JPH05347322A - 洗浄済液の処理装置 - Google Patents

洗浄済液の処理装置

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JPH05347322A
JPH05347322A JP4153784A JP15378492A JPH05347322A JP H05347322 A JPH05347322 A JP H05347322A JP 4153784 A JP4153784 A JP 4153784A JP 15378492 A JP15378492 A JP 15378492A JP H05347322 A JPH05347322 A JP H05347322A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
cleaned
abrasive
abrasive grains
slurry
Prior art date
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Pending
Application number
JP4153784A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Matsubara
亨 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Macoho Co Ltd
Original Assignee
Macoho Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Macoho Co Ltd filed Critical Macoho Co Ltd
Priority to JP4153784A priority Critical patent/JPH05347322A/ja
Publication of JPH05347322A publication Critical patent/JPH05347322A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

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  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、簡単に適正粒度の砥粒を選別回収
し得る洗浄済液の処理装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 砥粒を混合した溶液を被洗浄物に高圧噴射せ
しめて被洗浄物を洗浄することにより生じる洗浄済液の
処理装置であって、洗浄済液を貯液する貯液部aと,筒
体1の下部より前記貯液部aからの洗浄済液を上方に向
かって定速で導入し、筒体1の上部から洗浄済液を導出
することで洗浄済液中の所定粒度の砥粒を選別せしめる
砥粒選別部bと,該砥粒選別部bの上部から導出せしめ
た洗浄済液を前記貯液部aに導入する戻り通路部cと,
前記砥粒選別部b内において沈降した砥粒を収集する砥
粒収集部dと,より成るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、砥粒を混合した水(ス
ラリー)をICモールドなどの被洗浄物に高圧噴射し、
ICパッケージやリードフレームのバリ取り,洗浄を行
った後に生ずる使用済スラリーの処理装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来からICモールドのバリ取り,洗浄
を行う方法としてウェットブラスト法と呼ばれる手段が
提案されている。
【0003】このウェットブラスト法は、直径0.2mm
程度の樹脂製やガラス製の微細粒(以下、砥粒とい
う。)を混入した水(以下この混合溶液をスラリーとい
う。)をICモールドに高圧噴射し、このスラリーによ
りICパッケージ,リードフレームなどのバリ取り,洗
浄を行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このスラリ
ーは一般的には一度使用したら回収して再使用するとい
う循環構造が採用されている。
【0005】従って、ある程度使用するとこのスラリー
は洗浄によりICパッケージなどから除去せしめられた
バリが混入したり、また、ほこり,油分,ウェットブラ
スト法の際に使用される脱脂剤なども混入し非常に汚れ
てしまう。
【0006】また、スラリーの反復使用により、砥粒は
途々に摩耗して行き、一部の砥粒の径は小さくなってし
まい、バリ取り力,洗浄力の低下が招来せしめられてし
まう。
【0007】よって、現状においては、ある程度スラリ
ーを反復使用したら適量の砥粒を補充したりしている。
本来であれば、小径となってバリ取り能力の消失した砥
粒を取り除いてやるのが望ましいが、砥粒が微粒の為小
径の砥粒のみを取り除く作業は非常に厄介であり(例え
ばフィルター方式による選別では目詰まりが生じ、実用
性に乏しい。)、結局は、数回新しい砥粒を補充するだ
けで、ある程度使用したら全部の砥粒を捨てる以外に手
段はない。
【0008】本発明は、使用済スラリーを回収し、この
使用済スラリーから適正粒度の砥粒を簡単に回収するこ
とのできる洗浄済液の処理装置を提供することを技術的
