JPH05347525A - 雑音低減装置 - Google Patents

雑音低減装置

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JPH05347525A
JPH05347525A JP15510392A JP15510392A JPH05347525A JP H05347525 A JPH05347525 A JP H05347525A JP 15510392 A JP15510392 A JP 15510392A JP 15510392 A JP15510392 A JP 15510392A JP H05347525 A JPH05347525 A JP H05347525A
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修 池田
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光芳 福田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高価な高性能A/Dコンバータを用いること
なく、効果的に雑音を低減することができる雑音低減装
置を得る。 【構成】 低域と高域を分離する帯域分離回路3、7
と、分離された高域のダイナミックレンジを圧縮するア
ッテネート回路4、8を設け、レベル判定回路2の判定
結果が所定の設定値未満のときには、その入力レベル値
に応じてアッテネート回路4、8の圧縮率を変えると共
に、帯域分割回路3、7に与えるフィルタ係数a,b,
cの値を変化させて、そのカットオフ周波数を変化させ
る。従って、入力信号のレベルが低下するに従って、雑
音を多く含む高域のダイナミックレンジが効果的に圧縮
され、更に、圧縮される高域の帯域幅も低域側に広が
る。これにより、入力レベルの極めて低い領域での雑音
(ヒスノイズ等)の除去が一層効果的に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオーディオ機器等におけ
る音質を改善するための雑音低減装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオ機器においては、必ずと言っ
てよいほど雑音の問題があり、音質向上のためには、こ
れをできるだけ低減しなければならない。一方、近年で
は、オーディオ機器のデジタル化が進み、いわゆるDS
P(デジタルシグナルプロセッサ)を利用してオーディ
オ信号がデジタル処理されるようになってきた。このD
SPによりデジタル信号処理を行うには、その前提とし
てA/D(アナログ/デジタル)コンバータが必要とな
るが、信号処理の品質を良くするためには、A/Dコン
バータとしては高性能なものを用いる必要があった。す
なわち、雑音は特に小さな音のときに耳に付くため、こ
れに対処するには、ダイナミックレンジの広いS/N特
性を有するA/Dコンバータが必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな高性能のA/Dコンバータは高価であり、装置全体
としても高価となるという問題があった。この発明は、
かかる課題を解決するためになされたもので、高価な高
性能A/Dコンバータを用いることなく、効果的に雑音
を低減することができる雑音低減装置を得ることを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
わる雑音低減装置は、入力されたデジタルオーディオ信
号をカットオフ周波数を中心に低域側と高域側に分離す
るデジタルフィルタ手段と、該デジタルフィルタ手段に
よって分離された高域側のダイナミックレンジを変える
アッテネート手段と、前記デジタルフィルタ手段によっ
て分離された低域側のデジタルオーディオ信号と前記ア
ッテネート手段から出力される高域側のデジタルオーデ
ィオ信号を加算する加算手段と、前記デジタルオーディ
オ信号の入力レベルを判定するレベル判定手段と、この
レベル判定手段による判定の結果、入力レベルが所定の
設定値より小さいとき、その入力レベルに応じて前記ア
ッテネート手段におけるダイナミックレンジの圧縮率を
設定するアッテネート制御手段とを有するものである。
【0005】請求項2記載の発明に係る雑音低減装置
は、請求項1記載の雑音低減装置においてレベル判定手
段による判定の結果、入力レベルが前記所定の設定値よ
