JPH05346150A - 二次元運動装置 - Google Patents

二次元運動装置

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JPH05346150A
JPH05346150A JP15340992A JP15340992A JPH05346150A JP H05346150 A JPH05346150 A JP H05346150A JP 15340992 A JP15340992 A JP 15340992A JP 15340992 A JP15340992 A JP 15340992A JP H05346150 A JPH05346150 A JP H05346150A
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JP
Japan
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axis
movable
axis guide
slider
movable member
Prior art date
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Pending
Application number
JP15340992A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobutaka Arima
宜孝 有馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立及びスライダ21の移動範囲の変更に対
する応答が容易な二次元運動装置を提供することを目的
とする。 【構成】 上記目的を達成するために、X軸方向に延伸
したX軸ガイド部材9A,9Bに両端部を移動自在に支
持されたX方向可動部材15と、Y軸方向に延伸したY
軸ガイド部材11A,11Bに両端部を移動自在に支持
されたY方向可動部材19と、上記X方向可動部材15
及びY方向可動部材19に支持されてX軸,Y軸方向へ
移動自在のスライダ21とを備えてなる二次元運動装置
にして、ベース5上に着脱可能に取付けた複数の支持ブ
ロック7に、前記X軸ガイド部材9A,9B及びY軸ガ
イド部材11A,11Bの両端部を着脱可能に固定して
設け、前記X軸ガイド部材9A,9B及びY軸ガイド部
材11A,11Bに移動自在に支持された複数の可動ブ
ロック13A,13B:17A,17Bに、前記X方向
可動部材15及びY方向可動部材17の両端部を着脱可
能に固定してなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スライダがX,Y方
向へ移動する二次元運動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スライダがX,Y方向へ移動する二次元
運動装置の先行例としては、例えば特開平1−3033
59号公報(以下単に先行例と称す)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、互いに平行に
設けたX方向の一対のボールネジにボールナットをそれ
ぞれ移動自在に螺合し、このボールナットによって前記
スライダをX方向へ移動するためのバー状のX方向可動
部材の両端部を支承した構成であり、Y方向可動部材の
両端部の支持も同様に行なわれている。
【0004】そして、互いに平行に設けた一対のボール
ネジを同期回転するために、上記ボールネジに対し直交
する方向に延伸した回転軸の両端側に、各ボールネジに
連動連結して備えたベベルギアに噛合したベベルギアを
備えた構成である。
【0005】したがって従来は、全体的構成が複雑化す
ると共に、例えばスライダの移動範囲を変更しようとす
る場合には、その対応が困難であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
に鑑みて、本発明は、X軸方向に延伸したX軸ガイド部
材に両端部を移動自在に支持されたX方向可動部材と、
Y軸方向に延伸したY軸ガイド部材に両端部を移動自在
に支持されたY方向可動部材と、上記X方向可動部材及
びY方向可動部材に支持されてX軸,Y軸方向へ移動自
在のスライダとを備えてなる二次元運動装置にして、ベ
ース上に着脱可能に取付けた複数の支持ブロックに、前
記X軸ガイド部材及びY軸ガイド部材の両端部を着脱可
能に固定して設け、前記X軸ガイド部材及びY軸ガイド
部材に移動自在に支持された複数の可動ブロックに、前
記X方向可動部材及びY方向可動部材の両端部を着脱可
能に固定してなるものである。
【0007】
【作用】前記構成において、スライダのX,Y方向の移
動範囲を変更する場合には、長さの異なるX軸ガイド部
材、Y軸ガイド部材に交換し、その両端部を支持ブロッ
クに取付け、かつスライダを支持するX,Y方向の各可
動部材をも交換して、それぞれの両端部を各可動ブロッ
クに取付けることによって対応することができるもので
ある。
【0008】
【実施例】図1を参照するに、本実施例に係る二次元運
動装置1は、複数の支柱3の上部に四角の環状のベース
