JPH05346493A - 放射性廃棄物の処理方法 - Google Patents

放射性廃棄物の処理方法

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JPH05346493A
JPH05346493A JP4156822A JP15682292A JPH05346493A JP H05346493 A JPH05346493 A JP H05346493A JP 4156822 A JP4156822 A JP 4156822A JP 15682292 A JP15682292 A JP 15682292A JP H05346493 A JPH05346493 A JP H05346493A
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Michitaka Mikura
倉 通 孝 三
Mikio Wada
田 幹 雄 和
Nobuhiko Aiba
羽 伸 彦 相
Tomohisa Iinuma
沼 知 久 飯
Hideki Kato
藤 秀 樹 加
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原子力施設より排出される廃棄物中の放射性
核種のうち少なくともヨウ素および/またはテクネチウ
ム系イオンを選択的に吸着し、固定化すること。 【構成】 放射性核種としてヨウ素および/またはテク
ネチウム系イオンを含有する原子力施設より排出される
廃棄物を無機イオン交換体と接触させると同時にまたは
接触後固化剤と混合して固化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放射性核種含有物の処
理方法に関し、特に原子力発電所や核燃料再処理工場等
の原子力施設より排出される廃棄物の処理に有効であ
り、放射性核種であるヨウ素および/またはテクネチウ
ムを構成原子として有するイオンを無機イオン交換体に
よって効果的に吸着し、これらのイオンを無機イオン交
換体に固定化する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力施設から発生する気体あるいは液
体廃棄物中には、燃料中のウランやプルトニウムの核分
裂生成物であるI−129が含まれていることが知られ
ている。I−129の半減期は1.6×10年にもな
るため、I−129を含有する気体廃棄物の場合は、シ
リカやゼオライトの表面に銀を付着させた粒子を充填し
た充填槽を通すことにより、I−129をヨウ化銀の形
態で粒子表面に固定化することにより気体廃棄物中から
除去した後、環境中に放出されている。この処理により
発生する固体廃棄物は、現状では、原子力施設内の保管
庫に未処理のまま貯蔵されており、貯蔵スペースの問題
から、最終処分するための技術開発が進められている。
【0003】現状では、気体廃棄物の処理により発生す
る銀付着シリカ粒子などの廃棄物については、緻密な容
器やガラス中に封じ込める方法が考えられている。しか
し、容器を用いた処理方法の場合、I−129の半減期
が非常に長いため容器の健全性が担保できない問題点が
あった。
【0004】一方、ガラス中に封じ込める技術は、10
00℃前後に加熱された溶融ガラス中にこれら廃棄物を
封入するプロセスのため、ヨウ化銀の形態で固定化され
ていたI−129を再び気体中に移行させてしまうとい
う問題点があった。
【0005】また、液体廃棄物中のI−129は、液体
廃棄物中に共存する硫酸イオン、燐酸イオン、塩化物イ
オン、ほう酸イオンなどのため、選択的に分離すること
が出来ず、このためセメントやアスファルト中に固化す
ることにより封じ込める方法がとられている。しかしな
がら、容器やガラス、あるいは液体廃棄物の処理により
発生するセメントやアスファルト等の固化体を処分した
