JPH0534889B2 - - Google Patents

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JPH0534889B2
JPH0534889B2 JP57117926A JP11792682A JPH0534889B2 JP H0534889 B2 JPH0534889 B2 JP H0534889B2 JP 57117926 A JP57117926 A JP 57117926A JP 11792682 A JP11792682 A JP 11792682A JP H0534889 B2 JPH0534889 B2 JP H0534889B2
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JP
Japan
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voltage
power supply
power
signal
inverter
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JP57117926A
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Yoichi Nakamura
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、火力発電所、原子力発電所等に設置
される静止形無停電電源装置に関する。
〔発明の技術的背景〕
火力発電所、原子力発電所等には、所内電源の
停電時にも計測制御部および計算機システムに常
時、定電圧定周波数の安定した交流電源を供給す
るための静止形無停電電源装置が設置されてい
る。
第1図はその一例を示すもので、所内交流電源
1からの交流電力は整流器2により直流電力に変
換され、更にインバータ3にて交流電力に逆変換
されて、切換装置4を介して計測制御部、計算機
システム等の負荷5に供給されるように構成され
ている。またインバータ3は、サイリスタスイツ
チ6を介して蓄電池7に接続されている。
また切換装置4には前記所内交流とは別の補助
交流電源8が接続されている。
そこで前記インバータ3側の保守・点検又は故
障時には図示しない制御装置により前記切換装置
4をインバータ3側より補助交流電源8側に切換
えて、負荷5へ連続的に交流電力を供給すること
ができる。
一方、この種の静止形無停電電源装置の出力電
圧許容範囲は、負荷5の厳しい要求によつて負荷
定格電圧±2%(ただし過渡時には定格電圧の±
10%)の範囲に規制されている。そこでインバー
タ3の出力電圧を監視して、インバータ出力電圧
の変動を抑える電圧調整回路(移相器)9が設け
られている。
また所内交流電源1には一般に、図示しない所
内補機駆動用の大型電動機10が接続されてい
る。このため大型電動機10の起動時には、その
起動電流によつて所内交流電源1の電圧が一時的
に15%程度降下することがある。この場合、イン
バータ3の出力電圧もこれに追従して降下するの
で、インバータ出力電圧が過渡的に負荷定格電圧
−10%以下となる可能性もある。そこで、所内交
流電源電圧の大幅降下の影響がインバータ3の出
力電圧に及ぶことを防止するための制御装置11
を設け、何らかの理由で所内交流電源1が停電し
た場合や、大型電動機10の起動その他の理由に
より所内交流電源1の出力電圧が定格電圧−10%
以下になつたとき、制御装置11により所内交流
電源1をインバータ3より切離すと同時にサイリ
スタスイツチ6を閉路させ蓄電池7からの安定し
た直流電力をインバータ3へ入力するように構成
されている。
〔背景技術の問題点〕
所内負荷率の低い定期点検時には、所内交流電
源1の出力電圧は許容変動範囲の上限値すなわち
定格電圧+10%に近い値となつている。そしてこ
のように所内交流電源1の出力電圧は電動機10
の起動によつて15%程度降下しても定格電圧−10
%までは降下しない。したがつて制御装置11は
動作せず、インバータ3の入力が所内交流電源1
から直流電源7に切換わることはない。このとき
インバータ3の出力電圧は所内交流電源1の出力
電圧の電圧降下に追従して降下する。そこで電圧
調整回路9はインバータ3の出力電圧を許容変動
範囲に収めるための動作を開始するが電圧調整回
路が動作するまでには約3〜4サイクルの時間が
かかるため、その間にインバータ3の出力電圧が
過度時における変動範囲を逸脱してしまう可能性
がある。そしてこのような事態が発生すると、静
止形無停電電源装置の負荷としては計測制御回
路、計算機システム等、電圧変動に対して敏感な
電子回路を備えた機器が多く使用されているた
め、これらの機器が誤動作するおそれがあつた。
〔発明の目的〕
本発明はこのような事情にもとづいてなされた
もので、その目的は交流電源の出力電圧が大幅に
変動した場合、電源を所内交流電源から蓄電池の
直流電源に切換えて、常に安定した出力電圧を確
保することができる静止形無停電電源装置を提供
することにある。
〔発明の概要〕
本発明に係る静止形無停電電源装置は、交流電
源と、この交流電源に接続され交流電源より出力
される交流電力を直流に変換する整流器と、この
整流器に接続され整流器より出力された直流電力
を交流電力に変換して負荷を駆動するインバータ
と、このインバータにサイリスタスイツチを介し