りも小さいとき、その入力レベルに応じて前記デジタル
フィルタ手段のカットオフ周波数を低域側に変化させる
カットオフ周波数可変手段と有するものである。請求項
3記載の発明に係る雑音低減装置は、請求項1記載の雑
音低減装置において、レベル判定手段による判定の結
果、前記デジタルオーディオ信号のレベルが前記所定の
設定値以上のときは、前記アッテネート手段における圧
縮率を可変しないものである。
【0006】請求項4記載の発明に係る雑音低減装置
は、請求項2記載の雑音低減装置において、レベル判定
手段は、左右両チャネルの各々についてデジタルオーデ
ィオ信号の中高域周波数成分を取り出すハイパスデジタ
ルフィルタ手段と、取り出された中高域周波数成分のデ
ジタルオーディオ信号の絶対値を算出する絶対値算出手
段と、算出された絶対値を積分する積分手段と、積分さ
れた左右の信号を加算する加算手段と、この加算値を対
数変換する対数変換手段とを有し、対数変換された値を
基にレベル判定を行うものである。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明に係る雑音低減装置では、
入力レベルが所定の設定値未満のときには、その値に応
じてデジタルフィルタ手段のカットオフ周波数で分離さ
れた高域側の周波数帯域のダイナミックレンジが圧縮さ
れるため、聴感上雑音がよく聞こえる周波数帯域が効果
的にカットされることとなる。
【0008】請求項2記載の発明に係る雑音低減装置で
は、入力レベルが所定の設定値より小さくなった場合に
は、その入力レベルに応じてディジタルフィルタ手段の
カットオフ周波数が低域側にシフトされ、そして、その
カットオフ周波数より高域側の周波数帯域でのダイナミ
ックレンジが圧縮されるため、雑音除去が一層効果的に
行われる。
【0009】請求項3記載の発明に係る雑音低減装置で
は、ディジタルオーディオ信号のレベルが所定の設定値
以上の場合は、高い周波数帯域のダイナミックレンジが
変わらないため、周波数特性がフラットとなり、入力レ
ベルの高い領域においては、自然な聴感を得ることがで
きる。請求項4記載の発明に係る雑音低減装置では、デ
ジタルオーディオ信号の低域周波数成分が対象から除外
され、聴感上雑音成分を特に多く含む中高域周波数成分
のみを対象として入力レベル判定が行われるため、より
聴感に則した雑音除去が可能となる。また、左右両チャ
ネルのデジタルオーディオ信号の各絶対値を積分して加
算した値を基にレベル判定を行うため、左右両チャネル
の入力レベルが相殺されることがなく、レベル判定を確
実に行うことが可能となる。更に、前記加算値を対数変
換した値を基にレベル判定を行うため、人間の聴感によ
り近いレベル判定を行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づき本発明を詳細に説明す
る。図1は、本発明の一実施例における雑音低減装置を
表したものである。この装置では、左チャネルの入力端
子Liから印加されたデジタルオーディオ信号は、直流
成分をカットするためのハイパスフィルタ(以下、DC
カットフィルタと呼ぶ)1を経て2つに分岐され、レベ
ル判定回路2及び帯域分割フィルタ3へ供給される。帯
域分割フィルタ3は、カットオフ周波数を中心に低域側
の周波数帯域のデジタルオーディオ信号と高域側の周波
数帯域のデジタルオーディオ信号を分離する。そして、
高域側のデジタルオーディオ信号は、出力アッテネート
回路4に供給され、低域側のデジタルオーディオ信号出
力とアッテネート回路4のデジタルオーディオ信号出力
は、加算器5によって加算され、左チャネルのデジタル
オーディオ信号として出力端子LOUTから出力される。
ここで、DCカットフィルタ1は、図に示すごとく、係
数乗算器、遅延回路、及び加算器等から構成されたII
Rデジタルフィルタであり、0〜15HZ程度の聴感に
影響を与えない直流を含む低域成分を除去するように動
作する。
【0011】同様にして、右チャネルの入力端子Riか
ら印加されたデジタルオーディオ信号は、左チャネルの
場合と同様に、DCカットフィルタ6を経て2つに分岐
され、その一方がレベル判定回路2に供給され、他方が
帯域分割フィルタ7に供給される。帯域分割フィルタ7
の高域側のデジタルオーディオ信号はアッテネート回路
8に供給され、低域側のデジタルオーディオ信号出力と
アッテネート回路8のデジタルオーディオ信号出力は加
算器9で加算されて右チャネルのデジタルオーディオ信