場合、I−129はこれら固化体から容易に地下水中に
放出される事が知られている。さらに、放出されたI−
129は地下水と接触する天然鉱物と反応性が無いた
め、地下水から除去される事なく、生活環境へ容易に移
行するという問題があった。
【0006】また、原子力施設から発生する液体廃棄物
中には、ウランやプルトニウムの核分裂生成物である半
減期が2.1×10年のTc−99が含まれている。
この放射性核種を含む廃液は、I−129の場合と同様
共存するイオンの妨害により選択的にTc−99を分離
することが出来ないため、現状ではセメント固化法やア
スファルト固化法、プラスチック固化法等により固化さ
れている。しかし、Tc−99もこれらの固化体から浸
出するおそれがあり、仮にTc−99を固化体内に固定
化できたとしても、その半減期がやはり長いため、減衰
前に固化体が劣化するという問題がある。さらにI−1
29と同様に、Tc−99は天然鉱物との反応性が小さ
いため、地下水から生活環境中へ容易に移行するという
問題もある。
【0007】原子力施設から発生する廃棄物中の放射性
ヨウ素やテクネチウムのような長半減期の放射性核種の
処理ないし処分に際しては、ヨウ素やテクネチウムを種
々の共存物質が存在する廃棄物中から選択的に分離し、
かつ分離された放射性核種を含有する二次廃棄物は長期
にわたり安定であり、選択分離した放射性核種を処分環
境中で地下中に容易に再放出させないような方法が要求
される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、放射性核種
であるヨウ素を構成原子として有するイオンおよび/ま
たは放射性核種であるテクネチウムを構成原子として有
するイオンを含有する放射性核種含有物中からこれらの
イオンを選択的に吸着することにより、吸着剤に固定化
し、その後は吸着剤が地下水等の液体と接触した場合に
おいても、放射性核種の再溶出を長期にわたり抑止する
ことができる放射性核種含有物の処理方法を提供するも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等は鋭意検討し
た結果、強放射線下での安定性に優れていることが知ら
れている無機イオン交換体を吸着剤とし、また無機イオ
ン交換体として含水酸化ビスマス(III)、含水酸化硝酸
ビスマス(III)、アルミニウム‐マグネシウム複合酸化
物および含水酸化ジルコニウムのうち少なくとも1つを
含むこと、またはこれらのうち少なくとも1つと含水五
酸化アンチモンを併用してなる交換体を用いることによ
り、例えば原子力施設より排出する放射性核種であるヨ
ウ素および/またはテクネチウムを構成原子として有す
るイオン(以下、単に放射性イオンということがあ
る。)、硫酸イオン、硝酸イオン、燐酸イオン、塩化物
イオン、ホウ酸イオンといった種々の陰イオンを含む廃
棄物中の少なくとも放射性イオンを選択的に吸着しかつ
長期的に固定化することができることを見出し、本発明
を完成するに至ったものである。
【0010】即ち、本発明による放射性核種含有物の処
理方法は、放射性核種であるよう素および/またはテク
ネチウムを構成原子として有するイオンを含有する放射
性核種含有物を無機イオン交換体からなる吸着処理剤と
接触させることを特徴とするものである。
【0011】無機イオン交換体として、含水酸化ビスマ
ス(III)、下記組成式(1)で表される含水酸化硝酸ビ
スマス(III)、下記組成式(2)で表されるアルミニウ
ム‐マグネシウム複合酸化物および含水酸化ジルコニウ
ムの少なくとも1つを含むか、またはこれらの少なくと
も1つと含水五酸化アンチモンを併用して含有してなる
ものが好ましく用いられる。
【0012】 Bi(OH)(NO6-x ・nHO (1) (ここで、3.5≦x≦5.5、n:0または正の数) MgAl(2+3x)/2・nHO (2) (ここで、x:1以下の正数、n:0以上かつ1.5以下の数) 以下、本発明について詳細に説明する。無機イオン交換体 本発明において用いる好ましい無機イオン交換体として
