JPH05345320A - 乾燥装置 - Google Patents

乾燥装置

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JPH05345320A
JPH05345320A JP15515492A JP15515492A JPH05345320A JP H05345320 A JPH05345320 A JP H05345320A JP 15515492 A JP15515492 A JP 15515492A JP 15515492 A JP15515492 A JP 15515492A JP H05345320 A JPH05345320 A JP H05345320A
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Japan
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hot air
hopper
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conical
air supply
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Taizo Miyazaki
泰三 宮崎
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 この乾燥装置は、下部を円錐状としたホッパ
ー10と、前記ホッパー内に配された算盤玉状の熱風当
り部材24であって、少なくともその下部の逆円錐状部
28が前記ホッパー円錐状部の内側に位置している熱風
当り部材と、前記ホッパーの円錐状部12に熱風を供給
する熱風供給管30であって、前記ホッパー円錐状部の
周りに複数設けられ、各管は先端側ほど下方となるよう
に傾斜して配されており、各管の軸心の延長線が前記熱
風当り部材の下方の逆円錐部の周面に到達するように位
置している熱風供給管と、前記熱風当り部材から上方に
延びる軸20と、この軸から横方向に延びる羽根22と
からなる撹拌部材とを有している。 【効果】 材料の均一な流動化がはかられる。また、材
料がホッパー下部にたまりにくい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は乾燥装置に関し、詳し
くは、粒状物の乾燥装置に関し、さらに詳しくは、粒状
合成樹脂材料の乾燥による結晶化のための装置、その他
の乾燥装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】上記の乾
燥装置には種々のものがある。
【0003】例えば、ホッパー下部の円錐部の内側に他
の円錐状体を配し、両者間の空間に上方の複数個所から
熱風を供給して、下程先細になった空間によるベンチェ
リー効果によって熱風を高速化し、ホッパー下部で熱風
流を反転させて、円錐状体内に配した算盤玉(2つの円
錐体を底面を併せて合体させたような形)様の当り部材
を介して上方に送り、ホッパー内の材料を撹拌部材によ
って撹拌しつつ前記の熱風によって乾燥しようとするも
のである。
【0004】しかし、この装置においては、熱風の供給
が少なくなったり停止すると、ホッパーと当り部材との
間の空間に材料が入り、その結果、撹拌部材の羽根が回
転できなくなる。
【0005】また、前記の空間に材料が附着して永く残
留して、材料の変質を招きやすい。これを掃除により除
去するためには、ホッパーの円錐部を別体として、ホッ
パー上部と円錐部とに合致するフランジを設けておく必
要があるが、このような構造のため重量が大きく、円錐
部の開閉が困難である。
【0006】さらに、熱風がホッパーへ供給されると
き、まず、当り部材に衝突し、しかるのち、ホッパーと
当り部材との空間を熱風が通過し、前記空間下端で熱風
が上方へ方向転換するので、熱風流に対する抵抗が大き
く、熱風流が大きな損失を受ける。
【0007】従来の他の乾燥装置として、さらに、実公
昭58−35456号に示すものがある。これは、ホッ
パー下部の逆円錐部の内側に、逆円錐状の導流板を設け
て、両者間に一個所から熱風を供給するものである。
【0008】この装置は、前記の第1の従来装置と同様
の問題点を有する他、次の欠点もある。
【0009】すなわち、熱風供給は1ヶ所からであり、
ベンチェリー効果による高速化もないので、熱風が導流
板の内面全周に均しく拡散せず、偏流を生じる。
【0010】また、ホッパー内の材料が流動化し、全体
として浮上することがない。そのため、未結晶材料が固
まるので、これを初期から投入することはできない。
【0011】さらに、前記の実公昭58−35456号
の逆円錐状の導流板を多孔のパンチングメタルにより形
成したものもある。これは、パンチングメタルの孔から
熱風を上昇させようというものであるが、とりわけ導流
板の上部においてパンチングメタルに目詰りが生じ、所
期の目的を達成できない。
【0012】さらに、実公昭58−3035号に示す装
置がある。これは、ホッパー内部において、ホッパー下
部の円錐部よりやや上方において、円錐状すなわち陣傘
状の拡散筒を設けたものである。これは、ホッパー円錐
部にある材料に対する圧力が大きいために、材料粒がこ
われて粉が発生しやすく、また、材料が均一に流れにく
い。
【0013】この発明は、以上の種々の従来装置が有す
る欠点を解消しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の乾燥装置は、
下部を円錐状としたホッパーと、前記ホッパー内に配さ
れた算盤玉状の熱風当り部材であって、少なくともその
下部の逆円錐状部が前記ホッパー円錐状部の内側に位置
している熱風当り部材と、前記ホッパーの円錐状部に熱
風を供給する熱風供給管であって、前記ホッパー円錐状
部の周りに複数設けられ、各管は先端側ほど下方となる
ように傾斜して配されており、各管の軸心の延長線が前
記熱風当り部材の下方の逆円錐部の周面に到達するよう
に位置している熱風供給管と、前記熱風当り部材から上