号として出力端子ROUTから出力される。ここで、右チ
ャネルのDCカットフィルタ6は、左チャネルのDCカ
ットフィルタ1と全く同じ構成である。
【0012】レベル判定回路2では、供給された左チャ
ネルのデジタルオーディオ信号は、中高域の周波数帯域
成分を取り出すハイパスフィルタ10に印加される。ハ
イパスフィルタ10は、図に示すごとく、係数乗算器、
遅延回路、及び加算器から構成されたIIRデジタルフ
ィルタであり、このフィルタ10は、耳につく雑音が中
高域の周波数帯域に分布するため、その周波数帯域にあ
るオーディオ信号のレベルを判定するために設けられた
ものであり、カットオフ周波数は約500HZ程度に設
定されている。ハイパスフィルタ10の出力は、絶対値
回路11に印加される。絶対値回路11は、言わば整流
を行うものであり、印加されたデジタルオーディオ信号
の符号ビットが負を表すものであったら、デジタルオー
ディオ信号を反転して絶対値を作成する。絶対値回路1
1の出力は1次積分用のローパスフィルタ12に印加さ
れる。このローパスフィルタ12は、図に示すごとく、
係数乗算器、遅延回路、及び加算器から構成され、印加
された絶対値出力に含まれる高域成分をカットするよう
に動作する。
【0013】一方、レベル判定回路2に供給された右チ
ャネルのデジタルオーディオ信号は、左チャネルと同様
に、ハイパスフィルタ13によって中高域成分が取り出
され、絶対値回路14によって絶対値が作成され、ロー
パスフィルタ15によって高域成分がカットされる。そ
して、左チャネルのローパスフィルタ12と右チャネル
のローパスフィルタ15の出力は加算器16によって加
算される。このように、左チャネルと右チャネルを別々
にハイパスフィルタ10、13、絶対値回路11、1
4、ローパスフィルタ12、15によって処理すること
によって、加算器16で加算された加算値は、左右のデ
ジタルオーディオ信号が逆位相の場合に、信号レベルが
相殺されて誤ったレベルとなることが防止される。
【0014】このようにして、左右両チャネルについて
それぞれ絶対値を積分され加算された信号は、対数変換
回路17に印加され、ここでデシベル値に変換される。
対数変換回路17の出力は、2次積分用ローパスフィル
タ18に入力される。2次積分用ローパスフィルタ18
は、図に示すごとく、係数乗算器、遅延回路、、加算器
からなり、係数乗算器の係数は、時定数制御回路19に
よって変更されることによって、その積分時定数が変え
られるものである。時定数制御回路19は、図に示す如
く、係数乗算器、遅延回路、及び加算器からなり、対数
変換回路17の出力信号が立ち上がり方向にあるか、立
ち下がる方向にあるかを判定する。これは、動きの速い
リップル信号に対してアタック及びリカバリの時定数を
選択的に設定してフィルタリングを行う。すなわち、信
号の立ち上がり(アタック)に対しては小さい時定数を
設定し、信号の立ち下がり(リカバリ)に対しては大き
な時定数を設定する。これにより、小さなリップルに対
してレベルが大きく変動することを防止できる。
【0015】このようにレベル判定回路2で得られたレ
ベル、即ち、2次積分用ローパスフィルタ18の出力
は、係数算出回路20へと供給される。この係数算出回
路20は、その入力レベルを判定し、その入力レベルに
応じて帯域分割フィルタ3及び7に設定すべきフィルタ
係数a〜cを決定するカットオフ周波数可変回路20−
1と、その入力レベルに応じてアッテネート回路4及び
8の乗算係数、即ち、ダイナミックレンジの圧縮率を決
定するアッテネート制御回路20−2で構成される。
【0016】ここで、帯域分割フィルタ3は、図に示す
ごとく、乗算器,遅延回路、及び加算回路から構成され
たハイパスフィルタ3−1と、ハイパスフィルタ3−1
を経る前のデジタルオーディオ信号からハイパスフィル
タ3−1で得られた高域側のデジタルオーディオ信号を
減算する(負のデータを加算する)加算器3−2から構
成され、加算器3−2の出力が低域側のデジタルオーデ
ィオ信号として出力される。同様に、右チャネルの帯域
分割フィルタ7は、ハイパスフィルタ7−1と加算器7
−2から構成される。そして、ハイパスフィルタ3−1
と7−1の乗算器の係数a、b、cは、カットオフ周波
数可変回路20−1によって設定され、そのカットオフ
周波数が設定される。
【0017】次に、係数算出回路20の動作内容を説明
する。この係数算出回路20の動作において特徴的なと