は、含水酸化ビスマス(III)、含水酸化硝酸ビスマス
(III)、アルミニウム‐マグネシウム複合酸化物及び含
水酸化ジルコニウムの少なくとも1つを含むが、これら
の少なくとも1つと含水五酸化アンチモンを併用するこ
ともできる。
【0013】含水酸化ビスマス(III)、含水酸化ジルコ
ニウム及び含水五酸化アンチモンは、無機イオン交換体
として知られており、これらは下記一般式で表される。
【0014】 含水酸化ビスマス(III):Bi・nHO 含水酸化ジルコニウム :ZrO・nHO 含水五酸化アンチモン :Sb・nHO (こ
こで、n:正の数) また、本発明において用いる含水酸化硝酸ビスマス物と
しては、特開昭63−60112号に記載された下記組
成式で表されるものが好ましく用いられ得る。
【0015】 Bi(OH)(NO6-x ・nHO (ここで、3.5≦x≦5.5、n:0または正の数) また、本発明において用いるアルミニウム‐マグネシウ
ム複合酸化物は、次の組成式で表される。組成に幅があ
るのは、この化合物は含水酸化マグネシウムに含水酸化
アルミニウムが固溶した構造となっているからである。
【0016】MgAl(2+3x)/2・nHO 上式中、xは1以下の正数であり、nは0以上でありか
つ1.5以下の数である。
【0017】上記のアルミニウム‐マグネシウム複合酸
化物は、アルミニウム化合物、例えば炭酸アルミニウム
または水酸化アルミニウムと、マグネシウム化合物、例
えば炭酸マグネシウムまたは水酸化マグネシウムを、1
以下のAl/Mg原子比になるように混合し、好ましく
は400〜900℃、より好ましくは500〜700℃
で焼成することにより得られる。また、特公昭47−3
2198号公報、特公昭48−29477号公報、及び
特公昭48−29478号公報、等に記載され、下記一
般式で表されるハイドロタルサイトと呼ばれる化合物
を、好ましくは400〜900℃、より好ましくは50
0〜700℃で焼成することによっても得られる。
【0018】 Mg1-x Al(OH)p- x/p ・wHO 上式中、Ap-はCO 2-またはHCO - 等のアニオン
を示し、pは1または2の整数を示し、x及びwはそれ
ぞれ下式を満足する数である。
【0019】0<x≦0.5、 0≦w<1 無機イオン交換体として、含水酸化ビスマス(III)、含
水酸化硝酸ビスマス(III)、アルミニウム‐マグネシウ
ム複合酸化物及び含水酸化ジルコニウムの少なくとも1
つと含水五酸化アンチモンを併用する場合、含水五酸化
アンチモンの割合は、無機イオン交換体の全量100重
量部に対し3〜70部が好ましく、10〜60部が更に
好ましい。
【0020】この場合、中でも、含水酸化硝酸ビスマス
(III)または含水酸化ビスマス(III)と含水五酸化アン
チモンを併用し、含水五酸化アンチモンの割合を無機イ
オン交換体の全量100重量部に対し50部としたもの
は特に、ヨウ素、テクネチウム系イオンを選択的に除去
する効果が優れているので好ましい。
【0021】本発明で用いる無機イオン交換体の形状に
は、特に限定はなく、粉末状であってもよいが、本発明
による処理を容易にするため、即ち放射性イオンを含有
する放射性核種含有物との接触後の分離や、カラム通液
をしやすくするため、結合剤等を用いて粉末状の無機イ
オン交換体を粒状やペレット状に成形したもの、あるい
は粉末状の無機イオン交換体を担体に担持したものであ
ってもよい。放射性核種含有物中の放射性イオンの処理方法 放射性核種含有物中の放射性イオンを選択的に吸着する
には、本発明における無機イオン交換体を、放射性イオ
ンを含有する放射性核種含有物と接触させなければなら
ない。
【0022】ヨウ素を構成元素として有するイオンとし
