JPH0534549Y2 - - Google Patents

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JPH0534549Y2
JPH0534549Y2 JP44490U JP44490U JPH0534549Y2 JP H0534549 Y2 JPH0534549 Y2 JP H0534549Y2 JP 44490 U JP44490 U JP 44490U JP 44490 U JP44490 U JP 44490U JP H0534549 Y2 JPH0534549 Y2 JP H0534549Y2
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tea
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は製茶の最終工程で使用される製茶用乾
燥装置に関するものである。
(ロ) 従来の技術及び本考案が解決しようとする課
題 製茶の最終工程で原料製茶に施される乾燥処理
に於ては、その乾燥処理温度の設定が製品に大き
な影響を及ぼすもので、一般に乾燥処理温度が高
くなるに従つて香は良くなる反面色沢が悪くな
り、之と反対に乾燥処理温度が低くなるに従つて
香を良好にすることは難しくなるが色沢は良好に
なる傾向があり、又、乾燥装置に於ける回転胴の
内面に拡散羽根を設けることにより原料製茶に施
される拡散作用の強弱の調整も非常に重要であ
り、一般に上質の原料製茶の場合は余り拡散しな
い方が良く、品質の劣る原料製茶の場合は適切な
拡散を施すことにより良質の製茶に仕上げること
ができるものと考えられるが、従来の製茶用乾燥
装置は、機枠に固定した焙じ室内の下部にガスバ
ーナー等の加熱器を設け、その上方に回転胴を回
転機構に連係させて回転自在に設け、この回転胴
の内面に原料製茶の移送用螺旋帯と拡散羽根とを
設けてなるもので、この種のものは上記拡散羽根
が回転胴の内面に固定されていてその角度調整が
できない為、原料製茶の品質に応じて焙じ室の温
度と回転胴の回転速度とを調整して乾燥処理を施
したものであるが、回転胴の回転速度を調整する
ときは、原料製茶に対する拡散作用の強弱は稍々
変化するものの移送速度が大きく変化してしまう
ので、原料製茶の品質に応じて最も適切な条件の
下で乾燥処理を施すことが困難であつた。
本考案は上記のような従来の欠点を除去し、原
料製茶の品質に応じて拡散羽根の取付角度を容易
に調整できるようにすることにより、原料製茶に
対して最適な拡散が施され、色香豊かな良品質の
製茶に仕上げることができるようにすることを目
的とするものである。
(ハ) 課題を解決する為の手段 上記目的を達成する為、本考案は、機枠2に固
定した焙じ室1内の下部にガスバーナー等の加熱
器4を設け、その上方に駆動モータ12に連係さ
せて内周面に螺旋帯6を設けた多角胴5を設け、
この多角胴5に於ける等間隔に設定した稜線16
に沿わせ且つ多角胴5の前半部と後半部とに各別
に複数の拡散羽根15……15を蝶着し、この拡
散羽根15……15の先端部を作動杆18に固定
した回動腕19に連結杆20を介して連結し、上
記作動杆18は多角胴5の側板7,7′から突出
させ、これに設けたスプロケツト21と補助スプ
ロケツト21′とに多角形状にチエーン22を張
設し、このチエーン22の任意箇所に設けた螺軸
23を軸受24に支持させた螺筒25に螺合させ
たものである。
(ニ) 作用 図面第2図及び第3図に示すように多角胴5に
於ける等間隔に設定した稜線16に沿わせて蝶着
した複数の拡散羽根15……15が多角胴5の内
面に重なつている状態に於て、螺筒25を回転し
て之に螺合させた螺軸23を軸心方向へ移動させ
ることにより、チエーン22を図面第2図に於て
右回転方向へ移動させれば、之に伴つてスプロケ
ツト21,21′が右回転して作動杆18が同様
に右回転するので、この作動杆18に固定した回
動腕19に連結杆20を介して連結した拡散羽根
15……15は連動して図面第4図に示すように
展開するものであるから、上記螺筒25の回転量
を適宜に調整することにより、原料製茶の品質に
応じて最適な拡散作用が施されるように多角胴5
の前半部と後半部とに各別に設けた複数の拡散羽
根15……15の展開角度を夫々各別に調整した
後、加熱器4に点火すると共に駆動モータ12を
作動させることにより多角胴5を回転させてか
ら、投入口27から多角胴5の内部へ原料製茶を
供給すれば、原料製茶は隣接する移送用螺旋帯6
の間に納まつた状態で多角胴5の他側へ向つて次
第に移送されて行き、この移送される間に原料製
茶は加熱器4により加熱された多角胴5からの熱
伝導で効果的に加熱されると共に多角胴5の回転
に伴い上記適切な展開角度に調整された複数の拡
散羽根15……15に乗せられて上方へ移送され
て行き、その後限界点に達して拡散羽根15から
下方へ落下するとき自然に拡散されるので含有水
分とむれ香とが効率良く拡散され、落下した後は