ころは、図2に示すようにレベル判定回路2の出力の結
果、即ち、中高域の入力レベルが設定値−20dB以下
になると、帯域分割回路3及び7のカットオフ周波数を
4KHZから入力レベルに応じて徐々に低域側に変化さ
せると共に、アッテネータ回路4及び8の係数を徐々に
減少してしていく。また、レベル判定回路2の結果が、
0dBから−20dBの間はハイパスフィルタ3−1及
び7−1を動作させず、また、アッテネータ回路4及び
8の減衰を0dBとすることによって印加されたデジタ
ルオーディオ信号がフラットな特性で出力されるように
する。
【0018】ここで、係数算出回路20のカットオフ周
波数可変回路20−1におけるフィルタ係数a,b,c
の求め方について説明する。ハイパスフィルタ3−1及
び7−1のような、1次のIIRデジタルフィルタの係
数には以下の関係がある。 a=1−α b=α−1=−a c=1−2α このことを活かして、ハイパスフィルタ3−1及び7−
1の係数を求めるにあたり、まずαを算出する。
【0019】例えば、入力レベルが−40dBにおける
カットオフ周波数を2KHZとし、−80dBにおける
カットオフ周波数を500HZに設定したい場合には、
これらのαは、図3のように一次方程式で近似できる。
この方程式を用いて入力レベルにおけるαの値を求め、
係数a、b、cの値を例えばROMテーブルのようなも
のを用いて保持し、αをアドレスとして係数a、b、c
を読み出せるようにしておく。図3において、入力レベ
ルが−60dBであるときのαは0.073程度であ
り、係数aは0.927、係数bは−0.927、係数
cは0.854となり、この係数a〜cをハイパスフィ
ルタ3−1及び7−1に設定することにより、そのカッ
トオフ周波数は1.2KHZになる。
【0020】次に、アッテネート制御回路20−2の係
数の求め方について説明する。入力レベルが−20dB
以上の場合には、係数1、即ち、0dBであるが、入力
レベルが−20dB以下の場合には、図4に示すよう
に、直線近似を利用する。例えば、入力レベルが−40
dBの場合に係数が0.5623(−5dB)とし、入
力レベルが−80dBの場合に係数が0.1778(−
15dB)となる直線を使用する。従って、レベル判定
回路2の出力を判定した結果に基づいて、図4の一次方
程式から係数を求め、これをアッテネート回路4及び8
に設定する。
【0021】このようにして、聴感上雑音成分を特に多
く含む高域の周波数帯域のダイナミックレンジが圧縮さ
れ、更に、その圧縮する周波数帯域のカットオフ周波数
は、その入力レベルに応じ変化するため、聴感上ノイズ
が効果的に除去されたと感じられる。なお、本実施例で
は、フィルタ係数a〜cを求めるための式を図3に示し
た直線をもとに求め、また、アッテネート回路4及び8
の係数を図4に示した直線によって求めたが、これに限
るものではなく、例えば他の形の関数により代用するよ
うにしてもよい。さらに、信号のソースの種類(例えば
アナログテープ,CD等)に応じて、その関数を複数種
類用意しておき、これらを選択的に使用するようにして
もよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力レベルが所定の設定値未満のときには、入力レベル
に応じて帯域分割回路のカットオフ周波数を低域側に変
化させ、更に、入力レベルに応じてカットオフ周波数か
ら高域側の帯域のダイナミックレンジを圧縮することに
よって、雑音の存在が耳につく低レベルの信号レベルの
時に、雑音の存在する周波数帯域のダイナミックレンジ
を効果的に圧縮することが可能となる。一方、雑音が問
題とならない信号レベルの大きい領域では、元の周波数
特性が維持されるため、聴感上の違和感が生じないとい
う効果がある。
【0023】さらに、入力レベルの判定をデシベル値で
行うとともにフィルタ係数を求めるための関数をデシベ
ル表示で行うことにより、あるいは入力レベルの判定対
象を中高域の周波数帯域に限定することにより、人間の
聴感に沿うようにカットオフ周波数を変化させることが
できる。そして、以上のような雑音低減装置は、デジタ
ルオーディオ処理装置に高価な高性能A/Dコンバータ
を用いる必要がなくなるため、コストの低減を図ること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における雑音低減装置を示す
ブロック図である。
【図2】この雑音低減装置の周波数特性を示す特性図で