ては、一般にヨウ化物イオン(I-)、過ヨウ素酸イオ
ン(IO - )、ヨウ素酸イオン(IO - )、次亜ヨ
ウ素酸イオン(IO- )その他I- 、I - 等があ
り、また、テクネウチムを構成として有するイオンとし
ては、過テクネチウム酸イオン(TcO - )等があ
る。
【0023】放射性核種含有物は液体、気体または固体
のいずれかの形態であっても良く、放射性核種含有物を
無機イオン交換体と接触させる方法は、これらを接触さ
せる工程が制御可能であるならば特に制限はなく、バッ
チ式或いは連続式のいずれであっても良い。
【0024】放射性イオンを含有する放射性核種含有物
が液体である場合、これを無機イオン交換体と接触させ
る方法の具体例としては、無機イオン交換体を、放射性
イオンを含有する液体に添加し攪拌することにより、放
射性イオンを含有する液体と接触させた後、無機イオン
交換体を分離する方法、及びカラム等に無機イオン交換
体を充填し、放射性イオンを含有する液体を通液する方
法がある。
【0025】一般に気体中では、放射性イオンは、放射
線等が当たって生ずる気体イオンとして存在する。ま
た、固体表面上に極薄い付着水の層があるので、一般に
固体中では、放射性イオンは、この付着水の層へ溶出し
ている。このため、溶体状の放射性核種含有物の場合と
同様に、気体または固体状の放射性核種含有物の場合
も、これらを無機イオン交換体と接触させることによ
り、放射性イオンを選択的に吸着することが可能であ
る。
【0026】本発明において、無機イオン交換体と放射
性イオンを含有する放射性核種含有物とを接触させる好
ましい時間は、処理すべき対象により一概には決められ
ないが、数分から数時間、場合によっては数日である。
また、両者を接触させる温度は、放射性核種含有物中に
放射性イオンが含有され、無機イオン交換体のイオン交
換特性が維持されるならば何度でもよい。
【0027】放射性イオンを含有する放射性核種含有物
と、これに接触させる無機イオン交換体の使用割合は、
無機イオン交換体の種類によっても異なるが、放射性イ
オンの1meq 当り、無機イオン交換体を1.0g以上と
することが好ましく、放射性イオンを吸着除去する条
件、例えば無機イオン交換体と放射性核種含有物との接
触時間、接触方法または接触温度、あるいは対象液のp
H、対イオン種及び共存イオン種や量等によって適宜調
整すればよい。
【0028】上記の処理により得られた放射性ヨウ素や
テクネチウムを含有する無機イオン交換体は、安定な化
合物であるため、廃棄物処分後に地下水と接触しても吸
着した放射性核種を地下水中に再放出しないという安定
性を長期にわたり有している。
【0029】更に、上記のようにして処理した後に発生
する二次廃棄物の取抜を容易にするために、放射性イオ
ンを無機イオン交換体に吸着させた後、または吸着と同
時に二次廃棄物を適当な固化剤を用いて固化することに
より、放射性イオンが溶出しない固化物として安全に処
理することが出来る。処理方法の具体例として、以下の
方法がある。
【0030】即ち、放射性イオンを含む液状の放射性核
種含有物に無機イオン交換体を添加、混合し、放射性イ
オンを無機イオン交換体に吸着させた後、水分を蒸発等
の手段により除去して濃縮することにより水分を適宜調
整した液状の放射性核種含有物を固化剤と混合すること
より固化する方法や、これとは逆にまずあらかじめ水分
を除去することにより濃縮し、水分を調整した液状の放
射性核種含有物に、無機イオン交換体を添加、混合し、
放射性イオンを無機イオン交換体に吸着させた後、固化
剤と混合することにより固化する方法がある。また、あ
らかじめ無機イオン交換体と固化剤とを混合した吸着処
理剤を液状の放射性核種含有物に添加し、放射性イオン
を無機イオン交換体に吸着させると共に固化する方法が
ある。
【0031】好ましい固化剤としは、セメント、アスフ
