールによって、電荷発生層、電荷輸送層は
塩化メチレンによってそれぞれ払拭した。
当たっては、下端部(図1(a) 右端)に付着したナイロ
ン層はメタノールによって、電荷発生層、電荷輸送層は
塩化メチレンによってそれぞれ払拭した。
【0052】上記構成した電子写真用感光体について、
JIS B-0621によって、同軸度を測定した結果は30.3μm
であった。また、電子写真装置に組み込み現像評価を行
ったところ、回転ブレなど発生することなく、したがっ
て現像ムラ、解像力低下あるいは帯電ムラなど起こさず
所用の現像が可能であった。 また、側面(c) の中心部
に直径0.4cm 、深さ0.2cm の V型の凹部を形設した以外
は同一の感光体を使用した場合も同一の結果が得られ
た。
JIS B-0621によって、同軸度を測定した結果は30.3μm
であった。また、電子写真装置に組み込み現像評価を行
ったところ、回転ブレなど発生することなく、したがっ
て現像ムラ、解像力低下あるいは帯電ムラなど起こさず
所用の現像が可能であった。 また、側面(c) の中心部
に直径0.4cm 、深さ0.2cm の V型の凹部を形設した以外
は同一の感光体を使用した場合も同一の結果が得られ
た。
【0053】実施例14
図2(a) に正面を、図2(b),(c) に側面をそれぞれ示す
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を先ず用意し
た。なお、この導電性円柱状支持体1は、感光体層形成
領域1aの長さが24.0cm、直径3.0cm 、両端面部が同軸的
に小径化されており、この突起状に小径化された領域1
b,1c は、長さが1.0cm 、直径1.0cm である。
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を先ず用意し
た。なお、この導電性円柱状支持体1は、感光体層形成
領域1aの長さが24.0cm、直径3.0cm 、両端面部が同軸的
に小径化されており、この突起状に小径化された領域1
b,1c は、長さが1.0cm 、直径1.0cm である。
【0054】上記構造の導電性円柱状支持体を用いた他
は、実施例13の場合と同様にして電子写真用感光体を
作製し、実施例13の場合と同様に同軸度を測定したと
ころ、31.0μm であった。また、実施例13の場合と同
様に現像評価を行ったところ、同様の結果が得られた。
は、実施例13の場合と同様にして電子写真用感光体を
作製し、実施例13の場合と同様に同軸度を測定したと
ころ、31.0μm であった。また、実施例13の場合と同
様に現像評価を行ったところ、同様の結果が得られた。
【0055】実施例15
図3(a) に正面を、図3(b),(c) に側面をそれぞれ示す
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を先ず用意し
た。なお、この導電性円柱状支持体1は、感光体層形成
領域1aの長さが24.0cm、直径2.0cm 、両端面部が同軸的
に小径化されており、一方の突起状に小径化された領域
1bは、長さが1.0cm 、直径0.6cm 、他方の突起状に小径
化された領域1cは、長さが0.5cm 、直径1.0cm である。
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を先ず用意し
た。なお、この導電性円柱状支持体1は、感光体層形成
領域1aの長さが24.0cm、直径2.0cm 、両端面部が同軸的
に小径化されており、一方の突起状に小径化された領域
1bは、長さが1.0cm 、直径0.6cm 、他方の突起状に小径
化された領域1cは、長さが0.5cm 、直径1.0cm である。
【0056】上記構造の導電性円柱状支持体を用いた他
は、実施例13の場合と同様にして電子写真用感光体を
作製し、実施例13の場合と同様に同軸度を測定したと
ころ、26.8μm であった。また、実施例13の場合と同
様に現像評価を行ったところ、同様の結果が得られた。
は、実施例13の場合と同様にして電子写真用感光体を
作製し、実施例13の場合と同様に同軸度を測定したと
ころ、26.8μm であった。また、実施例13の場合と同
様に現像評価を行ったところ、同様の結果が得られた。
【0057】実施例16
図4(a) に正面を、図4(b),(c) に側面をそれぞれ示す
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を先ず用意し
た。なお、この導電性円柱状支持体1は、感光体層形成
領域1aの長さが24.0cm、直径2.0cm 、両端面部が同軸的
に小径化されており、一方の突起状に小径化された領域
1bは、長さ0.5cm 、直径1.0cm と長さ0.5cm 、直径0.4c
m の段付きで、他方の突起状に小径化された領域1cは、
長さが1.0cm 、直径1.0cm である。
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を先ず用意し
た。なお、この導電性円柱状支持体1は、感光体層形成
領域1aの長さが24.0cm、直径2.0cm 、両端面部が同軸的
に小径化されており、一方の突起状に小径化された領域
1bは、長さ0.5cm 、直径1.0cm と長さ0.5cm 、直径0.4c
m の段付きで、他方の突起状に小径化された領域1cは、
長さが1.0cm 、直径1.0cm である。
【0058】上記構造の導電性円柱状支持体を用いた他
は、実施例13の場合と同様にして電子写真用感光体を
作製し、実施例13の場合と同様に同軸度を測定したと
ころ、29.4μm であった。また、実施例13の場合と同
様に現像評価を行ったところ、同様の結果が得られた。
は、実施例13の場合と同様にして電子写真用感光体を
作製し、実施例13の場合と同様に同軸度を測定したと
ころ、29.4μm であった。また、実施例13の場合と同
様に現像評価を行ったところ、同様の結果が得られた。
【0059】実施例17
図5(a) に正面を、図5(b),(c) に側面をそれぞれ示す
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を先ず用意し
た。なお、この導電性円柱状支持体1は、感光体層形成
領域1aの長さが24.0cm、直径2.0cm 、両端面部が同軸的
に小径化されており、感光体層形成領域1a端縁部にテー
パが付与されるとともに、一方の突起状に小径化された
領域1bは、長さ1.0cm 、直径1.0cm でその周縁にテーパ
が付与され、かつ中心部に直径0.4cm 、深さ0.2cm の凹
部1dが形設されており、他方の突起状に小径化された領
域1cは、長さが1.0cm 、直径1.0cm でその周縁にテーパ
が付与され、かつ中心部に直径0.4cm 、深さ0.2cm の V
型の凹部1eが形設されている。 上記構造の導電性円柱
状支持体を用いた他は、実施例13の場合と同様にして
電子写真用感光体を作製し、実施例13の場合と同様に
同軸度を測定したところ、25.5μm であった。また、実
施例13の場合と同様に現像評価を行ったところ、同様
の結果が得られた。
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を先ず用意し
た。なお、この導電性円柱状支持体1は、感光体層形成
領域1aの長さが24.0cm、直径2.0cm 、両端面部が同軸的
に小径化されており、感光体層形成領域1a端縁部にテー
パが付与されるとともに、一方の突起状に小径化された
領域1bは、長さ1.0cm 、直径1.0cm でその周縁にテーパ
が付与され、かつ中心部に直径0.4cm 、深さ0.2cm の凹
部1dが形設されており、他方の突起状に小径化された領
域1cは、長さが1.0cm 、直径1.0cm でその周縁にテーパ
が付与され、かつ中心部に直径0.4cm 、深さ0.2cm の V
型の凹部1eが形設されている。 上記構造の導電性円柱
状支持体を用いた他は、実施例13の場合と同様にして
電子写真用感光体を作製し、実施例13の場合と同様に
同軸度を測定したところ、25.5μm であった。また、実
施例13の場合と同様に現像評価を行ったところ、同様
の結果が得られた。
【0060】実施例18
図6(a) に正面を、図6(b),(c) に側面をそれぞれ示す
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を先ず用意し
た。なお、この導電性円柱状支持体1は、感光体層形成
領域1aの長さが24.0cm、直径2.0cm 、両端面部が同軸的
に小径化されており、突起状に小径化された領域1bは長
さ1.0cm 、直径1.0cm で端面から0.7cm、深さ0.1cm で
その周面の対向位置を切削して平面1f化されており、1c
は長さ1.0cm 、直径1.0cm で端面から0.7cm 、深さ0.1c
m でその周面の対向位置が切削平面1f化されている。
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を先ず用意し
た。なお、この導電性円柱状支持体1は、感光体層形成
領域1aの長さが24.0cm、直径2.0cm 、両端面部が同軸的
に小径化されており、突起状に小径化された領域1bは長
さ1.0cm 、直径1.0cm で端面から0.7cm、深さ0.1cm で
その周面の対向位置を切削して平面1f化されており、1c
は長さ1.0cm 、直径1.0cm で端面から0.7cm 、深さ0.1c
m でその周面の対向位置が切削平面1f化されている。
【0061】上記構造の導電性円柱状支持体を用いた他
は、実施例13の場合と同様にして電子写真用感光体を
作製し、実施例13の場合と同様に同軸度を測定したと
ころ、28.8μm であった。また、実施例13の場合と同
様に現像評価を行ったところ、同様の結果が得られた。
は、実施例13の場合と同様にして電子写真用感光体を
作製し、実施例13の場合と同様に同軸度を測定したと
ころ、28.8μm であった。また、実施例13の場合と同
様に現像評価を行ったところ、同様の結果が得られた。
【0062】実施例19
図7(a) に正面を、図7(b),(c) に側面をそれぞれ示す
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を先ず用意し
た。なお、この導電性円柱状支持体1は、感光体層形成
領域1aの長さが24.0cm、直径1.0cm 、両端面部が同軸的
に小径化されており、一方の突起状に小径化された領域
1bは、長さ0.5cm 、直径0.4cm で端面から約0.25cm位置
周面に幅0.05cm、深さ0.05cmの溝1gが形設されており、
他方の突起状に小径化された領域1cは長さ0.5cm 、直径
0.4cm で、端面から0.35cm、深さ0.05cmでその周面の対
向位置を切削して平面1f化されている。
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を先ず用意し
た。なお、この導電性円柱状支持体1は、感光体層形成
領域1aの長さが24.0cm、直径1.0cm 、両端面部が同軸的
に小径化されており、一方の突起状に小径化された領域
1bは、長さ0.5cm 、直径0.4cm で端面から約0.25cm位置
周面に幅0.05cm、深さ0.05cmの溝1gが形設されており、
他方の突起状に小径化された領域1cは長さ0.5cm 、直径
0.4cm で、端面から0.35cm、深さ0.05cmでその周面の対
向位置を切削して平面1f化されている。
【0063】上記構造の導電性円柱状支持体を用いた他
は、実施例13の場合と同様にして電子写真用感光体を
作製し、実施例13の場合と同様に同軸度を測定したと
ころ、31.2μm であった。また、実施例13の場合と同
様に現像評価を行ったところ、実施例13と同様の結果
が得られた。
は、実施例13の場合と同様にして電子写真用感光体を
作製し、実施例13の場合と同様に同軸度を測定したと
ころ、31.2μm であった。また、実施例13の場合と同
様に現像評価を行ったところ、実施例13と同様の結果
が得られた。
【0064】実施例20
図8(a) に正面を、図8(b),(c) に側面をそれぞれ示す
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を先ず用意し
た。なお、この導電性円柱状支持体1は、感光体層形成
領域1aの長さが24.0cm、直径1.0cm 、両端面部が同軸的
に小径化されており、感光体層形成領域1a端縁部にテー
パが付与されるとともに、突起状に小径化された領域1
b,1c は長さ1.0cm 、直径0.6cm で周縁にテーパが付与
され、かつ端面から0.5cm 、深さ0.1cm でその周面の対
向位置を切削して平面1f化されている。
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を先ず用意し
た。なお、この導電性円柱状支持体1は、感光体層形成
領域1aの長さが24.0cm、直径1.0cm 、両端面部が同軸的
に小径化されており、感光体層形成領域1a端縁部にテー
パが付与されるとともに、突起状に小径化された領域1
b,1c は長さ1.0cm 、直径0.6cm で周縁にテーパが付与
され、かつ端面から0.5cm 、深さ0.1cm でその周面の対
向位置を切削して平面1f化されている。
【0065】上記構造の導電性円柱状支持体を用いた他
は、実施例13の場合と同様にして電子写真用感光体を
作製し、実施例13の場合と同様に同軸度を測定したと
ころ、29.6μm であった。また、実施例13の場合と同
様に現像評価を行ったところ、同様の結果が得られた。
は、実施例13の場合と同様にして電子写真用感光体を
作製し、実施例13の場合と同様に同軸度を測定したと
ころ、29.6μm であった。また、実施例13の場合と同
様に現像評価を行ったところ、同様の結果が得られた。
【0066】実施例21
図9(a) に正面を、図9(b),(c) に側面をそれぞれ示す
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を先ず用意し
