JPH0534914Y2 - - Google Patents

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JPH0534914Y2
JPH0534914Y2 JP6803388U JP6803388U JPH0534914Y2 JP H0534914 Y2 JPH0534914 Y2 JP H0534914Y2 JP 6803388 U JP6803388 U JP 6803388U JP 6803388 U JP6803388 U JP 6803388U JP H0534914 Y2 JPH0534914 Y2 JP H0534914Y2
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heat
tube
friction modifier
take
shrinkable tube
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  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は熱収縮チユーブの引取装置、さらに
詳しく言えば熱収縮チユーブの連続製造装置に併
設されるべき熱収縮チユーブの引取装置に関する
ものである。
[従来の技術] 第2図について熱収縮チユーブの連続製造装置
とこれに併設される従来の熱収縮チユーブ引取装
置を簡単に説明する。
熱収縮チユーブの材料となる溶融樹脂15は中
空円柱状の押圧用ダイス1とこれと同軸的に設け
られるマンドレル2との間に画成される円環状の
樹脂通路3を通つて中空円注状に押し出され、同
じく中空円柱状の架橋筒7の内周面に沿い下方に
向かう。このとき中空円柱状の樹脂4と架橋筒7
の内面との間の摩擦を緩和軽減するためにシリコ
ンオイルなどの潤滑性を有する液体からなる摩擦
緩和剤が供給口9から供給される。
このチユーブ状に押し出された樹脂4は供給路
6から送られる圧力流体によつて膨張せしめられ
ると同時に、ヒータ8によつて加熱架橋され、架
橋筒7の下方に連結される下方に向かつて大径と
なる拡径案内管10の内面10Aに沿つて展伸さ
れて所望の直径まで拡大され熱収縮チユーブ5と
なる。
この後熱収縮チユーブ5はガイド12によつて
篇平に変形され、拡径案内管10の下方に配設さ
れる1対の押圧ローラ101に挟圧されて図示し
ていない巻取装置に送られるのである。なお符号
11は冷却装置を示す。
[考案が解決しようとする課題] 押圧ローラ101の周面と接触する熱収縮チユ
ーブ5の表面に潤滑性を有する液体からなる摩擦
緩和剤が付着しているため押圧ローラ101との
間にすべりが生じて円滑な送りが阻害される問題
がある。さらに摩擦力を大きくするために押圧ロ
ーラ101間の押圧力を大きくするとこんどはチ
ユーブが変形するなどの問題が生じる。
上述の問題を解決するため熱収縮チユーブを引
き取る1対の押圧ローラを、表面にたとえばロー
レツト加工を施して粗面とし摩擦係数を高めた粗
周面ローラとすることが考えられるが、しかしこ
のような粗周面押圧ローラの場合には、その粗周
面がやわらかい熱収縮チユーブの表面に押しつけ
られる結果、押圧ローラの外周面の模様、たとえ
ば上記のローレツト目が熱収縮チユーブの表面に
刻設されてしまうなどの新たな問題が生じる。
[課題を解決するための手段] この考案は上述の課題を解決するためになされ
たものであつて、熱収縮チユーブの製造装置にお
ける拡径案内管の下方に設けられる1対の密封用
押圧ローラと、前記密封用押圧ローラの下流に設
けられる摩擦緩和剤除去装置と、前記摩擦緩和剤
除去装置の下流に設けられる1対の引取ローラと
を含む熱収縮チユーブの引取装置である。
また、上記摩擦緩和剤除去装置として特に、使
用された摩擦緩和剤を溶融させる溶剤の収容され
たタンクと、熱収縮チユーブの走行経路に、これ
に接触するよう配設される払拭具とを含むものを
採用した熱収縮チユーブの引取装置である。
[作用] 拡径案内管の下方に設けられる1対の密閉用押
圧ローーラは供給路から送られる圧力流体の漏洩
を防止してチユーブを拡径案内管の管壁に密着さ
せる作用のみを果たし、引張りには寄与しない。
そして密閉用押圧ローラを通過した熱収縮チユー
ブは摩擦緩和剤除去装置によつてその表面から摩
擦緩和剤が除去される。
こうして表面に付着せる摩擦緩和剤が除去され
た熱収縮チユーブは摩擦係数の値を増大させた表
