JPH0534805Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0534805Y2 JPH0534805Y2 JP6193089U JP6193089U JPH0534805Y2 JP H0534805 Y2 JPH0534805 Y2 JP H0534805Y2 JP 6193089 U JP6193089 U JP 6193089U JP 6193089 U JP6193089 U JP 6193089U JP H0534805 Y2 JPH0534805 Y2 JP H0534805Y2
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- JP
- Japan
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- tube
- pushing
- metal tube
- head
- push
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 20
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 229910000975 Carbon steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 235000002505 Centaurea nigra Nutrition 0.000 description 1
- 241001073742 Mylopharodon conocephalus Species 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000010962 carbon steel Substances 0.000 description 1
- 238000010622 cold drawing Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000008719 thickening Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Metal Extraction Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は金属管の一部または全長の肉厚を増
加させるために長尺管をダイス内に押し込むため
の押し込み装置に関する。
加させるために長尺管をダイス内に押し込むため
の押し込み装置に関する。
[従来の技術]
金属管をダイス内に押し込むことにより厚肉金
属管を得る方法は特願昭62−201638があり、第4
図に見られるような増肉加工方法が記載されてい
る。これによると金属管1を移動端3でダイス2
内に押し込む。この際、押し込まれる金属管1に
は大きな軸方向圧縮力が作用するため、曲がり、
座屈防止対策として中間支持ロール4が設けられ
ている。
属管を得る方法は特願昭62−201638があり、第4
図に見られるような増肉加工方法が記載されてい
る。これによると金属管1を移動端3でダイス2
内に押し込む。この際、押し込まれる金属管1に
は大きな軸方向圧縮力が作用するため、曲がり、
座屈防止対策として中間支持ロール4が設けられ
ている。
[考案が解決しようとする課題]
この中間支持ロール4のタイプでは管の座屈防
止のために数多くのロールが必要であり、移動端
3の移動に際して個々のロールに退避機構が必要
である。従つて設備が複雑となり設備費が高くな
る。またロール間隔を小さくすることには限界が
あるため、押し込み力が大きくなるとロール間で
座屈し、押し込み不可能となる。移動端3の移動
方法は明確にされていないが、上記の問題点を考
慮しながら安定した押し込みを得ることは必ずし
も容易ではない。この考案は上記の問題点を解決
できる容易な押し込み装置を提供することを目的
とする。
止のために数多くのロールが必要であり、移動端
3の移動に際して個々のロールに退避機構が必要
である。従つて設備が複雑となり設備費が高くな
る。またロール間隔を小さくすることには限界が
あるため、押し込み力が大きくなるとロール間で
座屈し、押し込み不可能となる。移動端3の移動
方法は明確にされていないが、上記の問題点を考
慮しながら安定した押し込みを得ることは必ずし
も容易ではない。この考案は上記の問題点を解決
できる容易な押し込み装置を提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段]
この考案の要旨は金属管の外径よりも若干大き
めの穴型を有する開閉可能な管ガイドと、管ガイ
ド内で管を押し込む押し込みヘツド、と押し込み
ヘツドを管軸方向に引つ張る連結棒からなる長尺
管の押し込み装置である。
めの穴型を有する開閉可能な管ガイドと、管ガイ
ド内で管を押し込む押し込みヘツド、と押し込み
ヘツドを管軸方向に引つ張る連結棒からなる長尺
管の押し込み装置である。
[実施例および作用]
以下にこの考案を図示の実施例によつて説明す
る。第1図はこの考案装置の平面図、第2図およ
び第3図はそれぞれ第1図のA−A、B−B位置
における断面図を示す。管ガイド5,6は、金属
管1を容易に管軸方向にスライド可能に収納する
ために金属管1の外径よりも若干大きめの穴型1
0,11を有する、管ガイド5,6内には押し込
みヘツド7が管軸方向にスライド可能に設けられ
ている。押し込みヘツド7は金属管1を押し込む
ための硬さの大きいヘツド14と、両サイドに羽
根部12,13を有している。羽根部12,13
の管ガイド5と6間の肉厚は管ガイド5,6が金
属管1のガイド性を損なわないように薄肉にして
おり、両端は、それぞれ図にないボルトで連結棒
8,9に固定される。連結棒8,9は図にない引
き抜き装置と連結されている。
る。第1図はこの考案装置の平面図、第2図およ
び第3図はそれぞれ第1図のA−A、B−B位置
における断面図を示す。管ガイド5,6は、金属
管1を容易に管軸方向にスライド可能に収納する
ために金属管1の外径よりも若干大きめの穴型1
0,11を有する、管ガイド5,6内には押し込