た。なお、この導電性円柱状支持体1は、感光体層形成
領域1aの長さが24.0cm、直径1.0cm 、両端面部が同軸的
に小径化されており、一方の突起状に小径化された領域
1bは、長さ2.5cm 、直径0.5cm でその周縁にテーパ付与
され、かつ端面から1.0cm 、深さ0.1cm で、その周面の
対向位置を切削して平面1f化されており、他方の突起状
に小径化された領域1cは、長さが1.0cm 、直径0.5cm で
その周縁にテーパが付与され、かつ中央部周面に幅0.1c
m、深さ0.1cm の溝1gが形設されている。
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を先ず用意し
た。なお、この導電性円柱状支持体1は、感光体層形成
領域1aの長さが24.0cm、直径1.0cm 、両端面部が同軸的
に小径化されており、一方の突起状に小径化された領域
1bは、長さ2.5cm 、直径0.5cm でその周縁にテーパ付与
され、かつ端面から1.0cm 、深さ0.1cm で、その周面の
対向位置を切削して平面1f化されており、他方の突起状
に小径化された領域1cは、長さが1.0cm 、直径0.5cm で
その周縁にテーパが付与され、かつ中央部周面に幅0.1c
m、深さ0.1cm の溝1gが形設されている。
【0067】上記構造の導電性円柱状支持体を用いた他
は、実施例13の場合と同様にして電子写真用感光体を
作製し、実施例13の場合と同様に同軸度を測定したと
ころ、31.4μm であった。また、実施例13の場合と同
様に現像評価を行ったところ、同様の結果が得られた。
は、実施例13の場合と同様にして電子写真用感光体を
作製し、実施例13の場合と同様に同軸度を測定したと
ころ、31.4μm であった。また、実施例13の場合と同
様に現像評価を行ったところ、同様の結果が得られた。
【0068】実施例22
図10(a) に正面を、図10(b),(c) に側面をそれぞれ示す
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を先ず用意し
た。なお、この導電性円柱状支持体1は、感光体層形成
領域1aの長さが24.0cm、直径1.0cm 、両端面部が同軸的
に小径化されており、感光体層形成領域1aの端縁部にテ
ーパが付与され、さらに一方の突起状に小径化された領
域1bは、長さ1.15cm、直径0.5cm でその周縁にテーパが
付与されるとともに中央部周面に幅0.1cm 、深さ0.1cm
の溝1gが形設されており、他方の突起状に小径化された
領域1cは、長さが1.0cm 、直径0.5cm でその周縁にテー
パが付与され、かつその中央部周面にギヤー1hが形設さ
れている。 上記構造の導電性円柱状支持体を用いた他
は、実施例13の場合と同様にして電子写真用感光体を
作製し、実施例13の場合と同様に同軸度を測定したと
ころ、30.0μmであった。また、実施例13の場合と同
様に現像評価を行ったところ、同様の結果が得られた。
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を先ず用意し
た。なお、この導電性円柱状支持体1は、感光体層形成
領域1aの長さが24.0cm、直径1.0cm 、両端面部が同軸的
に小径化されており、感光体層形成領域1aの端縁部にテ
ーパが付与され、さらに一方の突起状に小径化された領
域1bは、長さ1.15cm、直径0.5cm でその周縁にテーパが
付与されるとともに中央部周面に幅0.1cm 、深さ0.1cm
の溝1gが形設されており、他方の突起状に小径化された
領域1cは、長さが1.0cm 、直径0.5cm でその周縁にテー
パが付与され、かつその中央部周面にギヤー1hが形設さ
れている。 上記構造の導電性円柱状支持体を用いた他
は、実施例13の場合と同様にして電子写真用感光体を
作製し、実施例13の場合と同様に同軸度を測定したと
ころ、30.0μmであった。また、実施例13の場合と同
様に現像評価を行ったところ、同様の結果が得られた。
【0069】実施例23
図11(a) に一部切欠断面を、図11(b),(c) に側面をそれ
ぞれ示す構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を先
ず用意した。なお、この導電性円柱状支持体1は、感光
体層形成領域1aの長さが24.0cm、直径1.0cm 、両端面部
が同軸的に小径化されており、感光体層形成領域1aの一
方の端縁部にテーパが付与されるとともに、一方の突起
状に小径化された領域1bは、長さ0.8cm 、直径0.5cm で
その周縁にテーパが付与されており、他方の突起状に小
径化された領域1cは、長さが0.9cm 、直径0.3cm でその
周縁にテーパが付与され、感光体層形成領域1aの端面を
切り込み陥没1iさせた形で形成されている。
ぞれ示す構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を先
ず用意した。なお、この導電性円柱状支持体1は、感光
体層形成領域1aの長さが24.0cm、直径1.0cm 、両端面部
が同軸的に小径化されており、感光体層形成領域1aの一
方の端縁部にテーパが付与されるとともに、一方の突起
状に小径化された領域1bは、長さ0.8cm 、直径0.5cm で
その周縁にテーパが付与されており、他方の突起状に小
径化された領域1cは、長さが0.9cm 、直径0.3cm でその
周縁にテーパが付与され、感光体層形成領域1aの端面を
切り込み陥没1iさせた形で形成されている。
【0070】上記構造の導電性円柱状支持体を用いた他
は、実施例13の場合と同様にして電子写真用感光体を
作製し、実施例13の場合と同様に同軸度を測定したと
ころ、29.9μm であった。また、実施例13の場合と同
様に現像評価を行ったところ、同様の結果が得られた。
は、実施例13の場合と同様にして電子写真用感光体を
作製し、実施例13の場合と同様に同軸度を測定したと
ころ、29.9μm であった。また、実施例13の場合と同
様に現像評価を行ったところ、同様の結果が得られた。
【0071】実施例24
図12(a) に正面を、図12(b),(c) に側面をそれぞれ示す
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を先ず用意し
た。なお、この導電性円柱状支持体1は、感光体層形成
領域1aの長さが23.7cm、直径1.0cm 、一方の端面部が同
軸的に小径化されており、感光体層形成領域1aの端縁部
にテーパが付与されるとともに、一方の突起状に小径化
された領域1bは、長さ1.1cm 、直径0.5cm でその周縁に
テーパが付与され、かつその中央部に幅0.1cm 、深さ0.
1cm の溝1gが形設されており、他方の端縁部1cは、感光
体層形成領域1aを深さ0.3cm 、直径0.8cm 陥没1iさせ、
かつ同軸上に V型の凹部1eが形成されている。
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を先ず用意し
た。なお、この導電性円柱状支持体1は、感光体層形成
領域1aの長さが23.7cm、直径1.0cm 、一方の端面部が同
軸的に小径化されており、感光体層形成領域1aの端縁部
にテーパが付与されるとともに、一方の突起状に小径化
された領域1bは、長さ1.1cm 、直径0.5cm でその周縁に
テーパが付与され、かつその中央部に幅0.1cm 、深さ0.
1cm の溝1gが形設されており、他方の端縁部1cは、感光
体層形成領域1aを深さ0.3cm 、直径0.8cm 陥没1iさせ、
かつ同軸上に V型の凹部1eが形成されている。
【0072】上記構造の導電性円柱状支持体を用いた他
は、実施例13の場合と同様にして電子写真用感光体を
作製し、実施例13の場合と同様に同軸度を測定したと
ころ、30.8μm であった。また、実施例13の場合と同
様に現像評価を行ったところ、同様の結果が得られた。
は、実施例13の場合と同様にして電子写真用感光体を
作製し、実施例13の場合と同様に同軸度を測定したと
ころ、30.8μm であった。また、実施例13の場合と同
様に現像評価を行ったところ、同様の結果が得られた。
【0073】実施例25
図13(a) に正面を、図13(b),(c) に側面をそれぞれ示す
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を先ず用意し
た。なお、この導電性円柱状支持体1は、感光体層形成
領域1aの長さが24.0cm、直径1.0cm 、一方の端面部は長
さ1.25cmで D型1jが形設されている。また、他の端面部
1cは同軸的に小径化されており、長さ0.1cm 、直径0.5c
m で周縁にテーパー付きされ、中央部周面に幅0.1cm 、
深さ0.1cm の溝が形設されている。さらに、前記他の端
面部1cには、直径1.5cm の駆動用ギヤー1hが形設されて
いる。
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を先ず用意し
た。なお、この導電性円柱状支持体1は、感光体層形成
領域1aの長さが24.0cm、直径1.0cm 、一方の端面部は長
さ1.25cmで D型1jが形設されている。また、他の端面部
1cは同軸的に小径化されており、長さ0.1cm 、直径0.5c
m で周縁にテーパー付きされ、中央部周面に幅0.1cm 、
深さ0.1cm の溝が形設されている。さらに、前記他の端
面部1cには、直径1.5cm の駆動用ギヤー1hが形設されて
いる。
【0074】上記構造の導電性円柱状支持体を用いた他
は、実施例13の場合と同様にして電子写真用感光体を
作製し、実施例13の場合と同様に同軸度を測定したと
ころ、30.5μm であった。また、実施例13の場合と同
様に現像評価を行ったところ、同様の結果が得られた。
は、実施例13の場合と同様にして電子写真用感光体を
作製し、実施例13の場合と同様に同軸度を測定したと
ころ、30.5μm であった。また、実施例13の場合と同
様に現像評価を行ったところ、同様の結果が得られた。
【0075】比較例5〜6
図14もしくは図15にそれぞれ断面的に示す直径2.0cm 、
長さ24.0cmのアルミニウム製ドラム(肉厚0.1cm )2を
用意し、このアルミニウム製ドラム2の両端面側に図示
のようなフランジをそれぞれ圧入・固定して、導電性円
筒状支持体を構成した。
長さ24.0cmのアルミニウム製ドラム(肉厚0.1cm )2を
用意し、このアルミニウム製ドラム2の両端面側に図示
のようなフランジをそれぞれ圧入・固定して、導電性円
筒状支持体を構成した。
【0076】上記構造の導電性円筒状支持体を用いた他
は、実施例13の場合と同様にして電子写真用感光体を
作製し、実施例13の場合と同様に同軸度を測定したと
ころ89.5μm (図14の構成の場合)、もしくは98.2μm
(図15の構成の場合)であった。また、実施例13の場
合と同様に現像評価を行ったところ、いずれも現像ムラ
や解像力低下など起こし易い傾向が認められた。
は、実施例13の場合と同様にして電子写真用感光体を
作製し、実施例13の場合と同様に同軸度を測定したと
ころ89.5μm (図14の構成の場合)、もしくは98.2μm
(図15の構成の場合)であった。また、実施例13の場
合と同様に現像評価を行ったところ、いずれも現像ムラ
や解像力低下など起こし易い傾向が認められた。
【0077】実施例26
図2(a) に正面を、図2(b),(c) に側面をそれぞれ示す
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を用意した。
なお、この導電性円柱状支持体は、感光体層形成領域1a
の長さが24.0cm、直径3.0cm 、両端面が長さ1.0cm 、直
径1.0cm に突起状1b,1c に小径化されており、かつ導電
性円柱状支持体の熱容量C(cal/ ℃) と感光体層形成領
域1aの面積S(cm2 )との比、C/S=0.433 (cal/ ℃
・cm2 )である。 前記導電性円柱状支持体の外周面上
に、実施例1の場合と同様にして、感光体層を形成し
た。 前記感光体を電子写真方式のレーザビームプリン
タに搭載し、32℃,60%RHの環境下でA 4サイズでテスト
チャート(印字面積=6.0%)を連続3000枚出力(プリン
トスピード毎分 6枚)した時の画像のカブリ、レーザの
発振異常の有無、感光体表面の温度を測定した。
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を用意した。
なお、この導電性円柱状支持体は、感光体層形成領域1a
の長さが24.0cm、直径3.0cm 、両端面が長さ1.0cm 、直
径1.0cm に突起状1b,1c に小径化されており、かつ導電
性円柱状支持体の熱容量C(cal/ ℃) と感光体層形成領
域1aの面積S(cm2 )との比、C/S=0.433 (cal/ ℃
・cm2 )である。 前記導電性円柱状支持体の外周面上
に、実施例1の場合と同様にして、感光体層を形成し
た。 前記感光体を電子写真方式のレーザビームプリン
タに搭載し、32℃,60%RHの環境下でA 4サイズでテスト
チャート(印字面積=6.0%)を連続3000枚出力(プリン
トスピード毎分 6枚)した時の画像のカブリ、レーザの
発振異常の有無、感光体表面の温度を測定した。
【0078】このとき、C/(S・ω)=0.217( cal・
s/ ℃・cm2 ・rad)であり、画像カブリ=0.25% 、感光
体の表面温度= 34.0 ℃で、またレーザ発振の異常もな
かった。ただし、画像のカブリは電子写真現像プロセス
の履歴のないバージン紙と出力画像の白地部の反射率の
差 (%)であり、ミノルタ製CR121 型色彩色差計にて測定
したものである。これらの結果を表2に示す。
s/ ℃・cm2 ・rad)であり、画像カブリ=0.25% 、感光
体の表面温度= 34.0 ℃で、またレーザ発振の異常もな
かった。ただし、画像のカブリは電子写真現像プロセス
の履歴のないバージン紙と出力画像の白地部の反射率の
差 (%)であり、ミノルタ製CR121 型色彩色差計にて測定