ァルト、プラスチックおよびガラス等があり、これらの
粉末または粒状体と無機イオン交換体、および所望によ
り砂、砕石等の骨材、炭酸カルシウム等の充填剤を混合
して吸着固化処理剤として用いることができる。
【0032】吸着固化処理剤における無機イオン交換体
の好ましい配合割合は、吸着固化処理剤の全重量100
重量部当り1〜30重量部であり、1重量部未満では無
機イオン交換体由来の吸着特性が不十分となる恐れがあ
り、30重量部を超えると充分な耐久性を有する固化体
を得ることが困難となる恐れがある。
【0033】上記の固化剤の中で、耐久性を有する固化
体いが安価に且つ容易に得られることから、セメントが
特に好ましい。好ましいセメントとしては、ケイ酸カル
シウム系であるポルトランドセメントおよびアルミン酸
カルシウム系であるアルミナセメント等がある。
【0034】これらの固化剤はいずれも既に知られてい
るものであり、固化方法は固化剤の種類に応じて常法に
従えば良い。
【0035】尚、言うまでもなく、放射性イオンを含む
気体または固体状の放射性核種含有物を処理する場合に
おいても、液状の放射性核種含有物の場合と同様にして
処理することが出来る。
【0036】
【実施例】以下、実施例および比較例を挙げて本発明を
更に具体的に説明する。実施例1 種々の陰イオンが共存する、濃度400mg/lのヨウ化
物イオンを含有する水溶液10mlを、下記の組成を有す
る含水酸化硝酸ビスマス(以下、BiNと略す)1.0
gと、表1に示した条件で接触させた。
【0037】 Bi(OH)4.2 (NO1.8 ・HO 1週間後、BiNを濾別し、濾液中のヨウ化物イオンの
濃度を高周波プラズマ発光分析装置で測定し、その結果
を表1に示した。実施例2 種々の陰イオンが共存する、濃度400mg/lのヨウ化
物イオンを含有する水溶液10mlを、下記の組成を有す
る含水酸化ビスマス(以下、BiOと略す)0.5g及
び下記の組成式を有する含水五酸化アンチモン(以下、
SbOと略す)0.5gと表1に示した条件で接触させ
た。
【0038】 含水酸化ビスマス(III) Bi・HO 含水五酸化アンチモン Sb・2HO 1週間後、BiO及びSbOを濾別し、濾液中のヨウ化
物イオンの濃度を高周波プラズマ発光分析装置で測定
し、その結果を表1に示した。実施例3 種々の陰イオンが共存する、濃度400mg/lのヨウ化
物イオンを含有する水溶液10mlを、BiN0.6g及
びSbO0.4gと表1に示した条件で接触させた。
【0039】1週間後、BiN及びSbOを濾別し、濾
液中のヨウ化物イオンの濃度を高周波プラズマ発光分析
装置で測定し、その結果を表1に示した。比較例1 種々の陰イオンが共存する、濃度400mg/lのヨウ化
物イオンを含有する水溶液10mlを、強塩基性陰イオン
交換樹脂であるアンバーライトIRA−400(ローム
アンドハース社製商品名)1.0gと表1に示した条件
で接触させた。
【0040】1週間後、IRA−400を濾別し、濾液
中のヨウ化物イオンの濃度を高周波プラズマ発光分析装
置で測定し、その結果を表1に示した。比較例2 種々の陰イオンが共存する、濃度400mg/lのヨウ化
物イオンを含有する水溶液10mlを、三酸化ビスマス
(Bi)1.0gと表1に示した条件で接触させ
た。
【0041】1週間後、三酸化ビスマスを濾別し、濾液
中のヨウ化物イオンの濃度を高周波プラズマ発光分析装
置で測定し、その結果を表1に示した。実施例4 種々の陰イオンが共存する、濃度550mg/lのヨウ化
物イオンを含有する水溶液10mlを、下記の組成を有す
るアルミニウム‐マグネシウム複合酸化物(以下、Al
Mgと略す)1.0gと表1に示した条件で接触させ
た。
【0042】Mg0.7 Al0.3 1.15・0.13HO 1週間後、AlMgを濾別し、濾液中のヨウ化物イオン
の濃度を高周波プラズマ発光分析装置で測定し、その結