ある。
【図3】カットオフ周波数可変用のフィルタ係数を決定
するために用いられる直線を示す説明図である。
【図4】アッテネート回路の係数を決定するために用い
られる直線を示す説明図である。
【符号の説明】
1、6 DCカットフィルタ(HPF) 2 レベル判定回路 3、7 帯域分割回路 4、8 アッテネート回路 5、9 加算器 10、13 ハイパスフィルタ 11、14 絶対値回路 12、15 1次積分用ローパスフィルタ 16 加算器 17 対数変換回路 18 2次積分用ローパスフィルタ 19 時定数制御回路 20 係数算出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04R 3/04 7346−5H H04S 7/00 Z 8421−5H

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたデジタルオーディオ信号をカ
    ットオフ周波数を中心に低域側と高域側に分離するデジ
    タルフィルタ手段と、該デジタルフィルタ手段によって
    分離された高域側のダイナミックレンジを変えるアッテ
    ネート手段と、前記デジタルフィルタ手段によって分離
    された低域側のデジタルオーディオ信号と前記アッテネ
    ート手段から出力される高域側のデジタルオーディオ信
    号を加算する加算手段と、前記デジタルオーディオ信号
    の入力レベルを判定するレベル判定手段と、このレベル
    判定手段による判定の結果、入力レベルが所定の設定値
    より小さいとき、その入力レベルに応じて前記アッテネ
    ート手段におけるダイナミックレンジの圧縮率を設定す
    るアッテネート制御手段と、を具備することを特徴とす
    る雑音低減装置。
  2. 【請求項2】 前記レベル判定手段による判定の結果、
    入力レベルが前記所定の設定値よりも小さいとき、その
    入力レベルに応じて前記デジタルフィルタ手段のカット
    オフ周波数を低域側に変化させるカットオフ周波数可変
    手段とを具備することを特徴とする請求項1記載の雑音
    低減装置。
  3. 【請求項3】 前記レベル判定手段による判定の結果、
    前記デジタルオーディオ信号のレベルが前記所定の設定
    値以上のときは、前記アッテネート手段における圧縮率
    を可変しないことを特徴とする請求項1記載の雑音低減
    装置。
  4. 【請求項4】 前記レベル判定手段は、左右のチャネル
    の各々についてデジタルオーディオ信号の中高域周波数
    成分を取り出すハイパスデジタルフィルタ手段と、取り
    出された中高域周波数成分のデジタルオーディオ信号の
    絶対値を算出する絶対値算出手段と、算出された絶対値
    を積分する積分手段と、積分された左右の信号を加算す
    る加算手段と、この加算値を対数変換する対数変換手段
    と、を備え、対数変換された値を基にレベル判定を行う
    ことを特徴とする請求項2記載の雑音低減装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998009477A1 (fr) * 1996-08-26 1998-03-05 Onkyo Corporation Dispositif de correction de signaux, procede de correction de signaux, et dispositif de reglage de coefficients et procede de reglage de coefficients pour le dispositif de correction de signaux
JPH11145857A (ja) * 1997-11-12 1999-05-28 Pioneer Electron Corp 雑音低減装置
JP2002221975A (ja) * 2001-01-26 2002-08-09 New Japan Radio Co Ltd ディジタル信号処理装置
JP2008541654A (ja) * 2005-05-18 2008-11-20 リアル サウンド ラボ,エスアイエー 電気音響変換器の音響パラメータの補正方法およびその実現のための装置

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