したものである。これらの結果を表2に示す。
【0079】実施例27〜29
実施例26の場合と同様の構成を成す導電性支持感光体
を用い(実施例27)、プリントスピードを毎分 4枚と
設定した以外は、実施例26の場合と同一の条件で画像
を出力した。このとき、C/(S・ω)=0.326( cal・
s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリ
は0.65% 、感光体の表面温度=37.5℃で、またレーザ発
振の異常もなかった。
を用い(実施例27)、プリントスピードを毎分 4枚と
設定した以外は、実施例26の場合と同一の条件で画像
を出力した。このとき、C/(S・ω)=0.326( cal・
s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリ
は0.65% 、感光体の表面温度=37.5℃で、またレーザ発
振の異常もなかった。
【0080】前記において、アルミニウム製導電性円柱
状支持体の代わりに、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形
成領域1aの面積S(cm2 )との比、C/S=0.720 (cal
/ ℃・cm2 ) であるステンレス(SUS304)製導電性円柱
状支持体を用いた他は、同様の構成を成す感光体を用い
(実施例28)、かつ実施例26の場合と同一の条件で
画像を出力した。このとき、C/(S・ω)=0.360(ca
l・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後の画像カ
ブリは0.77% 、感光体の表面温度=38.1℃で、またレー
ザ発振の異常もなかった。
状支持体の代わりに、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形
成領域1aの面積S(cm2 )との比、C/S=0.720 (cal
/ ℃・cm2 ) であるステンレス(SUS304)製導電性円柱
状支持体を用いた他は、同様の構成を成す感光体を用い
(実施例28)、かつ実施例26の場合と同一の条件で
画像を出力した。このとき、C/(S・ω)=0.360(ca
l・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後の画像カ
ブリは0.77% 、感光体の表面温度=38.1℃で、またレー
ザ発振の異常もなかった。
【0081】さらに前記アルミニウム製導電性円柱状支
持体の代わりに、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領
域1aの面積S(cm2 )との比、C/S=0.648 (cal/ ℃
・cm2 ) であるニッケル系のメッキを施した鋳鉄製導電
性円柱状支持体を用いた他は、同様の構成を成す感光体
を用い(実施例29)、かつ実施例26の場合と同一の
条件で画像を出力した。このとき、C/(S・ω)=0.
324( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後の
画像カブリは0.63% 、感光体の表面温度=37.3℃で、ま
たレーザ発振の異常もなかった。これらの結果を表2に
それぞれ示す。
持体の代わりに、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領
域1aの面積S(cm2 )との比、C/S=0.648 (cal/ ℃
・cm2 ) であるニッケル系のメッキを施した鋳鉄製導電
性円柱状支持体を用いた他は、同様の構成を成す感光体
を用い(実施例29)、かつ実施例26の場合と同一の
条件で画像を出力した。このとき、C/(S・ω)=0.
324( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後の
画像カブリは0.63% 、感光体の表面温度=37.3℃で、ま
たレーザ発振の異常もなかった。これらの結果を表2に
それぞれ示す。
【0082】実施例30〜35
感光体層形成領域1aの長さが24.0cm、直径2.0cm 、両端
面が長さ1.0cm 、直径1.0cm に突起状1b,1c に小径化さ
れており、かつ導電性円柱状支持体の熱容量C(cal/
℃)と感光体層形成領域1aの面積S(cm2 )との比、C
/S=0.289 (cal/ ℃・cm2 ) であるアルミニウム製導
電性円柱状支持体を用いた他は、同様の構成を成す感光
体を用い(実施例30)、かつプリントスピードを毎分
4枚とした他は、実施例26の場合と同一の条件で画像
を出力した。このとき、C/(S・ω)=0.145( cal・
s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリ
は0.25% 、感光体の表面温度=33.8℃で、またレーザ発
振の異常もなかった。
面が長さ1.0cm 、直径1.0cm に突起状1b,1c に小径化さ
れており、かつ導電性円柱状支持体の熱容量C(cal/
℃)と感光体層形成領域1aの面積S(cm2 )との比、C
/S=0.289 (cal/ ℃・cm2 ) であるアルミニウム製導
電性円柱状支持体を用いた他は、同様の構成を成す感光
体を用い(実施例30)、かつプリントスピードを毎分
4枚とした他は、実施例26の場合と同一の条件で画像
を出力した。このとき、C/(S・ω)=0.145( cal・
s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリ
は0.25% 、感光体の表面温度=33.8℃で、またレーザ発
振の異常もなかった。
【0083】前記アルミニウム製導電性円柱状支持体の
代わりに、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域1aの
面積S(cm2 )との比、C/S=0.480 (cal/ ℃・c
m2 ) であるステンレス(SUS304)製導電性円柱状支持
体を用いた他は、同様の構成を成す感光体を用い(実施
例31)、かつプリントスピードを毎分 4枚とした他
は、実施例26の場合と同一の条件で画像を出力した。
このとき、C/(S・ω)=0.240( cal・s/ ℃・cm2
・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは0.27% 、感
光体の表面温度=34.0℃で、またレーザ発振の異常もな
かった。
代わりに、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域1aの
面積S(cm2 )との比、C/S=0.480 (cal/ ℃・c
m2 ) であるステンレス(SUS304)製導電性円柱状支持
体を用いた他は、同様の構成を成す感光体を用い(実施
例31)、かつプリントスピードを毎分 4枚とした他
は、実施例26の場合と同一の条件で画像を出力した。
このとき、C/(S・ω)=0.240( cal・s/ ℃・cm2
・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは0.27% 、感
光体の表面温度=34.0℃で、またレーザ発振の異常もな
かった。
【0084】さらに前記アルミニウム製導電性円柱状支
持体の代わりに、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領
域1aの面積S(cm2 )との比、C/S=0.432 (cal/ ℃
・cm2 ) であるニッケル系のメッキを施した鋳鉄製導電
性円柱状支持体を用いた他は、同様の構成を成す感光体
を用い(実施例32)、かつプリントスピードを毎分4
枚とした他は、実施例26の場合と同一の条件で画像を
出力した。 このとき、C/(S・ω)=0.216( cal・
s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリ
は0.28% 、感光体の表面温度=34.0℃で、またレーザ発
振の異常もなかった。
持体の代わりに、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領
域1aの面積S(cm2 )との比、C/S=0.432 (cal/ ℃
・cm2 ) であるニッケル系のメッキを施した鋳鉄製導電
性円柱状支持体を用いた他は、同様の構成を成す感光体
を用い(実施例32)、かつプリントスピードを毎分4
枚とした他は、実施例26の場合と同一の条件で画像を
出力した。 このとき、C/(S・ω)=0.216( cal・
s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリ
は0.28% 、感光体の表面温度=34.0℃で、またレーザ発
振の異常もなかった。
【0085】前記実施例30の場合において、プリント
スピードを毎分 3枚とした他(実施例33)は、実施例
26の場合と同一の条件で画像を出力した。このとき、
C/(S・ω)=0.193( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であ
り、3000枚現像後の画像カブリは0.25% 、感光体の表面
温度=34.5℃で、またレーザ発振の異常もなかった。ま
た、前記実施例31の場合において、プリントスピード
が毎分3枚とした他は(実施例34)、実施例26の場
合と同一の条件で画像を出力した。このとき、C/(S
・ω)=0.320( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000
枚現像後の画像カブリは0.35% 、感光体の表面温度=3
4.8℃で、またレーザ発振の異常もなかった。
スピードを毎分 3枚とした他(実施例33)は、実施例
26の場合と同一の条件で画像を出力した。このとき、
C/(S・ω)=0.193( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であ
り、3000枚現像後の画像カブリは0.25% 、感光体の表面
温度=34.5℃で、またレーザ発振の異常もなかった。ま
た、前記実施例31の場合において、プリントスピード
が毎分3枚とした他は(実施例34)、実施例26の場
合と同一の条件で画像を出力した。このとき、C/(S
・ω)=0.320( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000
枚現像後の画像カブリは0.35% 、感光体の表面温度=3
4.8℃で、またレーザ発振の異常もなかった。
【0086】さらに、前記実施例32の場合において、
プリントスピードが毎分 3枚とした他は(実施例3
5)、実施例26の場合と同一の条件で画像を出力し
た。このとき、C/(S・ω)=0.288( cal・s/ ℃・
cm2 ・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは0.40%
、感光体の表面温度=34.5℃で、またレーザ発振の異
常もなかった。これらの結果を表2に示す。
プリントスピードが毎分 3枚とした他は(実施例3
5)、実施例26の場合と同一の条件で画像を出力し
た。このとき、C/(S・ω)=0.288( cal・s/ ℃・
cm2 ・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは0.40%
、感光体の表面温度=34.5℃で、またレーザ発振の異
常もなかった。これらの結果を表2に示す。
【0087】実施例36〜42
感光体層形成領域1aの長さが24.0cm、直径1.5cm 、両端
面が長さ1.0cm 、直径1.0cm に突起状1b,1c に小径化さ
れており、かつ導電性円柱状支持体の熱容量C(cal/
℃)と感光体層形成領域1aの面積S(cm2 )との比、C
/S=0.217 (cal/ ℃・cm2 ) であるアルミニウム製導
電性円柱状支持体(実施例36)、C/S=0.360 (cal
/ ℃・cm2 ) であるステンレス(SUS304)製導電性円柱
状支持体(実施例37)またはC/S=0.324 (cal/ ℃
・cm2 ) であるニッケル系のメッキを施した鋳鉄製導電
性円柱状支持体(実施例38)を用いた他は、実施例2
6の場合と同様の構成を成す感光体を用い、かつプリン
トスピードを毎分 4枚とした他は、実施例26の場合と
同一の条件で画像を出力した。このとき、実施例36の
場合、C/(S・ω)=0.081( cal・s/ ℃・cm2 ・ra
d)であり、3000枚現像後の画像カブリは0.21% 、感光体
の表面温度=33.8℃で、実施例37の場合、C/(S・
ω)=0.135( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚
現像後の画像カブリは0.22% 、感光体の表面温度=34.2
℃であり、さらに実施例38の場合、C/(S・ω)=
0.121( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後
の画像カブリは0.28% 、感光体の表面温度=34.3℃で、
また、いずれの場合もレーザ発振の異常もなかった。
面が長さ1.0cm 、直径1.0cm に突起状1b,1c に小径化さ
れており、かつ導電性円柱状支持体の熱容量C(cal/
℃)と感光体層形成領域1aの面積S(cm2 )との比、C
/S=0.217 (cal/ ℃・cm2 ) であるアルミニウム製導
電性円柱状支持体(実施例36)、C/S=0.360 (cal
/ ℃・cm2 ) であるステンレス(SUS304)製導電性円柱
状支持体(実施例37)またはC/S=0.324 (cal/ ℃
・cm2 ) であるニッケル系のメッキを施した鋳鉄製導電
性円柱状支持体(実施例38)を用いた他は、実施例2
6の場合と同様の構成を成す感光体を用い、かつプリン
トスピードを毎分 4枚とした他は、実施例26の場合と
同一の条件で画像を出力した。このとき、実施例36の
場合、C/(S・ω)=0.081( cal・s/ ℃・cm2 ・ra
d)であり、3000枚現像後の画像カブリは0.21% 、感光体