果を表1に示した。比較例3 種々の陰イオンが共存する、濃度550mg/lのヨウ化
物イオンを含有する水溶液10mlを、強塩基性陰イオン
交換樹脂であるアンバーライトIRA−400(ローム
アンドハース社製商品名)1.0gと表1に示した条件
で接触させた。
【0043】1週間後、IRA−400を濾別し、濾液
中のヨウ化物イオンの濃度を高周波プラズマ発光分析装
置で測定し、その結果を表1に示した。比較例4 種々の陰イオンが共存する、濃度550mg/lのヨウ化
物イオンを含有する水溶液10mlを、三酸化ビスマス
(Bi)1.0gと表1に示した条件で接触させ
た。
【0044】1週間後、三酸化ビスマスを濾別し、濾液
中のヨウ化物イオンの濃度を高周波プラズマ発光分析装
置で測定し、その結果を表1に示した。実施例5 種々の陰イオンが共存する、濃度460mg/lの過ヨウ
素酸イオンを含有する水溶液10mlを、BiN0.5g
及びSbO0.5gと表2に示した条件で接触させた。
【0045】1週間後、BiN及びSbOを濾別し、濾
液中の過ヨウ素酸イオンの濃度を高周波プラズマ発光分
析装置で測定し、その結果を表2に示した。実施例6 種々の陰イオンが共存する、濃度460mg/lの過ヨウ
素酸イオンを含有する水溶液10mlを、AlMg1.0
gと表2に示した条件で接触させた。
【0046】1週間後、AlMgを濾別し、濾液中の過
ヨウ素酸イオンの濃度を高周波プラズマ発光分析装置で
測定し、その結果を表2に示した。実施例7 種々の陰イオンが共存する、濃度460mg/lの過ヨウ
素酸イオンを含有する水溶液10mlを、BiN1.0g
と表2に示した条件で接触させた。
【0047】1週間後、BiNを濾別し、濾液中の過ヨ
ウ素酸イオンの濃度を高周波プラズマ発光分析装置で測
定し、その結果を表2に示した。実施例8 種々の陰イオンが共存する、濃度460mg/lの過ヨウ
素酸イオンを含有する水溶液10mlを、BiO1.0g
と表2に示した条件で接触させた。
【0048】1週間後、BiOを濾別し、濾液中の過ヨ
ウ素酸イオンの濃度を高周波プラズマ発光分析装置で測
定し、その結果を表2に示した。実施例9 種々の陰イオンが共存する、濃度460mg/lの過ヨウ
素酸イオンを含有する水溶液10mlを、BiO0.5及
びSbO0.5gと表2に示した条件で接触させた。
【0049】1週間後、BiO及びSbOを濾別し、濾
液中の過ヨウ素酸イオンの濃度を高周波プラズマ発光分
析装置で測定し、その結果を表2に示した。実施例10 種々の陰イオンが共存する、濃度460mg/lの過ヨウ
素酸イオンを含有する水溶液10mlを、組成式ZrO
・2HOで示される含水酸化ジルコニウム(以下、Z
rOと略す)1.0gと表2に示した条件で接触させ
た。
【0050】1週間後、ZrOを濾別し、濾液中の過ヨ
ウ素酸イオンの濃度を高周波プラズマ発光分析装置で測
定し、その結果を表2に示した。比較例5 種々の陰イオンが共存する、濃度460mg/lの過ヨウ
素酸イオンを含有する水溶液10mlを、強塩基性陰イオ
ン交換樹脂であるアンバーライトIRA−400(ロー
ムアンドハース社製商品名)1.0gと表2に示した条
件で接触させた。
【0051】1週間後、IRA−400を濾別し、濾液
中の過ヨウ素酸イオンの濃度を高周波プラズマ発光分析
装置で測定し、その結果を表2に示した。比較例6 種々の陰イオンが共存する、濃度460mg/lの過ヨウ
素酸イオンを含有する水溶液10mlを、三酸化ビスマス
(Bi)1.0gと表2に示した条件で接触させ
た。
【0052】1週間後、三酸化ビスマスを濾別し、濾液
中の過ヨウ素酸イオンの濃度を高周波プラズマ発光分析
装置で測定し、その結果を表2に示した。実施例11 種々の陰イオンが共存する、濃度1300mg/lの過ヨ
ウ素酸イオンを含有する水溶液10mlを、BiN0.5
g及びSbO0.5gと表3に示した条件で接触させ
た。