5を備えている。上記ベース5上の各角部にはそれぞれ
支持ブロック7が取付けてあり、各支持ブロック7に
は、X軸方向に延伸したX軸ガイド部材9A,9Bの両
端部が支持されていると共に、Y軸方向に延伸したY軸
ガイド部材11A,11Bの両端部が支持されている。
上記X軸ガイド部材9A,9BとY軸ガイド部材11
A,11Bは、図1より明らかなように上下に高さを異
にして設けてある。
【0009】前記各X軸ガイド部材9A,9Bにはそれ
ぞれ可動ブロック13A,13Bが移動可能に支持され
ており、この各可動ブロック13A,13Bには、Y軸
方向に延伸したX方向可動部材15の両端部が支持され
ている。
【0010】また、前記各Y軸ガイド部材11A,11
Bにはそれぞれ可動ブロック17A,17Bが移動可能
に支持されており、この各可動ブロック17A,17B
にはX軸方向に延伸したY方向可動部材19の両端部が
支持されている。
【0011】前記X方向可動部材15とY方向可動部材
19は互いに立体交差しており、この立体交差の部分に
は、前記X方向可動部材15に対してY軸方向へ移動可
能に支持され、かつY方向可動部材19に対してX軸方
向へ移動可能に支持されたスライダ21が設けられてい
る。このスライダ21には、本実施例においては、例え
ばロボットハンドのごとき適宜のハンド装置22が上下
動可能に装着されている。
【0012】前記スライダ21をX軸方向およびY軸方
向へ移動し位置決めするために、適宜の固定位置、本実
施例においては支持ブロック7上に装着した第1のサー
ボモータM1によって水平に揺動される第1リンク23
が設けてある。この第1リンク23の支持位置は前記支
持ブロック7上に限ることなく、例えばベース5の外側
に別の支持部を設けて、この支持部にて支持する構成と
しても良いものである。
【0013】また、前記スライダ21には、第2のサー
ボモータM2が装着してあると共に第2リンク25の基
部が固定軸27を介して水平に揺動自在に支持されてい
る。この第2リンク25と上記第2サーボモータM2に
連結した減速機29の出力軸31はボルト等を介して一
体的に連結してある。
【0014】そして、前記第1リンク23の先端部と第
2リンク25の先端部はヒンジピン33を介して枢支連
結してある。
【0015】上記構成により、第2サーボモータM2を
固定した状態において、第1サーボモータM1を駆動し
て第1リンク23を揺動すると、第1リンク23の先端
部はX軸方向及びY軸方向に変位する。この第1リンク
23の先端部のX,Y軸方向への変位は、X方向可動部
材15がX軸方向へ移動し、かつY方向可動部材19が
Y軸方向へ移動することによって吸収される。そして、
スライダ21は、上記X方向可動部材15とY方向可動
部材19との立体交差位置が変位することにより、その
変位に応じてX,Y軸方向へ移動することとなる。
【0016】同様に、第1サーボモータM1を固定した
状態において第2サーボモータM2を駆動すると、第2
リンク25が固定軸27を中心として先端側を水平に揺
動する傾向になる。しかし、第2リンク25の先端部は
第1リンク23の先端部に枢支連結してあるので、第2
リンク25はヒンジピン33を中心として固定軸27側
が相対的に揺動されることとなる。
【0017】すなわち第2サーボモータM2を駆動する
ことによってスライダ21をX,Y軸方向へ変位せしめ
ることができるものである。
【0018】したがって、前記第1,第2のサーボモー
タM1,M2を適宜に制御駆動することにより、拡範囲
に亘ってスライダ21をX,Y軸方向へ移動し位置決め
することができる。
【0019】前記二次元運動装置1の組立が容易である
ように、またスライダ21の移動範囲の変更に容易に対
応できる構成であることが望ましい。
【0020】そこで本実施例においては、図3に詳細に
示すように、各支柱3の上部にはベースプレート35が
設けてあり、このベースプレート35には、各支柱3を
連結する連結ビーム37の端部を複数のボルト39によ
り取付ける取付部が設けてあると共に、前記支持ブロッ
ク7を複数のボルト41により取付ける取付部が設けて
ある。
【0021】また、各支持ブロック7には、X,Y方向
のガイド部材9A,9B:11A,11Bの端部を嵌合
支持する支持穴7Hが設けられている。上記支持ブロッ
ク7の構成としては、図4に示すように、複数の支持穴
7Hが上下2段にかつ直交して設けることが望ましい。
このような構成にすることにより、各支持ブロック7を
共通に使用することができる。
【0022】なお、各ガイド部材9A,9B:11A,
11Bの端部を各支持ブロック7の支持穴7Hに嵌入し
た後に固定する構成としては、固定ネジを使用する構成
やシュパンリングと称されている固定具等の適宜の構成
を採用することができる。
【0023】さらに、各可動ブロック13A,13B:
17A,17Bには、図5に示すように、X,Y方向の
各可動部材15,19の端部を嵌入した後にボルト等に
よって固定可能な支持穴43が設けてある。
【0024】したがって、二次元運動装置1の全体を分
解して現場へ搬送し、現場においての組立を容易に行な