の表面温度=33.8℃で、実施例37の場合、C/(S・
ω)=0.135( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚
現像後の画像カブリは0.22% 、感光体の表面温度=34.2
℃であり、さらに実施例38の場合、C/(S・ω)=
0.121( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後
の画像カブリは0.28% 、感光体の表面温度=34.3℃で、
また、いずれの場合もレーザ発振の異常もなかった。
【0088】前記実施例36の場合において、プリント
スピードを毎分 2枚とした(実施例39)他は、実施例
26の場合と同一の条件で画像を出力した。このとき、
C/(S・ω)=0.163( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であ
り、3000枚現像後の画像カブリは0.33% 、感光体の表面
温度=34.8℃であった。
スピードを毎分 2枚とした(実施例39)他は、実施例
26の場合と同一の条件で画像を出力した。このとき、
C/(S・ω)=0.163( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であ
り、3000枚現像後の画像カブリは0.33% 、感光体の表面
温度=34.8℃であった。
【0089】また、実施例37の場合において、プリン
トスピードを毎分 2枚とした他は実施例26の場合と同
一の条件で画像を出力した(実施例40)。このとき、
C/(S・ω)=0.271( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であ
り、3000枚現像後の画像カブリは0.38% 、感光体の表面
温度=35.0℃であった。
トスピードを毎分 2枚とした他は実施例26の場合と同
一の条件で画像を出力した(実施例40)。このとき、
C/(S・ω)=0.271( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であ
り、3000枚現像後の画像カブリは0.38% 、感光体の表面
温度=35.0℃であった。
【0090】さらに、実施例38の場合において、プリ
ントスピードを毎分 2枚とした他は実施例26の場合と
同一の条件で画像を出力した(実施例41)。このと
き、C/(S・ω)=0.244( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)
であり、3000枚現像後の画像カブリは0.35% 、感光体の
表面温度=35.0℃であった。
ントスピードを毎分 2枚とした他は実施例26の場合と
同一の条件で画像を出力した(実施例41)。このと
き、C/(S・ω)=0.244( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)
であり、3000枚現像後の画像カブリは0.35% 、感光体の
表面温度=35.0℃であった。
【0091】さらにまた、実施例36の場合において、
プリントスピードを毎分 1枚とした他は、実施例26の
場合と同一の条件で画像を出力した(実施例42)。こ
のとき、C/(S・ω)=0.324( cal・s/ ℃・cm2 ・
rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは0.58% 、感光
体の表面温度=36.8℃であった。またいずれの場合もレ
ーザ発振の異常もなかった。これらの結果を表2にまと
めて示した。
プリントスピードを毎分 1枚とした他は、実施例26の
場合と同一の条件で画像を出力した(実施例42)。こ
のとき、C/(S・ω)=0.324( cal・s/ ℃・cm2 ・
rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは0.58% 、感光
体の表面温度=36.8℃であった。またいずれの場合もレ
ーザ発振の異常もなかった。これらの結果を表2にまと
めて示した。
【0092】実施例43〜45
感光体層形成領域1aの長さが24.0cm、直径1.0cm 、両端
面が長さ1.0cm 、直径0.5cm に突起状1b,1c に小径化さ
れている、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域1aの
面積S(cm2 )との比、C/S=0.144 (cal/ ℃・c
m2 ) であるアルミニウム製導電性円柱状支持体(実施
例43)、C/S=0.240 (cal/ ℃・cm2 )であるステ
ンレス(SUS304)製導電性円柱状支持体(実施例44)
またはC/S=0.216 (cal/ ℃・cm2 ) であるニッケル
系のメッキを施した鋳鉄製導電性円柱状支持体(実施例
45)を用いた他は、実施例26の場合と同様の構成を
成す感光体を用い、かつプリントスピードを毎分 4枚と
して、実施例26の場合と同一の条件で画像を出力し
た。このとき、実施例43の場合は、C/(S・ω)=
0.036( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後
の画像カブリは0.20% 、感光体の表面温度=33.8℃で、
実施例44の場合は、C/(S・ω)=0.060( cal・s
/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは
0.18% 、感光体の表面温度=34.0℃で、また実施例45
の場合は、C/(S・ω)=0.054( cal・s/ ℃・cm2
・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは0.22% 、感
光体の表面温度=34.0℃であった。そしていずれの場合
もレーザ発振の異常もなかった。これらの結果を表2に
示す。
面が長さ1.0cm 、直径0.5cm に突起状1b,1c に小径化さ
れている、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域1aの
面積S(cm2 )との比、C/S=0.144 (cal/ ℃・c
m2 ) であるアルミニウム製導電性円柱状支持体(実施
例43)、C/S=0.240 (cal/ ℃・cm2 )であるステ
ンレス(SUS304)製導電性円柱状支持体(実施例44)
またはC/S=0.216 (cal/ ℃・cm2 ) であるニッケル
系のメッキを施した鋳鉄製導電性円柱状支持体(実施例
45)を用いた他は、実施例26の場合と同様の構成を
成す感光体を用い、かつプリントスピードを毎分 4枚と
して、実施例26の場合と同一の条件で画像を出力し
た。このとき、実施例43の場合は、C/(S・ω)=
0.036( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後
の画像カブリは0.20% 、感光体の表面温度=33.8℃で、
実施例44の場合は、C/(S・ω)=0.060( cal・s
/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは
0.18% 、感光体の表面温度=34.0℃で、また実施例45
の場合は、C/(S・ω)=0.054( cal・s/ ℃・cm2
・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは0.22% 、感
光体の表面温度=34.0℃であった。そしていずれの場合
もレーザ発振の異常もなかった。これらの結果を表2に
示す。
【0093】実施例46〜48
感光体層形成領域1aの長さが24.0cm、直径1.0cm 、両端
面が長さ1.0cm 、直径0.5cm に突起状1b,1c に小径化さ
れている、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域1aの
面積S(cm2 )との比、C/S=0.144 (cal/ ℃・c
m2 ) であるアルミニウム製導電性円柱状支持体(実施
例46)、C/S=0.240 (cal/ ℃・cm2 )であるステ
ンレス(SUS304)製導電性円柱状支持体(実施例47)
またはC/S=0.216 (cal/ ℃・cm2 ) であるニッケル
系のメッキを施した鋳鉄製導電性円柱状支持体(実施例
48)を用いた他は、実施例26の場合と同様の構成を
成す感光体を用い、かつプリントスピードを毎分 3枚と
して、実施例26の場合と同一の条件で画像を出力し
た。このとき、実施例46の場合は、C/(S・ω)=
0.048( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後
の画像カブリは0.23% 、感光体の表面温度=33.8℃で、
実施例47の場合は、C/(S・ω)=0.080( cal・s
/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは
0.25% 、感光体の表面温度=34.0℃で、また実施例48
の場合は、C/(S・ω)=0.072( cal・s/ ℃・cm2
・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは0.26% 、感
光体の表面温度=34.0℃であった。そしていずれの場合
もレーザ発振の異常もなかった。これらの結果を表2に
示す。
面が長さ1.0cm 、直径0.5cm に突起状1b,1c に小径化さ
れている、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域1aの
面積S(cm2 )との比、C/S=0.144 (cal/ ℃・c
m2 ) であるアルミニウム製導電性円柱状支持体(実施
例46)、C/S=0.240 (cal/ ℃・cm2 )であるステ
ンレス(SUS304)製導電性円柱状支持体(実施例47)
またはC/S=0.216 (cal/ ℃・cm2 ) であるニッケル
系のメッキを施した鋳鉄製導電性円柱状支持体(実施例
48)を用いた他は、実施例26の場合と同様の構成を
成す感光体を用い、かつプリントスピードを毎分 3枚と
して、実施例26の場合と同一の条件で画像を出力し
た。このとき、実施例46の場合は、C/(S・ω)=
0.048( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後
の画像カブリは0.23% 、感光体の表面温度=33.8℃で、
実施例47の場合は、C/(S・ω)=0.080( cal・s
/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは
0.25% 、感光体の表面温度=34.0℃で、また実施例48
の場合は、C/(S・ω)=0.072( cal・s/ ℃・cm2
・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは0.26% 、感
光体の表面温度=34.0℃であった。そしていずれの場合
もレーザ発振の異常もなかった。これらの結果を表2に
示す。
【0094】実施例49〜51
感光体層形成領域1aの長さが24.0cm、直径1.0cm 、両端
面が長さ1.0cm 、直径0.5cm に突起状1b,1c に小径化さ
れている、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域1aの
面積S(cm2 )との比、C/S=0.144 (cal/ ℃・c
m2 ) であるアルミニウム製導電性円柱状支持体(実施
例49)、C/S=0.240 (cal/ ℃・cm2 )であるステ
ンレス(SUS304)製導電性円柱状支持体(実施例50)
またはC/S=0.216 (cal/ ℃・cm2 ) であるニッケル
系のメッキを施した鋳鉄製導電性円柱状支持体(実施例
51)を用いた他は、実施例26の場合と同様の構成を
成す感光体を用い、かつプリントスピードを毎分 2枚と
して、実施例26の場合と同一の条件で画像を出力し
た。このとき、実施例49の場合は、C/(S・ω)=
0.072( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後
の画像カブリは0.26% 、感光体の表面温度=33.8℃で、
実施例50の場合は、C/(S・ω)=0.120( cal・s
/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは
0.34% 、感光体の表面温度=34.5℃で、また実施例51
の場合は、C/(S・ω)=0.108( cal・s/ ℃・cm2
・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは0.38% 、感
光体の表面温度=34.3℃であった。そしていずれの場合
もレーザ発振の異常もなかった。これらの結果を表2に
示す。
面が長さ1.0cm 、直径0.5cm に突起状1b,1c に小径化さ
れている、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域1aの
面積S(cm2 )との比、C/S=0.144 (cal/ ℃・c
m2 ) であるアルミニウム製導電性円柱状支持体(実施
例49)、C/S=0.240 (cal/ ℃・cm2 )であるステ
ンレス(SUS304)製導電性円柱状支持体(実施例50)
またはC/S=0.216 (cal/ ℃・cm2 ) であるニッケル
系のメッキを施した鋳鉄製導電性円柱状支持体(実施例
51)を用いた他は、実施例26の場合と同様の構成を
成す感光体を用い、かつプリントスピードを毎分 2枚と
して、実施例26の場合と同一の条件で画像を出力し
た。このとき、実施例49の場合は、C/(S・ω)=
0.072( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後
の画像カブリは0.26% 、感光体の表面温度=33.8℃で、
実施例50の場合は、C/(S・ω)=0.120( cal・s