【0053】1週間後、BiN及びSbOを濾別し、濾
液中の過ヨウ素酸イオンの濃度を高周波プラズマ発光分
析装置で測定し、その結果を表3に示した。実施例12 種々の陰イオンが共存する、濃度1300mg/lの過ヨ
ウ素酸イオンを含有する水溶液10mlを、BiO0.6
g及びSbO0.4gと表3に示した条件で接触させ
た。
【0054】1週間後、BiO及びSbOを濾別し、濾
液中の過ヨウ素酸イオンの濃度を高周波プラズマ発光分
析装置で測定し、その結果を表3に示した。比較例7 種々の陰イオンが共存する、濃度1300mg/lの過ヨ
ウ素酸イオンを含有する水溶液10mlを、強塩基性陰イ
オン交換樹脂であるアンバーライトIRA−400(ロ
ームアンドハース社製商品名)1.0gと表3に示した
条件で接触させた。
【0055】1週間後、IRA−400を濾別し、濾液
中の過ヨウ素酸イオンの濃度を高周波プラズマ発光分析
装置で測定し、その結果を表3に示した。比較例8 種々の陰イオンが共存する、濃度1300mg/lの過ヨ
ウ素酸イオンを含有する水溶液10mlを、三酸化ビスマ
ス(Bi)1.0gと表3に示した条件で接触さ
せた。
【0056】1週間後、三酸化ビスマスを濾別し、濾液
中の過ヨウ素酸イオンの濃度を高周波プラズマ発光分析
装置で測定し、その結果を表3に示した。実施例13 種々の陰イオンが共存する、濃度185kBq/lのTc−
99を含有する0.1N−NHOH水溶液10mlを、
BiN1.0gと表3に示した条件で接触させた。
【0057】1週間後、BiNを濾別し、濾液中のTc
−99の濃度を液体シンチレーション検出器で測定し、
その結果を表3に示した。実施例14 種々の陰イオンが共存する、濃度185kBq/lのTc−
99を含有する0.1N−NHOH水溶液10mlを、
BiO0.7g及びSbO0.3gと表3に示した条件
で接触させた。
【0058】1週間後、BiO及びSbOを濾別し、濾
液中のTc−99の濃度を液体シンチレーション検出器
で測定し、その結果を表3に示した。実施例15 種々の陰イオンが共存する、濃度185kBq/lのTc−
99を含有する0.1N−NHOH水溶液10mlを、
AlMg0.7g及びSbO0.3gと表3に示した条
件で接触させた。
【0059】1週間後、AlMg及びSbOを濾別し、
濾液中のTc−99の濃度を液体シンチレーション検出
器で測定し、その結果を表3に示した。実施例16 種々の陰イオンが共存する、濃度185kBq/lのTc−
99を含有する0.1N−NHOH水溶液10mlを、
ZrO0.5g及びSbO0.5gと表3に示した条件
で接触させた。
【0060】1週間後、ZrO及びSbOを濾別し、濾
液中のTc−99の濃度を液体シンチレーション検出器
で測定し、その結果を表3に示した。比較例9 種々の陰イオンが共存する、濃度185kBq/lのTc−
99を含有する0.1N−NHOH水溶液10mlを、
強塩基性陰イオン交換樹脂であるアンバーライトIRA
−400(ロームアンドハース社製商品名)1.0gと
表3に示した条件で接触させた。
【0061】1週間後、IRA−400を濾別し、濾液
中のTc−99の濃度を液体シンチレーション検出器で
測定し、その結果を表3に示した。
【0062】
【表1】
【0063】
【表2】
【0064】
【表3】 表1、2、3から、水溶液を無機イオン交換体と接触さ
せた後において、水溶液中のヨウ素系イオン、Tc−9
9の濃度は、比較例1〜9に比較して、実施例1〜16
の場合の方が減少していることがわかる。また、水溶液
中のヨウ素系イオン、Tc−99の濃度は、共存するそ
れ以外の陰イオンの濃度に比較して格段に小さいにもか
かわらず減少していることから、ヨウ素系イオン、Tc
−99が優先的に吸着除去されていることが分かる。実施例17 結合剤としてセピオライトを用いて、約0.5〜1.0
mmの粒径を有する粒状に成形したAlMg100gを、