うことができる。また、スライダ21の移動範囲を変更
する場合には、連結ビーム37、ガイド部材9A,9
B:11A,11B、可動部材15,19および第1,
第2のリンク23,25をそれぞれ長さの異なるものに
変更することにより、容易に対応することができる。
【0025】なお、必要によっては、図6に示すよう
に、各支持ブロック7とベースプレート35との間にレ
ベリングブロック装置45を介装する構成とすることに
より、レベル調整を容易に行なうことができる。
【0026】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、本発明によれば、分解した状態においての現
場への搬送及び現場においての組立が容易であり、かつ
スライダの移動範囲が変更されるような場合であっても
容易に対応することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る装置を示す斜視説明図で
ある。
【図2】スライダ部分の断面説明図である。
【図3】支柱や支持ブロック等を組立る状態を示す1部
分の斜視説明図である。
【図4】支持ブロックの斜視図である。
【図5】可動ブロックの斜視説明図である。
【図6】レベリングブロックを用いた場合の説明図であ
る。
【符号の説明】
7 支持ブロック 9A,9B X軸ガイド部材 11A,11B Y軸ガイド部材 13A,13B,17A,17B 可動ブロック 15 X方向可動部材 19 Y方向可動部材 21 スライダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X軸方向に延伸したX軸ガイド部材に両
    端部を移動自在に支持されたX方向可動部材と、Y軸方
    向に延伸したY軸ガイド部材に両端部を移動自在に支持
    されたY方向可動部材と、上記X方向可動部材及びY方
    向可動部材に支持されてX軸,Y軸方向へ移動自在のス
    ライダとを備えてなる二次元運動装置にして、ベース上
    に着脱可能に取付けた複数の支持ブロックに、前記X軸
    ガイド部材及びY軸ガイド部材の両端部を着脱可能に固
    定して設け、前記X軸ガイド部材及びY軸ガイド部材に
    移動自在に支持された複数の可動ブロックに、前記X方
    向可動部材及びY方向可動部材の両端部を着脱可能に固
    定してなることを特徴とする二次元運動装置。
JP15340992A 1992-06-12 1992-06-12 二次元運動装置 Pending JPH05346150A (ja)

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JP15340992A JPH05346150A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 二次元運動装置

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JP15340992A JPH05346150A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 二次元運動装置

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Publication Number Publication Date
JPH05346150A true JPH05346150A (ja) 1993-12-27

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ID=15561859

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JP15340992A Pending JPH05346150A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 二次元運動装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120006140A1 (en) * 2009-05-05 2012-01-12 Chung Yuan Christian University Three-link toggle type positioning platform

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120006140A1 (en) * 2009-05-05 2012-01-12 Chung Yuan Christian University Three-link toggle type positioning platform
US8272334B2 (en) * 2009-05-05 2012-09-25 Chung Yuan Christian University Three-link toggle type positioning platform

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