て接続された蓄電池と、交流電源の電圧値の変動
率を検出する電圧変動率検出回路を備え、この電
圧変動率検出回路からの電圧変動率が所定許容範
囲を逸脱するときサイリスタスイツチを閉動作さ
せこのサイリスタスイツチを介して前記蓄電池の
直流電力を前記インバータに供給すると同時に前
記整流器に逆バイアスをかけて前記インバータを
前記交流電源より切離す電源電圧検出回路とを具
備したことを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
第2図ないし第3図は本発明の一実施例を示す
もので、第1図と同一の部分には同一符号を付し
て説明する。第2図中20は電源電圧検出装置
で、この電源電圧検出装置20は計器用変圧器2
2を介して所内交流電源1に接続されるととも
に、蓄電池7にも接続され、計器用変圧器22の
出力信号24を入力するとともに、蓄電池7の電
圧信号26を入力するように構成されている。そ
して電源電圧検出装置20は上記両信号24,2
6の入力によりサイリスタスイツチ6に対し閉指
令信号28又は開指令信号30を出力するように
構成されている。
第3図は前記電源電圧検出装置20の回路構成
を示すもので、計用変圧器22の出力信号24は
整流器32にて整流され、3つに分岐される。
その1つ目は、増幅率設定抵抗34を介して遅
延回路36に入力され、この遅延回路36より一
時間遅れた信号38として比率演算増幅器40に
入力される。
また2つ目は、増幅率設定抵抗42を介して信
号44として前記比率演算増幅器40に入力され
る。なお、比率演算増幅器40には調整抵抗46
が接続されている。この抵抗46は、許容急変率
レベルを規定するためのものである。上記許容急
変率レベルは、前記インバータ3の出力電圧の過
渡時変動率が負荷定格電圧±10%以内になるよう
に規定される。そこで、所内交流電源1の出力電
圧の急変率が上記許容急変率レベルを逸脱する
と、比率演算増幅器40は電源電圧急変信号48
を出力する。
そして3つ目は、増幅率設定抵抗50を介して
信号52として比較増幅器54に入力される。こ
の比較増幅器54は所内交流電源1の出力電圧が
許容変動範囲内の値であることを検知するための
ものである。そしてこの比較増幅器54には調整
抵抗56が接続されている。この調整抵抗56
は、許容電圧変動レベルを規定するためのもので
ある。そこで比較増幅器54は、所内交流電源1
の出力電圧が通常の電圧変動範囲である定格電圧
±10%以内に入つている間は、電源電圧正常信号
58を出力する。
一方、前記蓄電池7の電圧信号26は、増幅率
設定抵抗60を介して比較増幅器62に入力され
る。この比較増幅器62は、蓄電池7の出力電圧
が健全であることを検知するためのものである。
そしてこの比較増幅器62には調整抵抗64が接
続されている。この調整抵抗64は、蓄電池7の
出力電圧の最低使用電圧レベル(蓄電池7の放電
終止電圧レベル)を規定するためのものである。
そこで比較増幅器62は、蓄電池7の出力電圧
が、最低使用電圧以上である間は蓄電池電圧正常
信号66を出力する。
前記比率演算増幅器40からの電源電圧急変信
号48及び前記比較増幅器62からの蓄電池電圧
正常信号66はAND回路68入力される。そこ
で、AND回路68は両信号48,66を入力し
たとき前記サイリスタスイツチ6へ前記閉指令信
号28を出力する。
また前記比率演算増幅器40からの電源電圧急
変信号48はNOT回路70に入力される。そこ
で、NOT回路70は電源電圧急変信号48が喪
失したとき電圧急変完了信号72を出力する。
そしてNOT回路70からの電圧急変完了信号
72及び前記比較増幅器54からの電源電圧正常
信号58はAND回路74に入力される。そこで、
AND回路74は両信号72,58を入力したと
き時限回路78へ信号76を出力する。上記時限
回路78は上記信号76を一定時間入力したと
き、前記サイリスタスイツチ6に前記開指令信号
30を出力する。
第4図A,Bは前記比率演算増幅器40の機能
を説明するための特性曲線である。すなわち第4
図Aは所内交流電源1に接続された大型電動機1
0の起動時における一般的な特性曲線を示し、横
軸は時間T、縦軸は前記整流器32及び増幅率設
定抵抗42を介して比率演算器40に入力される
信号44のレベル(実線)と、遅延回路36を介
して比較演算器40に入力される信号38のレベ
ル(一点鎖線)とを示している。また第4図Bは
時間T(横軸)に対する所内交流電源電圧の変動
率(縦軸)の変化を示している。なお所内交流電
源電圧の変動率は、前記信号44を、信号38を
基準に比率演算処理して得られるものである。こ
こで、同図B中、符号80は前記調整抵抗46に
て規定して許容急変率レベルを示している。そし
て、所内交流電源1の出力電圧が許容急変率レベ
ル80を超えて急変したき、前記比率演算増幅器
40は電源電圧急変信号48を出力するようにな
る。
以上のように構成された静止形無停電電源装置
では、所内交流電源1の出力電圧が例えば大型電
動機10の起動により急した場合、信号44のレ
ベルは第4図Aに実線で示す如く変化する。この
とき、前記遅延回路36に出力された遅れ信号3
8のレベルは一点鎖線で示すように信号44が電
動機起動時の電源電圧降下を表わしている時刻
に、未だ電圧降下前の正常な状態を表わすことに
なる。そこで、前記比率演算増幅器40により上