方に延びる軸と、この軸から横方向に延びる羽根とから
なる撹拌部材とを有している。
【0015】
【作 用】熱風供給管により熱風は下向きに傾斜して供
給され、熱風当り部材の逆円錐状部の周面に当り、これ
により、旋回流が均一に生じ、材料の流動化がはかられ
る。また、熱風供給管が傾斜しているので、材料がホッ
パー下部に残らず、そのため、熱風が供給されていない
ときでも、撹拌部材は円滑に回転する。
【0016】
【実施例】ホッパー10の下部は逆円錐状部12として
形成され、ホッパー10の上部には、材料投入口14、
排風管16、回転機構18が設けられている。20は回
転機構18により回転する軸であって、この軸20から
横方向に羽根22が延びており、全体として、材料の撹
拌部材を構成している。装置の上方には不図示の排風管
が設けられている。
【0017】軸20の下端には熱風当り部材24が固定
されている。この部材24は算盤玉状である。つまり、
上方の円錐部26と下方の逆円錐部28とが合体した形
に形成されている。その際、少なくとも逆円錐部28
は、ホッパーの逆円錐状部12の内部に位置している。
【0018】ホッパーの逆円錐状部12の周囲には6個
の熱風供給管30が配されている。図1にはその1つの
みを示す。各管30は先端側ほど下方に位置するように
傾斜しており、その先端32は、ホッパー逆円錐状部1
2の周面において内方に開口している。管30の軸心の
延長線は熱風当り部材24の逆円錐部28の周面に至る
ように形成されている。
【0019】管30の角度すなわち熱風流の垂直軸に対
する角度は、一方では、急なほどよい。その理由は、
(1) 熱風の旋回流が生じやすく、(2) 熱風が上方へ均等
に流れやすく、また、(3) 材料が管の入口に入りにく
く、したがって、熱風が流れないときにも撹拌部材によ
る撹拌が可能である、からである。しかし、他方では、
前記のとおり、管30を通る熱風は熱風当り部材の下方
逆円錐部28に当るものでなければならない。すなわ
ち、熱風の到達点を下方に下げすぎると、旋回流が生じ
なくなるからである。上の2つの要請から、管30の角
度は適当に定められなければならない。一例として、下
方逆円錐部28の母線の垂直軸に対する傾斜角を30°
とすると、この母線に対する管30の傾斜角は30°が
好ましい。
【0020】複数の熱風供給管30は円周方向に延びる
リング管34により連結されている。このリング管34
は一方側36が熱風供給源に接続され、他方側38は途
切れている。このようにリング管34を2分割にしたの
は、リング管34が連続していると、各熱風供給管30
に熱風が均一に供給されにくいからである。
【0021】また、熱風供給管30の数は多すぎると、
供給線36から遠い側の管30では熱風が充分流れず、
逆に近い側の管30では過剰の熱風が流れる。また、管
30が少なすぎると、均一な旋回流を生じにくい。いず
れにしても均一な熱風流を得られない。
【0022】管30は、図示のように、軸方向にほぼ同
径であり、その先端は傾斜していることが好ましい。す
なわち、先端を径小にすると、旋回流を生じにくく、熱
風流に対する抵抗が大である。また、先端を斜めに切断
していると、旋回流は生じやすい。また、このようにす
れば、熱風流が拡散することなく、当り部材24に衝突
しやすい。そして、衝突することによって熱風が拡散す
る。
【0023】ホッパー下部の逆円錐状部12と当り部材
24との間の隙間40は広すぎると旋回流を生じず、狭
すぎると材料が排出されにくいので、この観点から適切
な隙間とすることが必要である。
【0024】
【発明の効果】熱風供給管により傾斜した熱風流を熱風
当り部材の逆円錐状部分の斜面に当てるようにしたの
で、旋回流を生じやすく、熱風を均一に拡散できるの
で、材料の均一な流動化がはかられる。また、熱風供給
管が下向きに傾斜しているので、材料がホッパー下部に
たまりにくく、熱風が供給されていないときでも、撹拌
部材を容易に作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の装置を示す縦断面図。
【図2】前記の装置の作用を示す要部断面図。
【図3】熱風供給管の構造を示す説明図。
【符号の説明】
10……ホッパー 12……ホッパーの円錐状部 20……軸 22……羽根 24……熱風当り部材 28……逆円錐状部 30……熱風供給管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部を円錐状としたホッパーと、 前記ホッパー内に配された算盤玉状の熱風当り部材であ
    って、少なくともその下部の逆円錐状部が前記ホッパー
    円錐状部の内側に位置している熱風当り部材と、 前記ホッパーの円錐状部に熱風を供給する熱風供給管で
    あって、前記ホッパー円錐状部の周りに複数設けられ、
    各管は先端側ほど下方となるように傾斜して配されてお
    り、各管の軸心の延長線が前記熱風当り部材の下方の逆
    円錐部の周面に到達するように位置している熱風供給管
    と、 前記熱風当り部材から上方に延びる軸と、この軸から横
    方向に延びる羽根とからなる撹拌部材とからなる乾燥装
    置。
JP15515492A 1992-06-15 1992-06-15 乾燥装置 Expired - Lifetime JPH0813465B2 (ja)

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JP15515492A JPH0813465B2 (ja) 1992-06-15 1992-06-15 乾燥装置

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JPH05345320A true JPH05345320A (ja) 1993-12-27
JPH0813465B2 JPH0813465B2 (ja) 1996-02-14

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