みヘツド7が管軸方向にスライド可能に設けられ
ている。押し込みヘツド7は金属管1を押し込む
ための硬さの大きいヘツド14と、両サイドに羽
根部12,13を有している。羽根部12,13
の管ガイド5と6間の肉厚は管ガイド5,6が金
属管1のガイド性を損なわないように薄肉にして
おり、両端は、それぞれ図にないボルトで連結棒
8,9に固定される。連結棒8,9は図にない引
き抜き装置と連結されている。
このような構造とすると引き抜き力と押し込み
力の軸心がずれないので安定した力の伝達が可能
である。引き抜き装置には通常の冷間引き抜き加
工に用いられる油圧シリンダー、チエーン駆動方
式が用いられる。管ガイド5,6および押し込み
ヘツド7は管の外径に応じて交換する。管ガイド
5は図にない架台にボルトで締結され、管ガイド
6も図にないボルトによつて油圧シリンダー15
に取り付けられているため、容易に交換可能であ
る。
力の軸心がずれないので安定した力の伝達が可能
である。引き抜き装置には通常の冷間引き抜き加
工に用いられる油圧シリンダー、チエーン駆動方
式が用いられる。管ガイド5,6および押し込み
ヘツド7は管の外径に応じて交換する。管ガイド
5は図にない架台にボルトで締結され、管ガイド
6も図にないボルトによつて油圧シリンダー15
に取り付けられているため、容易に交換可能であ
る。
金属管1の押し込みは、管ガイド6を油圧シリ
ンダー15により上部に開き、管ガイド5上の押
し込みヘツド7とダイス2間に金属管1を入れ、
管ガイド6を油圧シリンダー15により閉じ、図
にない引き抜き装置により連結棒8,9を介して
押し込みヘツド7を引つ張ることにより行われ
る。
ンダー15により上部に開き、管ガイド5上の押
し込みヘツド7とダイス2間に金属管1を入れ、
管ガイド6を油圧シリンダー15により閉じ、図
にない引き抜き装置により連結棒8,9を介して
押し込みヘツド7を引つ張ることにより行われ
る。
次にこの考案の具体的実施例について述べる。
金属管:材質 炭素鋼(0.1〜0.4%)
寸法 外径Φ34〜114.3mm
肉厚 t2.0〜10.0mm
長さ 最大6m
管ガイド:材質 SKD11
穴型 金属管外径の約1.03倍
押し込みヘツド:材質 SCM420
ヘツド SKD11
羽根部肉厚 金属管外径の0.3倍
連結棒:材質 SCM420 外径Φ70
引き抜き装置:油圧シリンダータイプ
押し込み力:最大50TON
(ただし、金属管の軸方向応力は変形抵抗未
満) 押し込み結果:管の曲がり、座屈、疵等の発生が
なく、容易に押し込みができた。
満) 押し込み結果:管の曲がり、座屈、疵等の発生が
なく、容易に押し込みができた。
[考案の効果]
この考案により、押し込みが引つ張り型ででき
るため、設備のスペースが押し込み型に比較して
1ストローク分だけ少なくて済む。また、管のガ
イドが簡単な金型であるため、押し込み装置が小
型で良く、設備費は安くなる。また、金属管1の
変形抵抗に近い大きな圧縮力が容易に安定して得
られ、長尺管でも金属管のびびり、曲がり、座
屈、すり疵等の発生しない押し込みが可能であ
る。また金属管の供給が容易であり、サイズ交換
も短時間でできる。
るため、設備のスペースが押し込み型に比較して
1ストローク分だけ少なくて済む。また、管のガ
イドが簡単な金型であるため、押し込み装置が小
型で良く、設備費は安くなる。また、金属管1の
変形抵抗に近い大きな圧縮力が容易に安定して得
られ、長尺管でも金属管のびびり、曲がり、座
屈、すり疵等の発生しない押し込みが可能であ
る。また金属管の供給が容易であり、サイズ交換
も短時間でできる。
第1図はこの考案の装置を示す平面図、第2
図、第3図は第1図のA−A、B−B位置におけ
る断面図、第4図は従来技術の例を示す正面図で
ある。 1……金属管、2……ダイス、3……移動端、
4……中間支持ロール、5,6……管ガイド、7
……押し込みヘツド、8,9……連結棒、10,
11……穴型、12,13……羽根部、14……
ヘツド、15……油圧シリンダー。
図、第3図は第1図のA−A、B−B位置におけ
る断面図、第4図は従来技術の例を示す正面図で
ある。 1……金属管、2……ダイス、3……移動端、
4……中間支持ロール、5,6……管ガイド、7
……押し込みヘツド、8,9……連結棒、10,
11……穴型、12,13……羽根部、14……
ヘツド、15……油圧シリンダー。
Claims (1)
- 管の外径よりも若干大きめの穴型を有する開閉
可能な管ガイドと、管ガイド内で管を押し込む押
し込みヘツドと、押し込みヘツドを押し込み方向
に引つ張る連結棒からなる長尺管の押し込み装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6193089U JPH0534805Y2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6193089U JPH0534805Y2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH034307U JPH034307U (ja) | 1991-01-17 |
JPH0534805Y2 true JPH0534805Y2 (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=31590624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6193089U Expired - Lifetime JPH0534805Y2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0534805Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-05-30 JP JP6193089U patent/JPH0534805Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH034307U (ja) | 1991-01-17 |
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