/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは
0.34% 、感光体の表面温度=34.5℃で、また実施例51
の場合は、C/(S・ω)=0.108( cal・s/ ℃・cm2
・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは0.38% 、感
光体の表面温度=34.3℃であった。そしていずれの場合
もレーザ発振の異常もなかった。これらの結果を表2に
示す。
【0095】実施例52〜54
感光体層形成領域1aの長さが24.0cm、直径1.0cm 、両端
面が長さ1.0cm 、直径0.5cm に突起状1b,1c に小径化さ
れている、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域1aの
面積S(cm2 )との比、C/S=0.144 (cal/ ℃・c
m2 ) であるアルミニウム製導電性円柱状支持体(実施
例52)、C/S=0.240 (cal/ ℃・cm2 )であるステ
ンレス(SUS304)製導電性円柱状支持体(実施例53)
またはC/S=0.216 (cal/ ℃・cm2 ) であるニッケル
系のメッキを施した鋳鉄製導電性円柱状支持体(実施例
54)を用いた他は、実施例26の場合と同様の構成を
成す感光体を用い、かつプリントスピードを毎分 1枚と
して、実施例26の場合と同一の条件で画像を出力し
た。このとき、実施例52の場合は、C/(S・ω)=
0.144( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後
の画像カブリは0.38% 、感光体の表面温度=34.8℃で、
実施例53の場合は、C/(S・ω)=0.240( cal・s
/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは
0.35% 、感光体の表面温度=35.0℃で、また実施例54
の場合は、C/(S・ω)=0.216( cal・s/ ℃・cm2
・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは0.34% 、感
光体の表面温度=34.7℃であった。そしていずれの場合
もレーザ発振の異常もなかった。これらの結果を表3に
示す。
面が長さ1.0cm 、直径0.5cm に突起状1b,1c に小径化さ
れている、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域1aの
面積S(cm2 )との比、C/S=0.144 (cal/ ℃・c
m2 ) であるアルミニウム製導電性円柱状支持体(実施
例52)、C/S=0.240 (cal/ ℃・cm2 )であるステ
ンレス(SUS304)製導電性円柱状支持体(実施例53)
またはC/S=0.216 (cal/ ℃・cm2 ) であるニッケル
系のメッキを施した鋳鉄製導電性円柱状支持体(実施例
54)を用いた他は、実施例26の場合と同様の構成を
成す感光体を用い、かつプリントスピードを毎分 1枚と
して、実施例26の場合と同一の条件で画像を出力し
た。このとき、実施例52の場合は、C/(S・ω)=
0.144( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後
の画像カブリは0.38% 、感光体の表面温度=34.8℃で、
実施例53の場合は、C/(S・ω)=0.240( cal・s
/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは
0.35% 、感光体の表面温度=35.0℃で、また実施例54
の場合は、C/(S・ω)=0.216( cal・s/ ℃・cm2
・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは0.34% 、感
光体の表面温度=34.7℃であった。そしていずれの場合
もレーザ発振の異常もなかった。これらの結果を表3に
示す。
【0096】実施例55〜57
感光体層形成領域1aの長さが24.0cm、直径0.5cm 、両端
面が長さ1.0cm 、直径0.3cm に突起状1b,1c に小径化さ
れている、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域1aの
面積S(cm2 )との比、C/S=0.072 (cal/ ℃・c
m2 ) であるアルミニウム製導電性円柱状支持体(実施
例55)、C/S=0.120 (cal/ ℃・cm2 )であるステ
ンレス(SUS304)製導電性円柱状支持体(実施例56)
またはC/S=0.108 (cal/ ℃・cm2 ) であるニッケル
系のメッキを施した鋳鉄製導電性円柱状支持体(実施例
57)を用いた他は、実施例26の場合と同様の構成を
成す感光体を用い、かつプリントスピードを毎分 3枚と
して、実施例26の場合と同一の条件で画像を出力し
た。このとき、実施例55の場合は、C/(S・ω)=
0.012( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後
の画像カブリは0.14% 、感光体の表面温度=34.0℃で、
実施例56の場合は、C/(S・ω)=0.020( cal・s
/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは
0.18% 、感光体の表面温度=34.1℃で、また実施例57
の場合は、C/(S・ω)=0.018( cal・s/ ℃・cm2
・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは0.18% 、感
光体の表面温度=33.9℃であった。そしていずれの場合
もレーザ発振の異常もなかった。これらの結果を表3に
示す。
面が長さ1.0cm 、直径0.3cm に突起状1b,1c に小径化さ
れている、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域1aの
面積S(cm2 )との比、C/S=0.072 (cal/ ℃・c
m2 ) であるアルミニウム製導電性円柱状支持体(実施
例55)、C/S=0.120 (cal/ ℃・cm2 )であるステ
ンレス(SUS304)製導電性円柱状支持体(実施例56)
またはC/S=0.108 (cal/ ℃・cm2 ) であるニッケル
系のメッキを施した鋳鉄製導電性円柱状支持体(実施例
57)を用いた他は、実施例26の場合と同様の構成を
成す感光体を用い、かつプリントスピードを毎分 3枚と
して、実施例26の場合と同一の条件で画像を出力し
た。このとき、実施例55の場合は、C/(S・ω)=
0.012( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後
の画像カブリは0.14% 、感光体の表面温度=34.0℃で、
実施例56の場合は、C/(S・ω)=0.020( cal・s
/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは
0.18% 、感光体の表面温度=34.1℃で、また実施例57
の場合は、C/(S・ω)=0.018( cal・s/ ℃・cm2
・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは0.18% 、感
光体の表面温度=33.9℃であった。そしていずれの場合
もレーザ発振の異常もなかった。これらの結果を表3に
示す。
【0097】実施例58〜60
感光体層形成領域1aの長さが24.0cm、直径0.5cm 、両端
面が長さ1.0cm 、直径0.3cm に突起状1b,1c に小径化さ
れている、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域1aの
面積S(cm2 )との比、C/S=0.072 (cal/ ℃・c
m2 ) であるアルミニウム製導電性円柱状支持体(実施
例58)、C/S=0.120 (cal/ ℃・cm2 )であるステ
ンレス(SUS304)製導電性円柱状支持体(実施例59)
またはC/S=0.108 (cal/ ℃・cm2 ) であるニッケル
系のメッキを施した鋳鉄製導電性円柱状支持体(実施例
60)を用いた他は、実施例26の場合と同様の構成を
成す感光体を用い、かつプリントスピードを毎分 2枚と
して、実施例26の場合と同一の条件で画像を出力し
た。このとき、実施例58の場合は、C/(S・ω)=
0.018( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後
の画像カブリは0.10% 、感光体の表面温度=33.5℃で、
実施例59の場合は、C/(S・ω)=0.030( cal・s
/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは
0.18% 、感光体の表面温度=34.0℃で、また実施例60
の場合は、C/(S・ω)=0.027( cal・s/ ℃・cm2
・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは0.16% 、感
光体の表面温度=33.7℃であった。そしていずれの場合
もレーザ発振の異常もなかった。これらの結果を表3に
示す。
面が長さ1.0cm 、直径0.3cm に突起状1b,1c に小径化さ
れている、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域1aの
面積S(cm2 )との比、C/S=0.072 (cal/ ℃・c
m2 ) であるアルミニウム製導電性円柱状支持体(実施
例58)、C/S=0.120 (cal/ ℃・cm2 )であるステ
ンレス(SUS304)製導電性円柱状支持体(実施例59)
またはC/S=0.108 (cal/ ℃・cm2 ) であるニッケル
系のメッキを施した鋳鉄製導電性円柱状支持体(実施例
60)を用いた他は、実施例26の場合と同様の構成を
成す感光体を用い、かつプリントスピードを毎分 2枚と
して、実施例26の場合と同一の条件で画像を出力し
た。このとき、実施例58の場合は、C/(S・ω)=
0.018( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後
の画像カブリは0.10% 、感光体の表面温度=33.5℃で、
実施例59の場合は、C/(S・ω)=0.030( cal・s
/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは
0.18% 、感光体の表面温度=34.0℃で、また実施例60
の場合は、C/(S・ω)=0.027( cal・s/ ℃・cm2
・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは0.16% 、感
光体の表面温度=33.7℃であった。そしていずれの場合
もレーザ発振の異常もなかった。これらの結果を表3に
示す。
【0098】実施例61〜63
感光体層形成領域1aの長さが24.0cm、直径0.5cm 、両端
面が長さ1.0cm 、直径0.3cm に突起状1b,1c に小径化さ
れている、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域1aの
面積S(cm2 )との比、C/S=0.072 (cal/ ℃・c
m2 ) であるアルミニウム製導電性円柱状支持体(実施
例61)、C/S=0.120 (cal/ ℃・cm2 )であるステ
ンレス(SUS304)製導電性円柱状支持体(実施例62)
またはC/S=0.108 (cal/ ℃・cm2 ) であるニッケル
系のメッキを施した鋳鉄製導電性円柱状支持体(実施例
63)を用いた他は、実施例26の場合と同様の構成を
成す感光体を用い、かつプリントスピードを毎分 1枚と
して、実施例26の場合と同一の条件で画像を出力し
た。このとき、実施例61の場合は、C/(S・ω)=
0.036( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後
の画像カブリは0.17% 、感光体の表面温度=33.8℃で、
実施例62の場合は、C/(S・ω)=0.060( cal・s
/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは
0.20% 、感光体の表面温度=34.0℃で、また実施例63
の場合は、C/(S・ω)=0.054( cal・s/ ℃・cm2
・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは0.16% 、感
光体の表面温度=33.7℃であった。そしていずれの場合
もレーザ発振の異常もなかった。これらの結果を表3に
示す。
面が長さ1.0cm 、直径0.3cm に突起状1b,1c に小径化さ
れている、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域1aの
面積S(cm2 )との比、C/S=0.072 (cal/ ℃・c
m2 ) であるアルミニウム製導電性円柱状支持体(実施
例61)、C/S=0.120 (cal/ ℃・cm2 )であるステ
ンレス(SUS304)製導電性円柱状支持体(実施例62)
またはC/S=0.108 (cal/ ℃・cm2 ) であるニッケル
系のメッキを施した鋳鉄製導電性円柱状支持体(実施例
63)を用いた他は、実施例26の場合と同様の構成を
成す感光体を用い、かつプリントスピードを毎分 1枚と
して、実施例26の場合と同一の条件で画像を出力し
た。このとき、実施例61の場合は、C/(S・ω)=
0.036( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後
の画像カブリは0.17% 、感光体の表面温度=33.8℃で、
実施例62の場合は、C/(S・ω)=0.060( cal・s
/ ℃・cm2 ・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは
0.20% 、感光体の表面温度=34.0℃で、また実施例63
の場合は、C/(S・ω)=0.054( cal・s/ ℃・cm2
・rad)であり、3000枚現像後の画像カブリは0.16% 、感
光体の表面温度=33.7℃であった。そしていずれの場合
もレーザ発振の異常もなかった。これらの結果を表3に
示す。
【0099】比較例7〜9
感光体層形成領域の長さが24.0cm、直径3.0cm 、両端面
が長さ1.0cm 、直径1.0cm に突起状に小径化されてい
る、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域の面積S
(cm2 )との比、C/S=0.433 (cal/ ℃・cm2 )であ
るアルミニウム製導電性円柱状支持体(比較例7)、C
/S=0.720 (cal/ ℃・cm2 ) であるステンレス(SUS3
04)製導電性円柱状支持体(比較例8)またはC/S=
0.648 (cal/℃・cm2 ) であるニッケル系のメッキを施
した鋳鉄製導電性円柱状支持体(比較例9)を用いた他
は、実施例26の場合と同様の構成を成す感光体を用
い、かつプリントスピードを毎分 4枚として、実施例2
6の場合と同一の条件で画像を出力した。ただし、比較
例7のみプリントスピードを毎分 2枚とした。
が長さ1.0cm 、直径1.0cm に突起状に小径化されてい
る、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域の面積S
(cm2 )との比、C/S=0.433 (cal/ ℃・cm2 )であ
るアルミニウム製導電性円柱状支持体(比較例7)、C
/S=0.720 (cal/ ℃・cm2 ) であるステンレス(SUS3
04)製導電性円柱状支持体(比較例8)またはC/S=
0.648 (cal/℃・cm2 ) であるニッケル系のメッキを施
した鋳鉄製導電性円柱状支持体(比較例9)を用いた他
は、実施例26の場合と同様の構成を成す感光体を用
い、かつプリントスピードを毎分 4枚として、実施例2
6の場合と同一の条件で画像を出力した。ただし、比較
例7のみプリントスピードを毎分 2枚とした。
【0100】このとき、比較例7の場合は、C/(S・
ω)=0.646( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、1870枚
現像後の画像カブリは4.02% 、感光体の表面温度=48.8
℃で、またレーザ発振は1900枚現像した時点で停止し
た。比較例8の場合は、C/(S・ω)=0.541( cal・
s/ ℃・cm2 ・rad)であり、2430枚現像後の画像カブリ
は3.25% 、感光体の表面温度=47.1℃で、またレーザ発
振は2500枚現像した時点で停止した。さらに比較例9の
場合は、C/(S・ω)=0.487( cal・s/ ℃・cm2 ・
rad)であり、2150枚現像後の画像カブリは3.01% 、感光
体の表面温度=46.8℃で、またレーザ発振は2200枚現像
した時点で停止した。これらの結果を表3に示す。
ω)=0.646( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、1870枚
現像後の画像カブリは4.02% 、感光体の表面温度=48.8
℃で、またレーザ発振は1900枚現像した時点で停止し
た。比較例8の場合は、C/(S・ω)=0.541( cal・
s/ ℃・cm2 ・rad)であり、2430枚現像後の画像カブリ
は3.25% 、感光体の表面温度=47.1℃で、またレーザ発
振は2500枚現像した時点で停止した。さらに比較例9の
場合は、C/(S・ω)=0.487( cal・s/ ℃・cm2 ・
rad)であり、2150枚現像後の画像カブリは3.01% 、感光
体の表面温度=46.8℃で、またレーザ発振は2200枚現像
した時点で停止した。これらの結果を表3に示す。
【0101】比較例10〜11
感光体層形成領域の長さが24.0cm、直径3.0cm 、両端面
が長さ1.0cm 、直径1.0cm に突起状に小径化されてい
る、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域の面積S
(cm2 )との比、C/S=0.720 (cal/ ℃・cm2 )であ
るステンレス(SUS304)製導電性円柱状支持体(比較例
10)またはC/S=0.648 (cal/ ℃・cm2 ) であるニ
ッケル系のメッキを施した鋳鉄製導電性円柱状支持体
(比較例11)を用いた他は、実施例26の場合と同様
の構成を成す感光体を用い、かつプリントスピードを毎
分 3枚として、実施例26の場合と同一の条件で画像を
出力した。このとき、比較例10の場合は、C/(S・
ω)=0.720( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、1810枚
現像後の画像カブリは5.25% 、感光体の表面温度=51.0
℃で、またレーザ発振は1800枚現像した時点で停止し
た。さらに比較例11の場合は、C/(S・ω)=0.64
8( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、1980枚現像後の画
像カブリは4.20% 、感光体の表面温度=49.0℃で、また
レーザ発振は2000枚現像した時点で停止した。これらの
結果を表3に示す。
が長さ1.0cm 、直径1.0cm に突起状に小径化されてい
る、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域の面積S
(cm2 )との比、C/S=0.720 (cal/ ℃・cm2 )であ
るステンレス(SUS304)製導電性円柱状支持体(比較例
10)またはC/S=0.648 (cal/ ℃・cm2 ) であるニ
ッケル系のメッキを施した鋳鉄製導電性円柱状支持体
(比較例11)を用いた他は、実施例26の場合と同様
の構成を成す感光体を用い、かつプリントスピードを毎
分 3枚として、実施例26の場合と同一の条件で画像を
出力した。このとき、比較例10の場合は、C/(S・
ω)=0.720( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、1810枚
現像後の画像カブリは5.25% 、感光体の表面温度=51.0
℃で、またレーザ発振は1800枚現像した時点で停止し
た。さらに比較例11の場合は、C/(S・ω)=0.64
8( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、1980枚現像後の画
像カブリは4.20% 、感光体の表面温度=49.0℃で、また
レーザ発振は2000枚現像した時点で停止した。これらの
結果を表3に示す。
【0102】比較例12〜13
感光体層形成領域の長さが24.0cm、直径3.0cm 、両端面
が長さ1.0cm 、直径1.0cm に突起状に小径化されてい
る、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域の面積S
(cm2 )との比、C/S=0.720 (cal/ ℃・cm2 )であ
るステンレス(SUS304)製導電性円柱状支持体(比較例
12)またはC/S=0.648 (cal/ ℃・cm2 ) であるニ
ッケル系のメッキを施した鋳鉄製導電性円柱状支持体
(比較例13)を用いた他は、実施例26の場合と同様
の構成を成す感光体を用い、かつプリントスピードを毎
分 2枚として、実施例26の場合と同一の条件で画像を
出力した。このとき、比較例12の場合は、C/(S・
ω)=1.075( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、1680枚
現像後の画像カブリは5.88% 、感光体の表面温度=52.0
℃で、またレーザ発振は1700枚現像した時点で停止し
た。さらに比較例13の場合は、C/(S・ω)=0.96
7( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、1720枚現像後の画
像カブリは5.28% 、感光体の表面温度=51.8℃で、また
レーザ発振は1700枚現像した時点で停止した。これらの
結果を表3に示す。
が長さ1.0cm 、直径1.0cm に突起状に小径化されてい
る、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域の面積S
(cm2 )との比、C/S=0.720 (cal/ ℃・cm2 )であ
るステンレス(SUS304)製導電性円柱状支持体(比較例
12)またはC/S=0.648 (cal/ ℃・cm2 ) であるニ
ッケル系のメッキを施した鋳鉄製導電性円柱状支持体
(比較例13)を用いた他は、実施例26の場合と同様
の構成を成す感光体を用い、かつプリントスピードを毎
分 2枚として、実施例26の場合と同一の条件で画像を
出力した。このとき、比較例12の場合は、C/(S・
ω)=1.075( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、1680枚
現像後の画像カブリは5.88% 、感光体の表面温度=52.0
℃で、またレーザ発振は1700枚現像した時点で停止し
た。さらに比較例13の場合は、C/(S・ω)=0.96
7( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、1720枚現像後の画
像カブリは5.28% 、感光体の表面温度=51.8℃で、また
レーザ発振は1700枚現像した時点で停止した。これらの
結果を表3に示す。
【0103】比較例14〜16
感光体層形成領域の長さが24.0cm、直径2.0cm 、両端面
が長さ1.0cm 、直径1.0cm に突起状に小径化されてい
る、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域の面積S
(cm2 )との比、C/S=0.289 (cal/ ℃・cm2 )であ
るアルミニウム製導電性円柱状支持体(比較例14)、
C/S=0.480 (cal/ ℃・cm2 ) であるステンレス(SU
S304)製導電性円柱状支持体(比較例15)またはC/
S=0.432 (cal/ ℃・cm2 ) であるニッケル系のメッキ
を施した鋳鉄製導電性円柱状支持体(比較例16)を用
いた他は、実施例26の場合と同様の構成を成す感光体
を用い、かつプリントスピードを毎分 1枚もしくは 2枚
として、実施例26の場合と同一の条件で画像を出力し
た。このとき、比較例14の場合は、C/(S・ω)=
0.578( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、1890枚現像後
の画像カブリは3.42%、感光体の表面温度=47.6℃で、
またレーザ発振は1900枚現像した時点で停止した。比較
例15の場合は、C/(S・ω)=0.480( cal・s/ ℃
・cm2 ・rad)であり、2230枚現像後の画像カブリは2.99
% 、感光体の表面温度=47.0℃で、またレーザ発振は22
00枚現像した時点で停止した。さらに比較例16の場合
は、C/(S・ω)=0.432( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)
であり、2210枚現像後の画像カブリは2.87% 、感光体の
表面温度=46.7℃で、またレーザ発振は2200枚現像した
時点で停止した。これらの結果を表3に示す。
が長さ1.0cm 、直径1.0cm に突起状に小径化されてい
る、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域の面積S
(cm2 )との比、C/S=0.289 (cal/ ℃・cm2 )であ
るアルミニウム製導電性円柱状支持体(比較例14)、
C/S=0.480 (cal/ ℃・cm2 ) であるステンレス(SU
S304)製導電性円柱状支持体(比較例15)またはC/
S=0.432 (cal/ ℃・cm2 ) であるニッケル系のメッキ
を施した鋳鉄製導電性円柱状支持体(比較例16)を用
いた他は、実施例26の場合と同様の構成を成す感光体
を用い、かつプリントスピードを毎分 1枚もしくは 2枚
として、実施例26の場合と同一の条件で画像を出力し
た。このとき、比較例14の場合は、C/(S・ω)=
0.578( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、1890枚現像後
の画像カブリは3.42%、感光体の表面温度=47.6℃で、
またレーザ発振は1900枚現像した時点で停止した。比較
例15の場合は、C/(S・ω)=0.480( cal・s/ ℃
・cm2 ・rad)であり、2230枚現像後の画像カブリは2.99
% 、感光体の表面温度=47.0℃で、またレーザ発振は22
00枚現像した時点で停止した。さらに比較例16の場合
は、C/(S・ω)=0.432( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)
であり、2210枚現像後の画像カブリは2.87% 、感光体の
表面温度=46.7℃で、またレーザ発振は2200枚現像した
時点で停止した。これらの結果を表3に示す。
【0104】比較例17〜18
感光体層形成領域の長さが24.0cm、直径2.0cm 、両端面
が長さ1.0cm 、直径1.0cm に突起状に小径化されてい
る、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域の面積S
(cm2 )との比、C/S=0.960 (cal/ ℃・cm2 )であ
るステンレス(SUS304)製導電性円柱状支持体(比較例
17)またはC/S=0.864 (cal/ ℃・cm2 ) であるニ
ッケル系のメッキを施した鋳鉄製導電性円柱状支持体
(比較例18)を用いた他は、実施例26の場合と同様
の構成を成す感光体を用い、かつプリントスピードを毎
分 1枚として、実施例26の場合と同一の条件で画像を