記信号44を、遅れ信号38を基準として比率演
算し、その結果、変化率が許容急変率レベル80
を逸脱しているときは電源電圧急変信号48を出
力する。一方、蓄電池7の出力電圧が正常な値を
示しているときは、比例増幅器62より蓄電池電
圧正常信号66が出力され、電源電圧急変信号4
8及び蓄電池電圧正常信号66は共にAND回路
68に入力される。そして、AND回路68より
サイリスタスイツチ6へ閉指令信号28が出力さ
れる。これによつて整流器2は逆バイアスとな
り、所内交流電源1がインバータ3より切り離さ
れると同時に、安定した蓄電池7の直流電力がイ
ンバータ3に入力される。従つて所内交流電源1
の電圧急変時においてもインバータ3は負荷に対
して常時、安定した電力を供給することができ
る。
また所内交流電源1の出力電圧が大型電動機1
0の起動完了により安定した場合には、電源電圧
急変信号48が喪失するのでNOT回路70より
電圧急変完了信号72が出力される。更に、所内
交流電源1の出力電圧の変動が収まり、しかもそ
の出力電圧が通常の許容電圧変動範囲内にあれ
ば、比較増幅器54より電源電圧正常信号58が
出力される。そこでAND回路74はこの両信号
72,58を入力して時限回路78に信号76を
送出し、時限回路78は、所内交流電源1の出力
電圧が安定するのに必要な時間(5〜10秒)が経
過した後に、サイリスタスイツチ6に対し開指令
信号30を出力する。
これによつてインバータ3への入力は蓄電池7
による直流電力より所内交流電源1の交流電力に
切換えられることになる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明に係る静止形無停
電電源装置によれば、負荷の変化により大きな電
圧変動率があつたときには直ちに安定した蓄電池
の直流電力をインバータに供給できるので、常に
安定した出力電圧を確保することができる。従つ
て、負荷として、計測用制御回路、計算機システ
ムのような、電圧変動に対して敏感な電子回路を
備えた機器が多用されている場合でも、それらの
機器に与える電源電圧変動の影響は少なく、それ
らの機器が誤動作するおそれもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の静止形無停電電源装置を示す概
略図、第2図は本発明の一実施例を示す静止形無
停電電源装置の概略図、第3図は同実施例の電源
電圧検出装置を示す回路構成図、第4図A,Bは
同実施例の比率演算増幅器の機能を示す特性図で
ある。 1……所内交流電源、2……整流器、3……イ
ンバータ、4……サイリスタスイツチ、7……蓄
電池、20……電源電圧検出装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 交流電源と、この交流電源に接続され交流電
    源より出力される交流電力を直流に変換する整流
    器と、この整流器に接続され整流器より出力され
    た直流電力を交流電力に変換して負荷を駆動する
    インバータと、このインバータにサイリスタスイ
    ツチを介して接続された蓄電池と、前記交流電源
    の電圧値の変動率を検出する電圧変動率検出回路
    を備え、この電圧変動率検出回路からの電圧変動
    率が所定許容範囲を逸脱するとき前記サイリスタ
    スイツチを閉動作させこのサイリスタスイツチを
    介して前記蓄電池の直流電力を前記インバータに
    供給すると同時に前記整流器に逆バイアスをかけ
    て前記インバータを前記交流電源より切離す電源
    電圧検出回路とを具備したことを特徴とする静止
    形無停電電源装置。
JP57117926A 1982-07-07 1982-07-07 静止形無停電電源装置 Granted JPS5910141A (ja)

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JP57117926A JPS5910141A (ja) 1982-07-07 1982-07-07 静止形無停電電源装置

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JP57117926A JPS5910141A (ja) 1982-07-07 1982-07-07 静止形無停電電源装置

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JPS5910141A JPS5910141A (ja) 1984-01-19
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JP57117926A Granted JPS5910141A (ja) 1982-07-07 1982-07-07 静止形無停電電源装置

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JPH0617750U (ja) * 1992-08-07 1994-03-08 正右衛門 野村 留置針

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JPS5910141A (ja) 1984-01-19

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