課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0010】砥粒を混合した溶液を被洗浄物に高圧噴射
せしめて被洗浄物を洗浄することにより生じる洗浄済液
の処理装置であって、洗浄済液を貯液する貯液部aと,
筒体1の下部より前記貯液部aからの洗浄済液を上方に
向かって定速で導入し、筒体1の上部から洗浄済液を導
出することで洗浄済液中の所定粒度の砥粒を選別せしめ
る砥粒選別部bと,該砥粒選別部bの上部から導出せし
めた洗浄済液を前記貯液部aに導入する戻り通路部c
と,前記砥粒選別部b内において沈降した砥粒を収集す
る砥粒収集部dと,より成る洗浄済液の処理装置に係る
ものである。
【0011】
【作用】洗浄済液は貯液部aに貯えられ、貯液部aから
砥粒選別部bに定速で導入され、砥粒選別部bに導入さ
れた洗浄済液は戻り通路部cを介して再び貯液部aに導
入される。
【0012】この洗浄済液の循環において、砥粒選別部
b内において、適当粒度の砥粒は砥粒選別部bの筒体1
の下部に沈降し、砥粒収集部dから回収される。
【0013】
【実施例】図面は本発明の一実施例であり、以下に説明
する。
【0014】図3に基づいて貯液部aについて説明す
る。
【0015】貯液部aは、移動可能に構成された基台2
の表面に容体3を配設したものである。この容体3は基
台2に対して回動自在に設けられている。また、容体3
は底部にテーパー凹部4が形成されている。また、容体
3の開口部に架設した吊杆5にはスラリーを受ける網か
ご体6が吊下してせしめられている。
【0016】符号7は、基台2に立設した軸受筒,8は
駆動モータ,9は駆動モータ8の駆動軸に駆動連結され
た駆動ローラ,10はガイド,11は前記軸受筒7に嵌入さ
れる軸杆,12は支承ローラ,13はキャスター,14は握持
杆である。
【0017】また、この貯液部aは後記する砥粒選別部
b,戻り通路部c,砥粒収集部dを具備した基枠17内に
収納せしめられる訳であるが、図2に図示したように基
枠17には容体3内のスラリーを吸入する吸入ポンプ18及
び容体3内のスラリーを撹拌する撹拌ポンプ19が設けら
れている。
【0018】符号20は吸引管,21は吸引管,22は吐出管
である。
【0019】次に図2に基づいて砥粒選別部b,戻り通
路部c,砥粒収集部dについて説明する。
【0020】砥粒選別部b,戻り通路部c,砥粒収集部
dは基枠17に配設される。
【0021】砥粒選別部bは所定径,所定長の筒体1に
より構成される。
【0022】この筒体1の下部にはスラリーを導入する
導入管15が連通連結せしめられ、筒体1の上部にはスラ
リーを導出する導出管16が連通連結せしめられている。
導入管15は、前記吸入ポンプ18と連通せしめられる。
【0023】次に戻り通路部cについて説明する。
【0024】導出部16の下端は基枠17に設けられた網コ
ンベア23に臨ましめられている。この網コンベア23は基
枠17に付設したロート状の受体24内に配設されている。
【0025】符号25はローラ,26は網コンベア23の中央
を押圧して網コンベア23に凹部を形成する押しローラ,
27は網コンベア23を通過したスラリーを前記容体3に導
入する為の戻し管,28はスラリーの飛散を防止する飛散
防止筒体である。
【0026】次に砥粒収集部cについて説明する。
【0027】導入管15の下端に排出管31を介して開閉バ
ルブ29を設けたものである。
【0028】符号30は開閉バルブ29の開放により導入管
15から導出される砥粒を受ける受容体である。
【0029】本実施例は上記構成であるから、次の作用
効果を呈する。
【0030】まず、基台2をウェットブラスト法に係る
装置の近くに移動させ、該装置の作動により生じたスラ
リーを網かご体6に導入する。この網かご体6により大
きな異物は除去され、スラリーは容体3に貯液される。
【0031】この状態で吊杆5,網かご体6を取り外
し、再び基台2を移動させ、該基台2を図2に図示した
ように基枠17内に配設する。
【0032】容体3を駆動モータ8により回動せしめる
と同時に吸入ポンプ18,撹拌ポンプ19を作動させ、且つ
網コンベア23を回動せしめる。
【0033】撹拌ポンプ19により撹拌されたスラリー中
の砥粒は容体3の回動及びテーパー凹部4の存在により
良好に吸引管20により水とともに吸引され、筒体1に導
入管15を介して所定圧で導入され、筒体1の頂部から導
出管16を介して網コンベア23に導入される。
【0034】筒体1内へ導入されるスラリーは、理論的
には、一定の流速で導入される為、所定粒度の砥粒は、
スラリーの筒体1内における上昇速度に打ち勝って沈降
し、また、所定粒度以下の砥粒は、このスラリーの筒体
1内における上昇速度に負けて上昇することになる。し
かし、実際にはスラリーの上昇速度に比し極端に大きな
粒度の砥粒はなく、従って、早い沈降速度により沈降す
る砥粒は少なく、沈降しては上昇し、再び沈降しては上
昇するというように浮沈を繰り返している砥粒がほとん
どで、本機を停止せしめた際に、筒体1内に存する砥粒
が排出管31に沈降する状態となる。
【0035】筒体1へのスラリーの導入速度は導入管15
の径L2で決定され、また、スラリーの筒体1内におけ
る上昇速度は筒体1の径L1により決定される。この径
1が小さ過ぎると上昇速度が早くなり過ぎ、また、径
1が大き過ぎると筒体1の中心部分に位置する砥粒の