出力した。このとき、比較例17の場合は、C/(S・
ω)=0.960( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、1740枚
現像後の画像カブリは5.20% 、感光体の表面温度=51.7
℃で、またレーザ発振は1700枚現像した時点で停止し
た。さらに比較例18の場合は、C/(S・ω)=0.86
4( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、1880枚現像後の画
像カブリは4.77% 、感光体の表面温度=50.3℃で、また
レーザ発振は1900枚現像した時点で停止した。これらの
結果を表3に示す。
が長さ1.0cm 、直径1.0cm に突起状に小径化されてい
る、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域の面積S
(cm2 )との比、C/S=0.960 (cal/ ℃・cm2 )であ
るステンレス(SUS304)製導電性円柱状支持体(比較例
17)またはC/S=0.864 (cal/ ℃・cm2 ) であるニ
ッケル系のメッキを施した鋳鉄製導電性円柱状支持体
(比較例18)を用いた他は、実施例26の場合と同様
の構成を成す感光体を用い、かつプリントスピードを毎
分 1枚として、実施例26の場合と同一の条件で画像を
出力した。このとき、比較例17の場合は、C/(S・
ω)=0.960( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、1740枚
現像後の画像カブリは5.20% 、感光体の表面温度=51.7
℃で、またレーザ発振は1700枚現像した時点で停止し
た。さらに比較例18の場合は、C/(S・ω)=0.86
4( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、1880枚現像後の画
像カブリは4.77% 、感光体の表面温度=50.3℃で、また
レーザ発振は1900枚現像した時点で停止した。これらの
結果を表3に示す。
【0105】比較例19〜20
感光体層形成領域の長さが24.0cm、直径1.5cm 、両端面
が長さ1.0cm 、直径1.0cm に突起状に小径化されてい
る、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域の面積S
(cm2 )との比、C/S=0.360 (cal/ ℃・cm2 )であ
るステンレス(SUS304)製導電性円柱状支持体(比較例
19)またはC/S=0.324 (cal/ ℃・cm2 ) であるニ
ッケル系のメッキを施した鋳鉄製導電性円柱状支持体
(比較例20)を用いた他は、実施例26の場合と同様
の構成を成す感光体を用い、かつプリントスピードを毎
分 1枚として、実施例26の場合と同一の条件で画像を
出力した。このとき、比較例19の場合は、C/(S・
ω)=0.537( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、2300枚
現像後の画像カブリは3.33% 、感光体の表面温度=47.0
℃で、またレーザ発振は2300枚現像した時点で停止し
た。さらに比較例20の場合は、C/(S・ω)=0.48
4( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、2200枚現像後の画
像カブリは3.25% 、感光体の表面温度=47.0℃で、また
レーザ発振は2200枚現像した時点で停止した。これらの
結果を表3に示す。
が長さ1.0cm 、直径1.0cm に突起状に小径化されてい
る、熱容量C(cal/ ℃)と感光体層形成領域の面積S
(cm2 )との比、C/S=0.360 (cal/ ℃・cm2 )であ
るステンレス(SUS304)製導電性円柱状支持体(比較例
19)またはC/S=0.324 (cal/ ℃・cm2 ) であるニ
ッケル系のメッキを施した鋳鉄製導電性円柱状支持体
(比較例20)を用いた他は、実施例26の場合と同様
の構成を成す感光体を用い、かつプリントスピードを毎
分 1枚として、実施例26の場合と同一の条件で画像を
出力した。このとき、比較例19の場合は、C/(S・
ω)=0.537( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、2300枚
現像後の画像カブリは3.33% 、感光体の表面温度=47.0
℃で、またレーザ発振は2300枚現像した時点で停止し
た。さらに比較例20の場合は、C/(S・ω)=0.48
4( cal・s/ ℃・cm2 ・rad)であり、2200枚現像後の画
像カブリは3.25% 、感光体の表面温度=47.0℃で、また
レーザ発振は2200枚現像した時点で停止した。これらの
結果を表3に示す。
【0106】実施例64
図2(a) に正面を、図2(b),(c) に側面をそれぞれ示す
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を用意した。
なお、この導電性円柱状支持体は、感光体層形成領域1a
の長さが24.0cm、直径1.5cm 、両端面が長さ1.0cm 、直
径1.0cm に突起状1b,1c に小径化されており、円柱状支
持体の曲率半径rが0.75cmである。
構造のアルミニウム製導電性円柱状支持体を用意した。
なお、この導電性円柱状支持体は、感光体層形成領域1a
の長さが24.0cm、直径1.5cm 、両端面が長さ1.0cm 、直
径1.0cm に突起状1b,1c に小径化されており、円柱状支
持体の曲率半径rが0.75cmである。
【0107】この導電性円柱状支持体の外周面上に、実
施例1の場合と同様にして感光体層を形成し、感光体を
作製した。このようにして作製した3層構成の感光体を
電子写真方式のLEDプリンタに搭載し、宮坂らの方法
(“Japan Hardcopy´90”論文集、E
P−37P)で電子写真用感光体上の静電潜像を測定す
ることにより、副走査方向のムラを評価した。すなわ
ち、直径 50 μm の測定電極を用い、感光体との間を 3
0 μm に保ちながら、A 4換算で毎分 6枚を印字できる
プロセススピード(p=2.96cm/s)にてプリンタを稼動さ
せ、露光直後(1秒後)の副走査方向の静電潜像の解像
度を測定した。なお、この方法によれば、500dpiの分解
能で静電潜像の測定が可能である。この結果を表4に示
す。
施例1の場合と同様にして感光体層を形成し、感光体を
作製した。このようにして作製した3層構成の感光体を
電子写真方式のLEDプリンタに搭載し、宮坂らの方法
(“Japan Hardcopy´90”論文集、E
P−37P)で電子写真用感光体上の静電潜像を測定す
ることにより、副走査方向のムラを評価した。すなわ
ち、直径 50 μm の測定電極を用い、感光体との間を 3
0 μm に保ちながら、A 4換算で毎分 6枚を印字できる
プロセススピード(p=2.96cm/s)にてプリンタを稼動さ
せ、露光直後(1秒後)の副走査方向の静電潜像の解像
度を測定した。なお、この方法によれば、500dpiの分解
能で静電潜像の測定が可能である。この結果を表4に示
す。
【0108】実施例65
実施例64と同一の感光体を用い、A 4換算で毎分 4枚
を印字できるプロセススピード(p=1.97cm/s)にてプリ
ンタを稼動させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静
電潜像の解像度を測定した。この結果を表4に示す。
を印字できるプロセススピード(p=1.97cm/s)にてプリ
ンタを稼動させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静
電潜像の解像度を測定した。この結果を表4に示す。
【0109】実施例66
実施例64と同一の感光体を用い、A 4換算で毎分 2枚
を印字できるプロセススピード(p=0.99cm/s)にてプリ
ンタを稼動させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静
電潜像の解像度を測定した。この結果を表4に示す。
を印字できるプロセススピード(p=0.99cm/s)にてプリ
ンタを稼動させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静
電潜像の解像度を測定した。この結果を表4に示す。
【0110】実施例67
実施例64と同一の感光体を用い、A 4換算で毎分 1枚
を印字できるプロセススピード(p=0.49cm/s)にてプリ
ンタを稼動させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静
電潜像の解像度を測定した。この結果を表4に示す。
を印字できるプロセススピード(p=0.49cm/s)にてプリ
ンタを稼動させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静
電潜像の解像度を測定した。この結果を表4に示す。
【0111】実施例68
感光体層形成領域1aの長さが24.0cm、直径1.0cm 、両端
面が長さ1.0cm 、直径0.5cm に突起状1b,1c に小径化さ
れており、曲率半径rが0.50cmである以外は実施例64
と同一の感光体を用い、A 4換算で毎分 6枚を印字でき
るプロセススピード(p=2.96cm/s)にてプリンタを稼動
させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静電潜像の解
像度を測定した。この結果を表4に示す。
面が長さ1.0cm 、直径0.5cm に突起状1b,1c に小径化さ
れており、曲率半径rが0.50cmである以外は実施例64
と同一の感光体を用い、A 4換算で毎分 6枚を印字でき
るプロセススピード(p=2.96cm/s)にてプリンタを稼動
させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静電潜像の解
像度を測定した。この結果を表4に示す。
【0112】実施例69
実施例68と同一の感光体を用い、A 4換算で毎分 4枚
を印字できるプロセススピード(p=1.97cm/s)にてプリ
ンタを稼動させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静
電潜像の解像度を測定した。この結果を表4に示す。
を印字できるプロセススピード(p=1.97cm/s)にてプリ
ンタを稼動させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静
電潜像の解像度を測定した。この結果を表4に示す。
【0113】実施例70
実施例68と同一の感光体を用い、A 4換算で毎分 2枚
を印字できるプロセススピード(p=0.99cm/s)にてプリ
ンタを稼動させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静
電潜像の解像度を測定した。この結果を表4に示す。
を印字できるプロセススピード(p=0.99cm/s)にてプリ
ンタを稼動させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静
電潜像の解像度を測定した。この結果を表4に示す。
【0114】実施例71
実施例68と同一の感光体を用い、A 4換算で毎分 1枚
を印字できるプロセススピード(p=0.49cm/s)にてプリ
ンタを稼動させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静
電潜像の解像度を測定した。この結果を表4に示す。
を印字できるプロセススピード(p=0.49cm/s)にてプリ
ンタを稼動させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静
電潜像の解像度を測定した。この結果を表4に示す。
【0115】実施例72
感光体層形成領域1aの長さが24.0cm、直径0.5cm 、両端
面が長さ1.0cm 、直径0.3cm に突起状1b,1c に小径化さ
れており、曲率半径rが0.25cmである以外は実施例64
と同一の感光体を用い、A 4換算で毎分 6枚を印字でき
るプロセススピード(p=2.96cm/s)にてプリンタを稼動
させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静電潜像の解
像度を測定した。この結果を表4に示す。
面が長さ1.0cm 、直径0.3cm に突起状1b,1c に小径化さ
れており、曲率半径rが0.25cmである以外は実施例64
と同一の感光体を用い、A 4換算で毎分 6枚を印字でき
るプロセススピード(p=2.96cm/s)にてプリンタを稼動
させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静電潜像の解
像度を測定した。この結果を表4に示す。
【0116】実施例73
実施例72と同一の感光体を用い、A 4換算で毎分 4枚
を印字できるプロセススピード(p=1.97cm/s)にてプリ
ンタを稼動させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静
電潜像の解像度を測定した。この結果を表4に示す。
を印字できるプロセススピード(p=1.97cm/s)にてプリ
ンタを稼動させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静
電潜像の解像度を測定した。この結果を表4に示す。
【0117】実施例74
実施例72と同一の感光体を用い、A 4換算で毎分 2枚
を印字できるプロセススピード(p=0.99cm/s)にてプリ
ンタを稼動させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静
電潜像の解像度を測定した。この結果を表4に示す。
を印字できるプロセススピード(p=0.99cm/s)にてプリ
ンタを稼動させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静