再び多角胴5からの熱伝導で効果的に加熱される
もので、このように加熱作用と拡散作用とを施さ
れることにより、製茶は能率良く色香豊かに乾燥
処理され排出口28から排出されるものである。
(ホ) 実施例 本考案の実施例を図面に付き説明すれば下記の
通りである。
図中1は機枠2に固定した焙じ室で、その上部
に排気口3を設け、下部にはガスバーナー等の加
熱器4を所要数設けて、その使用数の加減、又は
火力の調節により加熱温度を自由に調節できるよ
うにしてある。
5は内周面に原料製茶の移送用螺旋帯6を設け
た多角胴で、その左右両端部に夫々設けた側板
7,7′の外周に一体に設けた螺状レール8を支
持転子9に支持させると共に左側の側板7の外面
にスペーサ10を介して固定したスプロケツト1
1と駆動モータ12の回転軸に設けたスプロケツ
ト13とにチエーン14を張設することにより、
上記加熱器4の上方に回転自在に設けてある。
15……15は多角胴5に於ける等間隔に設定
した稜線16,16,16に沿わせ且つ多角胴5
の前半部と後半部とに各別に蝶着した複数の拡散
羽根で、この拡散羽根15……15の先端部を、
軸受17に支持させて拡散羽根15に並行させて
設けた作動杆18に固定した回動腕19に連結杆
20を介して連結し、上記作動杆18は多角胴5
の左右側板7,7′を貫通させて外側へ突出させ、
これに設けたスプロケツト21と補助スプロケツ
ト21′とに多角形状にチエーン22を張設し、
このチエーン22の任意箇所に設けた螺軸23を
軸受24に支持させた螺筒25に螺合させてあ
る。
尚、26は螺筒25に一体に固定した回動操作
用円板、27は左側の側板7及びスプロケツト1
1とに開口した原料製茶の投入口、28は多角胴
5の右側端部の外周に開口した複数の排出口であ
る。
(ヘ) 考案の効果 本考案は上記のように多角胴の前半部と後半部
とに各別に設けた複数の拡散羽根の展開角度を
夫々各別に調整することができるから、原料製茶
の品質に応じて最適な拡散作用が施されるように
角度調整が可能となるので、上質の原料製茶であ
つても品質の劣る原料製茶であつても可能な限り
良質の製茶に仕上げることができる効果を発揮す
るものである。
又、本考案に係る装置は複数の拡散羽根の展開
角度を同時に調整し得るので、調整操作が容易に
行われ、然もその為に採用された構成も非常に簡
単なものであるから、故障の虞が少ないと共に低
コストで製造できる等の諸特徴を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る装置の一部切欠き正面
図、第2図は同上側面図、第3図は第1図に示す
A−A線の断面図、第4図は拡散羽根の使用状態
を示す同上断面図である。 図中、1は焙じ室、2は機枠、4は加熱器、5
は多角胴、6は螺旋帯、7,7′は側板、12は
駆動モータ、15は拡散羽根、16は稜線、18
は作動杆、19は回動腕、20は連結杆、21は
スプロケツト、21′は補助スプロケツト、22
はチエーン、23は螺軸、24は軸受、25は螺
筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機枠に固定した焙じ室内の下部にガスバーナー
    等の加熱器を設け、その上方に駆動モータに連係
    させて内周面に螺旋帯を設けた多角胴を設け、こ
    の多角胴に於ける等間隔に設定した稜線に沿わせ
    且つ多角胴の前半部と後半部とに各別に複数の拡
    散羽根を蝶着し、この拡散羽根の先端部を作動杆
    に固定した回動腕に連結杆を介して連結し、上記
    作動杆は多角胴の側板から突出させ、これに設け
    たスプロケツトと補助スプロケツトとに多角形状
    にチエーンを張設し、このチエーンの任意箇所に
    設けた螺軸と軸受に支持させた螺筒に螺合させて
    なる製茶用乾燥装置。
JP44490U 1990-01-08 1990-01-08 Expired - Lifetime JPH0534549Y2 (ja)

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JP44490U JPH0534549Y2 (ja) 1990-01-08 1990-01-08

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JP44490U JPH0534549Y2 (ja) 1990-01-08 1990-01-08

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Publication Number Publication Date
JPH0392983U JPH0392983U (ja) 1991-09-20
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ID=31504392

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