面状態となるので、外周面が平滑な通常の引取ロ
ーラによつてすべることなく容易に引き取ること
ができるものとなる。
[実施例] 第1図についてこの考案の一実施例を説明す
る。
熱収縮チユーブの製造装置の下端に位置する拡
径案内管10の下方に1対の密封用押圧ローラ1
3が設けられる。この密封用押圧ローラ13は周
表面をできるだけ平滑にした押圧専用のローラで
あつて、比較的高い押圧力をもつて使用され、こ
れにより熱収縮チユーブ5の下端部分を両側から
強く押圧して熱収縮チユーブ5を完全に密封し、
この結果供給路6から熱収縮チユーブ内に供給さ
れる圧力流体の漏洩を防止して該チユーブを拡径
案内管10の管壁10Aに押しつけることができ
る。
密封用押圧ローラ13の下流には摩擦緩和剤除
去装置14が設けられる。これは摩擦緩和剤を溶
融させる適宜の溶剤14Aを収容したタンクと、
このタンク内あるいはすぐ下流の熱収縮チユーブ
5の走行路に、熱収縮チユーブ5自身の管壁であ
る2枚のシート5A,5Bに接触するように配置
されるブラシ、スポンジ等の払拭具14Bとから
成る。
タンク内に収容される溶剤14Aは、使用され
る摩擦緩和剤の種類に応じてこれを最も有効に溶
かすものが選択される。熱収縮チユーブ5の表面
に付着した摩擦緩和剤はタンク内において溶剤1
4Aによつて溶融され、この状態で払拭具14B
に接触するためチユーブ5の表面から確実に除去
される。
摩擦緩和剤除去装置14の下流には熱収縮チユ
ーブ5を押圧する1対の引取ローラ16が設けら
れる。この引取ローラ16は表面が平滑な普通の
ピンチローラでよく、駆動モータ17により回転
駆動される。しかして熱収縮チユーブ5は、その
表面に付着していた摩擦緩和剤が既に払拭除去さ
れているので該引取ローラ16によつて容易に引
き取り走行される。
引取ローラ16の下流には駆動モータ19によ
つて回転駆動される巻取装置18が設けられ、引
取ローラ16により引き取られた熱収縮チユーブ
5が巻き取られる。
[考案の効果] この考案によれば、摩擦緩和剤除去装置によ
つて熱収縮チユーブの表面に付着している摩擦緩
和剤を除去することができ、そのため摩擦緩和剤
除去装置の下流に設けられる通常の表面平滑な引
取ローラにより、押圧力をあまり大きくしなくて
も製品の熱収縮チユーブを滑ることなく確実に引
き取ることができ、また密封用押圧ローラは表
面をできるだけ平滑にした押圧密封専用であるた
め、熱収縮チユーブの表面に傷をつけるなどの恐
れが全くなく、圧力流体の漏洩を効果的に防止し
て熱収縮チユーブの膨張を確実になさしめ得るも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る装置の一実施例を示す
概略側面図、第2図は従来の熱収縮チユーブ製造
装置を示す側断面図である。 13……密封用押圧ローラ、14……摩擦緩和
剤除去装置、14A……溶剤、14B……払拭
具、16……引取ローラ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 熱収縮チユーブの製造装置における拡径案内
    管10の下方に設けられる1対の密封用押圧ロ
    ーラ13と、前記密封用押圧ローラ13の下流
    に設けられる摩擦緩和剤除去装置14と、前記
    摩擦緩和剤除去装置の下流に設けられる1対の
    引取ローラ16とを含む熱収縮チユーブの引取
    装置。 2 前記摩擦緩和剤除去装置が、使用された摩擦
    緩和剤を溶融させる溶剤14Aの収容されたタ
    ンクと、熱収縮チユーブ5と接触するようその
    走行径路に配設される払拭具14Bとを含むこ
    とを特徴とする、請求項1記載の熱収縮チユー
    ブの引取装置。
JP6803388U 1988-05-25 1988-05-25 Expired - Lifetime JPH0534914Y2 (ja)

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JP6803388U JPH0534914Y2 (ja) 1988-05-25 1988-05-25

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JPH01171629U JPH01171629U (ja) 1989-12-05
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