電潜像の解像度を測定した。この結果を表4に示す。
【0118】実施例75
実施例72と同一の感光体を用い、A 4換算で毎分 1枚
を印字できるプロセススピード(p=0.49cm/s)にてプリ
ンタを稼動させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静
電潜像の解像度を測定した。この結果を表4に示す。
を印字できるプロセススピード(p=0.49cm/s)にてプリ
ンタを稼動させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静
電潜像の解像度を測定した。この結果を表4に示す。
【0119】参考例1
感光体層形成領域1aの長さが24.0cm、直径3.0cm 、両端
面が長さ1.0cm 、直径1.0cm に突起状1b,1c に小径化さ
れており、曲率半径rが1.50cmである以外は実施例64
と同一の感光体を用い、A 4換算で毎分 6枚を印字でき
るプロセススピード(p=2.96cm/s)にてプリンタを稼動
させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静電潜像の解
像度を測定した。この結果を表4に示す。
面が長さ1.0cm 、直径1.0cm に突起状1b,1c に小径化さ
れており、曲率半径rが1.50cmである以外は実施例64
と同一の感光体を用い、A 4換算で毎分 6枚を印字でき
るプロセススピード(p=2.96cm/s)にてプリンタを稼動
させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静電潜像の解
像度を測定した。この結果を表4に示す。
【0120】参考例2
感光体層形成領域1aの長さが24.0cm、直径2.0cm 、両端
面が長さ1.0cm 、直径1.0cm に突起状1b,1c に小径化さ
れており、曲率半径rが1.00cmである以外は実施例64
と同一の感光体を用い、A 4換算で毎分 6枚を印字でき
るプロセススピード(p=2.96cm/s)にてプリンタを稼動
させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静電潜像の解
像度を測定した。この結果を表4に示す。
面が長さ1.0cm 、直径1.0cm に突起状1b,1c に小径化さ
れており、曲率半径rが1.00cmである以外は実施例64
と同一の感光体を用い、A 4換算で毎分 6枚を印字でき
るプロセススピード(p=2.96cm/s)にてプリンタを稼動
させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静電潜像の解
像度を測定した。この結果を表4に示す。
【0121】参考例3
感光体層形成領域1aの長さが24.0cm、直径1.5cm 、両端
面が長さ1.0cm 、直径1.0cm に突起状1b,1c に小径化さ
れており、曲率半径rが0.75cmである以外は実施例64
と同一の感光体を用い、A 4換算で毎分12枚を印字でき
るプロセススピード(p=5.92cm/s)にてプリンタを稼動
させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静電潜像の解
像度を測定した。この結果を表4に示す。
面が長さ1.0cm 、直径1.0cm に突起状1b,1c に小径化さ
れており、曲率半径rが0.75cmである以外は実施例64
と同一の感光体を用い、A 4換算で毎分12枚を印字でき
るプロセススピード(p=5.92cm/s)にてプリンタを稼動
させ、露光直後(1 秒後)の副走査方向の静電潜像の解
像度を測定した。この結果を表4に示す。
【0122】表4に示されるように、導電性円柱状支持
体の曲率半径rが0.75cm以下であり、この曲率半径をr
(cm)、稼動時の感光体の周速をp(cm/s)としたと
き、r・p≦ 2.3を満足する実施例64から実施例75
では、いずれも副走査方向の静電潜像の解像度が向上し
ていることがわかる。これに対して、rまたはr・pが
この範囲を逸脱した参考例1から参考例3では、実施例
64から実施例75と比較して、副走査方向の静電潜像
の解像度が低いことが確認された。
体の曲率半径rが0.75cm以下であり、この曲率半径をr
(cm)、稼動時の感光体の周速をp(cm/s)としたと
き、r・p≦ 2.3を満足する実施例64から実施例75
では、いずれも副走査方向の静電潜像の解像度が向上し
ていることがわかる。これに対して、rまたはr・pが
この範囲を逸脱した参考例1から参考例3では、実施例
64から実施例75と比較して、副走査方向の静電潜像
の解像度が低いことが確認された。
【0123】
【表2】
【0124】
【表3】
【0125】
【表4】
【0126】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように、本発明
に係る電子写真用感光体は、静電潜像の形成およびその
現像のため回転駆動された場合において、感光体の半径
方向の面振れ発生が容易に抑制ないし防止されるので、
回転中の感光体と現像器の間のギャップ変化に伴う現像
ムラ、光路長変化に伴う潜像ボケ、帯電ムラを効果的に
低減できる。したがって、本発明に係る構成の電子写真
用感光体の使用により、常に高画質の電子写真画像など
の提供が可能となる。
に係る電子写真用感光体は、静電潜像の形成およびその
現像のため回転駆動された場合において、感光体の半径
方向の面振れ発生が容易に抑制ないし防止されるので、
回転中の感光体と現像器の間のギャップ変化に伴う現像
ムラ、光路長変化に伴う潜像ボケ、帯電ムラを効果的に
低減できる。したがって、本発明に係る構成の電子写真
用感光体の使用により、常に高画質の電子写真画像など
の提供が可能となる。
【図1】aは本発明に係る電子写真用感光体の要部を成
す導電性円柱状支持体の構成例を示す正面図、b,cは
側面図。
す導電性円柱状支持体の構成例を示す正面図、b,cは
側面図。
【図2】aは本発明に係る電子写真用感光体の要部を成
す導電性円柱状支持体の構成例を示す正面図、b,cは
側面図。
す導電性円柱状支持体の構成例を示す正面図、b,cは
側面図。
【図3】aは本発明に係る電子写真用感光体の要部を成
す導電性円柱状支持体の構成例を示す正面図、b,cは
側面図。
す導電性円柱状支持体の構成例を示す正面図、b,cは
側面図。
【図4】aは本発明に係る電子写真用感光体の要部を成
す導電性円柱状支持体の構成例を示す正面図、b,cは
側面図。
す導電性円柱状支持体の構成例を示す正面図、b,cは
側面図。
【図5】aは本発明に係る電子写真用感光体の要部を成
す導電性円柱状支持体の構成例を示す正面図、b,cは
側面図。
す導電性円柱状支持体の構成例を示す正面図、b,cは
側面図。
【図6】aは本発明に係る電子写真用感光体の要部を成
す導電性円柱状支持体の構成例を示す正面図、b,cは
側面図。
す導電性円柱状支持体の構成例を示す正面図、b,cは
側面図。
【図7】aは本発明に係る電子写真用感光体の要部を成
す導電性円柱状支持体の構成例を示す正面図、b,cは
側面図。
す導電性円柱状支持体の構成例を示す正面図、b,cは
側面図。
【図8】aは本発明に係る電子写真用感光体の要部を成
す導電性円柱状支持体の構成例を示す正面図、b,cは
側面図。
す導電性円柱状支持体の構成例を示す正面図、b,cは
側面図。
【図9】aは本発明に係る電子写真用感光体の要部を成
す導電性円柱状支持体の構成例を示す正面図、b,cは
側面図。
す導電性円柱状支持体の構成例を示す正面図、b,cは
側面図。
【図10】aは本発明に係る電子写真用感光体の要部を
成す導電性円柱状支持体の構成例を示す正面図、b,c
は側面図。
成す導電性円柱状支持体の構成例を示す正面図、b,c
は側面図。
【図11】aは本発明に係る電子写真用感光体の要部を
成す導電性円柱状支持体の構成例を示す正面図、b,c
は側面図。
成す導電性円柱状支持体の構成例を示す正面図、b,c
は側面図。
【図12】aは本発明に係る電子写真用感光体の要部を
成す導電性円柱状支持体の構成例を示す正面図、b,c
は側面図。
成す導電性円柱状支持体の構成例を示す正面図、b,c
は側面図。
【図13】aは本発明に係る電子写真用感光体の要部を
成す導電性円柱状支持体の構成例を示す正面図、b,c
は側面図。
成す導電性円柱状支持体の構成例を示す正面図、b,c
は側面図。
【図14】従来の電子写真用感光体の要部を成す導電性
円筒状支持体の構成例を示す分解断面図。
円筒状支持体の構成例を示す分解断面図。
【図15】従来の電子写真用感光体の要部を成す導電性
円筒状支持体の他の構成例を示す分解断面図。
円筒状支持体の他の構成例を示す分解断面図。
1…導電性円柱状支持体 1a…感光体層形成領域面 1
b,1c …小径化された領域 1d…凹部 1e…V型凹部 1
f…平面 1g…溝 1h…ギヤー 1i…陥没部 1j…D 型
カット部 2…導電性円筒状支持体 2a,2b …フランジ
b,1c …小径化された領域 1d…凹部 1e…V型凹部 1
f…平面 1g…溝 1h…ギヤー 1i…陥没部 1j…D 型
カット部 2…導電性円筒状支持体 2a,2b …フランジ
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フロントページの続き
(72)発明者 斉藤 三長
神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株
式会社東芝総合研究所内
(72)発明者 西沢 秀之
神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株
式会社東芝総合研究所内
(72)発明者 大高 善光
静岡県三島市南町6−78 東京電気株式会
社技術研究所内
(72)発明者 遠藤 光治
静岡県三島市南町6−78 東京電気株式会
社技術研究所内
Claims (5)
- 【請求項1】 導電性支持体の周面に感光体層を形成し
て成る電子写真用感光体において、 前記導電性支持体が実質的に非中空な円柱状支持体であ
ることを特徴とする電子写真用感光体。 - 【請求項2】 請求項1において、実質的に非中空な円
柱状支持体の慣性モーメントI(g・cm2 ) を0.4 ≦I≦
140 に設定したことを特徴とする電子写真用感光体。 - 【請求項3】 請求項1において、実質的に非中空な円
柱状支持体の少なくとも一方の端面側に同軸かつ一体に
駆動伝達機構を設けたことを特徴とする電子写真用感光
体。 - 【請求項4】 請求項1記載の電子写真用感光体の感光
体層に形成された静電潜像をトナーで現像する電子写真
現像方法において、 円柱状支持体周面上に形成される感光体層部分の面積を
S(cm2 )、円柱状支持体の熱容量をC(cal /℃)、
感光体層に形成される静電潜像を現像する場合の電子写
真用感光体の回転速度をω(rad /s)としたとき、 C/(S・ω)≦ 0.4 と設定することを特徴とする電子写真現像方法。 - 【請求項5】 請求項1記載の電子写真用感光体の感光
体層に形成された静電潜像をトナーで現像する電子写真
現像方法において、 円柱状支持体の曲率半径が 0.75 cm以下であり、この円
柱状支持体の曲率半径をr(cm)、感光体層に形成され
る静電潜像を現像する場合の電子写真用感光体の周速を
p(cm/s )としたとき、 r・p≦ 2.3 と設定することを特徴とする電子写真現像方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3256413A JPH0535168A (ja) | 1990-10-23 | 1991-10-03 | 電子写真用感光体およびこれを用いた電子写真現像方法 |
Applications Claiming Priority (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2-284581 | 1990-10-23 | ||
JP28458190 | 1990-10-23 | ||
JP2-317054 | 1990-11-21 | ||
JP31705490 | 1990-11-21 | ||
JP6194191 | 1991-03-26 | ||
JP3-61941 | 1991-03-26 | ||
JP3256413A JPH0535168A (ja) | 1990-10-23 | 1991-10-03 | 電子写真用感光体およびこれを用いた電子写真現像方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0535168A true JPH0535168A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=27464105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3256413A Pending JPH0535168A (ja) | 1990-10-23 | 1991-10-03 | 電子写真用感光体およびこれを用いた電子写真現像方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0535168A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014044371A (ja) * | 2012-08-28 | 2014-03-13 | Oki Data Corp | 画像形成装置、及び、画像形成ユニット |
-
1991
- 1991-10-03 JP JP3256413A patent/JPH0535168A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014044371A (ja) * | 2012-08-28 | 2014-03-13 | Oki Data Corp | 画像形成装置、及び、画像形成ユニット |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010626 |