直径10mmのガラスカラムに充填し、濃度50mg/lの
I0 - と濃度30g/lのNaSOと濃度20g
/lのNaを含有する溶液を、SV=3
-1、温度30℃で通液した。カラム出口液のI0 -
濃度を測定したところ、通液倍率300倍まで5mg/l
以下であった。実施例18 乾燥粉末として100gのセメント及び75gの砕骨材
(砂)に対し、10gのBiN及び10gのSbOを添
加、混合し、更にこの混合物を1g/lの過ヨウ素酸ナ
トリウムを含有する水溶液40gを用いて固化物とし
た。この固化物を1000gの水に添加し、2時間、8
0℃で加熱した。固化物を濾過した後、水中の過ヨウ素
酸イオン濃度を分析した結果、1mg/l以下であった。比較例10 BiN及びSbOを添加しない以外は、実施例18と同
様に固化物を作製し、この固化物からの過ヨウ素酸イオ
ンの溶出を測定した結果、水中の過ヨウ素酸イオン濃度
は35mg/lであった。
【0065】
【発明の効果】本発明の処理方法は、放射性イオンの他
に硫酸イオン、硝酸イオン、燐酸イオン、塩化物イオ
ン、ホウ酸イオンといった種々の陰イオンを含む放射性
核種含有物中から放射性イオンを選択的に吸着し、これ
らのイオンを固定化する上においてすぐれた効果を奏す
る。
【0066】さらには、放射性核種含有物中の放射性イ
オンを本発明により処理した後、または処理と同時に放
射性核種含有物と固化剤を混合することにより、放射性
イオンが溶出せず、取り扱いが容易な固化物として安全
に処理することができる。
【0067】特に無機イオン交換体と固化剤とからなる
吸着処理剤を用いて本発明の処理方法を実施すると、無
機イオン交換体に基づく吸着特性と固化剤に基づく固化
特性を共に発揮させることができるため、極めて簡便に
且つ安全に放射性核種含有物を処理することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和 田 幹 雄 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 相 羽 伸 彦 愛知県名古屋市港区船見町1番地の1 東 亞合成化学工業株式会社名古屋総合研究所 内 (72)発明者 飯 沼 知 久 愛知県名古屋市港区船見町1番地の1 東 亞合成化学工業株式会社名古屋総合研究所 内 (72)発明者 加 藤 秀 樹 愛知県名古屋市港区船見町1番地の1 東 亞合成化学工業株式会社名古屋総合研究所 内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放射性核種であるヨウ素および/またはテ
    クネチウムを構成原子として有するイオンを含有する放
    射性核種含有物を無機イオン交換体からなる吸着処理剤
    と接触させることを特徴とする放射性核種含有物の処理
    方法。
  2. 【請求項2】無機イオン交換体として、含水酸化ビスマ
    ス(III)、下記組成式(1)で表される含水酸化硝酸ビ
    スマス(III)、下記組成式(2)で表されるアルミニウ
    ム‐マグネシウム複合酸化物および含水酸化ジルコニウ
    ムからなる群から選ばれる少なくとも1つを含むか、ま
    たはこれらの少なくとも1つと含水五酸化アンチモンを
    併用して含有してなるものを用いることを特徴とする、
    請求項1に記載の方法。 Bi(OH)(NO6-x ・nHO (1) (ここで、3.5≦x≦5.5、n:0または正の数) MgAl(2+3x)/2・nHO (2) (ここで、x:1以下の正数、n:0以上かつ1.5以下の数)
  3. 【請求項3】無機イオン交換体と固化剤とからなる、請
    求項1記載の処理方法において無機イオン交換体として
    用いられる吸着処理剤。
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