みが上昇し、筒体1の内周縁側の砥粒は動かなくなる。
従って、選別したい砥粒の粒度,材質を考慮して径L1
を決定する。
【0036】本実施例の場合、導入管15の径L2は50
mm,筒体1の径L1は200mmに設定される。
【0037】尚、筒体1の長さL3は1000mmに設
定されている。この長さL3も当然、選別しようとする
砥粒の径,材質により決定されることになる。
【0038】筒体1から導出され、網コンベア23に導入
されたスラリーには結局所望粒度以下の砥粒のみが含ま
れていることになり、該スラリーは、網コンベア23を通
過して再び容体3に戻される。
【0039】尚、網コンベア23は上下に配されている
為、網コンベア23の目に異物が詰まっても、回動して下
側に位置した際に上側の網を通過して落下するスラリー
(水)が該下側の目詰まりを解消する為非常に効果的で
ある。また、網コンベア23はその巾方向中央部におい
て、押しローラ26により押圧され、網コンベア23には凹
部が形成されるように構成されているから、砥粒が該凹
部内に貯まり、網コンベア23から砥粒がこぼれ落ちるこ
とが防止されることになる。そして、網コンベア23は斜
め上方(図2において右上側)へ傾斜せしめられている
為、それだけ水切りが良好に行われることになる。
【0040】以上の繰り返しにより、筒体1及び排出管
31に適当粒度にして所定量の砥粒が貯まったら、本機を
停止し、開閉バルブ29を開放して受容体30に該砥粒を落
下させ、該砥粒を再使用に供することになる。
【0041】従って、導入管15からの筒体1へのスラリ
ーの導入量(筒体1内におけるスラリーの上昇速度)を
導入管15の径L1及び吸入ポンプ18の能力を考慮して適
宜設定し、且つ、筒体1の径L1及び長さL3も適宜設定
することにより所望粒度の砥粒をスラリーから任意に回
収することが可能となる。
【0042】そして、このようにして選別回収された砥
粒は筒体1内において、水洗いされたと同じ状態である
為、非常にきれいな砥粒となる。
【0043】本実施例においては、スラリーを水圧2〜
4kg/cm2,送り量毎分10リットルで筒体1に導入
し、約2時間位本実施例を作動せしめたところ、粒度
0.5mm以上1mm以下の砥粒が多量に回収できた。
【0044】尚、スラリーの送り量を毎分5リットルに
落とせば、もっと細かい砥粒の回収が可能となる。
【0045】実験によれば、容体3に導入するスラリー
中の砥粒に、回収したい粒度の砥粒が例えば100含ま
れていた場合において、本実施例によれば約90は回収
可能であることが確認されている。
【0046】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、適
正粒度の砥粒を極めて簡単に選別収集することができ、
従って、高価な砥粒を繰り返し再使用せしめることがで
きる秀れた洗浄済液の処理装置を提供し得ることにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の斜視図である。
【図2】本実施例の断面図である。
【図3】本実施例の貯液部の断面図である。
【符号の説明】
a 貯液部 b 砥粒選別部 c 戻り通路部 d 砥粒収集部 1 筒体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砥粒を混合した溶液を被洗浄物に高圧噴
    射せしめて被洗浄物を洗浄することにより生じる洗浄済
    液の処理装置であって、 洗浄済液を貯液する貯液部と, 筒体の下部より前記貯液部からの洗浄済液を上方に向か
    って定速で導入し、筒体の上部から洗浄済液を導出する
    ことで洗浄済液中の所定粒度の砥粒を選別せしめる砥粒
    選別部と, 該砥粒選別部の上部から導出せしめた洗浄済液を前記貯
    液部に導入する戻り通路部と, 前記砥粒選別部内において沈降した砥粒を収集する砥粒
    収集部と, より成る洗浄済液の処理装置。
JP4153784A 1992-06-12 1992-06-12 洗浄済液の処理装置 Pending JPH05347322A (ja)

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JP4153784A JPH05347322A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 洗浄済液の処理装置

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JP4153784A JPH05347322A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 洗浄済液の処理装置

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ID=15570072

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JP4153784A Pending JPH05347322A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 洗浄済液の処理装置

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